「クラウドソーシングという働き方について知りたい」
「クラウドソーシングサイトの口コミや評判が気になる!」
「初心者におすすめのクラウドソーシングサイトは?」
この記事をご覧になっている方はこのような疑問を抱えているのではないでしょうか?
そこで今回は、クラウドソーシングという働き方についての評価と、おすすめのクラウドソーシングサイトの紹介をしていきたいと思います。
是非参考にしていただけると幸いです。
クラウドソーシングの口コミがよくない?
ネット上でクラウドソーシングの口コミについて調べると様々な意見が散見されますが、果たして否定派と肯定派、どちらの方が多いのでしょうか?
実際にクラウドソーシングで仕事をしている人の声を参考にしつつ調べていきたいと思います。
良い口コミ
クラウドソーシングに対して肯定的な意見を述べている方々です。
自分の武器を増やそう!
自分の仕事、頑張っている事あると思います。そのちょっとしたスキマ時間で何かしてみましょう。
例 プログラミング
・これからITが発達していき重宝される。
・副業でWeb制作やクラウドソーシングで稼げる。スキマ時間で将来稼ぐ選択肢が増えるなんてお得ですよ!
— きゃべつ@プログラミングで稼ぐ (@kyabetu_1000) May 12, 2020
下記で詳しく解説していきますが、クラウドソーシングという働き方の最大のメリットとして、時間や場所を問わずに働けるという点が挙げられます。
自分の得意なことを仕事にできるのでストレスがなく、「好きこそ物の上手なれ」なのでスキルの上達度も早いと言えるでしょう。
ネットの副業で一番お手軽なのが、クラウドソーシング。ネットで「仕事をお願いしたい人」と「副業したい人」をつなげるサービスです。クラウドワークスやランサーズが有名ですね。
— さおり (@saori_free) June 13, 2020
本来、フリーランスとしてお仕事をされている方はSNSなどを用いて自ら仕事をもらうために動いていかなければなりません。
しかし、クラウドソーシングサイトという場所を使えば募集されている仕事に応募するだけなので、仕事探しの手間が省けます。
また、発注側もコストや時間をかけずに業務委託できる人材を探せるのでとても便利です。
クラウドソーシングでなかなか稼げないと思っているみなさん。
大丈夫です。稼げるようになります。
私は気が向いたときにしか仕事探さないし、単価も強気の設定ですが、それでも営業部門で1位になる位のご依頼をいただいてます。(ありがとうございます)
コツコツ積み上げることが大事ですね^^
— Kヒロミ@フリーランス→営業&ライター&ディレクター (@Khiromi1163) June 7, 2020
こちらも下記で詳しく説明していきますが、クラウドソーシングでは最初の1〜2ヶ月のうちは稼げません。
実績や経験をコツコツと積んでいき、徐々に高単価の案件が受注できるようになると、10万〜20万と稼げてくるようになります。
ネット上で「クラウドソーシングは稼げない」という声を見かけますが、それは軌道に乗るまでに挫折してしまったか、業種の選び方が良くなかった方でしょう。
悪い口コミ
良い口コミもありますが、もちろん悪い口コミも見受けられます。
クラウドソーシング手数料もってきすぎ
— ˙˚ʚɞ˚˙ (@uvEames4RxqbnXJ) June 14, 2020
クラウドソーシングサイトは非常に画期的なサービスですが、残念ながら手数料がかなり高めの設定です。
サイトによって少し変わりますが、多くのサイトは手数料を2割前後と定めています。
10,000円の案件であれば、2,000円も手数料として引かれてしまう計算になるのでかなり痛手でしょう。
しかし、フリーランスとして仕事を探す手間と時間が省けると考えると妥当な金額ではないかと思います。
悪質な受注者さんと出会ってしまった場合トラブルに巻き込まれる可能性があります。
上記のツイートのように連絡がなく無報酬で仕事をさせられた、というケースは多々あります。
回避策としてあげられるのは、受注者の見極め方を知る、ということです。
上記のような点に当てはまる受注者が募集している案件には極力応募しない方が無難でしょう。
業種によっては競争率が高いのも難点です。
業種を選べばある程度安定した収入を得ることも可能ですが、特に上記のようなデザイン系の案件は収入が不安定になりがちだと言えます。
少しでも競争率を低くするために、報酬の低い案件を探したり、ライバルが少ない高難易度の案件に応募すると獲得しやすくなります。
クラウドソーシングは効率的な働き方!
