「クラウドワークスでロゴ作成を依頼する方法が知りたい」
「クラウドワークスでロゴ作成を依頼したいけど、どうしたら良いのかよく分からない」
「クラウドワークスでのロゴ作成依頼に興味はあるけど、本当に任せていいのか不安…」
この記事を読んでいるあなたは、こんなふうに思っているかもしれません。
そこで今回は、クライアント向けに「クラウドワークスでのロゴ作成の依頼方法や注意点」を徹底解説します。
後半では、受注者側が読んでトクする情報も書いていますので、気になる方は目次「8」を選んでくださいね。
クラウドワークスでロゴ作成を依頼する方法は2つ
クラウドワークスでロゴデザインを募集する形式は、2つあります。
デザイナーと相談しながら進める「プロジェクト形式」
プロジェクト形式は、応募してきたデザイナーの中から採用者を決定し、そのデザイナーと話し合いながらロゴを作る形式です。
金額や納期などの希望も、デザイナーと相談し合いながら進めることが出来ます。
・ある程度ロゴのイメージが具体的に決まっている
・デザイナーと相談しつつ仕事を進めたい
複数案から選ぶ「コンペ形式」
コンペ形式は、あらかじめロゴデザインのイメージを募集し、複数の案から希望に合ったデザインを選ぶ形式。
依頼するときは、作りたいロゴのイメージ、締め切り、報酬金額などを設定します。
・具体的なイメージが決まっておらず、複数の中から選びたい
・短期間で沢山の案を集めたい
クラウドワークスでロゴ作成を依頼するときの相場はいくら?
クラウドワークスでロゴ作成を依頼するときの平均相場は、だいたい2~3万円。
相場だけでいったら上記の金額ですが、実際にはもっと振れ幅があります。
ざっと調べた中だと「5,000円~100,000円」といったところでした。
参照元:クラウドワークス ロゴ作成
クラウドワークスでロゴ作成を依頼するならロゴコンペがおすすめ
ロゴ作成を依頼するときは「プロジェクト形式」と「コンペ形式」があることはお話しましたが、実際に多く用いられている形式は、圧倒的にコンペ形式です。
そこで、クラウドワークスでロゴコンペが好まれる理由を調べてみました。
多彩なデザインやアイデアから選択できる
なんといってもコンペ形式の最大の魅力は、さまざまなデザイン案から選択できるところです。
自分でも想像がつかないようなアイデアや、個性的なデザインと出会う機会もあるでしょう。
1つのデザイン会社だけに依頼するのでなく、多数のデザイナーから集結したロゴデザインを比較できるのが良いですよね。
13万人の経験豊富なデザイナーが集結
クラウドワークスには、おおよそ13万人のデザイナーが存在します。
・IllustratorやPhotoshopなどのスキルあり
・大手企業のDTP(パソコンを使った印刷物の作成)対応
・イラスト・キャラクター作成対応
など、さまざまな分野で活躍するプロがそろっているので、安心して依頼できるのも魅力。
依頼フォームを埋めていくだけで希望のイメージを具体化
作りたいロゴのイメージを細部まで具体化できていなくても、問題ありません。
クラウドワークスの依頼フォームは、発注者のロゴイメージをなるべく具体化できるよう作られています。
たとえば「頭文字」や「筆文字」など、ロゴのイメージを9種類の中からチョイス。
イメージがだいたい決まっていれば1つ選択、ふわっとしていたら複数タイプを選択するなど…。
ほかにも、企業のメインカラーや使ってほしい色、参考にしてほしいデザインなど、具体的なイメージを提示できるような項目が多数あります。

ただし、あまりに具体性がない依頼内容だと、応募率が下がるという傾向も。

え、なんでですか?

デザイナーとしては、「依頼内容が漠然としすぎている」≒「採用される可能性が低い案件」として敬遠してしまうそうです。
価格も手頃
クラウドワークスに登録しているデザイナーは、会社に属していないフリーランスや、副業としてデザインをしている人たち。
そのため、比較的低価格でデザイン開発をしてもらえます。
クラウドワークスでのロゴコンペ利用方法
さっそく、クラウドワークスでのロゴコンペ利用方法を見ていきましょう。
はじめにいっておくと、手順はすごく簡単です。
会員登録無料なので、どんな内容なのかのぞいてみるだけでも良いと思います。
詳しく説明していきましょう。
①最初に、クラウドワークスで会員登録してください。
3分あれば完了します。新規会員登録ページはこちら。
②会員登録が完了したら、さっそく「依頼詳細」内に依頼内容を入力しましょう。
唯一自由に書ける項目で、デザイナーに要望を伝える上で非常に大事な部分です。
具体的なイメージがあれば、惜しまずどんどん書いていきましょう。

依頼タイトルは、なんと256文字まで書けます!
デザイナーの心をくすぐるような内容を入れると、応募率UPも期待できます。

「急募!」とか「高単価」とかですか?

