この記事を読まれているあなたはこんなふうに思われているかもしれません。
クラウドワークスで、
「請求書など各帳票はどうやって発行されるの?」
「発注者請求書払いにするにはどうしたらいいの?」
「契約金額の支払いはいつ?」
と悩まれている方も多いと思います。
そこで今回は、クラウドワークスでの請求書など各帳票発行方法、発注者が請求書払いにする方法、契約金額支払いのタイミングなど、徹底解説いたしましたのでぜひ参考にしてみてください。
クラウドワークスで請求書などの帳票発行方法は?
クラウドワークスで各帳票を発行するタイミングや方法は、帳票によって異なります。
クラウドワークス上で発行することができる帳票は以下の7種類です。
②納品書
③検収書
④請求書
⑤領収書
⑥支払調書
⑦源泉徴収票
それでは具体的な発行方法を解説しますね。
発注書
契約後に発注者の契約詳細画面から、発行することができます。
発注者が発行すると、受注者の契約詳細画面から印刷できるようになるのです。
納品書
契約後に受注者の契約詳細画面から、発行するとができます。
受注者が発行すると、発注者の契約詳細画面から印刷できるようになるとのことです。
納品書を発行することで発注書と比較し、ミスがないか確認することができますね。
検収書
検収完了後、発注者の契約詳細画面から発行可能です。
発注者が発行すると、受注者の契約詳細画面から印刷できるようになります。
検収書とは、受注者から納品された成果物に対して、問題なく納品されたことを発注者が点検した際に発行される書類です。
検収書発行は、発注者はそれ以降成果物に対して、例外を除いてクレームを主張しないことを承諾した意味合いがあります。
その為、発注者は慎重に検収をする必要があるので気をつけてくださいね。
請求書
発注者が仮払いをした後の画面で発行することができます。
仮払い後も、個別契約の詳細画面、支払画面、タイムシート画面(時間単価制の場合)からも発行可能です。
クラウドワークスでは、Paidと言う会社がクラウドワークスの代わりに発注者へ請求するので、発行元はPaidです。
領収書
検収完了後、ページ上部メニューバーの支払い画面から発行することができます。
個別契約の詳細画面、タイムシート画面(時間単価制の場合)からも発行することができます。
領収書とは、発注者がクラウドワークスに契約金額を支払った後に、クラウドワークスが代金を受け取ったことを証明する為の書類です。
支払調書
受注者が発注者に対して「源泉徴収票有」と設定している場合のみ、発注者の契約詳細画面または支払い画面から発行することができるとのことです。
受注者が源泉徴収票を求めているかどうかは、発注者の契約詳細画面下部から確認できます。
支払調書を発行したかどうかは、発注者の支払い画面から確認できます。
未発行の場合は支払い調書が黄色枠で表示、発行済の場合は白枠で表示されるようです。
※クラウドワークスはあくまで受注者と発注者のマッチングのための場なので、支払調書上の支払い者はクラウドワークスではなく発注者になります。
※コンペ形式、タスク形式は源泉徴収設定することができません。
支払い調書とは、雇用主を持たない個人事業主に対して発行されます。
そして、受注者がきちんと報酬を税医務所に申告しているか照らし合わせる為に、発注者が税務署に提出する書類です。
源泉徴収票
源泉徴収の設定ができる契約の場合、契約時に受注者が発注者に依頼することができます。
源泉徴収設定は契約金額を提示する画面、条件変更リクエスト画面から可能です。
※コンペ形式とタスク形式は源泉徴収設定できません。
※源泉徴収票の発行元はクラウドワークスではなく、発注者です。
源泉徴収とは、報酬を支払う側が納めるべき税金を予め差し引いて、報酬の支払いを行う制度のことです。
「給与所得の源泉徴収票」では、報酬を支払う側が事前に徴収した所得税額を確認することができます。
各帳票の発行方法はこれで完璧ですね。
それでは次に、発注者が請求書払いをする場合の疑問点を解説していきます。
クラウドワークスで請求書払いにするには?請求書払いの気になる疑問を解決!
次に、発注者が請求書払いにする際の以下の疑問を解決します。
・請求はいつ締め?請求書はいつ発行されるの?
・請求書払い(Paid)の場合、受注者への支払はいつ?
・請求書払い(Paid)で契約が途中終了した場合も請求されるの?
・請求書払い(Paid)の口座振替の引き落とし通知書が届くのはいつ?
請求書払いにするにはどうすればいい?
クラウドワークスで請求書払いにするには、発注者が請求書払い(Paid)の与信審査に通過する必要があります。
請求書払い(Paid)を利用できるのは、以下に当てはまる場合です。
・屋号を持つ個人事業主
・官公庁
・教育機関
・マンション管理組合 等
請求書払い(Paid)は申請がしやすい為、より多くの発注者が請求書払いを利用できることが利点です。
請求はいつ締め?請求書はいつ発行されるの?
