「クラウドワークスのコンペとは何?」
「クラウドワークスのコンペは稼げる?」
「クラウドワークスのコンペの上手な利用方法を知りたい」
上記のような疑問を、お持ちではないでしょうか。
クラウドワークスを上手に利用して、効率的に稼ぐにはコンペの特徴や稼ぐコツについても理解することが大切です。
そこで当記事ではコンペとは何か、コンペで稼ぐコツや発注方法などを徹底的に調べました。
当記事で紹介する内容は、下記の通りです。
- クラウドワークスのコンペとは?
- コンペは稼げるのか?稼ぐコツを徹底解説!
- コンペの使い方を紹介!
クラウドワークスでコンペを利用して稼ぎたい方や、クライアントとしてコンペを利用したい方はぜひ最後までお読みください。
コンペの効果的な利用方法を把握して、効率的に稼げるようになると幸いです。
クラウドワークスのコンペとは?
クラウドワークスの、コンペとは「多数の提案の中から、最も気に入った作品を採用する」仕事形式です。
具体例としてホームページに記載するイラストが欲しいクライアントが、クラウドワークスを利用しているところを考えましょう。
- クライアント:ホームページに掲載するイラストが欲しいと思った時、コンペ形式で仕事を発注する
- ワーカー達:クライアントの応募を見てイラストが提案をする
- クライアント:ワーカーが提案してきたイラストの中からお気に入りのものを選択し、採用する
上記のように、最も優れた作品を提案したワーカーの作品を採用し、報酬を支払います。
当項目では、コンペ形式について下記のことを具体的にまとめました。
コンペ形式のメリット・デメリット
クラウドワークスでコンペ形式の仕事をするには、メリットとデメリットを理解することが大切です。
コンペ形式のメリットを、下記にまとめました。
発注者のクライアントから見た、コンペのメリットを下記にまとめました。
【少ない報酬で満足のいく作品を手に入れられる】
コンペはたくさんある作品の中から気に入った1人のワーカーと契約できるので、比較的少ない出費で済む
一方、ワーカーにとってのメリットを、下記にまとめました。
【1件の仕事で高額の報酬を得られる】
- コンペは他のプロジェクト形式に比べて、報酬が高い傾向にある
- コンペで1つの契約が取れるだけで一気に高収入と結びつく可能性もある
【実績ができるのは大きなメリット】
- 多くの応募の中から選ばれるコンペで採用されることは、並外れた実力があることの証明になる
- クラウドワーカーとしての実力も上がる
- コンペで契約した実績が新規の契約に結びつく可能性もある
以上の事柄から、コンペはクライアント、ワーカーにとってメリットの多い仕事形式だといえるでしょう。
クライアントにとってコンペのデメリットはあまりありませんがワーカーにとっての大きなデメリットは、下記の通りです。
コンペは採用されなければ報酬は支払われません。
採用されなかった場合は、提案に向けて使った時間と労力は返ってこないのです。
採用されると高収入になりますが採用されるとは限らないので、まさに一攫千金とも言えるでしょう!
コンペ形式で選択できる仕事のカテゴリとは?
上記のようなメリットとデメリットのあるコンペは、下記の2種類にのみ適応される形式です。
- デザイン
- ネーミング・アイデア
当項目では、コンペ形式が可能なジャンルについて、1つずつ説明します。
デザイン
デザインカテゴリには、下記の仕事の種類があります。
- ロゴ製作
- バナー製作
- イラスト製作
- LINEスタンプ製作
- チラシ製作
など
イラストやデザインのスキルがある人は、ぜひ挑戦してみてください。
ネーミング・アイデア
ネーミング・アイデアのカテゴリには、下記の仕事があります。
- ネーミング募集
- キャッチコピー・コピーライティング
など
どちらもアイデア勝負の仕事となりますので、人とは違う感性がある場合や、人の心を掴むセンスがある場合におすすめしたい仕事です。
特にチャッチコピーやネーミングは「採用されたら儲けもん!」くらいの気持ちで、隙間時間にトライできるでしょう。
クラウドワークスのコンペで稼ぐ5つのコツとは?
