「クラウドワークスで応募から契約の流れがよくわからない」
「クラウドワークスで仕事を発注して、その後の契約の流れがわからない」
上記のような悩みをお持ちではないでしょうか。
そこで、当記事ではワーカー向け・クライアント向け、それぞれの「クラウドワークスでの契約の流れ」を徹底解説していきます。
ワーカーとして契約の流れを知りたい場合はそのまま読み進めてください。
クライアントとして仕事を発注したい場合は、下記目次の【クライアント向け】の部分から読んでいただければ幸いです。
当記事をご覧になれば、契約の流れに関する悩みは全て解決しますので、ぜひ参考にしてみてください。
【ワーカー向け】クラウドワークスの応募から契約の流れとは
まずはワーカーとして働きたい場合の、「クラウドワークスの契約の流れ」をご紹介していきましょう。
仕事形式によって契約の流れが変わりますので、下記4種類の形式それぞれについて説明をしていきます。
- プロジェクト形式(固定報酬制)
- プロジェクト形式(時間単価制)
- コンペ形式
- タスク形式
まずは固定報酬制のプロジェクトからです。
プロジェクト形式(固定報酬制)の場合
固定報酬制のプロジェクトは簡単に説明すると、仕事1件の単価を設定し、完了したら成果物を納品、報酬が支払われる、といった流れになります。
具体的なステップは下記です。
- 仕事検索
- 応募・条件交渉
- 契約
- 業務開始
- 納品・検収
- 報酬確定
順番に説明してきますね。
仕事検索
まずはやりたい仕事を検索しましょう。
検索は「キーワードで探す」こともできますし、
「カテゴリ」から検索することもできます。
やりたい仕事が決まったら、「応募画面へ」を選択しましょう。
「仕事を探す」のステップはこれで完了です。
応募・条件交渉
次は条件交渉を行っていきましょう。
「応募画面へ」のボタンを押すと下図のような画面が表示されます。
プロジェクトの場合、固定報酬制か時間単価制を選択できます。
ここでは固定報酬制を選択しましょう。
支払い方式、報酬額の条件を設定し、メッセージを記入します。
このとき、メッセージには自己紹介や実績、応募への意気込みなどを記入してください。
(案件に記入事項がある場合は、そちらの指示に従ってください)
詳細の記入が完了したら、「応募する」のボタンを押して、応募が完了です。
この後、クライアントと条件の交渉となります。
クライアントがあなたの提示した条件に同意した場合、契約に進みますが、同意が得られなかった場合は、先方から新たな条件を提示されますのでご安心ください。
クライアント、ワーカー両者の同意が得られる条件が整ったら契約に進みましょう。
契約
条件の確認を行い、問題がなければ契約の完了です。
このとき、条件に同意しかねる場合は、契約に進まずに再度条件の交渉を行ってください。
互いに納得いくまで条件交渉を繰り返す必要があります。
無理をして契約を進めてしまいますと、業務がうまく進まないなどの問題が生じる場合がありますので、ご注意ください。
仮払い・業務開始
契約が完了したら、クライアントからの「仮払い」を待ちましょう。
仮払いまで確認できたら、双方の同意の上で、クラウドワークスのチャット機能以外の方法での連絡が可能となります。
例えばスカイプやチャットワーク、スラックなどのツールから、メール、ラインなど種類は多岐に渡ります。
ただし、より安全に作業を進めたい場合はログ(記録)がしっかり残る、クラウドワークスのチャットを利用するようにしましょう。
業務が完了したら、クライアントに成果物を提出し、クライアントからの確認を待ちます。
修正がある場合はクライアントの指示に従って、改善しましょう。
クライアントが満足する成果物ができたら、次の納品・検収の作業に進みます。
納品・検収
納品作業は、直接クライアントに納品する場合もありますし、クラウドワークスを介する場合もあります。
ただし、最終的な納品報告は必ずクラウドワークスの「納品する」ボタンを押して納品しましょう。
納品が完了したら、クライアントの検収を待ちます。
検収が完了したら、業務は完了となります。
報酬確定
検収が終了しましたら、仮払い報酬されていた報酬があなたの元に入ります。
これで固定報酬制のプロジェクトの契約は完了です。
ただし、最後に忘れず行って欲しいのが「評価」。
クラウドワークスでは、契約後に双方を評価するという仕組みがあります。
評価は今後の契約を結ぶ上で非常に重要な位置を占めるものですので、契約後すぐに行うようにしてください。
以上で固定報酬制のプロジェクトの契約は完了です。
流れをおさらいすると、下記となります。
2.応募・条件交渉
3.契約
4.業務開始
5.納品・検収
6.報酬確定
次は同じプロジェクトでも「時間単価制」についてご紹介していきましょう。
