「クラウドソーシングの中で学生向けのものは?」
「学生がクラウドソーシングを利用するメリットは何?」
「学生がクラウドソーシングを利用する時気をつけることはあるの?」
などと考えてはいませんか?
今回は、学生向けのクラウドソーシングや、学生がクラウドソーシング利用する際気をつけることについて徹底解説します!
学生の方は、ぜひ参考にして下さい。
クラウドソーシングの中で学生向けのものは?
学生は、ランサーズかクラウドワークスを利用するのがおすすめです。
ただ、どちらのクラウドソーシングも18以上の方しか利用できません。
下記項目では、上記のクラウドソーシングの特徴や学生向けの理由。18歳以下でも利用できるクラウドソーシングについて解説します。
学生におすすめのクラウドソーシングは?
学生におすすめのクラウドソーシングとして、ランサーズとクラウドワークスがあげられます。
なぜなら、上記2つのクラウドソーシングは、学生でも比較的安全に使用できるからです。
実際ランサーズとクラウドワークスには下記のような魅力があります。
・大手なため、運営からのサポートが手厚い
・クライアントからの信頼が厚く良質な案件が多い
・受注できる仕事の幅が広い
・初心者でも受注できる仕事が多い
また、ランサーズやクラウドワークスでは、仮払いが採用されています。
ちなみに仮払いとは、契約を結んだ時点でクライアントが報酬金を運営会社に預け、契約終了後に受注者の元に運営会社から報酬が支払われるシステムです。
従って、クラウドソーシングに多い「仕事をしたのに、クライアントが報酬を支払ってくれない。」というトラブルに巻きこまれることはありません。
しかし、どちらのクラウドソーシングも18歳以上の人しか利用することができないため、18歳以下の学生は利用できません。
18歳以下でも利用できるクラウドソーシングはあるの?
クラウドソーシングは、原則18歳以上でないと利用できません。
しかし、下記のクラウドソーシングであれば18歳以下の人でも利用可能です。
ココナラ
14歳から利用可能です。
自分の特技やスキルを、商品として出品するクラウドソーシングです。
出品できるスキルはイラスト作成や手紙の代筆、作曲など多種多様なのが特徴と言えるでしょう。
Sinobiライティング
年齢制限が無いため、18歳以下の学生でも利用可能です。
ライティングに特化したクラウドソーシングで、主な仕事として、記事作成やコラム作成、タイトル作成があげられます。
シュフティ
16歳から利用可能です。
「主婦が家事の合間に利用するクラウドソーシング」がコンセプトのクラウドソーシングです。
主な仕事として、データ入力やアンケートがあげられます。
クラウドソーシングで学生におすすめの職種は?
クラウドソーシングで学生におすすめの職種として、ライティング、アンケートモニター、データ入力があげられます。
なぜなら、この3つは特別なスキルが無くても気軽に始めることができるからです。
ライティング
ライティングとは、その名の通り文章を書く仕事です。
主な内容として、記事作成やシナリオ作成、口コミや体験談の作成があげられます。
最低限の文章作成能力さえあれば、誰でも気軽に始められるのが魅力です。
アンケートモニター
アンケートモニターは、アンケートに答えるだけで報酬が貰えるため、なんのスキルが無くても仕事をすることができます。
報酬は、1件あたり10円~20円の案件が多いですが、地道にやれば1か月で5000円以上稼ぐことも可能です。
また、1案件が5分程度で終わるため、通学時間に利用するのもおすすめです。
データ入力
データ入力は、パソコンを持っていれば、誰でも始めることができます。
主な仕事は、手書き伝票の入力やアンケートの集計、顧客データのリスト化などがあげられます。
従って、パソコンを打つのが早い人やパソコンを早く打てるようになりたい人にもおすすめでしょう。
学生のクラウドソーシングにまつわる疑問を徹底解説!
疑問や不安を抱えたまま、クラウドソーシングを利用するのは危険です。
なぜなら、仕事を受注してから「知らなかった!」と言って後悔しても遅いからです。
下記項目では、学生のクラウドソーシングにまつわる疑問点や不安に思っていることについて、徹底解説致します。
学生がクラウドソーシングを利用するメリットやデメリットは?
学生がクラウドソーシングを利用する場合、下記のようなメリットやデメリットが存在します。
学生がクラウドソーシングを利用するメリットは?
