「ハンドメイドを売りたいけどクリーマ(Creema)ってどうなの?」
「クリーマ(Creema)を使って副業で稼げるか知りたい」
「クリーマ(Creema)で効率的に稼ぐ方法を知りたい」
と考えておられませんか?
この記事では、ハンドメイド作家がよく使っているクリーマ(Creema)について、システムやクリーマ収入が上がるコツなどを徹底解説します。
クリーマ(Creema)は日本大手のソーシャルマーケット
クリーマは日本大手のハンドメイド作品を扱うソーシャルマーケットです。
自分の作ったアクセサリーやレザー商品、手芸作品などの雑貨をネット上で売り買いできます。
インターネットのフリーマーケットを想像すると、イメージしやすいのではないでしょうか?
2010年にオープンして以来、16万人のユーザーを持ち、850万以上の作品が出品されています。
日本のハンドメイドを扱うソーシャルマーケットの中では、ミンネと並んでトップクラスです。
ハンドメイド作家の平均収入は3万円代!
単刀直入に言うと、ハンドメイド作家が得ている平均収入は3万円代です。
3万円という金額に対して…
という2つの意見があるでしょう。
ハンドメイドの月収入平均額が一応に3万円と言っても、作業目的は人それぞれ異なります。
趣味の一環として、マイペースで作業している人も、独立して毎日忙しく作業している人も含めての平均額が3万円なのです。
もちろん、10万円以上の収入を上げている人もいますが、10万円以上の売り上げ作家は、全体の1%と言われています。
ネット上やフリーマーケットなどの媒体を利用し、ハンドメイド作家として活動する人の数が多いことが伺えるのではないでしょうか?
稼ぐためには現実的な目標を設定することが大切!
ハンドメイド作家としていきなり高収入を上げるのは、簡単ではありません。
クリーマ初心者はまず、3万円の売り上げを現実的な目標設定にすると良いでしょう!
目標額に到達した時の達成感も味わえ、クリーマを続けていくモチベーションにもつながります。
いきなり「ガッツリ稼ぐ!」と意気込むより、3万円のボータを超えた後で5万円→10万円と徐々に収入目標を増やすことの方が現実的です。
クリーマ(Creema)の使用量&手数料について
クリーマの使用量、手数用について、クリーマの公式サイトには以下の記事が出ています。
出店料・出品料
無料 (出店や出品に対して費用は一切かかりません)成約手数料・決済手数料
作品、素材の販売: 成約時に商品金額の一律10%(税別)
フードの販売: 成約時に決済総額の一律 14%(税別)
台湾、香港サイトでの販売: 成約時に決済総額の一律 20% + 1取引あたり40円の決済手数料(税別)
対象 成約手数料 作品、素材の販売 10%(税別) フードの販売 一律 14%(税別)※1 台湾、香港サイトでの販売 一律 20%(税別)※1,2,3 ※1:決済総額に対するパーセンテージ※2:別途1取引あたり40円の決済手数料(税別)がかかります※3:成約手数料にかかる税は台湾の営業税となり、一律5%です(2019年9月1日現在)
振込手数料 として、売上のお受け取り時に発生する以下の金額
- 合計金額が30,000円未満:176円(ジャパンネット銀行の場合は55円)
- 合計金額が30,000円以上:275円(ジャパンネット銀行の場合は55円)
できるだけ、引かれる料金を節約したい場合はジャパンネット銀行を利用するとよいでしょう。
クリーマ(Creema)を使うメリット
平均の月収が3万円と言われていても、多くの人が活用するのは、クリーマを使うメリットが大きいからです。
クリーマを使うメリットは、大きく分けて下記の3つです。
以下では、クリーマを使用して、ハンドメイド活動をすることのメリットについて徹底解説します。