請求のタイミングは毎月末締め、翌月末払いです。
請求書は、郵送の場合翌月10日頃まで、PDFの場合は月初3営業日にPaid管理画面から確認することができます。
支払いが翌月末になると余裕ができて嬉しいですし、請求書をPDFで確認すれば翌月の月初に確認できて便利ですよね。
請求書払い(Paid)で契約が途中終了した場合も請求されるの?
請求書払い(Paid)で契約が途中終了した場合の支払いはキャンセルされ、請求はされないので安心してください。
相手がいるビジネスなので、納品完了するまで何が起こるかわかりませんよね。
一度契約したら完了させることが大前提ですが、やむを得ない場合は請求のキャンセルをしてもらえるので安心ですね。
請求書払い(Paid)の口座振替の引き落とし通知書はいつ届くの?
請求書払い(Paid)の場合、引き落とし通知書は月初3営業日目にPaid管理画面にてPDFで確認することができます。
請求書と同じく、引き落とし通知書もPDFで確認することができるので、このような経理上の雑務を早く済ませることができるのは良いですよね。
どうしても紙ベースで欲しいと言う方は、PDFを印刷して保管しておきましょう。
発注者が請求書払いにするには与信審査に通過する必要があるので、難しいと感じる人も多いと思います。
しかし、請求書払いにすればメリットもありますので、請求書払いを検討中の方はぜひ申請してみてください。
それでは次に、気になる請求書(Paid)についての気になる疑問を解決していきます。
知らなきゃ損!?クラウドワークスで請求書払い(Paid)がおすすめ!
クラウドワークスで請求書払い(Paid)を利用すれば、請求書の保存も楽チンです。
次は請求書払い(Paid)の以下について解説していきます。
・請求書払い(Paid)を利用するには?
・請求書払い(Paid利用)のメリット2つ
請求書払い(Paid)って何?
請求書払い(Paid)とは、請求書発行、督促、代金回収などをクラウドワークスの代わりに行うサービスです。
クラウドワークスで請求書を発行するには請求書払い(Paid)の与信審査に通過する必要がありますが支払いを掛売りにしたり、請求書をデータ管理できたりと便利です。
申込手続きはとても簡単なので、気軽に申請することができます。
Paid webサイト https://paid.jp/
請求書払い(Paid)を利用するには?
請求書払い(Paid)の申請完了後、仮払いを行う際の支払い方法選択画面で請求書払いが選択可能になります。
※全ての支払いが請求書払いになるわけではなく、支払い毎に通常と同じく以下の支払い方法が選択可能です。
・クレジットカード決済
・銀行振込
・Paypal決済
※審査には当日〜3営業日かかります。
請求書払い(Paid利用)のメリット2つ
請求書払いには2つのメリットがあります。
①掛売り取引が可能
請求書払い(Paid)以外の支払い(銀行振込、クレジットカード、Pay Pal)ですと、仮払い時点で契約金額を支払う必要がありますね。
しかし、請求書払い(Paid)を利用すれば、後払いにすることが可能です。
後払いの分、当月分の支払いを別の支払いに充てることが可能できますね。
②Paid管理画面からいつでも請求書を確認できる
Paidを利用すれば、管理画面からいつでも請求書を確認することができるので、書類整理も楽チンです。
請求書払い(Paid)についてのお問い合わせ先
以下は請求書払い(Paid)の審査についてやサービスについてのお問い合わせ先です。
Paidはクラウドワークスとは別会社なので、請求書払い(Paid)に関してのお問い合わせはクラウドワークスではなく以下にしましょう。
Paidサポートデスク https://paid.jp/v/do/inquiry
請求書払い(Paid)の魅力をご理解いただけましたね。
与信審査さえ通過すれば、クラウドワークスでの手続きは簡単なので、ぜひ検討してくださいね。
ここでみなさん気になるのが、発注者が請求書払い(Paid)にした場合、受注者への支払いはどうなるのかと言うことですよね。
そこで、次はみなさん気になる契約金額について解説していきます。
契約金額はいつまでに振り込めば良い?請求書払い(Paid)の場合受注者への支払いはいつ?
契約金額を支払うのは仮払いのタイミング!
発注者が契約金額を支払うタイミングは、仮払いのタイミングです。
ここで多くの方が勘違いしてしまうのが、発注者が契約金額を支払うタイミングと、受注者が受け取るタイミングは異なります。
このシステムを仮払いと言います。
仮払いは以下の流れです。
②発注者の検収が終了した段階でクラウドワークスが受注者に報酬を支払う
仮払いのタイミングは以下仕事の種類によって変わります。
◯プロジェクト形式(固定報酬)
受注者と発注者の契約が成立後、契約金額を仮払いします。
※仮払いが済まされなければ受注者は業務を開始できません。
◯プロジェクト形式(時間単価制)
受注者と発注者の契約が成立後、毎週日曜日までに発注者が翌週分の想定稼働時間分の契約金額を仮払いします。
◯コンペ形式・タスク形式
発注者が仕事を募集する前に、クラウドワークスが発注者へ報酬金額の請求をします(仮払い)。
仮払い後、募集が開始されるのです。
発注者が請求書払い(Paid)の時、受注者への支払いも遅れるの?