コンペで稼ぐためには、採用率を上げなくてはどうにもなりません。
コンペで稼ぐコツを掴み、採用率を上げましょう。
紹介する5つのコツは下記です。
当項目では、コンペで稼げるようになるためのコツについて具体的に紹介します。
中途半端では採用されない!とにかくスキルを磨く
コンペ形式で採用されるためには、スキルなくして採用はあり得ません。
コンペは最もスキルのある人を採用するわけですから、基本的な部分は磨いておくにこしたことはないのです。
スキル磨きの具体例を、下記にまとめました。
- 【イラストやデザイン】基礎的な知識を勉強して増やす、ポートフォリオを作り練習をする、ソフトの使い方をマスターする
- 【ネーミングやアイデア】普段から使えそうなキャッチコピーなどをメモしておく
特にデザインは、IllustratorやPhotoshopなどのソフトの使い方をマスターすると良いでしょう。
普段から準備していることで、コンペの採用確率は高くなりますよ。
単価の安い案件から挑戦する
単価の安い案件から挑戦してみるのも、効果的です。
まず実績を作るためにも、コンペに受かるという経験を積むためにもまずは低単価の仕事から受けてみましょう。
一度コンペに受かれば、採用されるためのコツが掴める可能性も否定できません。
提案の仕方を工夫してみる
提案の仕方を、工夫することも重要です。
イラストを求められた時、単純にイラストのみを提案するのではなく、クライアントが求める形で提案することで採用率は高くなります。
具体例を、下記にまとめました。
【ホームページのヘッダーにイラストを使いたいというクライアントの場合】
実際にホームページのヘッダーに設定した画像で提案をする
クライアントがイメージしやすいような提案の仕方を考えて、応募しましょう。
修正依頼に真摯に取り組む!
修正依頼が来たときはチャンスだと思いましょう。
- 修正依頼は、採用にはまだ至らないけど、可能性があるということの証明
- 真摯に対応し、クライアントが満足いく結果を提示できれば、採用はほぼ確実
- 丁寧&迅速な対応をする
クライアントから多少の無茶振りが来た場合も、可能な限り対応しましょう。
クライアントはなるべく早く成果物が欲しいので、レスの早いワーカーを重宝する傾向にあるのです。
諦めずに何度も提案していく
当たり前ですが、諦めないことが大切です。
コンペは険しい道のりですが、諦めては受かるものも受かりません。
- 何度も何度も挑戦して、受かるまで取り組む
- タスクやプロジェクトを並行して取り組む
諦めない心を持って、コンペに挑んでくださいね!
コンペで採用率を上げるコツをまとめると、下記の通りです。
- とにかくスキルを磨く
- 単価の安い案件から挑戦する
- 提案の仕方を工夫してみる
- 修正依頼に真摯に取り組む
- 諦めずに何度も提案していく
スキルを磨き、そして諦めないことが大切です。
粘り強くコンペに挑戦して、採用を勝ち取りましょう!
コンペ形式はぶっちゃけ稼げるのか?
と、気になるところですよね。
当項目では、Twitterでクラウドワークスのコンペに挑戦した方の生の声をご紹介します。
クラウドワークスのコンペについての良い評判
結論から言うと、採用された人経験がある人のコンペの評価は高い傾向にあります。
実際に採用され、報酬をもらえている人にとってコンペは稼ぎやすい場所であることがうかがえるでしょう。
今日は久しぶりに大学いってきます!
コロナの影響で留学に行けなくなり半年の休学。
そこからデザイン頑張るぞ!と決めてから最初はまったく結果出ずにひたすらクラウドワークスのコンペに参加しまくってた。約半年たった今。
デザインだけでバイト代ぐらい稼げるようになった。これから。
— ハヤト@現役600万大学生|フリーランス – 副業 支援 (@naruhave) September 1, 2020
コメントからも採用されたことに対する達成感、満足感が伝わってきます。
クラウドワークスのコンペを利用して、バイト代ほどのまとまった収入を得られるようになっている人もいるのです。
クラウドワークスのコンペについての悪い評判
イメージしやすいことですが、採用されなかった方からのコンペの評価は低い傾向にあります。
実際のコメントの一部を、下記にまとめました。
確かに何度もコンペに参加したのに採用されないと、モチベーションも下がりますよね。
クラウドワークスのコンペのやつって闇だよなぁ。
採用されなかったらタダ働きしなきゃいけないんだから。
何がワークスだよ。— うさぎたん@メルカリ詐欺にあいかけました。 (@tusagitan) July 22, 2017
クラウドワークス全然稼げない。未熟なことにコンペ全く通らないし辛いわぁ。ライターさんとかが強いのかなー。
— 鳴子 (@narco_XXI) April 1, 2019
この間久しぶりにクラウドワークスのコンペに参加。非公開案件だったけど、提案者にはどんなのが採用になったか見せてほしいなぁと思う。答え合わせができないというか…。
— DW (@DW_tw2) November 11, 2017
非公開案件の場合、最終的にどういった作品が提案されたかわからないのも不評なポイントです。
非公開案件では採用されなかった場合、ライバルがどういったものを提案していたかわからないため、参考にできないといった意見が見られました。
非公開案件について、下記に紹介します。
【非公開案件とは?】
コンペ形式には公開と非公開の2種類がある。提案した成果物が公開されるのが公開案件、公開されないものが非公開案件
採用された経験のない人がコンペ形式を嫌うのも、当然といえば当然といえるでしょう。
採用されなかったらタダ働きですから。
クラウドワークスのコンペとプロジェクト、タスクの違いとは?
