クラウドソーシングで仕事を始めてみたいけど、中には「おすすめしない」という声もある。
本当のところはどうなの?
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
事実、ネット上には「クラウドソーシングはおすすめしない」という声が多く、実際に始めてみてよいものか分からないこともあるはずです。
そこで今回は、本当にクラウドソーシングがおすすめできないのかを検証するため、理由や評判などを探っていきます。
実はクラウドソーシングで成功する方法も存在するため、最後にそのコツもまとめています。
ぜひ最後までご覧ください!
クラウドソーシングをおすすめしない理由4つ
クラウドソーシングで働いたり、副業することはおすすめしないという声は、ネットを中心によく耳にします。
確かにクラウドソーシングは、人によって働きやすさに大きく差が生まれるのは事実です。
しかし、「おすすめしない」などのネット上の意見は、単に個々の主観に則っている場合も珍しくありません。
ここでは、本当にクラウドソーシングがおすすめできないのかを検証するため、まずはおすすめしない派の理由から探っていきます。
クラウドソーシングで稼げるマニュアルが少ない
クラウドソーシングでは、主に個人が企業などから仕事を請け負います。
一人で一から仕事を開始することも多く、会社員のように先輩が親身になって業務方法を教えてくれるわけではありません。
また、現在はまだクラウドソーシングに関する書籍やマニュアルなども少ない環境です。
そのため、初めてクラウドソーシングを利用する方にとっては、右も左も分からない状態になりがちです。
仕事のことがよく分からなければクライアントが求める品質の納品ができず、いつまで経っても稼げない状態が続いてしまいます。
稼げるようになるまでに時間がかかる
クラウドソーシングでクライアントから依頼される仕事は、クライアントの収益に直結する高品質な納品物が求められます。
しかし、始めたばかりの人が高品質な納品物を生み出すことは困難です。
納品物の品質を高めるためには、長い時間をかけて実績と経験を積むことが欠かせません。
よって、クラウドソーシングで稼げるようになるには、ある程度の時間がかかります。
一方でクラウドソーシングには、簡単に稼げるというイメージも存在します。
簡単に稼げる感覚でクラウドソーシングを始めた人は、現実とのギャップに困惑し、実績と経験を積む前に諦めてしまう場合も珍しくありません。
初心者の内は単価が低い
業務経験者を除き、クラウドソーシングの多くの初心者向け案件は単価が低くなっています。
初心者向け案件の単価が低い理由として、高品質な納品物が提供できないことが大きいでしょう。
たとえば、ライターの場合、高単価な案件ほど高度な技能が必要です。
文章テクニックはもちろん、SEO(記事の検索順位を上げる施策)や専門的な知識・情報を提供できるかがカギを握っています。
しかし、こうした知識やテクニックはライターをしばらく続けて初めて身に付くものです。
他の職種も同じように、初心者の内ほど簡単で低単価の仕事にしか採用されず、なかなか高い収入を得にくい事情があります。
悪質なクライアントが存在する
クラウドソーシングには悪質なクライアントが存在し、「クラウドソーシングはおすすめしない」などの悪い評判に繋がる大きな一因となっています。
もちろん、クラウドソーシングを利用するクライアントの全てが悪質なわけではありません。
しかし稀に、個人情報の取得を目的に仕事を応募したり、相場よりも相当に安い価格で発注を出すクライアントも存在します。
中には納品を行ったのに報酬を支払わないケースもあり、クラウドソーシングを利用する場合は注意が必要です。
クラウドソーシングでおすすめしない職種・案件
大手のクラウドソーシングでは、100種類以上の職種を扱っていることもあります。
職種が多い点はメリットでもありますが、決して良いことばかりではありません。
職種選びを間違ってしまうといつまでも稼げないこともあり、仕事は真剣に選んでいくべきでしょう。
ここではクラウドソーシングでおすすめしない職種・案件を紹介していますので、以下を参考に仕事選びを進めてみてください。
アンケートモニター
アンケートモニターとは、企業の商品やサービスに関するアンケート調査に参加して報酬を受け取る案件です。
クラウドソーシングでは数多くのアンケートモニターの仕事が存在します。
アンケートモニターの仕事は短時間で終わるものが多く、忙しい方や副業に向いています。
しかし、他の仕事に比べて圧倒的に単価が低い点がデメリットです。