ん~そうですね。
それよりは「会社のイメージを一新させたいので、モダンな印象のロゴを作りたい」とか、会社の思い入れが伝わる方がデザイナーの興味をそそると思います。
③上記以降は任意の項目。色や利用用途、希望イメージなどを選択式で埋めていきます。

任意ではありますが、具体的なイメージが固まっていない場合はぜひ積極的に埋めていきましょう。
④次に、予算や応募期限を設定します。
⑤上記の手順を踏んだら依頼金額を仮払いし、募集内容が公開されます。
クライアントがデザイン案を採用するまで、デザイナーに料金が支払われることはありません。
また、デザイナーの立場からすると支払いの保証にもなります。
⑥募集後、集まった提案を確認。募集を締め切ったあと14日以内に採用案を決定します。
「これだ」というロゴデザインを決めたら、後はデザイナーからの「ロゴデータ納品」を待つのみ。
ここまでが、一般的な依頼から納品までの流れです。
クラウドワークスでのロゴ作成コンペ採用一覧
実際に、クラウドワークスでどんなロゴデザインが採用されているか気になりますよね。
というわけで、ほんの一部ご紹介します。
新規立ち上げや店舗のオープン、インスタのアイコン用など、用途もさまざま。
相場も5,000円~と、低予算での依頼が可能です。
ロゴ作成を依頼した業界の実例は、
・飲食店
・ネイルサロン
・会計事務所
・アンティークショップ
・ネットショップ・ECサイト
などさまざまです。
なかには、ヤマハやTBSなどの大手企業から経済産業省まで、クラウドワークスのロゴ作成コンペを利用。
提案数は50を超えることもあります。
クラウドワークスでロゴ作成を依頼するときの不安や疑問
実際利用してみようとなると付いてくるのが、細かいギモンや不安ですよね。
ひとつひとつ見ていきましょう。
誰が利用できる?
誰でも利用できます。
クラウドワークスは個人・法人問わず仕事を発注・受注することが可能です。
そのため、個人が発注者となることも、法人が受注者となることもあります。
いくらから頼める?
依頼金額の下限は、1,000円です。
ただし、少額予算の依頼だと提案数は増えなかったり、経験豊富なデザイナーからの提案がきづらい傾向が。
20,000円、35,000円、50,000円、80,000円での依頼が多いようです。
お金は何回支払うの?
一回のみ。
コンペ開催の費用が総額です(デザイン買取費なども含まれる)。
修正依頼は何回まで出来る?
何回でも可能です。
理想に近い提案がある場合は、デザイナーに要望を伝えて手直しをしてもらえます。
コンペの期間が終了した後も最大14日間はやりとりが出来るので、より希望のイメージに近づけることが可能。
修正依頼のやりとりはクラウドワークスの中だけで完結します。
デザインの知識がなくても依頼できる?
はい、できます。
ロゴ作成の依頼フォームの手順に沿って入力していけば、デザイン知識がなくても数分でコンペを開催できます。
クラウドワークスに登録しているデザイナーの85%は、3年以上のデザイン経験者。
Illustratorやphotoshopなどのソフトを使いこなすだけでなく、大手企業のロゴ作成を手掛けるプロもいます。
希望さえ伝えれば、あとは豊富な経験者に任せられそうですね。
提案が集まらなかったら?
デザイナーの人数が一定数(※)集まらなかった場合、支払った分がコンペ保証料として返金されます。
ただし、ロゴ作成コンペに2万円以上を支払った場合が対象です。
※報酬金額に応じて、人数設定が違います。

