「 クラウドワークスの相談から契約までの過程は難しい?」
「クラウドワークスの仕事はどう進めればいいの?」
「仮払いの後じゃないと作業を開始しない方がいいって本当?」
この記事を読まれているあなたは、上記のように思われているかもしれません。
クラウドワークスを使い始めたばかりだと、仕事の相談や契約までの流れや、クライアントとの仕事のやり取りの方法がわからなくて悩むこともありますよね。
そこで今回はクラウドワークスの相談から契約までの流れや、ありがちな質問について徹底的に調べました。
当記事で紹介する内容は、下記の通りです。
- クラウドワークスの相談から契約までの手順
- やりたい仕事を探す方法やコツとは?
- クラウドワークスを使用する時の注意点とは?
クラウドワークスの初心者やクライアントとのやりとりで悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。
クラウドワークスの使い方やルールを理解する助けになると、幸いです。
クラウドワークスの相談から契約までの手順
クラウドワークスは25万以上のクライアントと200万以上のユーザーが利用する、日本大手のクラウドソーシングサービスです。
クラウドソーシングの中でも初心者向きの案件も多く、手軽に始められます。
そのクラウドワークスで仕事をする時の流れは、以下のようになります。
②不明点があれば「気軽に相談」から質問をする
③条件交渉
④条件に同意後に契約
⑤仮払い処理
⑥作業をして納品
⑦検収後に報酬の支払い
⑧完了後に評価入力
下記の項目からは、それぞれのセクションに分けて初心者の方にも分かりやすいように解説していきます。
この内容を抑えれば、初めてのクラウドワークスでもスムーズに契約できるでしょう。
やりたい仕事を探して応募する
自分がどのような仕事をしたいかを、数ある案件の中から探します。
クラウドワークスでは様々な種類の案件がありますが、初心者の方におすすめのジャンルは下記の通りです。
- ライティング
- データ入力
まずは自分に合った仕事を探す為に、色々な仕事を見比べましょう。
気になる案件が見つかったときにする手順は下記の通りです。
- 案件の内容をしっかりと確認する
- 「気軽な相談」を利用して気になる点を質問する
自分にできそうな案件か、納品期限は守れそうかなどをしっかりと確認し、気軽な相談で質問しましょう。
気軽な相談の使い方は、次の項目で説明します。
初心者に人気のジャンルに関しては、下記を参考にされてください。
質問がある時は「気軽な相談」
応募をする前に案件の内容で不明瞭だと感じた点は、チャット機能使用した「気軽な相談」から確認する事が可能です。
「気軽に相談」を利用する方法は以下の通りです。
- 応募画面の中央部にある「契約金額の提示」の「相談してから金額を提案」を選ぶ
- 聞きたい内容のメッセージを入力し、「相談する」ボタンをクリックする
相談するボタンを押すと、テンプレートも用意されているのでテンプレートに沿って入力することもできます。
「気軽な相談」で質問できる具体例を、下記にまとめました。
中には、具体的な仕事の提案や、作業に使うソフトやツールの内容など込み入った相談をしている人もいます。
質問する際には、丁寧な言葉遣いを心がけマナーを守りましょう。
応募要項はきちんとチェックする
案件に相談する時や応募する際には、応募要項をしっかりと確認しましょう。
案件によっては応募する為の条件や、納期が設定されています。
自分がその内容でも問題なく案件をこなせるのかを、確認しておかないと起こりがちなトラブルは下記の通りです。
- 採用されてからクライアントとのトラブルが生じる
- 納期に間に合わないことが起こる
上記のように「思っていた案件と違った」「作業を始めたけど納品に間に合いそうもない」などの問題が、起こりかねません。
応募予行には応募する際に伝えるべき内容が記載されていますので、内容をコピーして応募メッセージに入力しましょう。
納期に間に合わないトラブルが生じた時の対応方は、下記を参考にされてください。
応募の後は契約条件の提示をする
応募した後の流れは、契約条件の提示です。
基本的に納期や報酬はクライアントが指定しますが、最終的に契約をする前には、きちんと契約条件を確認しておきましょう。
当項目では、契約条件について下記のことを詳しく解説します。
契約金額について
契約金額は、あらかじめクライアントが提示している金額で契約するのが一般的です。
契約金額の具体的な記載例を、下記にまとめました。
- 単発のタスク案件:「1件300円」のように記載
- 記事ライティングの案件:「文字単価」として「1文字0.5円」などの記載や、1記事3000文字「1500円」などの記載
同じ記事ライティングの案件でも上記のように文字単位の場合と、記事単位で契約金額が設定されている場合もあります。
