「クラウドワークスの時間単価制ってなに?」
「固定報酬制とどう違うの?」
この記事を読まれている人はこんな風に思われているのかもしれません。
そこで今回は
- クラウドワークスの時間単価制の解説
- 時間単価制の高額案件を受注する方法
- プロフィールの時間単価の設定
などについて解説しています。
是非、最後まで読んでみてください!
クラウドワークスの時間単価制とは?
クラウドワークスにおける時間単価制とは、メンバー(受注者)が稼働した時間×時給で報酬が発生する方式のことです。
時間単価制の仕事をすれば、稼働した時間が無駄になることなく報酬になります。
時間単価制の案件は、フルタイムだけでなく「1日1時間〜OK」など主婦さんや副業の方でも働きやすい内容のものも見つかります。
時間単価制と固定報酬制の違いを解説!
クラウドワークスの依頼形式は、大きく分けてプロジェクト形式、タスク形式、コンペ形式の3種類です。
この中でも長期契約になりやすいプロジェクト形式を細かく分けると時間単価制と固定報酬制に分かれます。
時間単価制は、先ほども解説した通り受注者が稼働した時間に応じて報酬を時給で計算します。
固定報酬制は、プロジェクト単位で成果物に応じて報酬を計算する方式です。
時間単価制は、継続的に発生する仕事を受注・発注したい時に適しています。
固定報酬制は、予算と作業量が決まっている仕事を発注・受注したい時に最適です。
クラウドワークスの時間単価制の案件の探し方!
クラウドワークスで時間単価制の案件を探す方法を画像付きで解説します。
1.クラウドワークスで『仕事を探す』をクリック
2.『仕事カテゴリ』の欄から希望しているカテゴリを選ぶ
(特に希望しているものがなければ選ばなくても大丈夫です)
3.『絞り込み』からプロジェクト(時間単価制)を選択
4.希望があれば『報酬額』『応募期限』『特記事項』『その他』を選択して絞り込むボタンをクリック
これで案件の一覧が表示されます!
その中から気になる案件の詳細を見て応募して見てください。
契約の流れについてはこちらの記事を参考にしてもらうとわかりやすいです。

クラウドワークスの時間単価制の案件の相場は?
時間単価制の案件を受注したいけど、どのくらいが相場かわからない人もいると思うのでご紹介します。
クラウドワークスで実際に調べると以下のような目安があることがわかりました。
未経験でもできる案件:700円〜1,000円
専門性が高いライティングなど技術が必要な案件:1,500円〜3,000円
デザイナー案件:2,000円〜5,000円
エンジニア案件:3,000円〜7,000円
あくまで目安ではありますが、誰でも受注できそうな案件は単価が低いと言えますね。
専門性が高い案件は高額になる
案件を見てみるとアプリ開発やデザイナーなどの資格やある程度の経験が必要な案件は単価が高い傾向があります。
特に知識や経験が必要になるアプリ開発は、時間単価が3,000円以上と単価が高くなるので稼ぐことができるでしょう。
それ以外にもIllustratorやPhotoshopなどのソフトを使用する仕事ができる場合も比較的単価が高くなりやすいです。
ソフトが使える場合などは積極的に応募してみてはいかがでしょうか。
データ入力の単価は高くない
初心者の方は「データ入力なら簡単にできそう」と思っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、データ入力のみでの時間単価制の募集はあまり見かけません。
多くの場合、データ入力に付随してメール対応や請求書の発行など事務全般を業務として募集している案件が多いです。
事務全般の仕事ではなく、データ入力のみで報酬をもらいたい場合は、タスク形式の案件を行うのがおすすめです。
↓クラウドワークスのタスク形式についてはこちらでご紹介をしています!

クラウドワークスで高単価の時間単価制案件を獲得する方法!
クラウドワークスで高単価の時間単価制案件を獲得したい人も少なくないはずです。
どのようにすれば、目安よりも後端かな時間単価制案件を獲得できるのか解説していきます。
専門性の高い案件に応募をする
先ほどもご紹介しましたが、専門性が高い案件は高単価になりやすい特徴があります。
- 高難易度な資格を所有している
- アプリ開発などの専門性の高い仕事を経験している
- IllustratorやPhotoshop等のソフト使用経験がある
これらに当てはまる人は、単価の高い案件に応募して契約が取れる可能性が高いです。
専門性の高い案件に応募する時には、その経験や実績がわかるものを添付してください。
添付ファイルをクライアントが確認をすることで信用度が上がり、契約を取りやすくなりますよ!
案件を継続して単価交渉を行う
専門性の高い案件に応募できない人は、単価があまり高くなくても案件に応募して契約を取るのが最優先です。
そして、受注した案件を数ヶ月以上継続した後に単価交渉をしてみましょう。
発注者から継続していただけるようにするために単価に関係なく真剣に取り組むことが重要です。
単価の交渉する際には
- 丁寧な言葉遣い
- 自分が求めている単価を提示する
- クライアントが求めている単価を聞く
- お互いが譲れる金額を調整する
ということを意識してください!
単価を上げられるかはクライアント次第ですが、受注した仕事を真摯に行っていれば前向きに考えてくれるはずです。
最初に実績を作って少しずつ単価の高い案件に応募する
専門性の高い案件にも応募できず単価交渉もできない場合は、実績を作って単価の高い案件に応募するという方法がおすすめ。
発注者は、人を選ぶ際に過去の受注件数や評価を一つの判断材料にすることも多いです。
案件を選り好みするのではなくできる仕事に応募して契約を全うすることを一番に意識することで実績を積み重ねることができます。
また、契約を取れた案件に対して丁寧に行い発注者から高い評価をいただくのも大切です。
これらのことを意識することでプロフィールに表示される受注件数と評価が上がり、単価の高い案件の契約が取りやすくなっていきます。
最初から単価の高い案件に応募するのも良いですが、実績を作りながら単価の高い案件に応募していくことが近道になることが多いです。
時間単価制で使用する「CWタイムカード」を解説!