学生がクラウドソーシングを始めるメリットとして、下記のものがあげられます。
・好きな時間に好きな場所で仕事ができる
・自分の好きな仕事を選べる
まず、学生がクラウドソーシングを使用するメリットとして、好きな時間に好きな場所で仕事ができることがあげられます。
なぜなら、クラウドソーシングの仕事は、ネット環境さえあれば基本的にいつでもどこでもすることができるからです。
従って、「お金が欲しいけど、部活や勉強で忙しくて時間の融通が利きにくいアルバイトをすることができない。」という方でも気軽に利用できます。
また、アルバイトの場合は、自宅付近の会社やお店しか選択肢が無いため、100%好きな仕事ができる訳ではありません。
しかし、クラウドソーシングは幅広い職種や案件から好きな仕事を選べるため、自分の好きな仕事や、やりたいことを選んでお金を稼ぐことができます。
従って、ストレス無く働きやすいという点も、学生がクラウドソーシングを利用するメリットとしてあげられるでしょう。
学生がクラウドソーシングを利用するデメリットは?
学生がクラウドソーシングを利用するデメリットとして、下記のことがあげられます。
・報酬から手数料が引かれる
・時給換算すると最低賃金より低い案件が多い
まず、クラウドソーシングの1番のデメリットは、報酬から手数料が引かれる点です。
ちなみの、手数料は報酬の20%+振込手数料500円です。
例えばクラウドソーシングで1か月に10000円稼いだとします。
すると、実際貰えるお金は
報酬10000円-(10000円×0.2)‐500円
=10000円-2000円‐500円
=7500円
となります。
また、時給換算するとアルバイトより稼げないことが多いことも、デメリットとして、あげられるでしょう。
例えば、クラウドソーシングで「ツイッター使い方についての3000文字程度の記事を作成する」という仕事を、手取り3000円の報酬で受注したとします。
上記の仕事を行うには、下記のような作業が必要です。
・「ツイッターの使い方」について知りたい人は、どんな情報をどういう理由で欲しているのか分析する
・「ツイッターの使い方」についてネットで調査する
・「ツイッターの使い方」についての記事を作成する
・文章に誤字脱字や表現の間違いが無いか確認する
・クライアントに納品して、必要であれば校正をする
上記の作業を全て行うには、5時間くらいかかってしまう場合が多いです。
しかし、もしもこれを時給換算すると下記のような結果になるでしょう。
3000円÷5時間=600円
ちなみに、アルバイトの全国平均は1127円であるため、時給換算すると上記の場合は、アルバイトの半分程度しか稼げていないことが分かります。
しかし、クラウドソーシングで実績を積めば、報酬の高い仕事を受注できるようになるため、結果的にはアルバイトよりも稼ぐことが可能です。
クラウドソーシングは平均いくら位稼げるの?
クラウドソーシングを利用している人の平均月収は、45650円です。
ただ、上記の数字は実はあまり当てになりません。
なぜなら、上記の数字には、下記のような人が半数以上を占めているからです。
・登録しただけで1度も仕事を受注していない人
・本業の隙間時間を副業に当てるサラリーマンや主婦
従って、クラウドソーシングを継続的に利用する場合は、平均月収よりも高い月収を稼げる場合が多いです。
クラウドソーシングは就活に役立つの?
クラウドソーシングは、就活に役立つのでしょうか?
答えは、YESです。
なぜなら、クラウドソーシングを利用している人は下記のような力がある人だからです。
・自分自身の力でお金を稼ぐ力
・クライアントから仕事を受注できるスキルの高さ
・途中で諦めずに仕事に取り組む責任感
クラウドソーシングの働き方は、アルバイトよりも自らが経営を行う個人事業主に近いです。
従って、クラウドソーシングで稼げる人=経営能力のある人と見なされます。
また、クラウドソーシングで仕事を受注した仕事は、就職活動で実績としてアピールできます。
例えば、新聞社の面接の際「クラウドソーシングで仕事を受注して記事を書いたことがあります。」と言えば、面接官に「即戦力になるかも?」と思われるでしょう。
さらに、クラウドソーシングは、低収入の時期を自らの努力によって乗り越え、収入を増やしていく仕事です。
従って、クラウドソーシングを利用してお金を稼いだ経験は、途中で諦めず仕事ができる責任能力の高い人間であることの証明になります。
上記の理由から、クラウドソーシングは就活に非常に役に立つと言えるでしょう。
初心者スキル無しの学生がクラウドソーシングで稼ぐコツは?