相場としては1件5~20円程度で、数多くこなしてもお小遣いの足しにもならないことも珍しくありません。
また、個人情報を提供することにもなるため、安全面の心配もリスクとなります。
文字起こし・テープ起こし
文字起こし(テープ起こし)とは、音声ファイルの内容を文章に書き直す仕事です。
クライアントから音声ファイルを受け取り、テキストファイルで納品します。
単に音声を文章化するだけなので簡単そうにも思えます。
しかし実際は、1件作成するだけでも大変な時間がかかる高度な仕事です。
たとえば、人が話す速度はタイピング速度より遥かに速く、初心者の内ほど何度もプレーヤーの一時停止と巻き戻し、再生ボタンを押さなければなりません。
非常に手間で時間のかかる作業な上、クライアントによってはさらに整文も求められます。
整文とは、「あー」や「えー」など音声の余計な言葉を削り、文章として読みやすく修正する方法です。
文字起こしを1件完成するだけでも丸一日以上かかることも多く、単価も作業分に見合わないことも珍しくないため、おすすめの仕事とは言えないでしょう。
代理購入
代理購入とは、クライアントに成り代わって特定の商品を購入し、納品の形でクライアントへ商品を発送する仕事です。
そもそも多くのクラウドソーシングでは、この代理購入を禁止していることも少なくありません。
なぜなら、代理購入の仕事では詐欺行為が蔓延しているからです。
クライアントがわざわざ代理購入を依頼する理由は、不正アフィリエイト報酬の獲得がほとんどです。
クライアントが関わっているアフィリエイトサイトを経由してワーカーに商品を購入させることで、クライアントは労せずアフィリエイト収入を得ることができます。
代理購入を行ったワーカーは、たとえ悪意が無くても加担行為としてペナルティ対象となるため、クラウドソーシングでは絶対に行ってはいけません。
簡単作業
簡単作業とは、文字通り誰にでもできる極めて簡単な案件のことです。
主に次のような仕事が当てはまります。
- データ作成・入力
- カテゴリ分類
- 商品発送作業
- ポスティング
- 各種代行作業 など
誰にでもできるだけあり、非常に単価が低い点が特徴です。
また、簡単作業をおすすめしない最大の理由は、実績や経験として役に立たないことにあります。
クラウドソーシングでは、実績や経験がそのまま報酬に転嫁されることも多いと言えます。
実績や経験が重宝される中で簡単な作業ばかりしていては、いつまで経ってもスキルや経験が蓄積されず、月数千円程度のお小遣い稼ぎに終始してしまいます。
せっかくクラウドソーシングを始めるなら、ライターやデザイナー、プログラマーなどの実績に繋がる職種を選ぶようにしましょう。
クラウドソーシングをおすすめしない人の声
年齢:25歳
何か良い副業がないかとクラウドソーシングを初めてみました。
データ入力やアンケートモニターなど簡単な仕事を行っていましたが、予想以上に単価が低く、なかなか思ったように稼げないのが現状です。
Webデザインやコーディングなどの仕事は単価の高いものもありますが、案件の内容を見ると敷居が高いような感じがして第一歩が踏み出せません。
もう少し初心者向けのタスク案件などが増えてくれれば良いかと思います。
年齢:27歳
タスク形式の仕事はどれも簡単で、気軽に取り掛かれるため良い印象を受けました。
ただ、プロジェクト形式の仕事は、なかなか受注が取れずに困りました。
私は副業で主にライター案件に応募していますが、本業との兼ね合いから集中して執筆時間をとることができません。
応募する際もその旨をクライアントに伝えるようにしていますが、採用される確率は低く、やはり専業で活躍されている別のライターさんに人気が集まっているような感じがします。
結果的には単価の低い仕事やタスク案件に応募するしかなく、クラウドソーシングではあまり稼げないのかなという印象を受けました。
クラウドソーシングをおすすめしない人の評判は上記の通りです。
思ったように仕事が獲得できず、低単価の仕事では満足できないという声が多くなっていました。
一方、初心者でも気軽に仕事を開始できるタスクの人気は高く、中級者・上級者へとどのようにステップアップしていくかに頭を悩ませる人が多いようです。
クラウドソーシングがおすすめできないのは本当?好評する人も
年齢:30歳
クラウドソーシングは男性よりも女性の方が有利なのではないかと思います。
仕事の募集要項を見ていると、「女性歓迎」という文面をよく目にします。
仕事で分からない部分はクライアントが親切丁寧に教えてくれるため、今まで特に不満なくクラウドソーシングを利用してきました。