プロジェクト形式(時間単価制)の場合
時間単価制のプロジェクトの場合、基本的な流れは固定報酬制と同一です。
異なるのは条件交渉の部分と、業務開始〜報酬確定のステップです。
具体的には下記のような流れとなります。
- 仕事検索
- 応募・条件交渉
- 契約
- 仕事確認・修正
- 報酬確定
それぞれの手順について説明していきましょう。
仕事検索
まずは仕事の検索です。
固定報酬制と同様で、「キーワードから探す」、あるいは「カテゴリ」から好みの仕事を選択しましょう。
仕事が見つかったら、応募していきます。
応募・条件交渉
応募、条件交渉のステップで、固定報酬制と異なる部分があるので、注意してください。
下図のように、「時間単価制」にチェックを入れて、時給の条件を入力しましょう。
メッセージを入力し、入力した内容に問題がなければ、「応募する」ボタンを押しましょう。
提示した条件をクライアントが承諾すれば契約となります。
もし承諾してもらえなかった場合は、先方が提示する条件について検討しましょう。
納得できる場合は、契約に進みます。
契約
こちらも契約が問題なく進めば、契約の締結、業務の開始となります。
ただし、注意点があります。
もともと固定報酬制で募集がかけられている仕事は、あなたの都合で時間単価制の条件を提示しても、承認されることはあまりありません。
基本は募集をかけているクライアントの条件に沿う形で条件提示するようにしてください。
適切な条件提示が行えれば、契約に漕ぎ着けることができるかと思います。
仮払い・業務開始
契約が完了したら、クライアントの仮払いをお待ちください。
仮払いが確認できたら、CWタイムカードを使って勤務時間を記録していきます。
CWタイムカードを利用することで、ワーカー・クライアント双方が安心して時間単価制の業務を進めることが可能です。
CWタイムカードについての詳細は下記のリンクをご覧ください。
仕事確認・修正
勤務時間の修正を行うこともできますので、正確な勤務時間を入力してください。
ただし、好き勝手な時間を設定しても、CWタイムカードのスクリーンショットなどから、業務時間はクライアントに伝わってしまいますので、承認されません。
適切な修正を行ったのち、クライアントから業務結果のレビューが行われます。
報酬確定
レビューが行われることで報酬が確定します。
月曜日〜日曜日の1週間を1つの区切りとして、毎週の仕事結果をクライアントから確認され、報酬の入金が行われる、といった仕組みです。
業務開始以降のステップ(業務、仕事確認・修正、報酬確定)を契約終了まで毎週繰り返していきます。
契約の終了は、全ての報酬が確定したのち、「契約終了リクエスト」をクライアントから送信してもらって行います。
リクエストに同意しかねる場合は、クライアントとメッセージのやりとりをしっかり行い、問題を解決しましょう。
上記で時間単価制のプロジェクトの契約は終了です。
おさらいすると下記のような流れで契約は進んでいきます。
- 仕事検索
- 応募・条件交渉
- 契約
- 仕事確認・修正
- 報酬確定
コンペ形式の場合
次はコンペ形式の場合について。
コンペとは、クライアントが発注している仕事にワーカーが提案を行い、数ある提案の中からクライアントが採用する作品を選ぶ、といった形式です。
コンペが選択できるのは、デザインとネーミング・アイデアの仕事のみですので、ご注意ください。
コンペの契約の流れはプロジェクトに比べてシンプルです。
下記のような3ステップで完了です。
- 仕事検索
- 提案
- 採用・報酬確定
仕事検索
まずは仕事を検索しましょう。
仕事の検索画面から、左側のメニュー内の「絞り込み」で「コンペ」を選択してください。
その後、コンペの仕事一覧が出てきますので、その中から提案したいものを選択します。
「提案画面へ」のボタンを押し、提案を進めていきます。
提案
クライアントのオーダーに沿う成果物を作成し、提案を行います。
ただし、注意点としてコンペ形式では作品が必ず採用されることはない、ということです。
コンペではクライアントが最も気に入った作品のみ採用されますので、基本は落選すると考えてもらって構いません。
実力があると自負している場合、実績を作りたい場合にコンペに挑戦するようにしてみてください。
採用・報酬確定
提案が無事、採用された場合はクライアントが希望する形のデータファイルで、成果物を納品しましょう。
クライアントによる成果物の確認ができましたら、報酬の確定、契約終了となります。
以上、コンペ形式の説明でしたが、プロジェクトに比べるとずいぶんシンプルですよね。
おさらいすると、下記3ステップが契約の流れとなります。
- 仕事検索
- 提案
- 採用・報酬確定
自分の腕に自信がある場合は、ぜひコンペ形式に挑戦してみてください!
