「クラウドソーシングは中学生でもできるのかな?」
「中学生はクラウドソーシングで稼げるの?」
「中学生にもおすすめできるクラウドソーシングを知りたい」
この記事をご覧になっている方はこのような疑問を抱えているのではないでしょうか?
そこで今回は、クラウドソーシングで稼ぎたい中学生向けに、注意点やおすすめサイトなどを紹介していきたいと思います。
是非参考にしていただけると幸いです。
年齢不問のクラウドソーシングサイトを利用すれば中学生でも可能!
利用できるのは年齢制限なしのクラウドソーシングサイトに限られてしまいますが、中学生でもクラウドソーシングで稼ぐことは可能です。
以下で中学生がクラウドソーシングをする上で知っておきたいポイントを解説していきます。
中学生がクラウドソーシングで働くのは違法ではない
未成年の学生(高校生以下)が働くのは違法なのでは?という心配をされている方もいると思いますが、心配無用です。
実際、法律上では一部の例外(新聞配達や子役タレントなど)をのぞき、中学生と雇用契約を結ぶことは違法とされています。
しかし、クラウドソーシングはフリーランス(自営業)としてみなされるので、正確には雇用されているわけではないのです。
フリーランスの場合は何歳以下が違法、などの法律は定められていないので問題ありません。
しかし、クラウドソーシングをする際に年齢詐称をすると刑事罰に問われてしまう可能性があるので注意してください。
また、親御さんの情報で作ったアカウントを自らが運用する、というのも法律には違反しなくてもトラブルになってしまう可能性があります。
正直に書いた自分の情報でも仕事はできるので、上記のようなことはやめましょう。
親の同意が必要
クラウドソーシングサイトの利用規約にも必ず書かれていますが、未成年者がサイトを利用する際は親の同意が必要です。
正直、実際に同意の旨を記入する欄などはないので、同意がなくても運営にバレることはありません。
しかし、親の同意なしだと何かトラブルに巻き込まれた際に危険なので、同意は必ず得るようにしましょう。
また、親の理解を得た上で仕事をしていく方が何かしらサポートをしてくれる可能性があるのでおすすめです。
フリーランスとしてSNSでお仕事をするのはおすすめしない
中学生がクラウドソーシングで仕事をする場合、サイト利用以外にSNSで集客をする、という手段もあります。
しかし、SNSで自ら仕事受注のために活動するのはかなりの労力と時間が必要なのでおすすめできません。
また、実績のない中学生が運用しているSNSアカウントは誰も信用してくれませんし、信頼度の低さ=受注できる案件の少なさです。
最初はクラウドソーシングサイトを利用して、ある程度経験を積みましょう。
サイトを使わなくても充分なほど収入が安定し、固定顧客が増えたのちSNSを仕事ツールとして使うのはとても良い方法です。
実際にクラウドソーシングで成功している中学生・高校生クラウドワーカーもいる!
中学生がクラウドソーシングを頑張ってもお小遣い程度にしかならないのでは?と思っていませんか?
確かに、クラウドソーシングを始めたばかりの頃は難しいことも多く、思い描いているようには稼げないでしょう。
しかし、中学生や高校生の頃からクラウドソーシングを始め、大きく成功している方も中にはいらっしゃいます。
上記のツイートの中に名前が出ている「キメラゴンさん」という方はかなり有名な方なので、聞いたことがある方もいるかもしれません。
中学2年生でブログを始め、1年後に月収1,170万、高校1年生現在で月収500万以上も稼いでいるそうなので驚きです。
Googleで「キメラゴン」と検索すると、彼のブログやTwitterアカウント、noteなどが出てくるので興味のある方は是非覗いてみてください!
