「ココナラって良さそうなんだけど手数料高すぎ…」
「ココナラの手数料が高いなら手取りが少ないよね」
「ココナラの手数料高いのになんでみんな利用しているの?」
と感じてココナラの利用を躊躇しておられませんか?
以下の記事では、ココナラの手数料と手数料があることのメリット、手数料が高くても収入を得る方法について徹底解説します。
ココナラ手数料は最大25%と高い!
はっきりいうと、ココナラの手数料は最大25%で、他のクラウドソーシングに比べても高いと言えます。
ココナラ25%も手数料で取られるのか…
ちょっとつらい— タクアン(男) (@kKklzrXzdQNdqyY) July 24, 2020
日本で大手クラウドソーシングのクラウドワークスやランサーズの手数料は最大20%、bizseek(ビズシーク)の場合、10%です。
それら他のクラウドソーシングの手数料に比べココナラの手数料は高めの設定となっています。
ココナラ利用者は、手数料があることを承知の上でココナラに登録し、フリーランスや副業を行っているでしょう。
それでもつい時々
と本音が漏れてしまうのが現実です。
手数料の詳しい計算の仕方を知らずにココナラを使うと手数料が高いので「こんななずではなかった…」ということになり兼ねません。
正しいココナラの手数料の計算法や、仕組みについてしっかりと知っておくのは大切なことだと言えます。
ココナラの手数料の仕組み
ココナラのサイトにはココナラの使用料についてわかりやすく記載されていました。
- サービスを出品するのに初期費用や月会費等はかかりません。
- トークルームの取引完了時に手数料率の計算ルールに基づいた手数料金額が販売総額から差し引かれます。
- 当社の手数料には別途消費税10%が発生します。(例:25%×1.1=27.5%)
- 手数料はシステム利用料と決済手数料(クレジットカード等の決済システム利用料)で構成されています。
要するに、ココナラに登録し、サービスを出品すること自体は無料ですが、サービスが誰かに購入された場合、金額に従って振り込まれるのです。
出品したサービスが売れた場合の手数料率は以下の通りです。
通常サービス(テキストサービス、ビデオチャットサービス)
トークルームごとの販売総額(※)に応じた手数料率
トークルームごとの販売総額 手数料率 1円〜5万円以下の金額部分 25%(税別) 5万円超〜10万円以下の金額部分 20%(税別) 10万円超〜50万円以下の金額部分 15%(税別) 50万円を超える金額部分 10%(税別) ※ トークルームごとの販売総額とは、同一のトークルーム内で購入者より支払われたサービス価格、オプション、おひねりの全ての合計額を指します。
5万円までのサービスを売る場合、25%の手数料を取られます。
日本最大のクラウドソーシングの場として知られるクラウドワークスとランサーズの手数料は10万円までは20%それに比べてココナラの手数料は高いことがお分かりいただけるのではないでしょうか。


5万円以上のものが売れた時の計算方法を解説
5万円以上のサービスの収入を得た場合の手数料の計算方法は、少し複雑になります。
ココナラの公式ベージには手数料の正しい計算法について載せられていました。
例:125,000円のサービスを販売した場合の手数料率計算事例
販売総額28,875円を差し引いた96,125円が売上金として計上されます。
説明によると、売り上げを5万円ごとに区切って計算することがわかります。
ココナラの公式ページの説明の計算方法を適用した場合、7万円、13万円の収入に対する手数用は、以下が正しい計算となります。
下記の計算方法は間違った計算方法です。
間違って計算すると、思っていた高い手数料が取られる結果となり、後でショックを受ける羽目になりますので、しっかりと把握しておきましょう。
消費税も別にかかる!
ココナラの売り上げから引かれるのは25%の使用量だけでないことを、把握する必要があります。
先ほどのココナラの規約をもう一度確認してみましょう!
- サービスを出品するのに初期費用や月会費等はかかりません。
- トークルームの取引完了時に手数料率の計算ルールに基づいた手数料金額が販売総額から差し引かれます。
- 当社の手数料には別途消費税10%が発生します。(例:25%×1.1=27.5%)
- 手数料はシステム利用料と決済手数料(クレジットカード等の決済システム利用料)で構成されています。
売り上げに対する手数料とさらに別途で消費税がかかリ、売り上げから27.5%かかることになるのです。
ココナラの手数料が高くても利用するメリットを解説
この数字だけを見ると…
と思っても無理はありません。
しかし実際には、ココナラはスキルを売り買いするクラウドソーシングの中では日本最大のシステムで数多くの人が利用しています!