クラウドワークスのコンペについて説明してきましたが、他の仕事形式との違いが気になるのではないでしょうか?
当項目では、コンペ以外の下記の形式について具体的に紹介します。
クラウドワークスのプロジェクト形式
プロジェクト形式は何度もワーカーとクライアントがやりとりを繰り返しながら、1つの成果物を作成する形式です。
プロジェクト形式の効果的な状況の一例を、下記にまとめました。
コンペは出来上がった成果物を選択するのに対し、プロジェクトはクライアントや他のワーカーと一緒に成果物を作り上げるイメージです。
コンペ形式とプロジェクト形式の違いを、まとめました。
クラウドワークスのタスク形式とは?
タスク形式の仕事は審査も、契約もない簡単作業です。
クライアントから見てコンペは多数の提案から1つを選びますが、タスクは数多くの成果物全てを安価で手に入れられるという違いがあります。
とにかく品質を重視する時はコンペを使用し、数が欲しいときはタスクを使用する、使い分けられるでしょう。
- コンペ:高品質な成果物が1つだけ欲しい時に使用
- タスク:とにかく多数の成果物が欲しい時に使用
タスクについての詳細は、下記を参考にされてください。
クラウドワークスのコンペ形式の応募の仕方とは?
当項目では、具体的な仕事の応募方法と発注方法を解説します。
ワーカーがコンペの仕事に応募するには下記の3つのステップをまとめました。
仕事を探す
まずは仕事を探しましょう。
クラウドワークスの「仕事を探す」画面の左側の「絞り込み」から、「コンペ」にチェックを入れて「絞り込む」ボタンを押します。
絞り込みボタンを利用すると、コンペ一覧が表示されますので、応募したいコンペのページを開いてください。
提案する
応募したいものが決まったら、早速作品を作り提案しましょう。
気になる応募ページを開くと、タイトル横に「提案画面へ」のボタンが表示されます。
提案から応募までの流れは、下記の通りです。
- 「提案画面へ」ボタンを押す
- クライアントが求める成果物を作成
- 提案
募集期間が終了すると、クライアントが成果物を選ぶ「選定期間」に入りますので、採用を待ってください。
場合によってはクライアントから「修正依頼」が来ることもあります。
採用後、報酬確定
採用された場合は、正式にクライアントが望む形のデータで成果物を納品します。
大まかな流れは、下記の通りです。
- クライアントが成果物の確認を行う
- 問題がなければ報酬が支払われる
- クライアントの評価をする
- 契約完了
基本的に、難しいステップはありません。
自分にできそうなものを探して、積極的にトライしてみましょう。
多くのワーカーがコンペを嫌いになる理由とは?
