「タイムチケットは怪しい?」
「タイムチケットはどんなカテゴリのサービスが出品されているの?」
「タイムチケットってそもそも何?」
上記のようにお考えではないでしょうか。
そこで当記事では、タイムチケットの実態について徹底解説していきます。
タイムチケットの利用を検討している場合はぜひご一読ください。
タイムチケットは怪しい?
タイムチケットは怪しいのか、結論からいうと怪しいサービスもありますが基本的には信頼できるサービスといえます。
ではタイムチケットにはどんなサービス・チケットが販売されているのでしょうか。
まずはカテゴリーから紹介していきましょう。
上図のように多数のカテゴリーが存在します。
最もチケット数が多いのはフリートーク・雑談・グルメです。
これはコミュニケーション能力があれば出品できるため、ハードルが低いのが理由でしょう。
次に多いチケットはビジネス・コンサルティングです。
ビジネス系でいうと、
- 月収100万円になる方法を教えます
- 即日10万円稼げるノウハウを伝授します
といった一見怪しいものがあるのも事実。
一方で、
- プログラミングの基礎をお伝えします
- Webデザインの学習方法を伝えます
など、普通のコンサルティング・レッスンのチケットも豊富にあります。
普通に考えれば月収100万円はそう簡単に突破できるものではありませんし、即日10万円を稼ぐとなると、かなり大変・リスクのある方法を取らないと不可能です。
つまり、タイムチケットは基本的には普通のサービスがある中、危険・怪しげなサービスがあるのも事実ということ。
とはいえ、これはクラウドソーシング・スキルシェアサービスには当然のことで、最大手のクラウドワークスやランサーズ・ココナラでも似たような案件が多く出品・発注されています。
どんなサービスでも一定の危険で怪しいサービスはあるので、こちらに関しては自衛するしかない……というのが結論です。
一見して少しでも怪しいと感じたら購入を控えましょう。
タイムチケットで目立ったトラブルはない!
怪しいサービスがあるというと、タイムチケットの利用そのものが不安に感じる方も多いと思います。
しかし、結論として安心して大丈夫です。
もちろん、怪しいサービスを購入しないのは前提条件ですが、普通のサービスを購入していればトラブルが起こったことはほとんどありません。
タイムチケットは運営の対応が丁寧
タイムチケットの利用でトラブルがほとんど起こらないのは、運営の対応が丁寧だからでしょう。
他のスキルシェアサービス・クラウドソーシングサイトに比べてタイムチケットは丁寧なサービスが基本です。
よくある質問も充実しており、基本的な問題・疑問点はすぐに解決するようになっています。
個人間で対面取引を行うことが多いタイムチケットなので、この点はかなり力を入れてサポートしているのでしょう。
運営の厳しい対応が抑止力的に働いている
運営の厳しい対応が悪質サービスを行うことに対しての抑止力的に働いていると考えれます。
安心して取引できますか?という質問に対し、公式は下記のように述べています。
ホスト(販売者)とのやり取りは1:1のダイレクトメッセージで行われます。
もしホスト(販売者)から迷惑な行為をされた場合は通報してください。内容に応じて、ホスト(販売者)を利用停止、退会処分にします。
仮支払後に通報があった場合には、支払をキャンセルいたします。
こちらは購入者(ゲスト)の立場ですが、逆でも同様のことが書かれています。
つまり、タイムチケットは悪質行為に対して厳正な処分をすることが名言されているので、下手なサービスは提供できないということ。
タイムチケットとはどういったサービス?
タイムチケットの概要・特徴は下記です。
- 時間をチケットとして売買するサービス
- 30分2500円から販売可能
- 仮払いシステムがある
時間をチケットとして売買するサービス
タイムチケットは時間をチケットとして売買することができるサービスです。
例えば、ビジネスノウハウを1時間5000円などの単価で販売します。
利用規約に基づいたものであればどんなチケットでも販売できます。
英語を教えます、デザインやライティングをレクチャーしますといった高度な内容のチケットもあれば、寝るまで雑談しますといったスキルを必要としないものも。
タイムチケットは購入者としては痒いところに手が届くものが多いですし、販売者としては隙間時間でお小遣いを稼げるといったサービスです。
30分2500円から販売可能
チケットの単価は1時間5000円からと設定されているため、最短の時間は30分。
最も安いチケットは2500円です。
販売価格は実績がない人なら5000円から10万円まで、販売実績がある人なら100万円まで設定可能。
実際100万円のチケットを販売して売れるかどうかは別ですが、基本的に単価を自由に設定できるといっても過言ではありません。
仮払いシステムがある
タイムチケットには仮払いシステムがあるため、報酬の未払いや持ち逃げの心配がないのも嬉しいポイント。
仮払いとは、購入者がチケットを購入した場合、まず報酬をタイムチケットに預けるシステムのこと。
事前に預けることで、報酬未払いで購入者が逃げることを防ぎますし、逆に販売者には取引が完了するまで報酬が入らないため、報酬を持ち逃げすることができません。
購入者・販売者双方にとって報酬トラブルを回避できる仕組みといえます。
ちなみに現状では、仮払いシステムを採用しているクラウドソーシングサイト・スキルシェアサービスがほとんど。
中には新しいサイトで仮払いがない場合もありますが、上記のように持ち逃げや未払いの危険があるため、仮払いシステムがないサイトの利用は避けるのが無難でしょう。
タイムチケットの手数料は?