下記のように、オプション(有料)を使って自分の依頼を目立たせることもできますよ。

より多くのデザイナーの目にとまれば、応募してくるデザイナーの母数も増えそうですね。

はい。
ただ、クラウドワークスに登録するデザイナーの数はかなり増えてきているので、提案数の心配はあまりしなくていいような気もしますね。
クラウドワークスのコンペでロゴ作成を依頼するときの注意点
注意点については、コンペでロゴデザインを募集する前と後に分けて紹介します。
まずは、募集前の注意点から見ていきましょう。
盗用に備えて事前告知を
クラウドワークスは、顔の見えない相手と取引する場。
なかには、信用性に欠けるデザイナーが存在している可能性もあります。
だからといって、トラブルが発生した時にクラウドワークスが全面フォローしてくれるわけではありません。
万が一のときに法的措置がとれるよう、盗用の禁止告知を事前に明記しておくと良いでしょう。
また、他の案件で提案して不採用になったデザインを流用するといったケースも考えられなくはありません。
心配な場合は、盗用と同じく依頼フォームに禁止の旨を明記しておきましょう。
募集前に社内ですり合わせ
クラウドワークスで募集する前に、発注側の意見がまとまっているかをしっかり確認しておきましょう。
会社のロゴデザインを募集するときというのは、社内の発注担当者がデザイナーと直接やりとりすることになると思います。
このとき、発注担当者と社長が求めるロゴイメージがズレたまま募集を公開すると、デザイン案が出てから「やり直し」の依頼をせざるを得なくなるケースもあるのです。
大幅な修正であれば、そもそも依頼自体をやり直す必要が生じたり、小さな修正であっても発注者とデザイナーともに労力がかかります。
あとあと面倒な展開にならないよう、社内でしっかり方針を統一しておくのはマストです。

次に募集後の注意点を紹介します。
募集終了ギリギリまで待ってから選定作業を
デザイナーの中には、募集終了日ギリギリにデザイン案を出してくる人もいます。
おそらくですが、自分の案を他のデザイナーに見られたくないという理由があるのかもしれません。
募集期間があとわずかでも、終了まで待ってから選定作業するのが良いでしょう。
クラウドワークスでロゴコンペに参加したいなら【受注者向け】
ここからは、受注者向けに少しお話をしていきます。
クラウドワークスでロゴコンペに参加する手順
発注者同様、まずはクラウドワークスで会員登録してください。
あとは、仕事を探して提案するだけ。
ロゴ作成のコンペに参加する際、すべての手続きがクラウドワークス上で完了します。
クライアントから修正依頼が来た場合も、クラウドワークスのシステムを通してやりとりしてください。
ロゴ作成のコンペで初心者が勝つためのコツ3つ
初心者でロゴコンペに参加する場合は、なかなかの忍耐力と精神力、また地道な取り組みが必要です。
心が折れそうになる前に、下記のことを参考にしてみてください。
新着案件から応募してみる
クラウドワークスのコンペは、公開コンペになっていることが良くあります。
つまり、自分以外の応募者のデザインを誰でも見ることが出来てしまうということ。
これについては賛否両論あるのですが、まぁそれは置いておいて…。
ロゴデザインの募集要項を見ている時点で、すでに提案されているデザイン案が目に入ってくることもあります。
そうすると、目に入ってきた作品に無意識に影響されたり、方向性があやふやになってしまったりするもの。
なるべく周囲に惑わされず作業するために、出来たら応募の少ない新着案件から参加することをおすすめします。
募集内容をしっかり読む
ロゴコンペの依頼内容の中には、少ない情報しかない場合もあります。
そこから「どう想像力を膨らませていくか」が大事です。
クライアントは、
どんな目的でロゴを必要としているのか
どんな層をターゲットにしているのか
どんなシーンで使用するのか
限られた情報のなかで、クライアントの思いを汲み取っていくことを意識してみましょう。
参考URLの記載がなくても、社名や店名を検索してクライアントの理念を探ってみてください。
全力で提案したらあとは忘れる
デザインを提案したあと、その結果が気になってしまうのは当然です。
しかし、忘れるくらいで良いと思います。
ロゴコンペは、しばしばメンタルがやられてしまうことも…。
丹精込めた自信作だったのに、クライアントからリアクションがなく、他のデザインが採用されたなんてことは良くあることです。
正直、かなりヘコみますよね。
一回一回落ち込んでいると、コンペに参加するのも嫌になっちゃいます。
そもそもコンペは、数十件の応募から1人しか選ばれないというなかなか酷な道なのです。
一件一件に執着しすぎず、それでいてクライアントから問い合わせがきたら全力で取り組むという姿勢で挑みましょう!
まとめ
・クラウドワークスでロゴ作成を依頼するならコンペがおすすめ
・その理由は「多彩なデザインから選択できる」「カンタンに依頼できる」「価格も手頃」だから
始める前は色々と不安だと思いますが、検討する価値は十分あると思います。
気になる方は、クラウドワークスのサイトをのぞいてみてください!
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