「クラウドソーシングを利用するのは、初めてで、特にスキルも持っていない…。」という方は、下記のことを実践しましょう。
・実績を積んでできる仕事の幅を広げる
・専門スキルを身につける
まず、クラウドソーシングでスキル無しの初心者が稼ぐには、早い者勝ちで仕事を行うタスク案件や、初心者歓迎と書かれた案件を受注します。
次に、上記の実績をアピールポイントとして利用し、別の案件を受注しましょう。
上記のことを繰り返していくと、受注できる仕事の幅が徐々に広がっていき、実績も積み重ねるため、いずれは高単価な案件を受注できるようになります。
また、専門スキルを身につけると、高単価の仕事を受注しやすくなります。
なぜなら、専門スキルを持っている人は、限られているからです。
ただ、この専門スキルは、クラウドソーシングを利用しながら徐々に身につけるのもおすすめです。
従って、やりたいことや得意分野を見極め、自分に合った専門スキルを身につけることで、高単価な案件を受注できるようになりましょう。
学生でもクラウドソーシングで月収10万円以上稼げるの?
学生でも、クラウドソーシングで10万円以上稼ぐことはできるのでしょうか?
結論から言うと可能です。
10万円と聞くと一見難しいようにも思えますが、文字単価=1円、5000文字の案件を
1か月に20件受注すれば達成できると考えると、案外簡単に達成することが可能ですよ。
学生がクラウドソーシングを利用する前に知っておくべきこと
学生がクラウドソーシングを利用するには、下記の3点を理解しておかないといけません。
・1年間に48万円以上稼いだら確定申告しなければならない。
・始める前に親の許可が必要
・最低限必要なマナーが必要
下記項目では、なぜ上記のことが必要なのかについて解説致します。
1年間に48万円以上稼いだら確定申告しなければならない
学生がクラウドソーシングで48万円以上の所得を稼ぐ場合は注意が必要です。
なぜなら、48万円以上の所得を得ると扶養が外れて確定申告をしなければならないからです。
分かりやすく言うと、親や保護者に養ってもらう資格を失い、1年間にいくら稼いだかを税務署に報告して税金を支払わなくてはならないということです。
また、扶養が外れたことで、今まで養ってくれていた親や保護者の支払うべき税金が増え、世帯全体での収入が減る可能性もあります。
なぜなら、親や保護者の方は、扶養する家族がいる分税金を免除されていたからです。
始める前に親の許可が必要
未成年がクラウドソーシングを利用する場合は親の許可が必要である場合が多いです。
なぜなら、クラウドソーシングは危険なトラブルに巻きこまれることも多い上、未成年に責任能力が問えない場合があるからです。
実際、ランサーズやクラウドワークスでは、利用規約で下記のように定められています。
ランサーズ
満18歳以上であって未成年である場合は、会員となること及び本規約に従って本サイトを利用することを、会員登録する前に親権者の包括的な同意を得ていること
クラウドワークス
未成年である場合には法定代理人の包括的な同意を得ていること。
ただ、保護者の許可を得られなかった方や、親に内緒で利用したい方がクラウドソーシングを利用できないとは限りません。
なぜなら、Sinobiライティングとサグーワークスは、保護者の許可が必要無いからです。
クラウドソーシングに最低限必要なマナー
クラウドソーシングは、クライアントと顔を合わせないとは言え、れっきとしたビジネスです。
従って、下記のような最低限必要なマナーは守りましょう。
納期をきちんと守る
まず、納期までに必ず仕事をしましょう。
なぜなら、納期を守らないとクライアントからの信頼を失い、今後仕事が受注できなくなる可能性があるからです。
実際自分がクライアントの立場になった時、納期を守れないような人にお金を支払って仕事を任せたくないですよね?
従って、納期をしっかり守って誠実な仕事を行いましょう。
クライアントのやりとりは正しい敬語を使用する
クライアントに対して、丁寧で正しい敬語を使いましょう。
なぜなら、クライアントは、受注者の人間性を普段のやりとりで判断している場合が多いからです。
例えば、クライアントが受注者のAさんとBさんに下記のようなメッセージを送ったとします。
お世話になっております。
これから執筆していただく記事ですが、グーグルドキュメントにて納品いただくことは可能でしょうか?
大変お手数でございますが、よろしくお願い致します。
下記が受注者のAさんとBさんの返事です。
Aさん
了解です!