中学生がクラウドソーシングをする上で気を付けること3選
中学生でもクラウドソーシングで稼ぐことは可能ですが、仕事をする際に注意して欲しい点が3点あります。
それぞれ詳しく解説していくので、クラウドソーシングでお仕事を始めたいと思っている中学生の方は是非参考にしてください。
最低限の社会人としてのマナー・モラル
クラウドソーシングで仕事をしていくのであれば、最低限のマナーやモラルは必須です。
「中学生だから少しくらい納期に遅れても大丈夫」や、「中学生だから敬語ができていなくても怒られない」という考えはやめましょう。
クラウドソーシングはあくまでも立派な仕事ですし、仕事をしている人はみんな立派な社会人です。
また、コピペなどの著作権に関わる行為はしないように気をつけましょう。
その発注者からの信頼を失うだけでなく、今後のサイト利用にも影響を及ぼしてしまいます。
危ない仕事には手を出さない
クラウドソーシングにはたくさんの業種があります。
専門知識や技術が必要なものから、誰でもできる簡単作業まで様々ですが、その中でもやらない方が良いお仕事がいくつか存在します。
最近はあまり見かけなくなりましたが、「買い物代行」や「潜入調査」などは危険なので避けましょう。
買い物代行は発注者が広告・宣伝料金を稼ぐために依頼されていることが多く、報酬も後払いのケースが多いので詐欺に会う可能性があります。
潜入調査ですが、その職種自体が危ないというよりは、中学生には不向きな業種というだけなので将来挑戦する分には構いません。
また、上記で解説したSNSでの仕事受注はフリーランスとして独立するには良い方法ですが、危険な仕事や悪質な受注者が多いので注意が必要です。
中学生のうちはクラウドソーシングサイトの利用に留めておくのが良いでしょう。
自分のスキルに見合ったお仕事選び
業種によっては案件によって求められるレベルやスキル、経験などが大きく異なります。
求められるものが高いほど報酬も高くなるので高単価の案件に応募したくなりますが、自分のレベルに見合った案件を探すことが大切です。
受注後に納品できなくなってしまっては元も子もないので、自分にとって難易度が高すぎるものには応募しないようにしましょう。
また、逆に自分にとって低単価すぎる仕事も、受注する意味がないので避けたほうが無難です。
中学生がクラウドソーシングをする上でのメリット・デメリットはある?
中学生がクラウドソーシングで稼ぐことは可能ですし、様々なメリットが存在しますが、逆にデメリットも存在します。
クラウドソーシングで仕事をする前に知っておいたほうが良いメリット・デメリットについて解説していきます。
メリット
中学生がクラウドソーシングで仕事をするメリットは以下の3つが挙げられます。
本来、多くの学生は高校生になってからアルバイトをしたり、バイト禁止の高校だと大学生になってから働き始めるのが主流です。
中学生のうちから働くことで大人と話す機会も増えますし、仕事をする上で大切な責任感も身につきます。
また、クラウドソーシングで稼げるようになれば高校生や大学生になってからバイト探しに必死になる必要もありません。
お小遣いがなくても趣味に使ったり、貯金をしたりとお金の使い道が増えるので学生生活もより充実したものになるはずです。
デメリット
逆に、中学生がクラウドソーシングで働くことによって生まれるデメリットもいくつかあります。
それは以下のような3つです。
まず、学業が多少なりとも疎かになってしまうことは確かです。
クラウドソーシングで稼ごうと思うと一日最低3時間以上はさかなければならないので、課題に追われている中学生にはかなり厳しいと思われます。
学生のうちはバイト以外にも友達との交流や部活など、社会人になってからでは経験できない楽しいことがたくさんあります。
大人になってからできないことをできるのが学生の特権だとも思うので、お金に不自由がないのであれば中学生から稼ぐ必要性はないでしょう。
また、大人より社会経験が少ない中学生の方はトラブルにも巻き込まれやすいでしょう。
悪質なクライアントの見分け方や、クラウドソーシングで仕事をする上での注意点を深く理解しておくことが大切です。
クラウドソーシングを始める際は必ず親御さんの了承を得てから、サポートしてもらいつつお仕事をするようにしましょう。
中学生でも利用できるクラウドソーシングサイト一覧
冒頭の方で軽く説明しましたが、年齢制限ありのサイトに年齢を偽って登録するのはやめましょう。
クラウドワークスやランサーズといった大手サイトは18歳以上、と年齢制限が設けられていますが、以下の2つのサイトは年齢不問です。
中学生でも安全に利用できるので是非登録してみてください。
Shinobiライティング
(画像引用:Shinobiライティング 公式サイト)
ライティング系の案件に特化したクラウドソーシングサイトです。
文字数の少ない案件が多いのでライティング初心者さんでも挑戦しやすいでしょう。
詳しい理由は以下で解説していきますが、ライティング案件は中学生に非常におすすめです。
興味のある方は是非登録してみてください。
ココナラ
(画像引用:ココナラ 公式サイト)
スキルマーケット方式、という形態のクラウドソーシングサイトです。
名前の通り自分のスキルを売ることができるので、自分の得意なことで稼ぐことができます。
ライティングやプログラミングなど、専門技術が必要なものだけでなく、占いや悩み相談など、少し変わった業種もあるんです。
気になる方は是非調べてみてください!