また、何度か同じ職種の仕事を行っていると、クライアントから提供されるマニュアルや仕様書などに共通のルールが存在することも分かります。
「あ、この業界ではこういう仕様が基本なんだな」ということが徐々に分かってくれば仕事にも慣れるので、基本的にどんどん単価は上がっていきます。
年齢:26歳
組織で働くことが苦手な私にとって、クラウドソーシングは自分らしい働き方ができる最適な環境だと感じています。
確かに最初の内こそ単価の低い仕事が中心となりますが、苦しい状態でどれだけ踏ん張れるかが大切なのだと思います。
私は3年間ほどクラウドソーシングでライターを行い、経験を積んでいく内に文字単価が2倍、3倍と上がっていきました。
慣れてくるとクラウドソーシング外で直接受注をとることもあるため、クラウドソーシングは本格的にライターを始めるきっかけとして最適です。
クラウドソーシングをおすすめする人の評判は上記の通りです。
最初の内は単価が低い仕事も多いという点は、皆さんの共通事項として目立っていました。
一方で、クラウドソーシングをおすすめする人はある程度継続して利用している方が多く、単価は徐々に上昇していくことを挙げる意見も珍しくありません。
クラウドソーシングで成功するためには、継続力が必要なことが分かります。
クラウドソーシングに向く人・向かない人
クラウドソーシングで働くかどうかを迷う場合、ネット上の「クラウドソーシングはおすすめしない」という情報だけで決断をすることは危険です。
なぜなら、ネット上の意見や評判には個々の主観が入っているからです。
また、クラウドソーシングの成功には向き・不向きが大きく関わっています。
もちろん、クラウドソーシングに向かない人も努力次第で成功が可能ですので、あくまで参考までに以下を確認してください。
クラウドソーシングに向く人
クラウドソーシングに向いている人は、主に次の条件に該当しています。
- 会社規則に縛られず、ある程度自由に働きたい人
- 組織の人間関係に悩まされたくない人
- 努力した分だけ収入が欲しい人
クラウドソーシングでは、自分の働く時間や仕事量などを自由に調整できます。
クライアントから指定される納品ルールは守る必要がありますが、会社のような細かい規則は存在しません。
また、初心者の内こそ収入が低めなクラウドソーシングも、実績を積めば会社員より稼げるようになることも珍しくありません。
そうなれば自分の頑張りが実収入に直結するため、公平性を感じやすいと言えるでしょう。
クラウドソーシングに向いていない人
クラウドソーシングに向いていない人は、主に次の条件に該当しています。
- 自分で全てを管理するのが大変で嫌な人
- 安定した収入が無いと大きな不安を抱えてしまう人
- 自分に最適な働き方や環境整備を考えることが面倒な人
クラウドソーシングでは、クライアントから直接お金をもらうプロのフリーランスとして働くことになります。
フリーランスは、自分の仕事はもちろん、資金や時間などあらゆる物事を自身で管理しなければなりません。
また、毎月決められた収入が入ってくるわけではないため、生半可な気持ちで続けることは難しいと言えます。
ただし、上記に該当する場合でも、まず副業から始めてみるのも方法の一つです。
クラウドソーシングで成功する6つのコツ
クラウドソーシングをおすすめしないという意見は、あくまで他者のものであることを忘れてはいけません。
大切なことは「クラウドソーシングは良いか悪いか」ではなく、「クラウドソーシングで成功するためにはどのようにすれば良いか」ということです。
事実、クラウドソーシングを利用して成功している方はたくさんいらっしゃいます。
ここではクラウドソーシングで成功するコツを6つに分けてお伝えしていますので、ぜひご参考ください。
始めは実績と経験蓄積に時間を費やす
成功と収入の多さは必ずしも結び付きませんが、高収入の事実は成功の一つの目安になることは間違いないでしょう。
クラウドソーシングで収入を高めるには、実績と経験が不可欠です。
どんなに良いライターやデザイナーも、始めの内は必ず下積みを行っています。
クラウドソーシングにおける実績とは、クライアントにアピールできる材料だと考えてください。
たとえばライターの場合、執筆したメディアのURL情報や文章ファイルが実績にあたります。
実績を積むため、始めの内は低単価の仕事も受ける機会が多くなることでしょう。
しかし、低単価の仕事にも腐らず、将来の成功を夢見て実績蓄積に集中することが大切です。
専門的なスキルを身に付ける
クラウドソーシングでは、専門的なスキルがあるほど高単価な報酬として還ってきます。
ライターの場合を例に挙げると、ファイナンシャルプランナーや社労士、理学療法士などの資格があるほど有利です。