時間単価制の仕事を安心して行うためにクラウドワークスでは、CWタイムカードというアプリケーションを使用します。
CWタイムカードとは、時間単価制案件において報酬対象となる稼働時間を計測して記録をするアプリケーションです。
継続時間以外にも1時間に複数回、画面のスクリーンショット、キータッチの回数、クリックの回数が記録されます。
仕事が終了すると発注者は、クラウドワークスにあるタイムシートから記録された内容の確認が可能です。
稼働があった週の翌週火曜日0時〜木曜日24時の間に業務時間と業務内容の確認ができるレビュー期間が設けられています。
発注者は、この期間に稼働時間や内容について確認することで受注者がどのくらい仕事をしたのかを確認するようにしてください。
CWタイムカードの使い方を紹介!
CWタイムカードは、時間単価制の仕事を受注した後に表示されるダウンロードページからインストールが可能です。
仕事を行うタイミングでCWタイムカードを立ち上げ、その日に行う仕事を選択します。
その後、『作業開始』と記載のあるボタンを選択すると業務の記録が開始されます。
仕事が終了する時間になったら『業務終了』を選択して終了することでその日の仕事は終了です。
時間単価制の案件は、タイムカードの時間×時間単価で報酬が確定するので、タイムカードをつけ忘れないようにしてください。
タイムカードを忘れてしまうと正しい報酬が支払われない可能性がありますので要注意です。
稼働時間を修正する方法!
時間単価制の案件を受注した際には、CWカードを利用を忘れないようにすることが大切です。
しかし、たまにタイムカードを使用することを忘れてしまうこともあるでしょう。
そんな時には、手動で勤務実績を修正することができます。
その手順は以下の通りです。
- クラウドワークスにログイン
- 『契約一覧』から時間単価制の項目で該当する仕事の『タイムシート』ボタンをクリック
- タイムシートの各日付の『修正』ボタンから『勤務実績入力』画面で勤務時間を入力
修正ができるのは、稼働した翌週の月曜日までなので注意してください。
また、手動で修正や入力を行った場合はクライアントに通知がいきますが承認されない可能性もあります。
タイムシートを修正した場合は、クライアントに修正した旨をメッセージにて連絡するようにしましょう。
クラウドワークスで時間単価を変更する方法!
何かしらの事情があって時間単価を変更したい場合もあるでしょう。
クライアントとメンバーの双方で合意があれば契約途中でも時間単価を変更することができます。
その方法は
- 契約詳細画面にアクセス
- 契約条件変更リクエストをクリックする
- 契約条件の変更内容を入力
- 受注者が同意をする
以上の手順で時間単価の金額を変更が可能です。
合意があった翌週から適用されます。
急に契約条件変更リクエストを送ると合意が遅れることがあるので、受注者へ金額が変更することを伝えてからにするのがおすすめです。
時間単価制から固定報酬制への変更はできない!
契約が締結されている場合、途中で時間単価制から固定報酬制へ変更は不可能です。
どうしても変更をしたい場合は、現在の契約を終了しなければなりません。
時間単価で締結した契約終了後、新しいお仕事として依頼することで固定報酬制に変更ができます。
受注者は、時間単価制が良くて応募している可能性が高いです。
固定報酬に変更したいことを伝えた上で契約を終了するようにしてください。
お互いに気持ちよく仕事するためにメッセージで伝えることが大切です。
クラウドワークス初心者が高額の時間単価制を受注するには?
クラウドワークスを使い始めた人も高額の時間単価制案件を受注したい人が多いでしょう。
使い始めたばかりでも専門知識やスキルを持っている人は最初から高額案件を受注できるかもしれません。
しかし、専門性の高いスキルなどを持ち合わせていない人は高額案件の契約を得るのは難しいです。
初心者ですぐに単価の高い案件を獲得することにこだわらず、単価の低い案件を受注していきましょう。
そして、受注した案件の仕事を真剣に取り組みながら
- 継続して単価の交渉を行う
- 単価の高い案件に応募してみる
- 専門性の高い資格を取る
- IllustratorやPhotoshopなどのアプリケーションを勉強する
などをするのがおすすめです。
少しずつ高額案件を受注できるように取り組んでいきましょう!
プロフィールの時間単価の設定はいくらが良い?
クラウドワークスでは、プロフィール欄にある時間単価を設定しなければなりません。
しかし、クラウドワークスに登録したばかりの人だとどのくらいに設定すれば良いのかわからないという人もいると思います。
おすすめの設定は、専門的なスキルや知識が無い人は1,000円、専門知識やスキルがある人は3,000円を最低金額にするのがおすすめです。
クライアント側は、なるべく費用を抑えて発注をしたいという考えがあるのであまり高く設定するとなかなか受注ができないこともあります。
後から変更することも可能なので、最初は低めに設定しておきましょう。
まとめ!
以上、クラウドワークスの時間報酬制について解説しました。
この記事で紹介したことをまとめると以下の通りです。
- 時間単価制は稼働した時間に応じて報酬がもらえる
- 専門性が高い案件ほど高単価になる
- 仕事をする時にはCWタイムカードのインストールが必要
- 時間単価制から固定報酬制への変更はできない
時間単価制は、働いた分だけお金になるので決められた時間で副収入が欲しい人に向いています。
自宅で時間を有効活用しながらお金が欲しい人は是非、時間単価制のお仕事に応募してみてください!
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