「クラウドワークスで報酬が支払われない場合はどうしたらいい?」
「クラウドワークスで報酬が支払われないのは詐欺なの?」
「クラウドワークスで報酬が支払われないけど大丈夫?」
上記のような悩みや疑問をお持ちではないでしょうか。
せっかく仕事をしたのに、報酬が支払われないと不安になりますよね。
詐欺なのではないかと心配になるのも無理はありません。
当記事では
- クラウドワークスで報酬が支払われない場合について解説!
- クラウドワークスの仮払い制度ってそもそも何?
- クラウドワークスで仕事ができなかった場合の報酬はどうなる?
といった内容を徹底解説していきます。
クラウドワークスで報酬が支払われないとお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、クラウドワークスで報酬が支払われない時の適切な対処法がきっと分かるはずです。
クラウドワークスで報酬が支払われない場合について解説!
さっそくですが「クラウドワークスで報酬が支払われない場合の対処法」をご紹介していきます。
下記3つのパターンについて説明していきましょう。
- 仮払い前に業務を開始してしまった場合
- 検収をしてもらえない場合
- 直接契約をしてしまった場合
仮払い前に業務をしてしまった場合
まずは仮払い前に業務を始めてしまって、報酬が支払われないという場合の対処法です。
残念ながら仮払い前に業務を始めてしまった場合、報酬を受け取るのはかなり難しいでしょう。
なぜなら、仮払い前であればクラウドワークスが対応できる範囲外だからです。
仮払いがしっかりされていれば、クラウドワークスのシステムで対処ができるのですが、仮払い前ではクラウドワークスが介入できません。
上記のような状態になることを避けるために、クラウドワークスは下記のように規約に定めています。
本サービスの利用者が、以下に定める行為を行うことを禁止します。
(中略)
(29) プロジェクト形式において、仮払いが完了される前に業務を依頼する行為、又は業務を開始する行為。(但し、後払いを認めたクライアントの場合は、業務委託契約を締結する前に業務を依頼する行為又は業務を開始する行為。)
基本としては仮払いが確認できてから業務をすることを徹底してください。
どうしても報酬を回収したいという場合は、仮払いに応じるようメッセージを送信し、契約をクラウドワークスが定める流れで行うようにしましょう。
検収をしてもらえない場合
仮払いをしてもらっている状態で、納品し検収してもらえない場合の対処法は主に2種類あります。
- 検収するようにクライアントに催促のメッセージを送る
- クラウドワークスの事務局に問合せをして、強制的に検収をしてもらう
まずは検収するようにクライアントに催促のメッセージを送りましょう。
クライアントが検収を忘れているパターンもあるからです。
どうしても連絡がつかない場合は、最終手段の「事務局への報告」をしてください。
クラウドワークスへの問合せについては下記の記事をご覧ください。
上記の問合せをすれば、強制的に検収合格としてクラウドワークスが対応してくれます。
もし納品したのに返事がこない場合は、ぜひ参考にしてください。
直接契約をしてしまった場合
直接契約をしてしまった場合についても、クラウドワークスが介入できません。
どうしても報酬が支払われないのであれば、報酬の受け取りは諦めた方が良いでしょう。
実際にクラウドワークスは直接取引を禁止しています。
本サービスの利用者が、以下に定める行為を行うことを禁止します。
(中略)
(26) 弊社を介さない仕事や支払い、および直接取引を想起させる行為。
クラウドワークスの利用規約に違反した内容の契約では、クラウドワークスが介入することはできませんので、どうすることもできません。
上記の場合は勉強料として報酬は諦め、今後似たような案件は受けないようにしましょう。
クラウドワークスの仮払い制度ってそもそも何?
クラウドワークスで報酬が支払われない場合について解説しましたが、そもそも仮払いとはなんなのでしょうか。
上記の疑問を解決するため、仮払いについて詳細に説明していきます。
- 受注者を守るための制度
- 業務を開始する際は必ず仮払いを確認してから行うこと!
- 仮払いをせずに直接契約することは絶対にNG
それぞれの内容を具体的に見ていきましょう。
受注者を守るための制度
クラウドワークスにおける仮払いは受注者を守るための制度です。
クライアントの報酬未払いを防ぐために、一旦契約が成立した段階でクライアントにはクラウドワークスに入金の義務があります。
そして、契約が完了した段階で、預けた仮払い金を受注者に支払うといった流れです。
仮払い制度があるため、受注者はしっかりと報酬を受け取れます。
業務を開始する際は必ず仮払いを確認してから行うこと!
仮払い制度をしっかり利用していれば、仮に検収がされない場合でも報酬を受け取ることができます。
そのため、業務を開始する際は必ず仮払いを確認してからにしましょう。
上記のようなクライアントとは契約をしない方がいいでしょう。
ちなみに仮払い以降はチャットワークなどのツールでの連絡を取ることが可能になります。
仮払いをせずに直接契約することは絶対にNG
もちろん、仮払いをせず直接契約を勧めてくるクライアントも契約してはいけません。
クラウドワークスが介入できない内容ですと、受注者を守ることができないからです。
成果物の持ち逃げなどをされる可能性が高いので注意しましょう。
クラウドワークスで仕事ができなかった場合の報酬はどうなる?
