「クラウドワークスで生計は立てられないという情報を見て不安に感じている」
「会社員を辞めてクラウドワークスだけで生計を立てたい」
「クラウドワークスで生計を立てるためのノウハウが知りたい」
この記事を読んでいるあなたは、こんなふうに思っているかもしれません。
そこで今回は、クラウドワークスで生計を立てるためのノウハウを徹底解説します!
クラウドワークスだけで生計は立てられる!
さっそくですが、クラウドワークスで生計を立てることは十分可能です。
生計を立てるうえで重要なキーワードは、
・専業
・高単価
・継続
です。ひとつひとつ見ていきましょう。
専業でやるのはマスト
クラウドワークスで生計を立てるのであれば、専業で行うのは大前提です。
逆にいうと、副業でクラウドワークスを利用して月20万以上稼ぐというのは、現実的ではありません。
なぜなら、物理的に時間が足りないからです。
まず、クラウドワークスで仕事をするためには、
・募集案件をリサーチ
・応募(提案文作成)
・クライアントと連絡を取る
など、受注前にやることだけでもそれなりの時間を費やします。
加えて、テスト納品や単価交渉をしてようやく採用に…。
他に本業があった場合、どうしても時間が足りないですよね。
そして当然、受注した後の作業時間も限られます。

副業だと作業時間が確保できない⇒収入に限界があるということですね。
高単価の案件を選ぶ
すでにクラウドワークスである程度の経験を積んできたのであれば、単価の高い案件に注力してみてください。
単価の高い案件とは具体的にいうと、ライターであれば1文字1円以上の案件です。
クラウドワークスの募集を見ていると、たまに下記のようなフレーズを見かけませんか。
・初心者大歓迎
・みんなで一緒に成長しましょう!
上記のような案件はだいたい単価が低く、かつ対価に対して仕事内容が割に合わないことが大半です。
たとえば文字単価0.5円を切るような案件や、情報のリサーチに異常な時間を要する案件など…。
もちろん初心者や未経験の場合に、ステップアップとして経験するのは良いでしょう。
しかしクラウドワークスで生計を立てるという観点でいうと、文字単価1円未満の案件は現実的ではありません。
すぐに結果を求めるのは落とし穴【初心者向け】
初心者が陥りがちなのが、結果を求めすぎて最初から高単価案件に飛びつくことです。
報酬ばかりに気を取られると、高単価案件を受けてもなかなか受からず落ち込んだり、受かったとしても付いていくのに必死だったりして、結局続かない可能性があります。
初心者や未経験で自信がないという場合は、単価の低い案件(0.5円以下)を受けてみるのも良いでしょう。
初心者が低単価案件を受けるメリットは次の通りです。
【初心者が低単価案件を受けるメリット】
・少しずつ自信を付けられて、挫折が少ない
・学びの場として利用できる
単価の低い案件であれば求められるハードルも低くなり、初心者にとっては続けやすい環境といえます。
また、低単価案件であってもマニュアルがしっかりしていたり、有料級の知識を共有してくれるクライアントもいます。
報酬も大事ですが、長い目でみたときのことを考えて、はじめは無理なく続けられる環境づくりを心掛けてみてくださいね。
クラウドワークスで月収10〜20万は稼げる!
クラウドワークスを専業でやった場合、月収20万円、主婦が空いた時間でやっても10万円は稼げます。
もちろん、最初から上記のような金額を稼げるわけではありません。
少しずつ実績を積んで、単価の高い仕事をもらえるようになった場合です。
ライター案件の場合、文字単価1円の記事を毎日書けば、休みを含めても月収10万には到達します。
プログラミングの案件であれば、さらに単価UP。
実際にクラウドワークスでプログラミングの仕事のみを受けて、月収20万円を稼いでいる人もいます。
クラウドワークスで稼げる人と稼げない人の違い
クラウドワークスで稼げる人と稼げない人の違いって、なんだと思いますか?
答えは、「スキルがあるかどうか」です。
低単価案件を地道にこなすよりも効率的にしっかり稼ぎたいのであれば、スキルの習得はマストといえます。
下記にある募集案件の単価に注目してみてください。
1つ目の案件は、文字単価4円の2,500文字なので、これだけで10,000円の報酬になります。
2つ目の案件に関しては、1文字4.9円なので、たった400文字で1960円です。
しかも、慣れてくれば1000文字を1時間で書くことも可能に。
そうなると、文字単価4円の記事なら、時給で換算して時給4,000円にもなります。
経験・スキル・知識があれば、上記のような高額案件を受注して稼いでいくことも可能なのです。
デザイン系やホームページ制作などの案件なら、スキル次第で20万以上は稼げるでしょう。
ライティングでも、SEOなどの知識を持っていれば、それだけで文字単価は上がります。
クラウドワークスでしっかり稼ぎたいと思ったら、積極的にスキルを磨いていくことが重要です。
クラウドワークスで生計を立てるための具体的手段
上記では、クラウドワークスで生計を立てるための大事なポイントなどをご紹介してきました。
ここからは、生計を立てていくための、より具体的なアクションや手順についてご説明しましょう。
クラウドワークスで生計を立てるための手順
1. まずはプロクラウドワーカー認定を目標にする
クラウドワークスを始めて間もない場合は、「プロクラウドワーカー認定」を目指してみてください。
クラウドワークスが「この人は優良ワーカーです」とお墨付きを与える制度。
プロクラウドワーカーの認定基準は、下記の通り。
参照元:クラウドワークス公式サイト

獲得報酬額以外は、そこまで難しい条件じゃないような気もしますね。
ちなみに、認定を受けたからといって急に高単価案件が舞い込んでくるわけではありません。
しかし、単純に採用率は高くなります。
モチベーションを上げるためにも、プロクラウドワーカーを最初の目標にするのはおすすめです。
2. ここが肝心!継続案件を複数持つ
クラウドソーシングで生計を立てる手段として、非常に重要なこと。
それが、固定案件を複数持ってローテーションすることです。
継続案件を常時5つくらいキープしておく。
そして、抱えている案件のうち、一番条件の悪いものと新着のものを入れ替える。
このようなローテーションで、常に4~5個の案件をキープしておくと良いでしょう。
安定的に収入を確保しながら、少しずつ平均単価をUPさせていくことができます。
3. 発信媒体を持って自分を売り出す
クラウドワークスで既に月収5万以上稼いでいるなら、自分のブログを立ち上げて経験談を発信するのもgood!