クラウドソーシングは近年のネットの普及とともに増えてきた働き方です。
「仕事をしたい人」と「仕事を依頼したい人」を繋げてくれるとても画期的なサービスです。
しかし、そんなクラウドソーシングの実態について詳しく知らない、という方も多いでしょう。
以下ではクラウドソーシングを始めるにあたって知っておいた方が良いクラウドソーシングに関しての知識について説明していきます。
そもそもクラウドソーシングとは?
クラウドソーシング、という言葉は聞いたことがあってもその意味や語源まで知っている方は少ないと思います。
クラウドソーシングとは、英語の「crowd(意味:群集)」と「sourcing(意味:発行、業務委託)」を合わせた造語です。
直訳すると群集に仕事を発行する、という意味ですが、わかりやすく言うと「大勢に業務委託をする」ということになります。
従来、仕事を誰かに頼みたい際は「アウトソーシング」といって、外部の特定の業者に頼むのが主流でした。
しかし、ネットの普及とともにそのような仕事を請負いたい人を不特定多数の中から探すことができるようになったのです。
仕事を依頼する発注者と、その仕事を任される受注者間のコミュニケーションツールだとも言えます。
クラウドソーシングの仕事形式は3つある
クラウドソーシングでは、仕事形式は主に3つに分かれています。
それぞれよく募集される業種やメリット・デメリットがあるので、仕事を開始する前に知っておくと便利です。
タスク
この3つの業務形態の中では一番難易度の低いものだと言えるでしょう。
業種例としては、文字起こしやデータ入力、アンケートモニターや体験談入力などが挙げられます。
交渉なしで誰でも応募可能なので、登録したばかりの初心者さんでも仕事を受注することが可能です。
しかし、その難易度の低さゆえに報酬はかなり低めに設定されている傾向があります。
稼ぐために続けていくには不向きですが、初心者さんの実績貯めには最適です。
プロジェクト
上記のタスク案件と違い、特定の専門知識や技術が必要な案件が多い業務形式です。
クラウドソーシングサイトの中でも一番主流な形式なので募集案件数も一番多いでしょう。
継続案件が多いため、クラウドソーシングで本気で稼いでいきたいという方におすすめです。
しかし、何かしらのスキルがないと応募できない案件が多いのが難点です。
初心者さんはタスクで実績と経験を積み、仕事をしながらスキルを学んでいける初心者向け案件に応募することをおすすめします。
コンペ
タスク形式やプロジェクト形式と違い、大人数ではなく最終的に1人しか採用されない業務形式です。
業種にもよりますが、報酬は10万前後と高額なので採用された場合はとても大きいです。
しかし、「コンペ」という名前の通り、大会のような方式で行われるため競争率は非常に高いと言えます。
案件が獲得できた場合は一攫千金ですが、落ち続けてしまった場合は一切報酬が入らないので収入が不安定になりがちです。
クラウドソーシングでおすすめできる業種紹介!
クラウドソーシングでお仕事を始めたばかりの初心者さんでも挑戦しやすく、続けやすい業種を紹介していきたいと思います。
上記で解説した通り、最初は思った以上に稼げないという状況が続きますが、将来的にクラウドソーシング1本で稼いで行くことも可能です。
また、案件数も多く、初心者向け案件も探しやすいと思うので是非参考にしてみてください。
ライティング系
ライティング系の業種といえば、記事執筆、データ入力、翻訳などが挙げられます。
翻訳は外国語能力が必要ですが、ブログ記事の執筆やデータ入力はスキルのない初心者さんでも可能なお仕事です。
ライティング系のお仕事では報酬形態が主に2つに分かれます。
前者の文字単価形式を用いている案件が多いですが、文字単価は受注者のスキルや経験度、案件自体の難易度などによって変わります。
初心者さんは文字単価0.1〜0.3円が妥当なところです。
中級者(経験者)になるにつれ0.5〜1円が目指せるようになってくるので頑張りましょう。
特にブログ記事作成の案件だと【初心者さん歓迎!】と書かれた案件が見つけやすいと思います。
報酬はかなり低単価ですが、ライティングの基礎を学びながら稼げるのでとても効率的でおすすめです。
IT系
IT系の業種といえば、プログラミング、WEB制作、アプリ開発などが挙げられます。
上記のような案件は専門知識(プログラミング言語の習得など)が必須なので、勉強したことのない初心者さんには受注できません。
しかし、専門度は高くなくても基礎くらいなら知っている、という方であればかなり稼げる業種なのでおすすめです。
また、過去に勉強したことがあるが忘れてしまった、という方はブランクOKと書かれている案件に応募するとなお良いでしょう。
以下のサイトにIT系のお仕事を始める前の勉強法について解説しているのでご興味のある方は是非参考にしてみてください。
デザイン系
デザイン系の業種といえば、ロゴ作成やバナー作成などが挙げられます。
上記で解説した通り、コンペ形式で募集されることが多い業種なので競争率が高く、収入も安定しづらいですが、報酬の高さではトップクラスです。
また、デザイン系は他の業種と比べて技術のレベルではなく、発注者の好みや要望に応える柔軟性が求められる傾向が高いです。
そのため、仕事を始めたばかりの初心者でも経験者やプロに勝てる可能性は大いにありますし、挑戦してみる価値のある業種だといえます。
クラウドソーシングでおすすめできない業種はある?