それはもちろん、手数料が高くてもココナラを利用するメリットがあるからです。
以下では手数料が高くてもココナラを利用するメリットについて以下のことを詳しく解説します。
安心してココナラサービスで取引できる
ココナラは手数料高いんだけど双方の安心を考えるとありがたい作りなんだよなあ
— ムラシ@動物イラスト描きます (@MurashiNts) January 11, 2020
ココナラの利用者はココナラの手数料=安心料金と思って利用しています。
雇用関係にあり仕事をしている人は、会社から労働保険が下りたり補償保険をかけてもらうこともありますが、これは何かがあった時の安心料金です。
少し高くても、トラブルが起こった時にサポートしてもらうために保険をかけます。
同じように、フリーランスで仕事をしている人は
などのトラブルに見舞われることがあります。
そんなとき、ココナラを介していることで安心のサポートを受けられるのです。
例えばココナラには禁止事項があり、禁止事項を通してココナラ利用者を守っていますし、いざというときはサポートへ問い合わせを入れることもできます。
フリーランスや副業を始めたばかりの人は特に、固定客もおらず、何から始めたらいいかわからない場合が少なくありません。
そんな人にとって、手数料が高いとしてもココナラのサービスを利用することはメリットになるのです。
多くのユーザーがいる
ココナラの手数料は高いですが、その高い手数料はテレビのCM、ネット広告などの宣伝に使われています。
それはココナラというマーケットをみんなに知ってもらうための良い機会で、より多くの人がココナラを利用するチャンスです。
ココナラの登録者が多くなればそれほど、出品したサービスを買ってくれる人も増えることになります。
フリーランスを始めたばかりの人には嬉しいメリットとなる
ココナラなどのクラウドソーシング抜きでフリーランスを始めるのは大変なことです。
フリーランスはコネクションが大切ですが、独立したばかりの頃はコネクションが確立できてないので仕事を受注するのが困難です。
そんなときクラウドソーシングの場を利用し、仕事を受注することで、フリーランスを確立できます。
ココナラのような大きなマーケットで、多くのフリーランサーが利用し活躍できるのは大きなメリットなのです。
質の高いクオリティを保てる
手数料が高いことにより、ここなら全体のクオリティを保つことができます。
本気で仕事をしたい人、本気でサービスを買いたい人が登録しやり取りするからです。
反対に、手数料が高いと、同じ人がいくつもアカウントを持ち、詐欺案件などが出回るなどのトラブルが多くなる危険もあります。
手数料を高くすることでそれらのトラブルを防いでいるとも言えるでしょう。
ココナラの手数料が高くても多く稼ぐための対策
ここまで考えたように、ココナラの手数料が高いことはデメリットだけでなくメリットもたくさんあります。
そのメリットを生かしながら、満足のいく収入を得るために対策をすることが対策です。
満足のいく収入を得るためにできる以下ステップを解説します。
- とにかく頑張って売る
- 単価を上げる
- SNS、ブログなどで宣伝する
- ココナラをステップアップの場と考える
とにかく頑張って売る
まずはココナラを軌道に乗せることが大切です。
ココナラ内のフォロワーを増やしたり、評価をあげたりして信頼を勝ち得るようにしましょう。
具体的には以下のような工夫ができます。
- プロフィールを充実させる
- 出品するサービスを分かりやすくお得感のあるものにする
- ココナラ内のコミュティーを大切にする
プロフィールを充実したものにすることで、相手から信用されやすくなります。
実際に出品するサービスを買おうかと悩んでいる人はプロフィールを見て決定することも珍しくありません。
同じくサービスも分かりやすく、取引内容、取引方法や手順、料金が分かりやすく記載するようにしましょう。
大きくてはっきりとした写真を載せたり、お得感を感じさせるサービス内容を考えるなら、サービスを買ってもらいやすくなります。
自分をフォローしてくれた人のアカウントへ行き、気に入ったアカウントならフォローしたり、自分から積極的に気に入ったアカウントを探してフォローするなどしてコミュニティーを大切にできます。
サービスを売ることだけに囚われず、リクエストから仕事を受注することによってもコミュニティーを広げていけるでしょう。
単価を上げる
ココナラは、手数料が高いのであえて単価を上げて値段設定している人も多いです。
5万円のサービスを2個売り上げるより、10万円の商品を1個売り上げた方が手数料が少なくて済みます。
もちろん単価を上げるということはそれなりにサービスを充実してものにする必要があります。
それは、お得感のある内容にすることや、500円のお試しサービス商品を設けるなど、メリハリをつけて対応すると良いでしょう。
SNS、ブログなどで宣伝する
ブログやTwitter、フェイスブックなどのSNSをやっている場合は、ココナラのサービスを宣伝することもできるでしょう。
自分がココナラでサービスを出品していることや具体的なサービス内容について宣伝できます。
ココナラをステップアップの方法と考える
Twitterやフェイスブックで個人的に宣伝をかけるのも一つの方法です。
今までに説明したことと矛盾しているかのように見えますが、フリーランスのスタイルで仕事をしている多くの人はココナラのようなクラウドソーシングと、自分で受注してくる仕事を両立させて作業しています。
始めたばかりの頃はコミュニティーが少なかったとしてもだんだんコミュニティーが広がって来て、信頼も出てくるので、いい仕事が回ってくるようになるのです。
ココナラをステップアップの場と考えて、良いクライアントと繋がる努力ができるでしょう。
この時の注意事項は以下の通りです。
外部での金銭授受
- ココナラの決済を使用しない直接取引、またその勧誘及び勧誘に応じる行為
外部への誘導
- 直接会うことを持ちかける行為
- メールアドレス、Twitter、Facebook、LINE、Instagram、skypeのIDなど外部連絡先の記載もしくは交換を持ちかける行為
- gmailや電話などの外部ツールを用いて連絡・提供を行う行為
- 他サイト、運営で不健全と判断したサイトへ誘導する行為
- 他サイトの登録フォーム等を経由し、メールアドレスなど外部連絡先を取得する行為
ココナラ内でやりとりしていた取引先の人を、個人的な取引へと誘導する行為は禁じられています!
あくまでも個人的にTwitterやFacebookなどで取引した人とだけ個人的な取引をするようにしましょう。
この場合はココナラのサポートが受けれませんので、自己責任が問われることを明記しておくことが大切です。
まとめ
確かにココナラの手数料は最大25%で、高いといえるでしょう!
高い手数料によりココナラのサポートや宣伝効果を受けられるので、安心して仕事ができるので、メリットと言えます。
手数料を安心料と考えて作業している人は、ココナラのサポートに満足して収入を得ている傾向にあります。
ココナラ内で活躍の場を増やすことにより、ココナラの手数料の高さをフォローしながら仕事をしていくのがおすすめです。
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