高校生活に慣れてきたらバイトを始めたいって考えるかもしれませんよね。
最近は、フリーランスや在宅ワークがもてはやされているので、高校生の中にもバイトの代わりにクラウドソーシングをやってみようと考える人もいるのでは?
ここでは高校生のクラウドソーシングについて下記について徹底解説します。
・高校生がクラウドソーシングをする時の年齢制限について
・クラウドソーシングとバイトとの違いを比較
・高校生がクラウドソーシングをする時の注意点とは?
クラウドソーシングは高校生でもできる!
結論を言うと…高校生であってもクラウドソーシングをすることは可能です!
クラウドソーシングによっては、18歳以上という年齢制限があるところもありますが、「高校生は不可」という制限があるわけではありません。
つまり、18歳以上の年齢制限があるクラウドソーシングの会社で作業をする場合「18歳になっている高校生であれば可能」と言うことになります。
クラウドソーシングによっては、年齢制限が低いところや、年齢制限自体ないところまであるんです。場所を選ぶなら作業をするなら、18歳以下の1、2年生でも仕事が可能となります。
クラウドソーシングの年齢制限を要注意!
先ほど説明したようにクラウドソーシングによって年齢制限を定めていることがあります。
高校生がクラウドソーシングで仕事をする場合、年齢制限に引っかかっていないか確認することが大切です。
ここでは年齢制限ごとに大手のクライアントの紹介をします!
・年齢制限が16歳以上のクラウドソーシング
・年齢制限なしのクラウドソーシング
年齢制限18歳以上のクラウドソーシング
実を言うと多くのクラウドソーシングは18歳以上の年齢制限があります。
大手のクラウドソーシングの中でも、特に有名なところや、ライターやデザインなど特定の技術に特化したクラウドソーシングの場合年齢制限を定めていること傾向が多いようです。
クラウドワークス
クラウドワークスは国内最大の登録者数を誇るクラウドソーシングです。
クラウドソーシング初心者がまず登録するのはクラウドワークスの1つで、年齢制限は18歳以上です。
クラウドワークスが高校生に働きやすい理由とは
クラウドワークスが高校生にとって働きやすいと言える理由は
- 良いクライアントが多い
- クラウドワークスのサポートは手厚い
ここでは2つのメリットについて紹介します。
①良いクライアントが多い
クラウドワークスは、良いクライアントが多く、丁寧な添削やマニュアルを完備してくれる事も多いので、高校生が活動するのにもぴったりな場所です。
例えばライターが初めての人でも、ライティングの仕事にチャレンジして徐々にスキルを身につけるようになったと言う人も多くいます。
アフェリエイトの仕事がしたい、将来的にフリーランスでライターをしたいなどと目標を持っている人にとってもぴったりです。
②クラウドワークスのサポートは手厚い!
クラウドワークスのサポートは手厚いことで有名で、クライアントとのトラブルが起きたときに解決を助けてくれます。
あってはならない事ですが、クライアントによっては契約後、納品しても報酬が払われずに連絡が取れなくなる事もありますが、そんなときに関与してもらえるのは嬉しいですよね。
今までの仕事の実績やプロフィール、などから分析して、おすすめの仕事を紹介するメッセージを頻繁にくれるので、自分にぴったりな仕事を探しやすいメリットもあります。
どこから始めたら良いかわからず不安に感じる高校生には、嬉しいポイントではないでしょうか?
クラウドワークスでは幅広い仕事が可能で、主に下記のような仕事があります。
・ライティング
・デザイン
・プログラミング
高校生が仕事をしやすいのは、データ入力などの仕事ですが、自分のスキルアップの場としていろいろなことにチャレンジするのもしてみるのも良いでしょう。
ランサーズ
ランサーズもクラウドワークスと並んで有名なクラウドソーシングで、年齢制限は18歳以上です。
日本で初のクラウドソーシングで歴史も長いので、多くの案件があるというメリットがあります。
クラウドワークスに比べ案件を提案して、仕事を獲得できるようになるまでに、努力が必要ですが、案件も多い分、少しずつ実績を伸ばしやすいクラウドソーシングと言えるでしょう。
ランサーズが高校生に働きやすい理由とは?
ランサーズには認定ランサーという独自の制度があります。
認定ランサーになると年齢に関係なくクライアントからの信用度も増え、案件の提案もOKしてもらいやすいのです。
年齢にとらわれず、自分の実力次第でどんどんスキルを伸ばせるので、嬉しいポイントと言えるのではないでしょうか。コツコツと、真面目にコンスタントに仕事をしていると、獲得できる確率が高くなりますので、目指しているのはいかがですか?