自分のブログを持っていると、応募時にポートフォリオとして提示することができます。
また、ブログを通して直接依頼を受けられる可能性も。
クラウドワークスと自分のメディアの両方から稼ぐ仕組みを作ると、安定した収入確保につながります。
ぜひ、ブログなどのメディアを通して経験談を発信してみてください。
データ入力の仕事は避けるべき
クラウドワークスで生計を立てたいのであれば、データ入力はおすすめできません。
なぜなら、スキルが身につかないからです。
データ入力の仕事は誰でも出来る分、他者との差別化ができません。
そのため、ただ単にスキルアップの可能性が低いだけでなく、報酬UPの期待もできないのです。
一方スキルが必要な職種(ライティングやプログラミングなど)だと、実績次第で高単価の仕事がもらえるようになります。
もちろん、スキルも身につきます。
誰でもできる仕事ほど報酬は少なく、専門性のある仕事ほど報酬は高い。
クラウドワークスに限ったことでなく、どの仕事にしても往々にしていえることです。
プログラミングの仕事なら1件で10万稼げる
プログラミングの仕事は、ライティング案件と比べても何倍も稼ぐことが可能です。
下記の通り、1件で10〜30万円の仕事も沢山あります。
案件によって、難易度はさまざま。
しかし実務経験が数ヶ月レベルであっても、1件で5〜10万は稼げる職種です。
とはいえ、「未経験でプログラミングといっても出来るかどうか不安」という声や、「向いているか分からない」という意見もあるでしょう。
まずはどんなものか無料で試したいというときに、個人的におすすめするのがプロゲート(Progate)です。
好きな時に好きな範囲を無料で学習でき、説明も分かりやすいので気軽にトライできます。
ほかにも、未経験者からプログラミングスキルを身につける方法として、プログラミングスクールがあります。
下記のように無料体験会を開催しているスクールもありますので、参考にしてみてください。
クラウドワークスで生計を立てるなら確定申告も
会社員であれば、基本的に確定申告は会社がやってくれますよね。
しかしクラウドワークスで生計を立てるのであれば、確定申告も自分でしなければなりません。
確定申告とは
確定申告とは、簡単にいうと「所得税を納めるための手続き」です。
所得税とは、個人の所得に対して課せられる税金のこと。
では所得とは一体なんなのか…?
勘違いされがちですが、所得=収入ではありません。
【所得とは…】
「所得=収入ー必要経費」です。
たとえば、魚屋さんが一ヶ月お店を開いて100万の売り上げを出したとします。
上記の場合、100万が魚屋さんの収入です。
いっぽう魚を売るためには、魚の仕入れ代や従業員の給料、店の家賃や光熱費など、事業に必要な経費が発生しますよね。これが必要経費です。
所得とは、収入から経費を差し引いたもののことです。
この所得税を納めるために行うのが、確定申告でしたね。
ではクラウドワークスで稼いでいる場合、どのような人が確定申告をしないといけないのでしょうか。
下記の項目で見ていきましょう。
確定申告の対象者
下記のような場合は、確定申告の対象者となります。
クラウドワークスのみで生計を立てている場合
下記のような場合は、確定申告が必要です。
・クラウドワークス以外に給与所得がなく、クラウドワークスでの年間所得が48万円を超えている
逆に言うと、年間所得が48万円以下の場合は、確定申告の必要はありません。
副業でクラウドワークスを利用している場合
下記のような場合は、確定申告が必要です。
・会社員の副業としてクラウドワークスを利用し、クラウドワークスでの年間所得が20万円を超えている
・会社員の副業としてクラウドワークスを利用し、クラウドワークスでの年間所得が20万円を超えていないが、給与の年収が2000万円以上である
副業でクラウドワークスを利用しても、クラウドワークスでの年間所得が20万円以下なら確定申告の必要はありません。
念のためもう一度言っておくと、上記はあくまで「所得」のはなしです。
たとえ売り上げが100万円あったとしても、経費に85万円かかっていたら所得は差し引き15万円なので、確定申告は不要となります。
クラウドワークスで経費として認められるもの
確定申告をするときに必要なのは、所得(=収入-経費)の情報。
そして所得を算出するためには、経費を把握することが大切です。
クラウドワークスで経費として考えられるものは下記の通り。
まとめ
・クラウドワークスだけで生計は立てられる!
・クラウドワークスで生計を立てるなら「専業」「高単価案件」「継続案件を複数かけもち」が大事
・しっかり稼ぐなら、高単価案件の多いプログラミングもおすすめ
・初心者は報酬よりも「継続・実績を積むこと」を重視→低単価案件から受注するのもアリ
ネットで調べると、「クラウドワークスで稼ぐのは無理」などとネガティブな情報もかなり載っています。
これから頑張ろうとしている人にとっては、少々心が折れそうになる内容ですよね。
しかし一方で、現実に稼いでいる人はいます。
コツコツ着実に実績を積んでいけば、生計を立てることは十分可能です。
今挑戦しようと考えているのなら、ぜひ頑張ってみてください!
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