簡単にオンラインショップが開設できる
自分の作品を販売するお店を持つというのは、小さいころから持ってた夢だったかも。 夢叶う、かな♪
【あったかフェルトのスマホケース 】ハンドメイド、手仕事のマーケットプレイス Creema https://t.co/QSnmlqyfZm
— pangasuki55 (@pangasuki55) August 24, 2017
クリーマを使う最大のメリットは、2分で簡単にオンラインショップが開けることです。
初心者が1人で実際にショップを開く場合、SNSやネット上で広告を出したり、法律上の手続きをしたりと、いきなりいろいろな作業を始めるのは難しいといえるでしょう。
慣れていない上、細かい事務作業が必要になるため、ハンドメイド作品以外でも多くの時間を取られます。
クリーマを開設することで、難しい手続きが必要なくなりますので、ハンドメイドに専念できるのがメリットです。
今は自分のショップを持っている人も、まずクリーマから始めた人も存在します。
自宅で作業ができるので、趣味を仕事とする夢を叶えることが可能となるのです。
自宅で副業やフリーランスができる
ハンドメイド販売とは・・・
ハンドメイド販売という副業の形もあります。ハンドメイドという言葉の通り、 自分でアクセサリーや雑貨、インテリア用品などを手作りします。そして、 「minne と Creema」などのハンドメイド販売サービスで販売するという副業 です。— 赤堀和彦 @情報発信戦略プロデューサー (@kizuna_akahori) April 29, 2020
クリーマの使用により、自宅で副業やフリーランスが可能となります。
子育て中で外に働きに出られない人や、休日を利用して副業したい人が自宅て働くのにぴったりです。
- 子供が寝ている時間を作業に当てる
- 週末の暇な時だけ作業しよう
などの、自由な働き方が可能です。
自分の得意を、仕事にして、ちょっとした収入を得ることが実現します。
フードカテゴリーもある
クリーマではフードカテゴリーの出店も可能です。
クリーマのサイトを見ると、おしゃれなクッキーやケーキなどの焼き菓子や、ジャムやシロップなどの保存食を中心にたくさんの商品が展開しています。
どれもとても可愛く、アイデアが詰まった商品で、ちょっとしたプレゼントにもできる商品が多いのが特徴です。
お菓子作りが得意な人やラッピングた得意な人は、ギフト向けのお菓子を展開するのもいいでしょう。
初期投資がいらない
クリーマでオンラインショップを開設したり、商品をアップしたりするのは無料です。
商品が売れた場合、打上げ金額から手数料が引かれるシステムとなっています(詳しい手数料については後ほど解説します)。
ショップの維持費や在庫を抱えなくて良いので、初期投資してオンラインショップを開く必要がありません。
初心者がトライしやすい、嬉しいメリットと言えるでしょう。
中国語版で香港、台湾へ海外進出もできる
クリーマの面白い特徴は海外進出も可能なことです。
クリーマでは台湾、香港に向けての出品も可能なので、日本を超えてショップを展開できます。
いずれは海外進出したいと夢見ている人は、クリーマを利用するのもいいでしょう。
中国語専用サイトを作る必要がなく、同じマイページ内で、管理できるので面倒な作業が入りません。
作品単位で、中国語版へ出品するも決定できるので、とても便利です。
中国語ネイティブのスタップが対応してくれたり、中国語翻訳機能がついていたりとサポート体制も万全なので、中国語が得意でない人も安心して使用できます。
クリーマ(Creema)を使うデメリット
クリーマを利用するにあたってのデメリットは以下の通りです。
次項ではクリーマのデメリットについて具体的に解説します。
手数料を高いと思う人がいる!
