「クラウドワークスで名前を変更したいんだけど、やり方がわからない」
「クラウドワークスの名前を変更したら何か問題がある?」
上記のような悩みや疑問をお持ちではないでしょうか。
そこで当記事では、クラウドワークスにおける名前の変更の仕方から、名前を変更することのメリット・デメリットについてお話していきます。
今後クラウドワークスで名前を変更する際は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
クラウドワークスの名前(表示名とユーザー名)を変更する方法
まずはクラウドワークスの名前には2種類あって、それぞれの変更方法について解説していきます。
クラウドワークスの名前は下記の2つが存在します。
- 表示名
- ユーザー名
1つずつ名前の変更の仕方を紹介していきますね!
表示名の変更方法
まずは表示名についてです。
表示名とはクラウドワークスを利用する際、クライアントやワーカーに表示される名前です。
おそらく一般的なクラウドワークスの名前というと、表示名が該当するでしょう。
表示名の変更方法は下記の手順で完了します。
- クラウドワークスのページ右上の名前をクリック
- 「プロフィール編集」をクリック
- 画面左側に表示される「基本情報編集」をクリック
- 「表示用の名前」を編集して、ページ下の「基本情報を更新する」をクリック
具体的には下記の画像をご覧ください。
上記の方法でクラウドワークスの表示名を変更することができます。
ユーザー名(メールアドレスの変更方法)
次はユーザー名についてです。
ユーザー名とは非公開の情報で、登録時のメールアドレスの「〇〇@〜.com」の〇〇の部分が該当します。
結論から言いますと、メールアドレスを変更することはできますが、ユーザー名を変更することはできません。
なぜかというと、クラウドワークスがユーザーを管理する時に用いるのがユーザー名だから。
どうしてもユーザー名を変更したい場合は、一度クラウドワークスを退会して、新たに登録し直す必要があります。
ちなみにメールアドレスを変更する方法は下記の手順です。
- ページ右上の名前をクリック
- プロフィール編集をクリック
- 「メールアドレス・パスワード編集」をクリック
- 新しいメールアドレスを入力し、「メールアドレスを更新する」をクリック
- その後、送信される「確認メール」内のURLをクリックして確認
以上のステップで作業は完了です。
表示名とユーザー名についてまとめると下記のようになります。
ユーザー名:非公開の変更不可能な名前
表示名は好きなタイミングで自由に変えられるので、お好きな名前を設定してください。
ユーザー名は変更できませんので、登録する際は細心の注意を払いましょう。
クラウドワークスで名前を変更してデメリットはあるのか?
クラウドワークスで、それぞれの名前を変更することで、生じるデメリットも気になるところかと思います。
表示名、ユーザー名それぞれを変更することで起こるデメリットについて、紹介していきましょう。
表示名を変更した場合のデメリット
まずは表示名を変更した際のデメリットについてですが、表示名の変更は基本的にデメリットはありません。
強いていうなら、取引をしているクライアント・ワーカーが一部、混乱するといったことが挙げられます。
例えば「A」という名前で取引をしている途中に「B」と名前を変更すると、メッセージのやりとりをしているチャット上の名前が変わるため、相手を混乱させてしまう、といった具合。
できれば取引を継続している時は名前の変更をしないように注意してください。
ユーザー名を変更した場合のデメリット
次はユーザー名を変更した時のデメリットについて述べていきましょう。
結論から申しますと、ユーザー名を変更すると多大なデメリットが生じます。
どういったデメリットかと言いますと、実績や評価がリセットされてしまうのです。
というのも、一度設定したユーザー名を変更するには、退会後にアカウントを作りなおす必要があるから。
せっかく積み上げてきた実績・評価を捨ててまで、ユーザー名を変えることのメリットはありませんので、ユーザー名はなるべく変えないようにしましょう。
クラウドワークスの名前変更のデメリットをまとめると下記です。
・ユーザー名の変更は実績・評価のリセットという大きなデメリットがある
上記のことを踏まえて、名前を変更する時は注意してくださいね。
クラウドワークスの名前に本名はありか?匿名・偽名は使える?