次はタイムチケットの手数料について解説していきます。
25%+税の手数料
タイムチケットの手数料は最大で25%+税で、実際は約27%ほど。
ちなみにタイムチケットは単価が高いほど、手数料が安くなる仕組みを採用しています。
下記画像をご覧ください。
タイムチケットは2020年4月9日までは、
- 5万円以下の部分:25%
- 5万円〜10万円の部分:20%
- 10万円〜30万円の部分:15%
- 30万円〜の部分:10%
の手数料に設定されていました。
つまり、手数料を節約したい場合は高額なチケット単価に設定すればOK。
たとえば1件で1万円のチケットを30回分まとめて発注するといった方法で、チケット代金を30万円に設定するなど……
上記の方法は購入者との信頼関係が重要なので、比較的上級者向けのテクニックです。
ただ、手数料が改定され、2020年4月10日以降は、
- 5万円以下の部分:25%
- 5万円〜10万円の部分:20%
- 10万円〜:15%
に変更されたので注意しましょう。
変化した部分は30万円超の10%が廃止された点。
つまり、以前は30万円以上に設定すると手数料を安く抑えられたところ、改定後はその恩恵を受けられなくなりました。
最もお得なチケットは10万円以上の15%です。
そのため無理にチケット価格を30万円以上にする必要がなくなったということ。
手数料は実質高くなったわけですが、チケット価格の自由度が増したと考えるのが生産的でしょう。
タイムチケットの手数料は高い?
ちなみにタイムチケットの手数料が高いのか?という疑問も出てくるところでしょう。
結論からいうと、タイムチケットの手数料はクラウドソーシングサイトの中では高く、スキルシェアサービスの中では平均的な値です。
クラウドソーシングサイトの大手、ランサーズやクラウドワークスは最大20%の手数料を設定しています。
業界最安値のビズシークに至っては最大で10%と破格の安さ。
比べてタイムチケットは25%なので、高いといえます。
しかし、クラウドソーシング全般ではなく、スキルシェア系サービスと比較するとあまり高くはないのが実情です。
例えば、大手のスキルシェアサービス「ココナラ」は最大25%の手数料とタイムチケットと同様。
そのため副業でお小遣い稼ぎをしたい場合、クラウドソーシングで事足りるならランサーズ・クラウドワークスの方がおすすめです。
ただし、どうしてもスキルシェアやタイムチケットにこだわる理由(実績作り、隙間時間の利用など)がある場合はタイムチケットの利用が最適。
タイムチケットを購入する前の注意点
タイムチケットは怪しいサービスではありませんが、怪しいチケットが販売されていることは事実です。
そのため、チケット購入の前に事前準備をしてからチケット購入をした方がいいでしょう。
販売者の情報をしっかり調べる
まずは販売者の情報をしっかり調べるというもの。
タイムチケットは実名・顔出しの文化があるサービスです。
そのため、怪しいと思ったら名前を検索することで、かなり正確に情報を調べることが可能です。
特に悪質行為をしているユーザーは名前がネットに上がりますので、それだけで怪しげなチケットを購入することは避けられます。
チケットの評価・実績を確認する
チケットの評価・実績を確認するのも重要です。
特にチケットの販売実績がないチケットは基本的に購入しないようにしましょう。
実績や評価には全てが出てきます。
悪質なサービスなら低評価がつくはずなので、過去の評価・実績を確認すればおおよそどういったサービスかがわかるのです。
しかし、実績がないチケットについては判断ができません。
そのため、博打のような購入になってしまうことがほとんど。
タイムチケットの類似サービスとの違いは?
タイムチケットの類似サービスとの違いを解説していきます。
タイムチケットはクラウドソーシング・スキルシェア系のサービスです。
似たようなサービスではココナラなどがあげられますが、どういった特徴があるのでしょうか。
時間を販売するというシステムは唯一無二
結論からいうと、時間を販売するという仕組みは唯一無二。
タイムチケットだけのサービスです。
30分から販売できるため、小刻みにお小遣いを稼げるとして、サラリーマンや主婦におすすめのサービスといえるでしょう。
タイムチケットという名前の通り、時間単価で販売することが前提のサービスは多くありません。
それ以外は他のスキルシェアサービス・クラウドソーシングと大差ない
一方で、タイムチケットにも成果物を納品する仕組みもあります。
しかしこちらに関しては他のスキルシェアサービス・クラウドソーシングサービスと差がありません。
タイムチケットを利用するなら、時間単価制を利用するべきでしょう。
また、手数料でも説明しましたが、タイムチケットは手数料が高い傾向にあります。
そのため、タイムチケットを絶対に利用したい理由(時間単価制で受けたい・提供したいサービスがあるなど)がある場合以外では、その他のサイトを利用した方がいいといえるでしょう。
まとめ
以上、タイムチケットが怪しいのか?という疑問にお答えする内容でした。
結論をおさらいすると、タイムチケットは怪しいサービスではありませんが、怪しいチケットは販売されています。
そのような怪しいチケットは購入すると時間とお金を無駄にする場合があるので、なるべく避けるようにしましょう。
怪しいチケットを回避するには、販売実績や評価をしっかり確認することが重要です。
また出品者の名前を検索するのも有効。
チケットをしっかり見極めてちゃんとしたサービスを受けてくださいね。
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