クリーマは売上少ないと手数料高いし締め日から入金まで1ヶ月かかるので売り手側としては使いづらいけど買い手側としては使いやすい気がする
— 魚有 (@2718T0) October 14, 2018
売る側としてクリーマを利用しているの多くが嘆いているのは、クリーマの手数料が高いことです。
参考までにクリーマで雑貨品を販売した場合、売り上げの10%が手数料として取られますし、振込手数料も必要となります。
この手数料を、高いと見るか、オンラインショップを使わせてもらっている安心料金とみるかは本人次第です。
いきなり売れるわけではない
クリーマに登録したからと言って、いきなり商品が売れるわけではありません。
ライバルとも言える、ハンドメイド作家が数多く登録し、多くの商品を出しているため、商品が売れるようになるには工夫する必要があります。
写真の撮り方、魅力的な商品の紹介文、迅速で丁寧なサポートなど小さな積み重ねが大切です。
登録したらすぐに収入につながると思っている人は、
と、がっかりする可能性があります。
クリーマ(Creema)で収入が上がるコツとは?
先ほども紹介した通り、クリーマで売れるようになるには、工夫が大切です!
売り上げをアップさせるためにできるコツは次の通りです。
- 人気のカテゴリに絞る
- 自分が続けられる商品にする
- オリジナル感のあるものにする
- 写真の撮り方、文章の書き方を魅力的なものにする
- クリーマの作品販売のコツを参考にする
人気のカテゴリを絞る
クリーマでは売れやすい人気のカテゴリーがありますので、人気のカテゴリーを絞って出品するのも1つの方法です。
売れやすいカテゴリーとは、次のものが挙げられます。
レザー商品は、男女を選びませんし、幅広い年齢層に使用してもらえる安定した人気カテゴリーです。
長くじっくりエイジングを楽しみながら使用できるので気に入ってもらうと、リピーターになったり、口コミでさらに広がる可能性もあるでしょう。
アクセサリー類、スマホケース、子供向け商品は、買い換える頻度が高い商品です。
アクセサリーやスマホケースをたくさん所有し、気分によって変えたい人は多いですし、子供も成長に合わせて必要なものが変わってきます。
買い換える頻度が高い商品を扱うと、リピーターも狙いやすいでしょう。
自分が続けられる商品にする
クリーマに登録したからと言っていきなり売れ始めるわけではなく、軌道に乗るのに時間がかかります。
そのため、自分自身が続けられる、負担がかからない商品をアップすることが大切です。
具体的には以下のような工夫ができます。
続けやすいようにしておくと、軌道に乗った後でも比較的スムーズに作業が進められるでしょう。
オリジナル感のあるものにする
クリーマには同じような作家さんがゴロゴロ存在しているので、オリジナル感のあるものにすることができます。
例えば以下のような工夫ができるでしょう。
自分のロゴを作ることでブランド感が出て、それだけでオリジナル感が出ます。
「アクセサリーやスマホケースは季節によって変えたい!」という人も珍しくありません。
そんなユーザーをターゲットにして、季節感のあるものを上手に取り入れることもおすすめです。
財布やバッグ、スマホケースなど普段使いにするものは、日常生活で使うときに「これ便利!」という工夫を施していることで、オリジナル感を出している作家さんも多くいます。
例えば財布なら、「小銭の出し入れがしやすい」、「カードがたくさん入る」、「邪魔にならない」ための工夫を施し、それを売りにして大々的にアピールできるでしょう。
ただ作るだけでなく、人と違うオリジナル感を考えることが大切です。
写真の撮り方、文章の書き方を魅力的なものにする
写真の撮り方、文章の書き方によって、人に与える印象は大きく変わります。
商品をアップする時に、最も重要なのは1枚目の写真です。
例えばクリーマサイト内で「アクセサリ→ピアス」の欄ではたくさんのピアスが並んでいます。
本当にたくさんある商品の中で皆さんはどうやって1つの商品をクリックするでしょうか?