案件内容と制約金額について、理解しておくといい情報は下記の通りです。
ジャンルやスキルの違いにより、受注しやすい案件の単価が変わるのは否めません。
特にスキルが全くないクラウドワークス初心者の場合は、単価が低くなりがちです。
地道にスキルを磨く事で、報酬金額が高い案件も受注できるようになります。
クラウドワークスの初心者が知っておくと良い、スキルについての情報は下記の記事を参考にされてください。
固定報酬制と時間報酬制の違い
クラウドワークスの報酬の制度には「固定報酬制」と「時間報酬制」の2つがあります。
2つの違いは報酬の設定に違いがあり、下記の通りです。
固定報酬制について
- クラウドワークスでの案件の多くは固定報酬制
- 「1件500円」や「1記事1500円」のような形態
固定報酬制の特徴:
- 予算や仕事の作業量が決まっている
仕事の例:
- 既にiPhoneアプリがあるのだがAndroid版を安価に開発したい
- 記事を10本書いてほしい
時間報酬制について
- 数は少ないが、クラウドワークスの案件に中には時間報酬制のものもある
- 時間が管理できるシステムを導入している場合もある
特徴:
- 時間が決まっている
- スケジュールが決めやすい
仕事の例:
- ビジネス電話での通訳
- オンラインでの英語レッスン
クラウドワークスで、多く報酬を得るコツについては、下記を参考にされてください。
条件交渉に同意で契約
ある程度の実績やスキルが必要にはなりますが、報酬や納期の交渉をする事も可能です。
条件交渉の方法や、ノウハウ下記に紹介します。
条件交渉:
- 応募の際に表示される画面で、契約金額を変更して応募する
- クライアントがその金額を見て、了承すれば条件合意となる
条件交渉のコツや注意点:
- 応募要項にある金額より変更して応募する際にはスキルを伝えておく
- 自分が今までに行ってきた実績を紹介する
- 自分のアピールポイントを伝える
- 納期の期限、仕事の内容なども交渉できる
クライアントが「この人に仕事を受注したい」と思ってくれるように、自分をアピールすることが大切です。
今まで行ってきた実績も重要になるので、アピールポイントをしっかりと伝えましょう。
契約後は仮払いの手続きから
契約が同意された後から作業に取り掛かり、報酬を受けるまでの作業を解説します。
応募条件の同意できて契約が完了すると、次の処理はクライアントの仮払いです。
等項目では、仮払いから支払い後の評価までの流れについて下記のことを解説します。
- 仮払いは何のためにあるのか?
- 作業を進めて納品する
- 研修して問題がなければ支払い
- 支払い後の評価は忘れずに!
仮払いはなんの為にあるのか
仮払いとはクライアントからメンバーに対して支払われる報酬を、作業前にクライアントからクラウドワークスへ預けるという仕組みです。
仮払いの仕組みや、メリットを下記に紹介します。
仮払いの仕組み:
- クライアントの仮払いが完了したら、作業を開始する
- 報酬は検収が終了した時に、クラウドワークスからメンバーへ支払われる
仮払いのメリットとは?
- 仮払いを導入する事で、報酬が支払われない避けられる
- クラウドワーカーとして安心して作業ができる
- 万が一クライアントと連絡がつかない事態になっても、報酬が得られる
クライアントの仮払い後に作業を開始することで、メンバーとしても安心して作業へ移る事ができるのが大きなメリットです。
作業を進めて納品する
仮払いの手続きが完了した後は、作業を進めて納品をする流れです。
作業する内容をしっかりと確認して、わからない点などはすぐに確認しておきましょう。
納品方法の一例を、下記にまとめました。
- クラウドワークスのチャット上でも可能
- クライアントと外部ツールを使用している場合は、そのツール上でも問題ない
- 外部ツールを利用している場合は、データのない状態で「納品する」というボタンをクリックして手続きを進める
納品前に、ミスがないか、必要な資料が全部入っているかなどをしっかり確認することも大切です。
検収して問題がなければ支払い
作業したものを納品した後は、クライアントが内容を確認する検収作業をして、問題がなければそのまま支払いへと手続きが進みます。
検収の結果、ミスがあった場合や修正点があった場合の作業は下記の通りです。
- 検収した結果修正点があれば、内容がクライアントから指示が入る
- 修正が必要な場合に関してはクライアントの指示に従って、修正した旨を伝えて確認してもらう
修正点がなく、スムーズに支払いに進むのに越したことはありませんが、クライアントか修正を依頼されるケースも珍しくありません。
修正内容が問題なければ、報酬の支払い手続きへと進めます。
支払い後の評価は忘れずに
検収が終了して報酬の支払いが完了した後には「評価する」というボタンが案件詳細のページに出てきます。
評価の内容や、評価が大切だと言える理由は下記の通りです。
評価とは?