次はクラウドワークスの名前に本名を使用しても大丈夫か?、また匿名(偽名)は使えるのか?という点について説明していきます。
表示名は本名でも偽名でも大丈夫!
まず結論から申しますと、表示名は本名でも偽名でも問題ありません。
漢字まで本名と同一の名前を使っている人もいれば、ハンドルネーム・ペンネームで活動している人もいます。
基本的に表示名についてはルールがありませんので、自由に設定可能です。
※ただし個人情報がバレるパスワードなどを、表示名に設定しないよう注意してください。
表示名に本名を使うメリット・デメリット
表示名に本名を使う場合もあれば、偽名を使う場合もあると説明しましたが、ではどう使い分ければ良いのか?が気になりますよね。
そこで本名を使う場合、偽名を使う場合のそれぞれのメリット、デメリットをご紹介しましょう。
まずは本名を使う場合のメリット・デメリットです。
メリット
まず本名を使う場合のメリットは、クライアント・ワーカーから、高い信頼を獲得できるという点です。
例えば、同じ実績のレベルがあるユーザーが2人いたとします。
片方は本名で活動しており、もう一名はハンドルネームを使用しているとしましょう。
条件が同じ場合は、本名を使用しているユーザーの方が信頼できそうだと思いませんか?
微妙な違いですが、少しでも信頼を獲得したい場合は、本名を使うことをおすすめします。
デメリット
一方で本名を使うデメリットは、個人情報が少なからずバレる可能性があるという点。
ネットが発達した現代では、本名がバレるだけで、いろいろな情報が漏洩することが考えられます。
個人情報が多少漏洩しても問題ない場合は、本名を使用しても構いませんが、どうしても情報を守りたいという場合はハンドルネームを使用することをおすすめします。
表示名を匿名(偽名)にするメリット・デメリット
次は表示名を匿名(偽名)にすることのメリットとデメリットについて、述べていきましょう。
メリット
まず匿名のメリットは個人情報がしっかり守られるという点です。
ハンドルネームが取引相手に知られたとしても、個人の特定に繋がる情報はありませんからね。
基本的にクラウドワークスの運営方針として、表示名を自由に記載できる時点で、匿名での活動を推奨していることに同義なので、無理に本名を使用する必要なないと言えます。
特別な理由がない場合はクラウドワークスの表示名は、匿名(ハンドルネーム)を利用しましょう。
デメリット
匿名のデメリットは本名のメリットの裏返しです。
やや信頼に欠けるといったデメリットが存在しますが、こちらもあまり気にする必要はないでしょう。
というのも、ハンドルネームを本名のように設定すればいいから。
例えば、田中一郎が本名だとします。
この場合、ハンドルネームと一目でわかる名前にしなければ良いだけです。
鈴木太一といったハンドルネームを設定しておけば、一見本名のような印象を与えることができます。
その上で鈴木太一という情報が相手に渡っても、田中一郎の情報が漏洩することはありませんよね。
ハンドルネームを本名のようなものにするというテクニックを、ぜひ実践してみてください。
本名・匿名のメリット、デメリットを下記にまとめました。
・本名のデメリット:情報漏洩の危険性がある
・匿名のメリット:機密性が高い
・匿名のデメリット:信頼にやや欠ける
ただし基本情報の氏名は偽名NG!
ただし今回紹介したのはあくまで表示名についてです。
基本情報の氏名を入力する場所での偽名の使用はNGです。
というのも、下記のように規約に記載されているから。
5. 弊社は、会員登録手続を行った個人又は法人が以下の各号に該当する場合、会員として登録することを承諾しない場合があります。また、承諾・登録後であっても、会員について以下の各号に該当する事実が判明した場合には、承諾・登録を取り消すことがあります。
(中略)
(2) 入力された登録情報に虚偽の情報があることが判明した場合。
上記のように登録時に必要な個人情報は、本名をはじめとした本物の情報である必要があるのです。
氏名で嘘をついてはいけないので、十分注意してください。
クラウドワークスの名前から個人情報がバレることはないの?