1枚目の写真は最も見られやすい写真で、多くの人は1枚目の写真をもとに、クリックします。
クリックしてもらわなければ、作品について知ってもらうこともできません。
そのためには、商品をできるだけ魅力的に写す必要があるのです。
モデルさんを使ったり、できるだけ商品を大きく見やすいように写真を撮ったりするなど、写真の撮り方、加工の仕方を工夫しましょう。
商品の説明もできるだけ丁寧に行います。
- どんなシーンで使用したらいいのか
- どんな服に合わせるのがおすすめか
- どんな使い方ができるのか
など実際にその商品を使っていることを相手がイメージしやすい文章を心がけましょう。
クリーマ(Creema)の作品販売のコツを参考にする
クリーマには作品販売のコツについてのアドバイスのサイトがありますので、参考にすると良いでしょう。
その中には作品が売れるための具体的な方法が載せられていますが例えば以下のものがあります。
本当に具体的なので、初心者のうちはしっかりと読み込み試してみることをおすすめします。
クリーマ(Creema)の値段の付け方を考える
値段の付け方を考えましょう!
材料費、送料、手数料、梱包代などを考えて値段設定する必要がありますので、激安根はつけれません。
あまり激安根をつけすぎると、購入者側も「本当に大丈夫だろうか?」と、品物のクオリティーを疑う可能性もあります。
大体の相場は以下の通りです…
- レザー製品:3000~10000円(カバン、財布、キーケースかなど商品によっても変動あり)
- スマホケース:2000~7000円(素材、デザインによっても変動あり)
- アクセサリ類:1500〜(ピアスの場合)
初心者の場合、先輩作家さんの値段設定を参考にするのもいいでしょう。
クリーマ(Creema)とミンネ(minne)を併用するのがコツ!
ミンネはクリーマと同じく日本大手のソーシャルマーケットです。
ハンドメイド作家として活動したいなら、クリーマとミンネを併用するのもおすすめです。
ここでは、クリーマとミンネを併用するメリットについて具体的に紹介します。
クリーマとミンネを併用するメリットとは?
クリーマもミンネも同じくネットショップの開設や商品のアップは無料で、初期投資がかかりません。
そのため同じ作品を2つにサイトにアップすることにより、商品を知ってもらうチャンスをできるだけ増やすことができるでしょう。
同じ写真を使うことができるので、手間がほとんどかかりませんし、売れる確率が高くなるのでおすすめです。
収入が多い人はクリーマ(Creema)とミンネ(minne)を併用している!
SNSやる時間があるならクリーマ、ミンネと本気で向き合おう。#ハンドメイド
— 売れてるハンドメイド作家のB面 (@handmadebbb) October 13, 2020
ハンドメイド作家としてある程度収入が得られるようになった人のほとんどは、クリーマとミンネを併用して利用しています。
できるだけ多くの人が商品を見てくれる機会を作ることが、売れるための先決なのです。
初心者がいきなり2つのサイトを同時開設するのは難しいですが、「まずはクリーマで、その後ミンネで…」と徐々に進めていくのがいいでしょう。
まとめ
ハンドメイド作家として活動したい人にとって、クリーマは初心者が始めやすい場所だと言えます。
クリーマを使うことのメリットは以下の通りです。
- 簡単にオンラインショップが開設できる
- 自宅で作業できる
- フードカテゴリーもある
- 初期投資がいらない
- 海外進出もできる
クリーマのデメリットは以下の通りです。
- 手数料を高いと思う人もいる
- いきなり売れるわけではない
特に、ハンドメイド作家の平均月収の金額が3万円代で、いきなりガッツリ稼げるわけではないことを、頭に入れておきましょう!
まずは3万円の売り上げを目標に諦めないで、コツコツ努力しましょう!
努力するためにできることは以下の通りです。
- 人気のカテゴリに絞る
- 自分が続けられる商品にする
- オリジナル感のあるものにする
- 写真の撮り方、文章の書き方を魅力的なものにする
- クリーマの作品販売のコツを参考にする
クリーマを利用して、ハンドメイドを楽しみながら活動し、趣味を仕事にする場だと考えるなら気負わずに続けることができます。
自分の商品が購入され、相手に使ってもらったり、お客さんの喜びの声や口コミを読んだりするときの感動はひとしおです!
オンラインショップを夢見ていた人も、夢が叶う日が来るかもしれませんよ!
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