タスク形式の場合
次はタスク形式の場合について説明していきます。
タスク形式は簡単に説明すると、作業をすぐに開始し、クライアントの承認を得られれば、報酬を得られるという仕組みです。
タスクは非常に簡単な作業ばかりですので、クラウドワークス初心者にもおすすめの仕事形式といえます。
ただ、単価は安いので、実績作りに利用することをおすすめします。
タスクの契約の流れは下記の3ステップです。
- 仕事検索
- 作業開始
- 承認・報酬確定
1つずつ説明していきましょう。
仕事検索
まずは仕事検索です。
クラウドワークスのメニュー左側、「絞り込み」からタスクを選択しましょう。
タスクの仕事一覧が表示されますので、作業したい仕事のページを開いてください。
作業開始
下図のようなページが開けたら、仕事の内容を確認しましょう。
内容に問題がなければ、「作業を開始する」ボタンを押して作業を始めます。
作業の制限時間が設定されていますので、時間内に作業を完了させましょう。
承認・報酬確定
作業が完了したら、クライアントの承認を待ちましょう。
クライアントの承認が完了すると、報酬が確定し、契約は終了となります。
タスクは簡単で大量に行える作業ばかりですが、どうしても時間に間に合わない場合は、事前にメモ帳などに作業をしておき、タスク作業を始めてすぐにコピーアンドペーストする、といった方法がおすすめです。
タスク形式の契約の流れをおさらいすると、下記のようになります。
- 仕事検索
- 作業開始
- 承認・報酬確定
クラウドワークスで稼ぐには実績と慣れが必要ですので、まずはタスクから始めてみましょう!
【ワーカー向け】クラウドワークスの応募から契約についての補足
ワーカーに向けての契約の流れを紹介してきました。
上記のステップを踏めば、契約で迷うことはほとんどないはずです。
ただし、「クラウドワークスでオファーが来た時」や「契約前の直接連絡」など疑問点はいくつかあると思います。
そこで上記2つの事態に対する対処法をご紹介していきます。
クラウドワークスでオファーが来た時の対処法
まずはクラウドワークスで、オファーメッセージが来た時の対処法についてです。
クラウドワークスを利用していると、下記のようなメッセージが来ることがあるかと思います。
※上記のメッセージは2回目のオファー、個別メッセージでしたので、お断りする旨を返信しました。
上記は仕事のオファーをお願いするメッセージなのですが、スマートフォンのアプリを使っていると、スカウトと表示されます。
これらのオファーに対しては、返信の必要が必ずしもあるわけではありません。
もしも応募したい内容のオファーだった場合、アピールも含めて返信するべきですが、あなたのスキルにマッチしない場合は特別返信する必要はないので、安心してください。
特にクラウドワークスに登録したての頃は、こういったオファーメッセージに毎回返信しなければと思う場合が多いでしょうが、不特定多数にメッセージを送っていることが多いので、返信は必要ありません。
もしメッセージを読んで、あなた個人に対するスカウトだとわかる場合は、個別に返信すればOKです。
契約(仮払い)前の直接連絡は原則NG!