上記でクラウドソーシングをやる上でおすすめの業種を紹介していきましたが、反対におすすめできない業種はあるのでしょうか?
特徴としては以下のようなものが挙げられます。
時間の切り売り系とは、続けていても自分のスキルにならず、ただ時間だけを使ってしまう業種のことです。
継続して受注することで自分の糧となる業種であれば続ける価値がありますが、仕事をして得られるものが報酬だけ、というのは良くありません。
このような特徴に当てはまるのが初心者さんに人気のタスク案件(簡単作業)です。
スキルが必要ないため、続けていても何も身に付かず時間だけが過ぎていってしまいます。
また、下記のようなタスク案件は報酬も低単価のため稼げません。
タスク案件は実績貯めには最適ですが、ある程度の実績を貯められたらすぐに「続けていて自分の糧となる高単価の案件」に移っていきましょう。
アンケートモニター
上記で紹介したタスク形式の案件の例の中の一つです。
スキルが必要ない、という点はタスク案件のメリットとしてよく挙げられていますが、裏を返せばそれは「誰でもできてしまう」ということになります。
継続して受注していても大した報酬にならないですし、上記で述べたように自分のスキルにもならないのでおすすめできません。
ただし、隙間時間にお小遣い稼ぎをしたくクラウドソーシングをしている方にはおすすめです。
本気で稼ぎたい方にとっては効率が悪いので、実績貯めが終了後すぐにやめましょう。
文字起こし
また、文字起こしも初心者さんが実績貯めによく利用するタスク案件の一つです。
上記のアンケートモニターと比べると要するスキルレベルは高めですが、所詮簡単作業にしか過ぎません。
文字起こしは継続していくことでタイピングこそは早くなりますが、他に身に付く知識や技術が全くないのです。
せっかく自慢のタイピングスキルを生かしたいのであれば、上記で紹介したライティング系の中のブログ記事執筆の方が断然おすすめです。
クラウドソーシングは稼げるの?
上記で解説した通り、クラウドソーシングでは始めたばかりの頃は稼げません。
下記で詳しいクラウドソーシングでのお仕事の開始方法について解説していきますが、実績貯めの期間はおおよそ1ヶ月ほどかかります。
受注実績の数が伸びていくにつれ高単価の案件が受注できるようになってくるので、2〜3ヶ月後にようやく報酬が発生し始めるでしょう。
一度軌道に乗ればそれを維持するのは難しくないので報酬は右肩上がりに伸びていきます。
しかし、軌道に乗るまでの2〜3ヶ月間、報酬も発生せずただ黙々とタスク案件をこなしていかなければいけない日々が続きます。
その期間に挫折してしまうととてももったいないので、まずは3ヶ月続けることを目標に頑張りましょう。
モチベーションを保つのはとても大変ですが、半年も経てばクラウドソーシング1本で生活していくことも難しくありません。
クラウドソーシングのメリット・デメリット
以下ではクラウドソーシングのメリットとデメリットについて解説していきます。
クラウドソーシングを始めようか迷っている方は是非参考にしてみてください。
クラウドソーシングのメリット
冒頭でも触れましたが、クラウドソーシングの最大のメリットとしてあげられるのが「好きな時間に好きな場所で」働けるという点です。
職場に出勤する手間もなければ時間もかからないので時間を有効に活用できます。
また、得意分野で稼ぐことが可能なのでストレスも少ないです。
得意分野はスキルを伸ばすのも簡単なので、仕事を開始してすぐその分野に秀でることも可能でしょう。
そして、普通の仕事と違い時給制ではないので、頑張り次第で収入をどこまでもあげることが可能です。
プロのクラウドワーカーやフリーランサーだと年収1,000万を超える方もいらっしゃるので、とても夢のある仕事だといえます。
クラウドソーシングのデメリット
メリットも多いですが、デメリットもあります。
上記で解説したように、クラウドソーシングは時給制ではなく出来高制なので最低賃金などの保証が一切ありません。
頑張り次第で報酬をいくらでもあげることも可能ですが、裏を返せばそれは報酬はいくらでも下がりうる、ということです。
しかし、継続案件を受注したり、評価を下げないように真面目に仕事をする、などという点を気をつけていれば報酬が下がることは滅多にありません。
また、自分を律するのが大変だと感じる人も多いです。
クラウドソーシングは1人で仕事をしていくのでやる気を保つのも大変ですし、挫折も非常にしやすいです。
何ヶ月間は絶対に継続する、や週に5日8時間は絶対に稼働する、など決まりごとを設定することで続けやすくなります。
クラウドソーシングはこんな人におすすめ!