ランサーズも仕事の種類の幅の広く、数多くの案件があるので、学生でもチャレンジしやすいメリットもあります。受注できる主な案件はクラウドワークスと同じで下記の通りです。
・ライティング
・デザイン
・プログラミング
ジョブハブ
ジョブハブは人材派遣会社パソナが運営するクラウドソーシングで、人材派遣会社ならではのサポートが特徴です。
ジョブハブのサポート体制とは?
ジョブハブには業務委託というサポートサービスがあります。
これはクライアントとフリーランサーとの間にジョブハブのスタッフが入ってくれ、サポートをしてくれるサービスです。
ほかにも、スカイプで面接が可能だったり、マニュアルが完備などがあり、クラウドソーシング初心者が働きやすいように工夫してくれています。
高校生にはハードルが高い?
ジョブハブは高校生が働くクラウドソーシングとしてはハードルが高いかもしれません。
その理由は2つありますが、1つずつ解説します。
- 案件が難しく、しかも少ない
- 「見積もり提出」をする必要がある
①案件が難しく、しかも少ない
クラウドソーシングといえば、簡単なデータ入力といった仕事をイメージする人もいるかもしれませんが、ジョブハブの仕事はレベルの高いライティングや、IT関係に特化した案件が多いのも特徴です。
しかも案件数がクラウドワークスやランサーズ に比べて少ない、デメリットがあります。
②「見積もり提出」をする必要がある
ジョブハブで仕事を獲得するためには、まず「見積もり提出」をしなければなりません。
いわゆる自分の仕事提案書のようなものですが、自分の仕事計画案をクライアントに提出して提案が通った時点で、仕事を始められるシステムです。
どちらも社会人として働いた経験がある人や、クラウドソーシングに慣れている人なら問題ないでしょう。ただ、社会経験のない高校生が、いきなり企画書を提出するのはハードルが高いかもしれません。
サグワークス
サグワークスは、ライター専用のサイトで年齢制限は18歳以上です。
ライティングに特化したサイトで、クライアントと直接やりとりをせずに、案件をただひたすらやるのみという、珍しいタイプのクラウドソーシングです。報酬はポイント制で、1P=1円に換金できます。
ライターを目指す人にはおすすめ!
初心者ライターが仕事がしやすいような、テンプレートが準備されていて、文章中に含まれたキーワードの数まで、カウントしてくれます。
記事の中にキーワードを組み込みながら記事を書く方法や、構成の仕方を学べるので、ビギナーには嬉しいポイントです。
こぶたの鉛筆というサイトもあり、記事を書くノウハウやクラウドソーシングを始めるにあたっての基礎知識などを学べます。
クラウドソーシング に慣れてきたら高校生でも良いかも!
ジョブハブはライターに特化しているので、ライターを目指したい高校生にはおすすめです。
ただ、クラウドソーシング の仕組みに慣れていない人は、まずクラウドワークスなどに挑戦し、いろいろな仕事を試してみる方が、良いかもしれません。
ライターの仕事をしたい人は、ジョグハブに登録しライティングのスキルアップを目指すのはいいことです。
年齢制限16歳以上のクラウドソーシング
年齢制限が16歳以上なら登録できるクラウドソーシングもあります。
代表的なものはシュフティです。
主婦が家で在宅ワークをするのぴったりなクラウドソーシングですが、全くビギナーの高校生がクラウドソーシングを始めやすい環境ともいえます。
シュフティ
シュフティは株式会社うるるが経営するクラウドソーシングですが、ママの在宅仕事に特化した仕事内容が豊富にあります。
データ入力や簡単なライティングなど、特に特別なスキルがなくても始められる仕事内容が豊富にあるのでビギナーでも始めやすいです。
シュフティが高校生でも働きやすい!
シェフティはママだけじゃなくて高校生でも作業しやすい場所なんです!その理由は2つ!ここで詳しくご紹介します。
- 隙間時間を利用できる
- スマホでできる仕事も豊富
①隙間時間を利用できる
シュフティは、小さな子供がいるママが、子供のお昼寝時間などの隙間時間を利用して仕事ができるように、配慮されたクラウドソーシングです。
勉強や部活、友達との時間を優先する必要がある学生が、通学時間やSNSでゴロゴロしている時間などちょっとした時間を利用して、お小遣い稼ぎをするのにはぴったりです。
②スマホでできる仕事も豊富
クラウドソーシングの仕事内容は、パソコン作業ができる方という限定の仕事も珍しくありません。
でも高校生で自分のパソコンを持っている人はそんなに多くないのでは…?