全然大丈夫っすよ(^_^)
記事書けたらまた連絡するー
Bさん
○○様
ご連絡ありがとうございます。
グーグルドキュメントでの納品の件、了承致しました。
記事が執筆でき次第、ご連絡させていただきます。
上記の例を見て、Aさんからは、下記のような印象を受けるでしょう。
・常識が無さそう
・きちんと仕事をしてくれなさそう
・でたらめな文章の記事しか書けなさそう
クライアントに悪い印象を与えると、継続依頼や新しい仕事を受注できにくくなってしまいます。
従って、クライアントに良い印象を与え、良好な関係を築くためにも、正しい敬語を使用しましょう。
学生がクラウドソーシングを利用する際気をつけること
クラウドソーシングの中には、危ない案件やクライアントが存在します。
また、上記のような案件やクライアントに関わると、そのままトラブルに巻きこまれてしまう場合があります。
下記項目では、危ない案件やクライアントの見分け方や、もしもトラブルに巻きこまれた時の対処法についてご紹介します。
知らなきゃ危険!受注してはいけないヤバい案件&クライアント
クラウドソーシングでは、下記のような案件は受注しないようにしましょう。
契約内容が曖昧な案件
契約内容が曖昧な案件は、危険であることが多いです。
なぜなら、上記のような案件は、下記のようなものが多いからです。
・詳細を伝えると規約違反になる案件だから
・クライアントのコミュニケーション能力が低い
実際、簡単な文章を書くだけで10万円!とだけ書いてある案件に応募したら、突然LINEの連絡先を聞かれネズミ講に誘導された例があります。
また、上記のような例以外にも、曖昧な案件の仕事を受注して納品したら、クライアントに「思っていたのと違う。」と言われて全面的にやり直しになることも。
従って、仕事内容が曖昧な件は、トラブルになることが多いので、初めから受注しないようにしましょう。
買い物代行
ネット通販の買い物代行をするだけで、報酬が貰える案件も危険です。
なぜなら、下記のようなトラブルが実際に起こっているからです。
・商品を購入しても、購入費や報酬を支払われない
・仕事を受注した際、渡した個人情報を使ってクライアントが無断で商品購入や契約締結を行っていた
従って、いくら高単価な案件であっても、上記のような案件は受注しないようにしましょう。
トラブルに巻きこまれて、大きな損失を抱えてしまう可能性があります。
また、危険な案件を避けられてもクライアントの中には、通称「地雷クライアント」と呼ばれている危ないクライアントが存在します。
下記がその「地雷クライアント」の特徴です。
評価が異様に低い
評価が異様に低いクライアントは、なるべく避けましょう。
なぜなら、クラウドソーシングでは、普通にやりとりをしていたら、大抵4.5以上(最大5)の評価を取ることができるからです。
低評価のアカウントの特徴として、途中で契約が終了している案件が多いことがあげられます。
従って、無用なトラブルを避けるためにも、異様に評価の低いクライアントの案件は、受注しないようにしましょう。
仮払い前に納品を求めてくる
仮払い前に「テスト記事」と称して、無償で記事を納品することを求めてくるクライアントも危険です。
なぜなら、最初から合格させるつもりなど無く、無報酬で受注者に仕事をさせようとしている場合が多いからです。
実際、テスト記事と称した契約前の依頼を受け、記事を納品したところ不合格とされたにも関わらず、ネットに自分が納品した記事が掲載されていたということも起こっています。
従って、上記のようなクライアントからの仕事は、極力受注しないようにしましょう。
もしもクラウドソーシングでトラブルに巻きこまれたら?
クラウドソーシングでトラブルに巻きこまれた場合、明らかな規約違反であれば、運営に相談すれば解決する場合があります。
ただ、クラウドソーシングは、あくまでも受注者とクライアントの契約を仲介するためのものであるです。
従って、契約締結後のトラブルは、原則自分自身で解決しなければなりません。
実際にランサーズやクラウドワークスには、下記のような記載があります。
クラウドワークス
ご契約内容ややりとりにおいて何らかのトラブルが発生した場合、
ご依頼方式を問わずその対応はご契約の当事者である会員様間にておこなっていただく必要がございます。
ランサーズ
ご依頼の進行にあたって何らかのトラブルが発生した場合、ご依頼方式を問わずその対処は会員様間にて行っていただく必要がございます。
本来、運営に相談しても解決できないようなトラブルに学生が巻きこまれた場合は、親や弁護士に相談するのが、おすすめです。
しかし、親に迷惑をかけたくない方や、周りに相談できないという方もいらっしゃるでしょう。
上記のような方は、同じクラウドソーシングを利用している人に相談するのがおすすめです。
実際ランサーズやクラウドワークスには、利用者同士で利用できるQ&A方式のコミュニティが存在します。
ランサーズ お仕事Q&Aコミュニティクラウドソーシング相談室
クラウドワークス みんなのお仕事相談所
まとめ
今回は、学生向けのクラウドソーシングや、学生がクラウドソーシングを利用する際知っておくべきことについて、徹底解説致しました。
下記が、今回の記事のポイントです。
・学生向けのクラウドソーシングは、ランサーズかクラウドワークス
・1年間に48万円以上稼がない方が良い
・危ない案件やクライアントは避ける
クラウドソーシングを利用しようとしている学生の方は、ぜひ参考にして下さい。
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