クラウドソーシングは時間や場所を問わずに働けるので副業として利用する人が多いです。
副業したい社会人さんや学生さんはもちろん、育児や家事の隙間時間に家計を稼ぎたい主婦(主夫)さんなどにもおすすめです。
年齢制限は18歳以上と定められているところが多いので、残念ながら中学生や高校生の方は利用できません。
しかし、高校生の方であればクラウドソーシングサイトではなくTwitterなどのSNSで仕事を募集することも可能です。
ただし、クラウドソーシングサイトと比べて安全性は劣ってしまうので利用する場合は充分気をつけて仕事をしましょう。
おすすめのクラウドソーシングサイト一挙公開!
クラウドソーシングについても理解が深められてきたところで、初心者さんにもおすすめできるクラウドソーシングサイトを紹介していきたいと思います。
どれも有名なので悩んでしまうと思いますが、少しづつ異なる点があるので自分にあっていると思えるものを見つけてみてください。
候補1:クラウドワークス
(画像引用:クラウドワークス 公式サイト)
国内利用者数NO.1を誇る大手クラウドソーシングサイトです。
案件数や業種数もとても多いので、初心者さんでも仕事探しがしやすいでしょう。
しかし、報酬が安すぎるという声も稀に聞きます。
クラウドワークスブラック説については以下の記事で解説しているので是非参考にしてみてください。
候補2:ランサーズ
(画像引用:ランサーズ 公式サイト)
国内で最初に立ち上げられたクラウドソーシングサイトです。
長年の愛用者も多く、官公庁などの政府関係者や大手企業も利用しているため、運営の信頼度はとても高いと言えます。
しかし、ランサーズも上記クラウドワークスと同じく、報酬が低いという噂が流れています。
詳しくはこちらの記事で解説しているので参考にしてみてください。
候補3:シュフティ
(画像引用:シュフティ 公式サイト)
名前を聞くと主婦専用なのかな?と思ってしまいますが、職業や性別関係なく登録できるので大丈夫です。
在宅ワーク初心者向けの案件が多いクラウドソーシングサイトなので、最初から大手はちょっと心配、という方におすすめです。
ライティング系の単価は他のクラウドソーシングサイトより高めですが、他の業種は案件数も少なく、報酬も安いと言われています。
以下の記事でシュフティについて詳しく解説しているので、気になる方は是非覗いてみてください。
クラウドソーシングでのお仕事の始め方
上記のおすすめサイト以外にも、世の中には多くのクラウドソーシングサイトが存在します。
自分の好みのサイトを見つけられたら、お仕事を開始していきましょう。
①サイトに登録(可能であれば本人確認書類提出)
②プロフィール・ポートフォリオ作成
③タスクで実績を積む
④ある程度実績が溜められたらプロジェクトで継続案件を獲得する
⑤自分の得意分野が見つけられたらそれをもっと極めて高単価を狙う
もし④に到達してからなかなか継続案件が獲得できなければ、③に戻り実績貯めを続けましょう。
上記の順番でお仕事を開始していくと、無駄がなく最短ルートで稼げるようになります。
まとめ
クラウドソーシングの口コミは賛否両論ですが、メリットも多く、夢のある仕事だと言えます。
今回紹介したモチベーションを保ち方や、悪質なクライアントと出会わないようにする方法などを参考に、楽しく安全にお仕事を進めていきましょう。
クラウドソーシングという働き方は今後、今以上にもっと普及していくだろうと考えられています。
ライバルが増えてしまうと案件獲得率や報酬の相場も下がってしまうので、気になる方はこの機会に是非始めてみてはいかがでしょうか?
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