その点で、シェフティは、パソコンがなくてもスマホで作業できる仕事内容が多い特徴があります。
今時、スマホを持っている高校生は珍しくないですし、最近の高校生はパソコン作業よりスマホ作業の方が得意です。
使い慣れた機器を使って、気負わずに作業を開始できるメリットも、大きいと言えるでしょう。
年齢制限なしのクラウドソーシング
年齢制限なしのクラウドソーシングもあり、高校生も自由に利用できます。その中でも代表的なのはココナラです。ココナラの特徴について紹介します。
ココナラ
ココナラは、スキルを売り買いするというフリーマーケット的な要素を含むクラウドソーシングです。
一般的なクラウドソーシングはクライアントが案件を発注し、契約するのに対し、ココナラでは自分のスキルを売る事も可能です。
- パソコン入力に自信がある人なら「データ入力1文字1円でやります」
- 海外に住んでいる人なら「ニューヨークの生の声をお届けする記事を5記事1万円で提供します」
など自分のスキルもクライアントに提供できます。
高校生におすすめ
高校生で絵が得意な人や、イラスト部で絵を描いて自分の実力を試したい人は、ココナラで、仕事をしてみることもできます。
簿記やワードなどの検定をとっている人はスキルを生かしてデータ入力などができるでしょう。
このように、自分の学んでいる事、得意なことをそのまま提供できるのがココナラの強みです。
クラウドソーシング とバイトとの違いを徹底解説
クラウドソーシングとバイトは違います!
高校生がクラウドソーシングをする前にバイトとの違いをしっかり理解しておかないと、後で後悔することになりかねません。
ここではクラウドソーシングとバイトとの違いについて3つのポイントを説明します。
- 在宅で働ける
- 「外注」と言う働き方である
- 収入はほとんど変わらない
在宅で働ける
バイトがどこか外で働く必要があるのに対し、クラウドソーシングは好きな時間に家で働けます。
夜遅くに、親にバイトの送り迎えをしてもらう必要もないんです。
- 今日は雨だから外に出たくないな〜
- 今日は友達に誘われたから、仕事はしたくないな〜
なんて日もありますよね。
そんな日でも家で仕事ができちゃったり、他の日に仕事を回したりと、自分の都合で仕事ができちゃうんです。
平日はしっかり学校に通い、週末の空いている時間を利用して、ちょこちょこ作業をする人もいます。
「外注」という働き方である
クラウドソーシングで働くと「外注」という働き方になります。
バイトで働くときは、バイト先のオーナーと「雇用」という働き方になり、働いて得た収入は「給与」という形になります。
クラウドソーシングで得た報酬は給与という扱いにはなりません。
クラウドソーシングとバイトの収入はさほど変わらない
高校生がバイトで稼ぐ金額の平均は3~5万円です。クラウドソーシングをコツコツやっている人が稼ぐ金額の平均も3~5万円と言われています。
クラウドソーシング の仕事が軌道に乗り、地道に稼げるようになってくると、バイトで得る報酬と、クラウドソーシング で得られる報酬はそれほど変わらないことになります。
ただ、クラウドソーシングの場合報酬額から手数料が引かれる事も覚えておきましょう。
高校生がクラウドソーシングを利用する時の注意点は?
先ほど、バイトとクラウドワークスの働き方の違いは「雇用」と「外注」だと話しましたが、「雇用」か「外注」かで大きな違いがあります。
クラウドソーシング で仕事をする限り「高校生だから知らなかった」と、多めに見てもらえません。それで、しっかりと理解した上で仕事を始める必要があります。
高校生がクラウドソーシングを利用する前に、ここで紹介する3つの注意点を理解する必要があるのです。
- 自己責任で責任を持った仕事をする事
- 変なクライアントに引っかからないようにする事
- 所得が38万円を超えないようにする事
自己責任で責任を持った仕事をすること
クラウドワークスで仕事をする場合、自己責任で仕事をする必要があります。受注する案件を丁寧にきちんとこなすのはもちろんのこと、場合によっては案件の提案、報酬額の交渉まで行う必要があるのです。
①納期はきちんと守る
当たり前と言っては当たり前ですが、契約したクライアントへの納期、マニュアルをきちんと守って作業を行いましょう。
どうしようもない理由で納期が延期になる場合や、作業内容がわからない時などは、こまめにクライアントと連絡を取りましょう。
②丁寧な言葉使いで連絡をする
バイト先と違って相手の顔が見えないので、うっかり忘れがちですが、連絡事項のメッセージを送るときには丁寧な言葉遣いをするように気をつけましょう。
学校の友達にメッセージを送るときのような、話し言葉でメッセージを送ってはいけません。正しい言葉使いがわからない時は、親に聞いたり調べたりして覚える事も大切です。
変なクライアントに引っかからないようにすること
あってはならない事ですが、クライアントの中には変なクライアントもいます。
変なクライアントとは、クラウドソーシング のルールを守らず仕事をさせようとしたり、ブラックな仕事をさせようとするクライアントです。
クラウドソーシングに慣れている人は見分けがつきやすいのですが、慣れていない初心者や、社会経験のない学生は気づかずに悪いクライアントの餌食になりやすいのです…。
- あまりにも都合の良い条件に飛びつかないようにする
- 契約前はクライアントの評価をしっかりチェックする(あまりに高評価すぎるコメントが続いても要留意)
- 親の意見を聞く
などして変なクライアントに引っかからないように気をつけましょう。
所得が38万を超えないようにすること
クラウドソーシングを利用するときに一番注意したいのは、所得が年間で38万円以上を超えないように気をつける事です。
クラウドソーシングで働いて得たお金は「給与」にはならず、所得が38万円を超えると確定申告が必要になるからです。
額によっては、税金を払う必要が出てくるだけでなく親の扶養から外れる事もあるんです。
反対に、バイトで稼いお金は「給与」扱いになるため、103万円を超えなければ確定申告が必要ありません。
これがクラウドソーシングとバイトとの大きな違いですが、そのことを頭に入れてクラウドソーシングでは年間38万円を超えないようにしましょう。
親の許可が必要!