次は契約前(仮払い前)の直接連絡についてです。
クラウドワークスは下記のようにガイドラインを定めています。
仮払い前に直接連絡先を提示する、面談するなど、当サービス外での契約、支払いを想起させる内容の仕事の依頼を禁止しております。(弊社が事前に承諾した場合はこれに限らないものとします。)
上記のことから、契約前にラインやスカイプ、チャットワークなどの直接連絡を取ることは(原則)禁止されています。
ですので、契約前に「直接連絡しましょう」とメッセージを送ってくるクライアントの仕事は基本的には受けないようにしましょう。
例外として「ビズマッチ」というサービスを利用しているクライアントは信頼が可能です。
ビズマッチについては当記事の後半で言及しているので、このまま読み進めていただければと思います。
【クライアント向け】クラウドワークスの発注から契約の流れとは
さて、ここまでワーカー向けの契約の流れを紹介してきました。
次はクライアントが仕事を発注する場合の契約の流れを解説していきます。
クライアントが仕事を発注する場合も下記4つの形式ごとに募集方法が異なります。
- プロジェクト形式(固定報酬制)
- プロジェクト形式(時間単価制)
- コンペ形式
- タスク形式
それぞれ説明していきましょう。
プロジェクト形式(固定報酬制)の場合
まずは固定報酬制のプロジェクト形式の契約の流れです。
下記のステップを踏むことで契約をすることができます。
- 仕事依頼
- 条件交渉
- 契約
- 仮払い・業務開始
- 納品・検収
- 支払い確定
順を追って説明していきましょう。
仕事依頼
まずは仕事の依頼です。
カテゴリから発注したい仕事を選びます。
次に依頼の形式を選択しましょう。
仕事の内容を入力します。
必要事項の入力が完了したら、仕事の詳細を入力していきます。
求めるスキルや添付ファイルなども付け足すことができるので、必要に応じて追加しましょう。
あとは、期限の設定や、依頼を目立たせるオプションなどがありますので、適宜利用するといった形で良いでしょう。
その後、「確認画面に進む」のボタンを押して、内容を確認。
問題がなければ発注完了です。
発注してしばらくすると、ワーカーから応募があります。
ワーカーのメッセージやプロフィールを確認して、仕事を任せるかどうかを判断しましょう。
条件交渉
ワーカーから提示された条件に承諾すれば、契約に進みます。
もし承諾できない場合は、改めて条件を提示しましょう。
条件交渉は双方が同意するまで続ける必要がありますので、両者で納得できる条件をすり合わせてください。
契約
条件に同意が得られたら、契約となります。
この時、まだ業務は始まりませんので、ご注意ください。
次の項目「仮払い」を済ませてから業務の開始となります。
仮払い・業務開始
ワーカーを安心させるための仕組み「仮払い」が存在しますので、業務開始前に一度、クラウドワークスに入金する必要があります。
ただし、こちらのお金は契約が完了するまでワーカーに支払われないので、安心してください。
仮払いが完了すると、ワーカーに通知がいきますので、その時点から業務開始となります。
プロジェクトの場合、ワーカーとのやりとりが重要となりますので、綿密にコミュニケーションを取るようにしてください。
ちなみに仮払い後であれば、双方の同意の上で、チャットワークなどのツールでの直接連絡が可能となります。
納品・検収
成果物が完成したら、ワーカーに納品をしてもらいます。
成果物に納得が行かない場合は修正依頼を出す必要があります。
納品が終了したら、検収をしましょう。
支払い確定
検収が終了したら、仮払いしていた報酬がワーカーの元に支払われますので、契約完了です。
ただし、契約が終わったからといって安心してはいけません。
最後に重要な「評価」という作業が残っています。
評価はクラウドワークスで仕事をする上で非常に重要な指標となるので、必ず行うようにしましょう。
以上が固定報酬制プロジェクトの契約の流れでした。
おさらいすると下記のようになります。
- 仕事依頼
- 条件交渉
- 契約
- 仮払い・業務開始
- 納品・検収
- 支払い確定
プロジェクト形式(時間単価制)の場合
次は時間単価制のプロジェクトについて説明していきましょう。
時間単価制は時給で報酬を支払うという形式。
CWタイムカードというアプリケーションを利用して、業務を確認します。
時間単価制プロジェクトの契約の流れは下記です。
- 仕事依頼
- 条件交渉
- 契約
- 仮払い・業務開始
- 仕事レビュー
- 支払い確定
順を追って説明していきます。
仕事依頼
まずは仕事依頼です。
基本的な流れは固定報酬制と同様ですが、予算と支払い方法を設定する時に、「時間単価制」を選択します。
時給を提示し、後の作業は固定報酬制と同様です。
条件交渉
仕事を発注したら、ワーカーからの応募を待ちましょう。
ワーカーが応募してきたら、提示条件を承諾するか、新しい条件を提示してください。
双方の同意が得られたら次のステップに進みます。
契約
契約のステップです。
ここまではほぼ固定報酬制と同様。
ただし時間単価制は固定報酬制に比べるとワーカーの業務の管理が難しいので、本当に時間単価制でいいのか、契約前にしっかり確認しましょう。
仮払い・業務開始
契約ができましたら、仮払いを行い、業務を開始してもらいます。
この時、最大8週間分をまとめて払うことも可能です。
毎週日曜日までに翌週分を追加払いして契約を進めていきます。
仕事レビュー
作業に問題ないかどうかを、CWタイムシートを確認してレビューを行います。
この作業は1週間に1回で大丈夫です。
仕事のレビュー作業が固定報酬制と最も異なる点なので注意しましょう。
固定報酬制のように成果物で納品してもらうわけではなく、あくまで時給での支払いです。
しっかりワーカーを管理して支払いを行ってくださいね!