専門的な記事は誰でも書けるわけではないため、クライアントからの需要が高まり、報酬も高くなるという仕組みです。
悪質なクライアントに気を付ける
悪質なクライアントに捕まると時間やお金がムダになることから、対処方法を身に付けておくことも成功法則の一つです。
クラウドソーシングには、クライアントとワーカーを評価する制度が存在します。
5つ星で評価するサイトの場合だと、星4.5以下のクライアントとは仕事をしないなどのルールを作っておくと、ある程度は悪質クライアントを避けることができます。
また、業務を開始する時は、必ずクライアントの仮払い状況を確認しましょう。
クラウドソーシングでは、クライアントが仮払いを行ってからワーカーが作業を行います。
サイトのルールで認められている以上、仮払い前に作業する義務はないため、仮払い前の作業を強要されてもきっぱりと断って構いません。
クライアントとの関係を大切にする
クラウドソーシングでは、クライアントが最も大切と言っても過言ではありません。
ワーカーの収入はクライアントの発注によって成り立っているからです。
また、しばらく同じクライアントと仕事をしていると、今までとは全く異なる仕事を依頼してくれたり、知り合いのクライアントを紹介してくれることもあります。
クライアントとは一生仕事をする気持ちで、失礼のない言動を心掛けましょう。
発注者の立場を経験してみる
クラウドソーシングを利用する場合、自らも発注者としてワーカーに仕事を依頼してみることをおすすめします。
たとえば、自分のブログの1記事をライターに外注してみたり、Webデザインの仕様書を他者に依頼するなどです。
発注資金は必要になりますが、数回の発注だけなら1~2万円程度で済みますし、他者に仕事を依頼することでコスト以上に学べることがたくさんあります。
実際に発注してみると分かりますが、しっかりとマニュアルやルールを通知していても、規定通りに納品してもらえないことも少なくありません。
発注者の立場に立つと、ルールをしっかりと守るワーカーの存在がいかに貴重なものであるかが分かるでしょう。
また、ワーカーの納品物を検収するにも意外と骨が折れるものです。
クライアントの苦労を知っているか知らないかで、今後の自分の仕事に対する意識や熱意が大きく変わってきます。
長期間継続する
実務経験のある人は別として、クラウドソーシングで成功するにはある程度の時間が必要です。
初心者の内はクライアントに提供する作品の質もどうしても低くなってしまうため、単価が低くなることは仕方ありません。
会社員の場合も同じく、新入社員ほど給料が安く、仕事に慣れるほど収入は高まります。
しかし、仕事に慣れない内に辞めてしまう人は、いつまで経っても安い給料のまま働かなければならないでしょう。
クラウドソーシングの場合も同じです。
仕事に慣れるまでは下積み期間だと思い、経験と実績を積んで収入を上げていくことを意識してみてください。
【補足】悪質なクライアントに対処する方法
クラウドソーシングでは、悪質なクライアントに悩まされるワーカーが多いことも事実です。
そこで、悪質なクライアントに対処する具体的な方法についても補足的にお伝えしておきます。
悪質なクライアントを避けるには、以下のように自分なりのルールを設けておきましょう。
- 評価の悪いクライアントの仕事は受けない
- 同じ案件を大量に募集しているクライアントの仕事は受けない
- 本人確認を行っていないクライアントの仕事は受けない
クラウドソーシングでは、ワーカーがクライアントの評価情報を自由に閲覧できます。
多くのクラウドソーシングで5つ星評価を行っており、悪質性を見る一つの目安となります。
クラウドワークスの場合は評価が甘めなので、4.8以下のクライアントの仕事は受けない方が良いでしょう。
一方、評価が厳しめのランサーズだと、4.5以下のクライアントが危険と言えます。
評価情報には過去に仕事をしたワーカーの声も記載されているため、ぜひ参考にしてください。
また、同じタイトルの案件を大量に募集するクライアントにも注意しましょう。
大量募集が必要ということは人の出入りが激しい証拠です。
クライアント自体に何かしらの問題があったり、そもそも悪質な目的で人手を募集している可能性もあり、なるべく手を出さないことをおすすめします。
クラウドソーシングでおすすめの職種・案件
クラウドソーシングでおすすめの職種・案件は次の3つです。
- ライター
- プログラマー
- Webデザイナー
上記の仕事はいずれも、簡単作業に比べてハードルが高めです。
しかし、初心者からスタートすることが可能、経験を積むほど収入が飛躍的に上がっていくという点で共通点があります。