- 案件が終了した後にワーカーがクライアントの評価を入力して、クライアントがワーカーの評価を入力するシステム
評価が大切な理由とは?
- 案件終了後に得る「評価」が、好条件の案件で選ばれる基準の1つになる
- クラウドワークスのようなクラウドソーシングでは、基本的に取引相手の顔が見えないので評価をチェックしているクライアントが多い
- クライアントを正しく評価することで、他のクラウドワーカーが参考になる
上記のように、良い評価を得ることはワーカーにとっても、クライアントにとっても次の仕事をする上で大切です。
「相談から契約」リストに反映されない場合
案件を受けた場合は基本的に全て「相談から契約」の一覧に表示されます。
しかし、まれに契約を進めて納品をした案件でも、クラウドワークスのメニュー欄にある「相談から契約」に表示されないというケースもあるようです。
相談から契約に表示されない場合の注意点を、下記に紹介します。
納品後の検収手続きをした段階で表示されなくなる場合は、システムエラーの可能性があるので、クラウドワークス運営に問い合わせてみましょう。
仮払い前に直接連絡は取らない
まれに仮払い契約前に、フリーアドレスでのメールのやり取りやLINEのIDを教えて欲しいと聞かれる場合があります。
直接連絡についてのルールやメリットは下記の通りです。
- 契約前に直接連絡をして、支払い関係でトラブルになるのを防ぐメリットがある
- 契約後の直接連絡については禁止していません
- 契約後にクラウドソーシング外のツールで連絡したり作業したりするのは問題ない
- 解約後に直接連絡する場合はメンバーの自己判断で行うこと
クラウドワークスでは、契約前のクライアントとのやりとりについて下記のことが載せられていました。
クラウドワークス上のメッセージ機能以外(スカイプやLINE、チャットワーク、メールアドレス、電話番号など)でやりとりを促すことや、クラウドワークス以外の連絡先を教えることはご遠慮ください。
※事業説明会であっても、サービス外でのやり取りが必要になる行為は規約違反となります。やむを得ずサービス外での連絡が必要な場合は、「サービス外連絡申請」をご利用ください。
契約後のクライアントとのやりとりについては、下記の通りです。
原則としてサービス外での直接連絡を禁止しています。
ただし、「サービス外連絡申請」をしていただき、弊社が承認した場合は、必要に応じて電話、スカイプ、打ち合わせなど、直接ご連絡いただけます。
※契約ごとにサービス外連絡申請を行う必要があります。
※サービス上で知り合われた方とのサービス外での直接契約(金銭の授受)は禁止しております。
クライアントの中には、独自のグループチャットを利用して仕事を進めていることも多いためサービス外で連絡をせざるを得ないケースも少なくありません。
サービス外での連絡は、くれぐれも契約後であることを覚えておきましょう。
タスク案件などの単発の仕事であれば、クラウドワークス内のチャットでもできるので直接連絡を絶対に取らなくてはいけないという訳ではありません。
まとめ
新しくクラウドワークスを始める方に向けて、相談から契約までの事を解説しました。
今回の内容をポイント別にまとめると、下記の通りです。
・次に契約条件を提示して同意してもらう
・仮払い後に作業へ移り納品をする
・報酬受け取り後に評価を付ける
クラウドワークスを使用する際にトラブルに巻き込まれないため覚えておきたい大切なルールは、下記の通りです。
- 必要があれば契約前に質問すること
- 契約前に内容をしっかりとチェックすること
- 仮払い後に作業をすること
- 契約前には直接連絡をしないこと
クラウドワークスは、クラウドワーカーとクライアントが気持ち良く安心して仕事ができるように仲介をしています。
いろいろなルールがありますが、ルールを守ることでトラブルを避けられるメリットがあります。
ルールを守り、スムーズにクラウドワークスを利用しましょう。
下記の、関連記事も参考にされてください。
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