支払い確定
レビューができたら、報酬の支払いが確定します。
作業に問題がある場合は、支払いの割合を設定することも可能です。
上記の3ステップ(仮払い・業務開始、仕事レビュー、支払い確定)を契約終了まで繰り返します。
契約終了したい時は、ワーカーに契約終了リクエストを送信しましょう。
ワーカーが同意した時点で、契約完了です。
忘れずに評価をするようにしましょう。
以上が時間単価制プロジェクトの契約の流れです。
おさらいすると、下記のようになります。
- 仕事依頼
- 条件交渉
- 契約
- 仮払い・業務開始
- 仕事レビュー
- 支払い確定
繰り返しですが時間単価制はワーカーの管理が難しいので、特別な理由がないのであれば、固定報酬制をおすすめします。
コンペ形式の場合
次はコンペ形式についての契約の流れをご紹介します。
コンペはワーカーが提案してきた作品から、最も気に入ったものを採用するという形式。
デザインやネーミング・アイデアのカテゴリのみ利用可能です。
コンペは3ステップで契約が完了します。
- 仕事依頼
- 選定・採用
- 納品・支払い確定
仕事依頼
まずは依頼です。
デザインなどのコンペが可能なカテゴリを選択します。
次にコンペ形式を選択。
その後、具体的なイメージや参考となるURLなど細かい指定を行います。
支払い・予算や期限、目立たせるかどうかを設定し、内容を確認すれば発注完了です。
ワーカーからの提案を待ちましょう。
選定・採用
ワーカーからの提案を見て、納得いくものがあれば、採用を行います。
ちなみにコンペの募集期間は最大14日となっているのですが、延長をしたい場合、有料(6000円)の募集期間延長オプションが利用できます。
ただし延長できるのは1回のみ1週間と制限があるので、ご注意ください。
納品・支払い確定
提案された案を希望する形のデータで受け取りましょう。
内容に問題がなければ、契約が終了となります。
以上がコンペ形式の発注から契約の流れでした。
まとめますと、下記の3ステップで契約が完了となります。
- 仕事依頼
- 選定・採用
- 納品・支払い確定
タスク形式の場合
4つ目はタスク形式です。
タスク形式は、簡単な作業を大量に発注して、多くの成果物を獲得できる形式です。
ただし、簡単な指示しか行えないので、あくまで簡単な作業の募集のみにしか使えません。
タスク形式の契約の流れは下記です。
- 仕事依頼
- 作業承認
- データ確認・支払い確定
仕事依頼
まずは仕事依頼です。
カテゴリーを選択し、タスクを選びましょう。
詳細設定、単価・件数、期限などの設定が済めば発注完了です。
ワーカーからの作業提出を待ちましょう。
作業承認
作業が確認できたら承認を行います。
作業の承認は募集期間終了後2週間が期間です。
なるべく納得のいく成果物を得るためには、発注時の指示が正確にすることが重要です。
できるだけ詳細に指示を出して、ワーカーが働きやすい環境を整えてあげましょう。
データ確認・支払い確定
データを確認して、承認を行うと、支払いが確定します。
承認後のデータは一括で確認ができるので、多くのデータが得られても安心です。
以上がタスク形式の契約の流れでした。
まとめると下記のステップです。
- 仕事依頼
- 作業承認
- データ確認・支払い確定
タスクは口コミやレビューといった簡単かつ、大量の情報が欲しい時に利用することをおすすめします。
プロジェクトは品質重視、タスクは物量重視と覚えてください!
【クライアント向け】クラウドワークスで発注から契約についての補足
クライアントの契約の流れを解説してきました。
ただし上記ではフォローしきれなかった補足情報について、紹介しておきます。
契約前の連絡が可能となる「ビズマッチ」とは?
まずはビズマッチについて。
ビズマッチとは、クラウドワークスが提供するクライアント向けのサービスです。
ビズマッチを利用すると、契約前にワーカーを選定することができ、その過程で直接連絡を取ることも可能になります。
原則禁止されている直接連絡を利用できるので、安心してワーカーを選ぶことができるのです。
ちなみに利用料金は「契約締結1名ごとに3万円(税別)」です。
高額ですが、利用する価値は高いと思いますので、予算に余裕がある場合はぜじ利用してみてください。
クラウドワークスの利用規約で禁止されている仕事とは?
