「イラストにおすすめなクラウドソーシングサイトが知りたい」
「イラストの仕事の相場はどのくらい?」
「コンペ方式で仕事が中々獲得できない」
このような悩みを抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、クラウドソーシングにおけるイラストの仕事について、様々な情報を記事にまとめていきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください!
クラウドソーシングで出来るイラストの仕事とは?
クラウドソーシングのイラストの仕事はどのようなものか、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
- イラスト関連の仕事
- デザイン関連の仕事
クラウドソーシングのイラストの仕事は、大きく2種類に分けることが可能です。
それぞれがどのような仕事なのか、詳しくチェックしていきましょう!
イラスト関連の仕事
イラスト関連の仕事では、主にイラスト作品を提出するような仕事形式となります。
仕事の方式としては、コンペ方式のものが主要です。
そのため、安定した報酬を得るためには、ある程度のスキルが必要だと言えるでしょう。
また、作品を買い取ってもらうという形になりますので、一案件当たりの報酬は数万円単位が平均となります。
具体的には以下のような形で案件が掲載されています。
- WEB広告用の漫画イラスト作成/固定報酬:50000円~
- マスコットキャラクターのイラスト作成/コンペ方式:4400円
- サムネイルのイラスト作成/固定報酬:10000円~
- 歯科医院のキャラクター作成/コンペ方式:33000円~
デザイン関連の仕事
デザイン関連の仕事では、デザインに関連した様々な仕事を任されることになります。
そのため、仕事の内容に関しても非常に幅が広く、掲載されている案件を自身が担当できない場合も多いです。
デザイン関連の仕事に関しても、コンペ方式の仕事が多く、一件当たりの報酬も非常に高い傾向にあります。
そのため、高額な報酬を獲得できる可能性が十分にあると言えるでしょう。
デザイン関連の仕事は、クラウドソーシングで以下のように掲載されています。
- IT向け名刺のデザイン作成/コンペ方式:5500円
- センサー完治温度計のカタログデザイン/コンペ方式:55,000円
- 建築会社のロゴデザイン/コンペ方式:38,500円
- 施設のWEB広告のデザイン:コンペ方式:55,000円
補足:イラストのスキルを講師として教えるという手段も
イラストやデザインに関してスキルがある方であれば、その技術を他者に教えることでお金を稼ぐという方法もありますよ。
具体的な手法としては、自身のスキルを販売する形のクラウドソーシングサイトを利用します。
ワークショップを開催したり、プライベートの講師としてマンツーマンで指導するなどして収入を得ることは可能です。
これからデザイナーやイラストレーターを目指す人たちは一定数いますので、需要は十分にあると言えるでしょう。
イラストの仕事におすすめなクラウドソーシングサイト厳選5選!
それでは、イラスト関係の仕事をクラウドソーシングで行うにあたって、おすすめのクラウドソーシングサイトを紹介していきたいと思います。
今回は5つのクラウドソーシングサイトをピックアップしました!
イラストレーターやクリエイターにおすすめの「GIKUTAS」
画像参照元:GIKUTAS
GIKUTASはイラストやマンガ制作専門のクラウドソーシングサイトです!
これまでに5000人以上のクリエイターが登録している、大手のクラウドソーシングとなあります。
クライアントとしては、テレビ局やスマホ関連の企業など、様々な業界の案件を請け負うことが可能です。
これまでデザイナーやイラストレーターとして活躍されてきた方にとって、新たなチャンスを生み出すことが出来ますよ!
コンペ方式の仕事も充実しており、サービス内でイラストコンテストが開催されることも頻繁にあります。
そのため、イラストレーターとしてのスキルをアップしたいという方にも非常におすすめなクラウドソーシングです。
クラウドソーシング最大手の「ランサーズ」
画像参照元:ランサーズ
ランサーズは、業界最大手のクラウドソーシングサイトです。
案件数・満足度共に高い数値を記録しているため、安心して利用することが出来ます!