ライター
ライターはクライアントから検索キーワードや執筆テーマをもらい、主にWeb上の記事を書いていく仕事です。
Web上の記事とは、私たちが普段からPCやスマホで検索して出てくる情報ページを指します。
検索順位が1位に近付くほど記事を読んでくれる読者数が多くなるため、意図的に検索順位を高めるSEO(検索エンジン最適化)の技術が求められます。
最初の内は、SEOを意識せずに書けるタスク作業などで文章力を磨きましょう。
ある程度文章テクニックが付くと、専門書籍やクライアントのマニュアルをしっかりと読み込んでSEOの技術も学んでいきます。
すると、検索結果で上位を目指せる記事を書けるようになり、クライアントから重宝され、単価も上昇していきます。
他の職種に比べ、初心者でもスタートしやすいタスク案件が多いため、クラウドソーシングではおすすめの仕事です。
プログラマー
プログラマーは、様々なプログラミング言語を使ってデザインやシステムを実際の形にする仕事です。
基本的には、システムエンジニアが作成した仕様書をもとに、システムが実際に稼働するようにプログラムを書き上げていきます。
プログラマーの収入は、自分の得意なプログラミング言語によって大きく差が出ます。
プログラミング言語の種類は数えきれないほど存在するため、需要が高く、なおかつ専門性が高いものほど単価が上がります。
Webデザイナー
Webデザイナーは、IllustratorやPhotoshopなどのソフトを使い、Webサイトのデザインを行う仕事です。
クライアントからはモックアップ(完成模型)や完成イメージを受け取り、デザインに起こしていきます。
デザインの配置や内容について頻繁にクライアントと打ち合わせすることが多く、他の職種よりコミュニケーションスキルが求められます。
クライアントによってはデザインに加えてコーディングを依頼する場合もあり、HTMLやCSSの知識もあれば更に収入アップも目指せます。
おすすめしたいクラウドソーシング3選
2020年5月22日時点で、クラウドソーシングの数は大小合わせて30社を超えます。
ワーカーにとっては選択肢が多くて良さそうに思えますが、どのクラウドソーシングを選んでも良いわけではありません。
クラウドソーシングによって案件数の豊富さやシステム利用料、システムの使いやすさなどが異なるからです。
ここでは、是非ともおすすめしたいクラウドソーシングを3つ紹介しています。
クラウドワークス
クラウドワークスは、数あるクラウドソーシングの中でも最大手です。
中小のクラウドソーシングに比べて仕事量が圧倒的に多く、登録しておけば受注に困ることはありません。
特に、ライティング案件に関しては業界でも最多の数を誇ります。
ただし、システム利用料が20%(受注金額によっては5%まで減少)も発生するため、報酬とコストとのバランスをしっかりと考えて受注を行いましょう。
ランサーズ
ランサーズもクラウドワークスに並び、業界大手のクラウドソーシングです。
仕事量が圧倒的に多いことに変わりはありませんが、ライティング案件よりもIT系(デザインやプログラム系)の仕事が多くなっています。
また、クライアントから直接スカウトが届くこともあるため、しっかりと実績を蓄積し、魅力的なプロフィールページを作成しておけば仕事を獲得しやすくなります。
クラウドワークスと同じくシステム利用料は20%なので、ランサーズの場合もコストには注意しましょう。
ココナラ
クラウドソーシング選びで注意しなければならないことは、経営サイトのパワーバランスです。
パワーバランスが低ければ発注量が異常に少なく、高度なスキルを持っていても受注獲得に困ることになります。
一方、ココナラの場合は自分から得意な仕事やスキルをアピールすることができます(ココナラでは出品と呼ばれています)。
出品した内容に興味があればクライアントから直接スカウトが届くため、特定の実務経験やスキルを持っている人には有利です。
まとめ
クラウドソーシングをおすすめしないという人もいれば、中にはクラウドソーシングを推奨する人もいることは事実です。
クラウドソーシングが良いか悪いかは相性によっても異なります。
ただし、最低でも半年ほどは仕事を行ってみてから判断することをおすすめします。
ライターやプログラマーなど、経験を積むことで収入も上がるケースが多いからです。
他者の意見を参考にすることも大切ですが、あくまで参考程度にとどめ、まずは第一歩を踏み出すところからスタートしてみてはいかがでしょうか。
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