また、発注してはいけない仕事についてもご紹介いたします。
規約では、下記のように明記されています。
本サービスの利用者が、以下に定める行為を行うことを禁止します。
(中略)
(16) 報酬確定前に商品・サービス等の購入が必要な業務を依頼する行為、または業務を開始する行為。
(17) マルチ・ねずみ講・MLMなどの連鎖取引への勧誘が疑われる業務を依頼する行為、または業務を開始する行為。
(18) 代理出品等、オークションサービス・フリーマッケットサービス等の運営者が利用規約で禁止する使用方法を助長する業務を依頼する行為、または業務を開始する行為。
上記のことから、報酬が支払われる前に何らかの商品を購入させる案件、MLMなどのネットワークビジネスに関連する案件、他のサービスの利用規約に抵触する案件は禁止です。
代理購入などの案件は禁止されているにも関わらず、多数発注されていますが、禁止されている案件を発注するのは辞めましょう。
ちなみに代理購入については下記の記事をご覧ください。

クラウドワークスでの契約上のコツ
最後にクラウドワークスで契約を行う際、注意しておくべきことをご紹介いたします。
大きく2つの観点について述べていきます。
- クラウドワークスで仕事を進めるコツ
- クラウドワークスの仕事後の評価について
順を追って説明していきます。
クラウドワークスで仕事を進めるコツとは?
まずはクラウドワークスで上手く稼ぐためのコツを紹介していきましょう。
こちらで紹介するコツは基本ですが、最も重要なポイントです。
絶対におさえるようにしてください。
業務の前に疑問点を全て解決する
まずは業務の前に疑問点を全て解決しておくこと。
業務をあやふやな状態で行うと、最終的に修正依頼に苦しむことになります。
しっかりクライアント・ワーカー間で認識をすり合わせて勘違いのないようにしてから業務を進めましょう。
取引相手とのコミュニケーションをしっかりとる
次は取引相手とのコミュニケーションです。
コミュニケーションをしっかり取ることで上記の認識のずれをなくすこともできますし、クライアント・ワーカー間の信頼が生まれます。
信頼ができると、継続案件や単価アップにつながりますので、ぜひ積極的なコミュニケーションを取るようにしてください。
求められた仕事を丁寧かつ迅速にこなす
求められた仕事を丁寧かつ迅速にこなすのも重要です。
納期を遵守し、高品質な成果物を納品すれば、契約後の評価も良くなります。
先ほど説明した信頼にも繋がってくるところですので、特に「丁寧かつ迅速」を重視するようにしてください!
クラウドワークスの仕事後の評価について
また、契約後の評価について注意して欲しいところがあるので、共有いたします。
評価の善し悪しがクラウドワークスでの活動を決める、と言っても過言ではありません。
しっかり評価についても理解しておいてください。
補足のコメントに注意する
まずは補足のコメントをよく見ることです。
レビューにはユーザーのありのままの姿が反映されます。
仕事が丁寧かそれとも杜撰か、早いのか遅いのかといった事柄はレビューを見ればすぐにわかります。
仕事を一緒にしたいと思った時、基本はレビューを確認してから依頼や応募をするようにしましょう。
信頼が一番重要なので、評価がよくなるよう業務を進める
信頼こそクラウドワークスで活動する上で、最重要項目です。
信頼なくして募集も応募も通りません。
ですので、上記のコツを駆使して、なんとしてでも高評価をもぎ取るように努力してみてください。
時には単価に見合わない仕事もあるかもしれません。
そんな時でも、信頼を獲得するために精一杯目の前の仕事に取り組むと、単価も上がるかもしれませんよ。
まとめ
以上、クラウドワークスの契約の流れについての解説でした。
おさらいすると、クラウドワークスには4つの仕事形式があります。
- プロジェクト形式(固定報酬制)
- プロジェクト形式(時間単価制)
- コンペ形式
- タスク形式
それぞれに契約の流れの特徴がありますので、注意して選ぶようにしてください。
また、クラウドワークスで働く上では、信頼が一番重要です。
クライアントとしてもワーカーとしても、丁寧で迅速な対応を心がけるようにしましょう。
信頼ができれば、単価アップや、より良いワーカーと出会えるでしょうから。
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