初心者向けの案件も数多く掲載されているため、イラストレーターやデザイン初心者の方にとってはおすすめなクラウドソーシングとなります。
また、イラスト関連の仕事以外にも様々な種類の案件が掲載されていますよ。
イラスト関連の仕事で検索してみたところ、335件の仕事が掲載されていました。(2020年5月現在)
イラストの仕事についても、幅広く仕事が掲載されていると言えますので、自身に合った仕事を見つけることが出来ますよ!
案件数が豊富な「クラウドワークス」
画像出典元:クラウドワークス
クラウドワークスは、ランサーズと並ぶほどの、日本最大規模のクラウドソーシングサイトです。
300万人のフリーランスと40万社の企業が登録しているため、案件数が豊富という特徴があります。
もちろん、イラスト関連の仕事も数多く掲載されていますよ!
イラストの案件数を検索してみたところ、575件掲載されていました。(2020年5月現在)
ランサーズよりも案件数では上回っていることが分かりますね!
クラウドワークスにも、デザインやイラスト初心者向けの案件が掲載されていますので、初心者の方は登録しておいて損が無いと言えるでしょう。
スキルをクライアントに対して販売できる「ココナラ」
画像参照元:ココナラ
ココナラは一般的なクラウドソーシングサイトとは異なる特徴を持っています。
それは、自身のスキルや経験を売り買いることが出来るクラウドソーシングだという点です。
そのため、イラスト関連やデザイン関連のスキルがある方であれば、すぐに案件を獲得することもできます!
ココナラではイラスト作成の案件も非常に人気なジャンルとなりますので、案件も充実していると言えるでしょう。
イラスト作成の対応範囲や、報酬の価格設定などを自身で行えるという点も、非常におすすめできるポイントですね!
作品を自由に出品できる「SKIMA」
画像参照元:SKIMA
SKIMAは、イラストに特化したクラウドソーシングサービスです。
海外のコミッションという文化を取り入れた、新しいクラウドソーシングとなります。
クリエイターは、自身の作品や商品の説明を掲載するだけ!
購入者が現れれば、そこからイラストの制作が開始します。
そのため、イラストのスキルに自信がある方であれば、すぐに活躍することが出来ると言えますね!
補足:クラウドソーシングは、似顔絵フリーランスの方にもおすすめ
クラウドソーシングは、似顔絵制作をフリーランスでされている方にとっても、非常におすすめです。
ショッピングモールや道端などで、似顔絵を描いていらっしゃるフリーランスの方をよく見かけます。
店頭にお客さんが来ると利益につながるものの、客足が途絶えてしまうと収入面で非常に厳しいですよね。
そんな際の副業として、クラウドソーシングを有効活用することが出来ます!
クラウドソーシングでイラストの仕事を契約しておくことで、お客さんがいないスキマ時間に収入を得ることが可能になります。
自身のスキルやスキマ時間を有効活用できるため、似顔絵フリーランスの方は、ぜひ利用を検討してみてください!
補足:クラウドソーシングではイラストの仕事の発注も可能
これまでは仕事の受注者側の話をしてきましたが、今度は発注者側の話です。
もちろんクラウドソーシングでは、イラストの仕事を発注、いわゆる外注することが出来ます。
クラウドソーシングを使ってイラストの仕事を発注するメリットは、大きく2つあります。
- コンペ方式だと作品を見て選ぶことが出来る
- コストを削減することに繋がる
クラウドソーシングのコンペ方式では、提案してきた受注者の作品を全てチェックすることが可能です。
そのため、自身が最も好みな作品を選択して報酬を支払うことが出来ますよ!
さらに、クラウドソーシングでは業者に外注するよりも、コストを削減することが可能です。
業者に外注するメリットとしては、確実なクオリティを保証できるという点があります。
しかし、クラウドソーシングでは業者よりも安く、クオリティの高い成果物を期待することが出来ますよ!
クラウドソーシングにおけるイラスト案件の相場について
クラウドソーシングのイラストの仕事について、報酬の相場を知りたいという方も多いのではないでしょうか?
