「クラウドワークスの予算とはどういう意味?」
「クラウドワークスの予算とはどうやって交渉すればいいの?」
「クラウドワークスの予算とはキャンセル時にどう影響する?」
などといったお悩みを抱えていませんか?
クラウドワークスで仕事の募集を見ると、必ず記載されている『予算』。
この予算が何を意味しているのか、よく分かっていないという方も少なくありません。
当記事では
- クラウドワークスの予算とは?
- クラウドワークスでの発注時は予算を入力するフォーマットがある
- クラウドワークスで予算を見て報酬交渉するコツ
といった内容を徹底解説していきます。
クラウドワークスでの予算とは何のことか、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、クラウドワークス上での『予算』の意味がきっと分かるはずです。
クライアント向けにもまとめていますので、クライアントの方は「目次.6」にジャンプしてください。
クラウドワークスの応募要項にある予算とは
クラウドワークスの応募要項には固定報酬制の場合「予算」が設定されています。
この予算とは何のことなのか、疑問に思う方も多いことでしょう。
実は予算の取り扱いに明確な規定はありません。
つまり、クライアントによって予算とは何を意味するのか、その意味合いは様々です。
予算は案件によって「〜5千円」や「5千円〜1万円」という表記になっています。
これらの予算とはどのような意味なのか、主に下記の意味合いが挙げられるでしょう。
- 案件にクライアントが用意してる予算
- 一人の受注者に用意している予算
- 相場が分からず予算に余裕を持たせている
- 注目を集めるための表示
- 入力方法をクライアントがわからなかった
それぞれの意味合いを具体的に解説していきます。
案件にクライアントが用意してる予算
まずは「案件にクライアントが用意している予算」を指す場合です。
1つの案件を複数人に依頼したい場合、案件そのものに対しての予算を書いている場合があります。
例えば予算が「5千円〜1万円」で、募集人数が5人の場合は1人あたり最大で2,000円で予算を組んでいるという事です。
なにかプロジェクトを進める時には、それぞれの必要コストを計算して予算を決めます。
一人の受注者に用意している予算
次は「一人の受注者に用意している予算」が記載されている場合。
先ほどは複数人に対する予算でしたが、次は一人の受注者に対しての報酬金額の予算を示すケースです。
予算が「5千円〜1万円」でライティングをする案件を例にしてみましょう。
記事単価が1千円の場合は、5記事〜10記事を納品する前提での予算という意味になります。
相場が分からず予算に余裕を持たせている
クライアントが相場を分からず「予算に余裕を持たせて発注してる場合」があります。
応募要項の詳細に記載されている報酬よりも、予算が多い場合は余裕を持たせている可能性が高いです。
クライアントが
と考えている状態と言えます。
報酬交渉ができる可能性があるので、必要であればクライアントと報酬の相談をしましょう。
後ほど報酬交渉のコツについてもご紹介するので、ぜひ合わせてチェックしてください。
注目を集めるための表示
「注目を集めるための指示」である可能性もあります。
予算を多く組んでいるように見せると人が集まりやすいからです。
受注者が案件を検索した時に他の案件よりも目立つようにするテクニックのようなものといえるでしょう。
受注者が報酬が低いという印象を受けると、応募を見送る可能性が高くなります。
入力方法をクライアントがわからなかった
クラウドワークスで仕事を発注する事に慣れていないクライアントの場合は「入力方法がわからなかった」可能性もあります。
可能性としては非常に低いですが、入力時の初期城状態では「5万円〜10万円」の設定です。
あまりに応募要項と予算がかけ離れている場合は、意味のない表示という可能性も視野に入れておきましょう。
クラウドワークスでの発注時は予算を入力するフォーマットがある
クライアントが発注する時には、予算を決定する欄があり以下の金額選択できます。
また、細かい金額指定もできるので、予算が確定していればクライアントが金額を設定することもか可能です。
一番安い予算でも「〜5千円」という表記になります。
数百円の報酬案件の予算を見た時に混乱しがちですが、発注フォーマットの関係でそのようになる事も覚えておきましょう。
報酬などは応募要項の詳細を確認する
予算が書かれていても、報酬の詳細は応募要項を確認しましょう。
先ほどご紹介したようにクライアントによって予算の意味合いは様々です。
そのため報酬について確認するには、予算よりも応募要項に記載されている内容を確認すれば間違いありません。
報酬金額の相談は「相談してから金額を提案」を利用する
報酬の相談がしたい場合は、応募画面の「相談してから金額を提案」にチェックを入れれば相談が可能です。
たとえば以下のような時は相談機能を利用しましょう。
クラウドワークスでの報酬交渉のコツ
クライアントに報酬交渉をする時のコツをご紹介します。
報酬をあげてくれるクライアントは予算に幅を持っていることが前提です。
発注の段階で報酬を確定しているクライアントは、交渉しても報酬は上がらないので注意しましょう。
クライアントとの報酬交渉のコツは大きく分けて2つあります。
- 交渉できる材料を用意する
- クライアントと信頼関係を築く
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
交渉できる材料を用意する
まずは「交渉できる材料を用意する」ことが大切です。
クライアントにとってもメリットになる条件を提示してみましょう。
たとえばロゴデザインを募集する案件の場合
などといった条件です。
ライティングの場合であれば、今まで執筆した記事の提示やオリジナル画像を用意して交渉が可能でしょう。
これらを行うためにはまずは実績が必要があるので、実績を積んで交渉ができる材料を揃えることがポイントです。
クライアントと信頼関係を築く
次に「クライアントと信頼関係を築く」ことも大切にしましょう。
何度か契約したクライアントに対して交渉をした場合は、今までの実績をアピールして交渉することができるからです。
たとえ初めてのクライアントであっても最初のメッセージが重要です。
メッセージで誠意を感じられる文面であれば、受け取った方も丁寧に取り扱ってくれます。
これらを意識して報酬の交渉を進めると、スムーズに交渉が成立する可能性が高いです。
「予算はメンバーと相談する」と書かれている場合の予算とは?
通常予算が記載されている箇所に「予算はメンバーと相談する」と書かれている場合があります。
これは報酬のクライアントが報酬を決めるのではなく、契約時に金額を相談して決めるという発注方法です。
クライアントが相場目安を分からない場合や質の良いクライアントを精査したいという場合に使用します。
こちらから見積りを出すような形になるので初めは難しいですが、慣れればスムーズに契約ができます。
見積もりについては、下記の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
【クライアント向け】クラウドワークスの契約がキャンセルになったら予算はどうなる?
予算を組んでいても、相手側の都合で仕方なくキャンセルになることもあるでしょう。
もしクラウドワークスで契約が進んでから、受注者から契約のキャンセルリクエストがきた場合、予算はクライアントに返却されるので安心してください。
また、受注者と連絡が取れなくなった場合はクライアントから契約のキャンセルリクエストを送る事も可能です。
その場合リクエスト送信から1週間以内に同意がない場合は、自動的に契約はキャンセルされます。
まとめ
クラウドワークス上での予算とは、主に下記の意味合いが挙げられるでしょう。
- 案件にクライアントが用意してる予算
- 一人の受注者に用意している予算
- 相場が分からず予算に余裕を持たせている
- 注目を集めるための表示
- 入力方法をクライアントがわからなかった
クライアントによって、予算が意味する内容はさまざまです。
募集要項を確認しても、予算の意味合いが分からない場合は、遠慮せずにクライアントに確認してみましょう。
些細な疑問点でも確認しながら進めることが、お互いの信用に繋がるはずです。
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