未成年がクラウドソーシングで作業をする場合、親の許可が必要になります。
親にクラウドソーシングで仕事をすることを伝えておきましょう。
またバイトが禁止になっている学校は、クラウドソーシング の利用も禁止になっている場合がありますので、一応確認しておく事も必要です。
高校生が働きやすい職種
クラウドソーシングで高校生が作業するときにどんな職種を選んだら良いか悩みますよね。
ここでは高校生におすすめの職種を紹介します。
高校生におすすめの職種は…
- データ入力
- ライティング
ちょっとハードルが高いけど、スキルを磨きたい高校生が挑戦できる職種は…
- イラストデザイン
- プロブラミング
データ入力
スキルがない人でも簡単に始めやすいのがデータ入力です。クラウドソーシングには商品の登録などのデータ入力の仕事が数多くあります。
コツコツ仕事をする必要がありますが、スマホで働けるものもありますし、あまりハードルが高くなく、働きやすい仕事です。
ライティング
ライターの仕事は、自分のスキルアップにもなるのでおすすめです。
ライティングの仕事は、プロのレベルが必要なものから初心者でも働けるものまで、幅があります。
プロのレベルになると1文字10円以上と高額ですが、初心者だと1文字0.1~0.3円と単価が低めです。
初心者でも、良いクライアントと出会えるなら、ライティングのノウハウを教えてもらえ、スキルが身につきます。初心者から初めて月に何十万円も稼げるようになったライターも実際います。
高校生がそこまで目指す必要はないにしても、
- いずれWebライターの仕事をしたい
- アフェリエイトをやりたい
と思っている人にとっては、スキルアップの場になるのでおすすめです。
イラストデザイン
- イラスト部に入っている
- 趣味でコンピューターの絵を描いている
など、イラストが大好きな人は自分の趣味を仕事にすることができるかもしれません。
いずれイラストを学べる専門学校や大学に進学したいと考えている人は特に自分のスキルを磨く良い機会となります。
プログラミング
- コンピューターが大好きでプロブラミングを勉強したい
- 絶対コンピューター関係の学校に進学してやる
- 将来プログラマーになる!
このような野心を持っている人は、プログラミングの仕事にチャレンジできるかもしれません。
高校生がバイトでプログラミングの作業に携われる機会ってそうないかもしれませんが、クラウドソーシングだとその機会があるのです!クラウドワークスは、スキルがある人は年齢にとらわれずに仕事ができる場所だと言えるでしょう。
クラウドソーシング利用時のデメリット
- クラウドソーシングで簡単に10万円以上稼いじゃいました〜
- と〜っても簡単初心者でもどんどん稼げる!
っていうサイトを読んで心を踊らせた方もいるかもしれません。
本当にそんな人はいます!ただ…そう多くはありません。
多くの人はコツコツと地道な作業を続け、ようやく月3~5万の収入をクラウドソーシングで得ることができるようになります。
バイトで仕事をする場合、始めたその月から3万円ほどの収入が得られるかもしれませんが、クラウドソーシング では時間がかかる事も頭に入れておきましょう。
親に相談してクラウドソーシングにチャレンジすること!
年齢制限があるケースもありますが、高校生がクラウドソーシングにチャレンジすることは可能です。
ただ、バイトとクラウドソーシングは違うことを頭に入れる必要があります。
その時は以下のことをしっかりと考えるようにしましょう。
- クラウドソーシングとは何か?
- クラウドソーシングを始めるとどんな責任が加わるのか?
- 収入を38万円以内に収めるために毎回記録を取れるのか?
そして、親と話し合ってOKが出てから、クラウドソーシングを始めることが大切です。将来自分の目標を持っている人にとっては、高校生からスキルアップができる良い機会となるでしょう。
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