中学生におすすめできるクラウドソーシングの業種TOP3!
クラウドソーシングで初めて仕事をする中学生の方におすすめの業種を紹介していきます。
どれも魅力的ですが、自分にあっていると思えるものを選んでみてください。
また、業種の説明の中で出てくる単語を先に補足しておきます。
3位:デザイン系
コンペ形式で募集されることが多い業種です。
専門技術・知識が必要な業種の中でも、中学生にも挑戦しやすい部類に入ります。
プログラミングのIT系などの業種は、中学生のうちから学び始める人は少ないですが、デザインであれば得意な方は多くいるはずです。
「小さい頃から絵を描くのが好き」、「中学校で美術部やイラスト部に入っている」、「大会に出たことがある」などの方におすすめできます。
また、デザイン系の業種はスキルレベルではなく、発注者(お仕事を依頼する人)の要望や好みに応える柔軟性が一番重要だと言われています。
そのため、初心者でもプロに勝てる可能性は大いにあるので挑戦してみる価値があるでしょう。
2位:タスク案件/簡単作業
タスク形式で募集されることが多い業種です。
業種例としては、テープ起こし、データ入力、アンケートモニター、体験談入力などが挙げられます。
上記で解説した通り、誰でもできる簡単作業なので、クラウドソーシングを始めたばかりの中学生の方でも可能です。
しかし、その難易度の低さゆえに単価設定もかなり低めです。
例えば体験談入力だと一件100円前後が妥当なところなので、隙間時間に何件こなしても大した報酬にはなりません。
また、どれだけ続けていても自分のスキルにならないのも難点です。
将来的にクラウドソーシング1本で稼ぐことを目標にしているのであれば他のスキルを要する業種を受注したほうが良いでしょう。
1位:ライティング
プロジェクト形式で応募されることが多い業種です。
ライティングスキルは中学生でも充分に習得可能ですし、文章力も上がるので国語の成績などにも影響してくるはずです。
また、タイピング技術もかなり上達するので将来パソコンを使った仕事をしたいと思っている方にもおすすめできます。
中学生がライティング案件を受注するのであれば、最初は【初心者歓迎!】と書かれた初心者向け案件に応募すると良いでしょう。
ライティングを教えてもらいながら稼げるので効率が良く、続けやすいと思います。
そして、ライティング案件には文字単価、という1文字ごとに決められた報酬がありますが、初心者は0.1〜0.3円ほどが妥当です。
ライティング技術が向上していくにつれ、0.5〜1円と徐々に上がっていくので頑張りましょう。
中学生向け!クラウドソーシングでのお仕事の始め方
クラウドソーシングを始める際に必要な知識はかなり備わってきたはずなので、最後にお仕事の開始手順を解説していきたいと思います。
★は親御さんと一緒にやるがおすすめです。
①自分にあっているサイトを選ぶ
②プロフィール作成、本人確認書類提出★(敬語に自信がない方は少しだけ手伝ってもらってもOK!)
③タスク案件をこなして実績貯め(20件以上あると良し)
④プロジェクト案件の場合は継続案件に応募、コンペの場合は最初は低報酬のものを選ぶ、タスクの場合はコツコツと進めていく
⑤慣れてきたら少しづつ高単価のものに応募していく
以上の手順で進めていけば間違い無いでしょう。
高校生になる頃には周りのバイトしている友達よりも稼げているかもしれません。
とても夢のある仕事なので、楽しく安全に頑張りましょう!
まとめ
クラウドソーシングで稼ぐことは中学生でも可能です。
利用できるサイトは限られていますが、様々な業種があるのでその中から得意なものを選びましょう。
中学生がクラウドソーシングで仕事をする際に注意しなければいけない点は多いですが、気をつけながら進めていけば大丈夫です。
学業や部活、友人関係など、学生のうちにしか経験できないこともある、ということを頭に入れつつ、仕事と両立させていけると一番良いですね。
気になった方はこの機会に是非お仕事を初めてみてはいかがでしょうか?
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