そこで、イラスト案件の相場についてまとめていきたいと思います。
クラウドソーシングにおけるイラスト案件の相場
今回は、イラスト案件の相場について、大手クラウドソーシングサイトのランサーズの価格表を参考に、表を作成しました。
クラウドソーシングにおけるイラスト案件の相場
・ロゴ作成(ロゴ制作):1点で20,000円~85,000円
・イラスト制作(挿絵作成など):1点で30,000円~50,000円
・キャラクターデザイン(キャラの作成):1点で30,000円~50,000円
・LINEスタンプ作成(アニメLINEスタンプなど):3ポーズで20,000円~85,000円
・チラシ作成、フライヤーデザイン:両面1枚で62,500円~106,500円
・名刺作成:10,000円~50,000円
イラストやデザイン関係の仕事は、特別なスキルが必要である場合が多いので、案件の単価が高いということが分かりました。
クラウドソーシングの他の仕事と比較してみても、プログラミングと並ぶぐらい高収入を見込めますよ!
クラウドソーシングのイラストの仕事で稼げる収入について
イラスト案件の相場について解説してきました。
実際にイラスト案件を進めていく中で、どれくらい稼げるのか気になった方も多いのではないでしょうか。
そこで、クラウドソーシングのイラストの仕事で稼げる収入をまとめてみました。
クラウドソーシングのイラストの仕事で稼げる収入
・専業の場合:平均年収400万円~500万円
(会社勤めの場合:300万円~400万円)
・副業の場合:平均年収60万円~120万円
調査の結果、このような年収推移であることが分かりました。
スキルさえ身に付ければ、会社員として働くよりもクラウドソーシングで案件を受注する方が稼げます。
また、クラウドソーシングは完全在宅で仕事が出来るので、会議や出勤の時間を短縮できるというメリットも得られますね!
そして、イラストレーターの月収については、使用できるソフトの種類に大きく影響します。
- IllustratorとPhotoshop使える⇒月に10万円~15万円程度
- ゲームやWEBに関する知識がある⇒月に20万円以上
収入を増やすためには、スキルアップすることが一番の近道ですよ!
クラウドソーシングのイラストの仕事で稼ぐためのコツ
クラウドソーシングに登録して仕事を始めようとしても、契約を勝ち取らなければなりません。
そこで、クラウドソーシングのイラストの仕事で、稼ぐためのコツについて解説していきたいと思います。
ポートフォリオを充実させる
クラウドソーシングでは、ポートフォリオを掲載することが出来ます。
案件に応募する前に、まずはポートフォリオを充実させましょう!
ポートフォリオを掲載することによって、様々なメリットを得ることが出来ますよ
- クライアント自身のレベルを確認できる
- クライアントから信頼を得ることに繋がる
- 直接スカウトされる可能性が上がる
- クライアントとのミスマッチを省くことが出来る
- 契約を獲得しやすくなる
このようなメリットがあるため、ポートフォリオを充実させることが契約獲得への近道だと言えるでしょう。
初心者でポートフォリオが無いという方であれば、ポートフォリオ用の作品を1つ制作してみることをおすすめします。
実績を積み、高評価を獲得する
クラウドソーシングでは、クライアントからの評価を目視で確認できる機能があることがほとんどです。
そのため、クライアントからの信頼を獲得するためには、実績数と評価の数値が重要となります。
もし、イラストの案件を全く受注できないという方がいれば、その理由は実績数が極端に少ないからかもしれません。
実績が0(全くない)方であれば、タスク方式の仕事などで補いましょう。
また、クライアントからの評価を高めるためには、成果物のクオリティの他にも重視するべきポイントがあります。
- 納期を必ず守る
- クライアントからの連絡にしっかり対応する
- 1つ1つの案件を丁寧にこなす
このように、仕事に対する基本的な姿勢も重要となってきますよ。
イラストの仕事をするうえでも、それ以外でも重要な要素なので、意識してみてください。
参加報酬付きの案件に参加する
イラスト関連の仕事は、コンペ方式の仕事が多いということを解説しました。
通常コンペ方式の仕事は、クライアントから選ばれた1名に対して報酬が支払われます。
イラストの仕事で稼ぐためには、参加報酬型の仕事に参加してみることをおすすめします。
仮にコンペで1位を取れなかったとしても、2位や3位の方にも報酬が支払われるという形式です。