請求書払い(Paid)の場合も報酬が受注者へ支払われるタイミングは変わりません。
どのタイミングでクラウドワークスが受注者へ報酬を支払うかは、仕事の種類によって変わります。
◯プロジェクト形式(固定報酬)
受注者が納品し、発注者が検収すると報酬が確定します。
◯プロジェクト形式(時間単価制)
タイムシート上で働いた分の報酬確定は翌週金曜日です。
◯コンペ形式
採用作品が納品され、発注者のデータ確認が完了した時に報酬が確定します。
※ネーミング・アイデアの仕事のみ、受注者が採用された時点で報酬が確定するようです。
◯タスク形式
受注者の作業が発注者に承認された段階で報酬が確定します。
発注者が契約金額を支払うタイミングと、受注者の報酬確定のタイミングについてご理解いただけましたか?
この仮払いのシステムのおかげで、受注者も発注者も気持ちよく仕事をすることができるんですね。
続いては知らないと怖い、発注者と受注者の直接請求書取引のお話です。
クラウドワークスの手数料の意味って?直接請求書取引が危険な理由2つ!
受注者のみなさん、クラウドワークスの手数料って何の為に支払うかわかりますか?
知らないと、あなたもトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。
続いては以下について解説します。
・クラウドワークスの手数料の意味
・直接取引が危険な理由2つ
①直接取引はクラウドワークス上で違反行為
②発注者側が報酬を支払わない危険性がある
③クラウドワークスの運営が難しくなる
クラウドワークスの手数料は安全保証代
クラウドワークスは登録無料ですが、受注者が報酬を受け取る際にシステム手数料を払わなければいけません。
このシステム手数料は報酬によって5%〜20%かかります。
高い…と思う方が多いと思いますが、このシステム手数料に受注者は守られているんですよ。
クラウドワークスのプロジェクト形式では、受注者が作業に取り掛かる前に発注者が仮払いを行いますよね。
この仮払いを行うことで、受注者の報酬が保証されています。
また、初心者がいきなりクラウドワークスの様なクラウドソーシングサイトを使わずに契約を取ることはとてもハードルが高いですよね。
仮に直接契約が取れたとしても、その発注者が良い発注者とは限りません。
クラウドワークスが間に入ってくれることで、早く楽に安全に在宅ワークの仕事を取ることができているんです。
もし詐欺などにあってしまったら、莫大な金額を騙し取られてしまうかも知れません。
そう考えれば、クラウドワークスの手数料は安いですよね。
直接取引が危険な理由2つ!
①直接取引はクラウドワークス上で違反行為
②発注者側が報酬を支払わない危険性がある
①直接取引はクラウドワークス上で違反行為
受注者と発注者が直接取引をすることはクラウドワークスのルールで禁止されています。
もし直接取引を執拗に要求してくる発注者がいたら、事務局へ通報しましょう。
②発注者側が報酬を支払わない危険性がある
受注者と発注者が直接取引をした場合、システム手数料は発生しませんが、何か問題があってもクラウドワークスは助けてくれません。
あなたが一生懸命頑張って納品したのに、報酬が支払われないなんてこともあります。
各帳票の発行の為、あなたの住所や本名をを発注者へ伝えることが必要です。
ルール違反になるだけでなく、安全性にも問題がありますね。
③クラウドワークスの運営が難しくなる
クラウドワークスでマッチングされた受注者と発注者が直接取引してしまうと、クラウドワークスに手数料が入らず、運営ができなくなってしまうんです。
こういったクラウドワークスの様なマッチングサイトがあることで、初心者でも気軽に在宅ワークをすることが可能になります。
クラウドワークスで決められたルールはしっかりと守りましょう。
クラウドワークスを通り越して直接取引してはいけない理由はお分かりいただけましたね。
ルール違反やトラブル防止の為にも、直接取引は止めましょう。
まとめ:クラウドワークスで請求書など帳票発行法を徹底解説!
今回は【!クラウドワークスで請求書など帳票発行する方法】を解説しました。
まとめると
・クラウドワークスで請求書払いにするには、発注者が請求書払い(Paid)の与信審査を通過する必要がある
・請求書払い(Paid)とは、請求書発行、督促、代金回収などをクラウドワークスの代わりに行うサービス
・請求書払い(Paid)のメリットは以下2つ
① 掛売り取引が可能
②Paid管理画面からいつでも請求書を確認できる
・クラウドワークスの手数料は安全を保証する為に必要
となります。
今回の記事が各帳票をスムーズに発行できる手助けになれば嬉しいです。
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