クラウドワークスの名前から、個人情報がバレることはあるのか?という点も気になるかと思います。
次は個人情報の保護の観点から、表示名について解説していきましょう。
表示名に本名を使った場合は、情報がバレることもある
まず結論として、表示名に本名を使用した場合は、情報の一部が漏洩する可能性がある、という点に注意してください。
例えば、あなたの画像と名前から個人を特定し、住所などがバレるということはないとは限りません。
不用意に本名を表示名に使用しないことをおすすめします。
もしも信頼を獲得したい場合は、先ほど紹介した「表示名を本名のようなハンドルネームにする」というテクニックを利用してみてください。
個人情報を守るなら表示名は偽名、ハンドルネームがおすすめ
個人情報を完璧に守りたい場合は表示名に偽名・ハンドルネームを利用しましょう。
上記の施策だけで、あなたの個人情報をしっかり守ることができます。
ちなみにユーザー名についてはあまり心配しなくても大丈夫です。
というのも、ユーザー名は非公開でクラウドワークスの運営にしか知られないから。
ユーザー名に個人情報が入っていても安心して大丈夫です。
クラウドワークスとランサーズの名前変更の違いについて
次はクラウドワークスとよく似たランサーズの名前変更についても述べておきます。
ランサーズもクラウドワークスと同様、表示名とユーザー名の2種類があり、変更の可否はクラウドワークスと同じです。
ランサーズでも表示名は自由に変更が可能ですが、ユーザー名は変更が不可です。
理由はクラウドワークスと同様、ユーザー名を利用してランサーを管理しているから。
ユーザー名をランサーズで変えたい場合も、一度退会の必要があるのでご注意ください。
補足①:クラウドワークスにおける本人確認の必要とは?
補足として、クラウドワークスにおける本人確認の必要性について説明しておきます。
そもそも本人確認とは、ワーカー・クライアントの身分証を提示することで、自身の身分を証明するというものです。
本人確認ができているユーザーは本人確認済みのマークが表示されます。
仕事に応募する際や、ワーカーを募集する時は、本人確認の有無を確認しましょう。
本人確認が済んでいれば、表示名が匿名でも信頼される
なぜ本人確認の話をしているのかと言いますと、信頼に関わってくるものだから。
先ほど、匿名では信頼を獲得しにくいと説明しましたが、本人確認をしている場合は話が別です。
本人確認は、クラウドワークスの運営事務局に身分証を提示していることが前提なので、信頼に足るユーザーであることがわかります。
ハンドルネームでも本人確認をしっかりしていれば、安心してもらえるので、ぜひ本人確認を済ませてしまいましょう。
本人確認に使える書類とは?
本人確認に使える書類は下記のものです。
- パスポート
- 運転免許証
- 健康保険証+住民票
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
以上です。
マイナンバーカードは機密性が高いので、現在利用できません。
ご注意ください!
補足②:クラウドワークスで火消しのために、名前を変える行為はOK?
2つ目の補足として、クラウドワークスで火消し(炎上した後処理)のために、名前を変える行為はありなのか?という点について解説していきます。
まず結論として、炎上するような行為を、そもそも行わないようにしてください。
規約違反の仕事を発注したり、受けたりといった行為は禁止です(下記の記事で詳細に解説しています)。

それでも炎上してしまったという場合は、ユーザー名から変更、すなわちアカウントの変更を視野に入れるのもアリかもしれません。
ただし、ユーザー名を変えてまた規約違反行為を繰り返すのは、クラウドワークスにとって不利益な行為なので、やめてください。
一度評価や実績をリセットしたい場合にのみ、ユーザー名を変えるようにしましょう。
まとめ
以上、クラウドワークスの名前の変更についてのお話でした。
結論をおさらいすると、クラウドワークスの名前には、「表示名」と「ユーザー名」の2種類が存在します。
それぞれの特徴は下記です。
ユーザー名:非公開の変更不可能な名前
また、表示名とユーザー名を変更する時のデメリットは下記。
・ユーザー名の変更は実績・評価のリセットという大きなデメリットがある
クラウドワークスの表示名はいつでも変えられるので、お好きな名前をつけてください。
また、名前を決める時に困った場合は、「本名のように見えるハンドルネーム」が信頼も獲得できておすすめです。
ぜひ今回の記事の内容を参考にしていただいて、あなたにぴったりな表示名を設定してくださいね。
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