そのため、報酬を得られる確率が格段にアップすると言えますね。
また、あえて低単価な報酬の案件に応募する方が、稼げるという場合もあります。
案件の探し方という点にも気を付けてみるといいでしょう。
コンペ方式の仕事で初心者が勝つためのコツ
イラストの仕事の多くはコンペ方式で掲載されています。
クラウドソーシング初心者の方であれば、どの案件に応募すればいいかわかりにくいのではないでしょうか。
そこで、クラウドソーシングのコンペ方式で、初心者が勝つために必要なノウハウをお伝えしていきたいと思います。
得意なジャンルに限定して応募する
コンペ方式で最も重要なことは、得意なイラストジャンルの仕事に応募するということになります。
なぜなら、コンペ方式の勝敗を左右する最も重要な要素は、作品のクオリティだからです。
クラウドソーシングには様々な案件が掲載されています。
その中で自身が持っているスキルで勝てそうなジャンルを選択する必要がありますね。
例えば、クラウドワークスには、デザインというカテゴリの中でもジャンルが細分化されています。
- ロゴ、バナー、イラスト
- 印刷物、DTPデザイン
- キャラクター、アニメ、アイコン
- 地図、看板、インフォグラフィック
- POP、メニュー、シール
- CD、本
- プロテクトデザイン
これらの中から、得意なジャンルを選定して応募する必要があるということです。
なるべくたくさんの案件に応募してみる
コンペ方式で勝つ確率を上げるためには、単純に応募する数を増やせばOKです。
先ほど解説したように、得意なジャンルを選定した後、なるべくたくさんの案件に応募することを心掛けましょう。
コンペ方式で案件に応募する際は、以下の点を意識してみて下さい。
- 案件に対して、どれくらい募集が集まっているのか
- 他の受注者の作品のクオリティ
- 案件の締め切りは残りどれくらいなのか
- 報酬は高いのか低いのか
積極的に応募していきましょう。
クライアントからの評価を意識する
コンペ方式で1位を勝ち取るためには、クライアントからの評価を意識する必要があります。
そのため、応募する際から細心の注意を払いましょう。
・デザイン関係の仕事であれば、画像選定に注意する
・クライアントの意向を読み取る(応募後に気を付けるべきこと)
・修正対応はすぐに行う
クラウドソーシングのメリットとデメリットについて
イラストレーターとしての仕事は、会社員としても行うことも可能です。
そこで、クラウドソーシングを利用することによって得られるメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。
クラウドソーシングのメリットについて
クラウドソーシングを活用するメリットは、以下の3つになります。
- 完全在宅で仕事を行うことが可能
- 初心者であっても挑戦しやすい
- 自身に合った仕事を選定することが出来る
まずは、完全在宅で仕事が出来るというメリットがあります。
会社員として、通勤や会議に時間を使うことは、もったいないと感じている方もいらっしゃるのでしょうか。
そうした方には、クラウドソーシングが非常におすすめです。
また、初心者であったとしても、イラストの仕事に挑戦しやすいというメリットもあります。
自身のレベルに合った仕事を選べるということがポイントですね!
クラウドソーシングのデメリット
次にクラウドソーシングのデメリットについてです。
- システム手数料が発生してしまう
- 収入が安定しない
- クライアントの顔が見えない
クラウドソーシングではシステム手数料が発生することがほとんどです。
そのため、直接の手取りが少なくなってしまうというデメリットがあります。
そして、クラウドソーシングでは固定給というものが存在しないため、収入が安定しないというデメリットもあります。
また、クライアントの顔が直接言えないため、信頼できるクライアントなのかが分かりにくいです。
最悪の場合、悪質なクライアントと契約を結んでしまうことにも繋がります。
まとめ
今回は、クラウドソーシングのイラストの仕事についてまとめてきました。
・自身のレベルや働き方で、クラウドソーシングサイトを選ぶべし
・イラスト案件で稼ぐためには、コツがある!
クラウドソーシングにおけるイラスト案件は、高単価なものが多く、稼げるといった印象です。
非常に魅力的な仕事であるため、挑戦する価値は十分にあると言えますよ!
今回取り上げたコツを活用して、稼げるイラストレーターになれることを願っています!
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