先ほども紹介しましたが、上記のようにクラウドワークスのコンペについてマイナスなイメージを持っているワーカーも少なくありません。
ワーカーにコンペが嫌われる理由は、下記とおりです。
当項目では、クラウドワークスのワーカーにコンペが嫌われやすい理由について紹介します。
提案が通らないから
ワーカーがコンペを嫌いになる理由は「提案が通らないから」です。
何度もコンペに挑戦するも、不採用となるのは精神的に辛いものがありますよね。
いくら応募しても落ち続ける場合は「時間の無駄」「プロジェクト形式の方がいい」と感じるのも無理もありません。
タダ働きになるから
不採用になった場合は、タダ働きになることも不人気な理由の1つです。
先ほども説明しましたが、コンペは不採用になった場合、報酬が支払われません。
毎月、具体的な収入額をイメージできないコンペはなかなかワーカーにとって難しいものといえるでしょう。
単価が安すぎるから
コンペの単価が安すぎると感じているワーカー達も、少なくありません。
コンペは比較的高い報酬が約束されていると説明しましたが、現在では非常に安いコンペも多数発注されています。
上記のように「採用されてもこれだけの報酬か」と、なかなか手が出ないこともあるでしょう。
効率よく稼ぐためには、スキルや実績を少しずつ身につけ、採用されやすいスキルを磨いたりコツを解かんだりすることが大切です。
【クライアント向け】クラウドワークスのコンペの仕事発注方法
ここまでワーカー向けの内容をお話してきましたが、クライアントとしてコンペの仕事を発注する方法を紹介します。
クライアントがコンペを利用して仕事を発注する時に踏むべきステップは、下記の3つです。
仕事を依頼する・仮払い
依頼は、「新しい仕事を依頼」画面より依頼内容を記載して登録します。
依頼の方法についてのステップは、下記の通りです。
【ステップ1:依頼したい仕事のカテゴリを選ぶ】
【ステップ2:依頼形式を選ぶ】
コンペ形式で発注する時には、ステップ2の段階でコンペ形式を選びます。
【ステップ3:詳細の記入】
画面の指示に従って詳細を記載します。
【ステップ4:仮払い】
コンペの場合は、登録後に仮払いをします。
仮払いについての詳細は、下記にまとめました。
仮払いが終わった時点で、案件が公開されますので、ワーカーからの応募を待ちましょう。
選定
案件が公開されると、ワーカーから提案があります。
募集期間が終了したら、提案の中から気に入った作品を選定しましょう。
選定期間に関する注意点は、下記の通りです。
2週間の間しっかりと選び、修正点がある場合は分かりやすく伝えましょう。
選定期間中に提案を採用しない場合は、コンペ保証料が分配されるので、ご注意ください。
採用・支払い確定
気に入った作品があったら「採用」ボタンを押します。
採用後の流れは、下記の通りです。
以上で契約完了となり、最後にワーカーを評価して契約が終了します。
【クライアント向け】クラウドワークスでコンペ形式を中止する方法とは?
前提として、コンペは募集期間が終了するまでキャンセルができません(早期終了で募集を打ち切ることは可能です)。
しかし採用確約をしていないコンペであれば、選定期間中のキャンセルができます。
キャンセル方法は、下記です。
- 募集期間終了後、クラウドワークスのページ上部「仕事管理」をクリックする
- 該当コンペのプルダウンより「キャンセルする」をクリックする
【クライアント向け】コンペで気に入った作品がなかった時の対処法
コンペを利用する際に、上記のことが起こったらどうしたらいいのだろうと悩むことはありませんか?
コンペには、提案保証という、キャンセル時に、提案人数が保証人数に満たない場合は仮払いした金額が返金される仕組があります。
なお、提案保証人数は仕事の作成時に確認が可能です。
さらに提案人数が保証人数以上でも、キャンセル手数料を支払うことで、コンペをキャンセルすることも可能です。
キャンセル手数料を、下記にまとめました。
- 提案人数が5人未満:コンペ保証料の20%
- 提案人数が5〜9人:コンペ保証料の35%
- 提案員数が10人以上:コンペ保証料の50%
不要な出費をしない為にもなるべくキャンセルをしないよう、ワーカーに修正依頼を出すことで対策ができないか考えましょう!
まとめ
コンペ形式は、たくさんの作品の中から最も優れた作品だけを選ぶ形式です。
ワーカーとして応募する際の下記のステップを、再度まとめました。
- 仕事を探す
- 提案する
- 採用後、報酬確定
クライアントとして仕事を発注する際のステップは、次の通りです。
- 仕事を依頼する・仮払い
- 選定
- 採用・支払い確定
コンペで効率的に稼ぐコツを、再び紹介します。
- とにかくスキルを磨く
- 単価の安い案件から挑戦する
- 提案の仕方を工夫してみる
- 修正依頼に真摯に取り組む
- 諦めずに何度も提案していく
コンペは、上手にコツを掴めば効率的に稼げる方法です。
スキルアップする努力をしたりや提案の仕方を変えたりするなど、工夫しながら諦めずにチャレンジしてみましょう。
プロジェクト形式と並行して作業するのも、おすすめです。
こちらの記事も参考にされてください。
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