次に
という点について解説していきます。
下記3つの場合が想定されます。
- 業務が進められず納期に間に合わない場合
- 業務が進められず納品もできない場合
- 検収不合格になった場合
それぞれのケースを具体的に見ていきましょう。
業務が進められず納期に間に合わない場合
まず業務が進められず納期に間に合わない場合です。
上記の場合は、まずクライアントに相談しましょう。
しっかり対応すれば納期を延ばしてくれることも多いでしょう。
納期を延ばしてもらい、しっかり納品すれば報酬は満額受け取れるはずです。
納期に間に合わない場合の対処法の詳細は下記をご覧ください。
業務が進められず納品もできない場合
次は業務が進められず、納品もできない場合です。
どう計算しても仕事を追えられない仕事を振られて、間違って契約してしまった場合などが該当します。
今回の場合は契約の途中終了リクエストをクライアントに送信しましょう。
契約を途中終了する場合は報酬は受け取れませんので、ご注意ください。
クライアントとしても仕事が進まない人を待つのは、非生産的ですので、早めに判断するようにしてください。
検収不合格になった場合
検収不合格になった場合の対処法としては、修正して再納品をしましょう。
できるだけ早く修正をして、再納品してください。
クライアントが納得いく成果物を作るのが契約の前提条件ですので、しっかりクライアントが満足するものを作成しましょう。
もしクライアントの指示が支離滅裂で理解ができない場合は、報酬は諦めて契約の途中終了も視野に入れるべきです。
クラウドワークスで報酬が後払いになるケースって?
クラウドワークスで報酬が後払いになるケースについて解説します。
一般的なクライアントはほとんどが前払いなのですが、例外的に後払いが認められているケースがあるのです。
後払いになるケースとして、下記を解説していきます。
- クラウドワークスの審査に通った大企業は後払いを選択できる
- クラウドワークスが認めた後払い以外の方法は危険!
それぞれのケースを詳しく見ていきましょう。
クラウドワークスの審査に通った大企業は後払いを選択できる
上場企業やそれに準ずる企業に関してはクラウドワークスの後払い制度を利用できます。
後払いの場合、報酬が入るタイミングが少し遅くなりますのでご注意ください。
ちなみに後払いが使える案件かどうかは下記のような仕事の詳細欄から確認できます。
クライアントの公開ページからも確認が可能です。
上記の記載がある場合は後払いであることを意識すると良いでしょう。
そうすれば報酬が支払われないと焦ることもなくなるはずです。
クラウドワークスが認めた後払い以外の方法は危険!
ただし、後払いは上記のような特別なクライアントや案件の場合のみ。
一般ユーザーから提案される後払いは非常に危険なので、注意しましょう。
なかには
- 仮払いをすると手数料が高いでしょ?
- 直接の方がお互いに得だよ
などといって連絡を取ってくるユーザーは警戒してください。
直接取引になったら、受注者を守ってくれる人はいませんので注意しましょう。
補足:クラウドワークスでお金にならない低単価案件の対処法とは?
最後にクラウドワークスでよく発注されている、低単価案件についての対処法をご紹介しておきます。
というのも、いくら仮払いを確認して正しく働いても、案件が悪質だったらほとんど稼げませんからね。
紹介する対処法は下記です。
- 仕事内容を熟読すること
- 少しでも違和感のある案件は契約しない
- 規約違反の内容だとわかったら通報する
- 誤って契約してしまった場合は途中終了リクエストを送信する
仕事内容を熟読すること
まずは仕事内容の熟読を心がけましょう。
注意した方が良いのは「詳細が雑」「詳細がコピペ」などの案件です。
仕事詳細を適当に書いている案件は信頼できませんよね。
また、クライアントの評価が悪かったり、実績が極端に少ないクライアント、本人確認がされていない場合も要注意です。
悪質クライアントは何度もアカウントを作り替えて、仕事を発注していることが多いので気をつけましょう。
少しでも違和感のある案件は契約しない
仕事内容や、クライアントとのメッセージに少しでも違和感があった場合は、低単価の案件である可能性が高いので注意してください。
たとえば、仕事の募集時は文字単価1円だったのに、メッセージをやりとりしていると、0.5円だったなどの認識のずれがある場合などが挙げられます。
上記のようなずれは積み重なるとかなり大きな違和感に繋がっていき、違和感があると仕事に集中できなくなるからです。
条件にブレがなく、信頼できるクライアントとだけ仕事をするようにしましょう。
質問点などがあればどんどんクライアントに聞くようにすることをおすすめします。
規約違反の内容だとわかったら通報する
仕事を開始してから気づくことも多いのですが、規約違反の仕事であるとわかった場合は速やかに通報しましょう。
詳細は下記の記事をご覧ください。
通報の仕方は簡単で、下記のような画面から行えます。
現在でもかなり多くの違反案件があふれているので、通報を積極的にして、案件の健全化を目指しましょう。
誤って契約してしまった場合は途中終了リクエストを送信する
契約内容を理解せず、誤って低単価案件に契約してしまった場合は、途中終了リクエストを送信してください。
低単価案件を続けるのは体力的にも精神的にもあまりよくありませんので、早めに判断することをおすすめします。
途中終了リクエストを送信すること自体に、クラウドワークスは罰則を設定していませんので、ご安心ください。
どうしても契約を続けられない場合のみ利用するようにしてください。
まとめ
クラウドワークスで報酬が支払われない場合についての解説と対処法は下記の通りです。
- 仮払い前に業務を開始してしまった場合:回収不可
- 検収をしてもらえない場合:運営事務局に相談
- 直接契約をしてしまった場合:回収不可
また、業務を進められない場合でも、納期を延ばしてもらうことなどは積極的に相談してみましょう。
もし業務を進めることが難しい場合はクライアントに相談することをおすすめします。
そしてクラウドワークスで働くにあたって、仮払いはきちんと待つようにしてくださいね。
適切な方法で稼働すれば、報酬未払いの問題を回避できるはずです。
より多くの報酬を得るための方法は、下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。
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