ランサーズに掲載されている案件の単価が安すぎる。
単価が安い案件ばかりで全く稼げない。
このような悩みを抱えている方も、多いのではないかと思います。
そこで今回は、
- ランサーズの単価が安い理由を解説
- ランサーズに関する様々な評判
- 単価が安い案件をこなすメリット
これらの情報を記事にまとめていきたいと思います。
ぜひ、最後までご覧ください!
ランサーズの仕事の単価が安い理由
ランサーズに登録して、いざ案件を探そうとした際に、
「単価が安すぎる案件しかない」
と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かに、ランサーズに単価の安い案件が掲載されていることは、まぎれもない事実です。
なぜ、低単価な案件が掲載されているのか、その理由を解説していきたいと思います。
理由①:ランサーズは単価の相場が分かりにくいから
1つ目の理由は、単価の相場が分かりにくいからです。
ランサーズでは、PCを使って何かを制作するような、情報を成果物とする案件を取り扱っています。
そのため、それぞれのジャンルごとで、適切な相場が分からないという問題が発生しているのです。
例として、ラーメンを取り上げてみましょう。
ラーメンの価格は、一杯で700円~800円が一般的な相場だと思います。
一杯1500円のラーメンがあると、誰しもが高級なラーメンだと考えますよね?
そうした相場に対する共通認識を設定することが、ランサーズでは非常に難しくなっています。
そのため、クライアントが案件の相場を理解しないまま仕事を発注することで、結果として単価の安い案件が増えてしまっているのです。
理由②:誰にでもできる仕事を募集しているから
2つ目の理由が、誰にでもできる仕事を募集しているからです。
ランサーズで単価が安い仕事の一つに、タスク方式の仕事があります。
この、タスク方式の仕事の単価が安くなっている理由は、誰にでもできるような仕事であるからだと言えます。
誰にでもできる仕事に対して、単価の高い報酬を出すことは難しいですよね。
ランサーズは、ランサーが手軽に仕事を始められる一方で、クライアントにとっては容易に仕事を依頼できるサービスとなっています。
そのため、クライアントが簡単な作業を発注しまくることで、全体的に単価が安くなっているということが、理由として挙げられますね。
理由③:ランサーの質が低い可能性があるから
3つ目の理由が、ランサーの質が低い可能性があるからです。
ランサーがクライアントの評価を確認するように、クライアントもランサーの評価をしっかりと確認しています。
なぜなら、クライアントは、ランサーに報酬を出す以上、高いレベルでの成果物を求めているからです。
ランサーのレベルを把握できていない状態で、いきなり高単価な報酬を出すことは難しいですよね?
その不安要素が、単価が安くなっている理由となっています。
まずはランサーを低単価でテストして、その後に報酬アップをしようと考えているクライアントもいると思いますよ。
補足:ランサーズには最低依頼金額が設定されている
ランサーズには、案件の品質保持を目的として、最低依頼金額というものが設定されています。
最低依頼金額は、通常の仕事依頼金額の1/10を目安に設定されているそうですよ。
最低依頼金額が設定されているものの、もしもクライアントが最低価格で依頼をすると、相場としては非常に低単価となってしまいます。
そのため、単価が安い案件を取り締まる制度としては、非常に効果が薄いと言えますね。
補足:ランサーズの単価が安いことについて社長が言及
ランサーズの単価が安いということについて、社長が言及している記事を発見いたしました。
記事で述べられていた内容は、こちらになります。
そうですね。まず単価の向上については我々の大きな課題です。
ただ、「徐々に改善しつつある」というのが正直な現状ですね。
問題が難しい理由として、ランサーズの市場で発注されているお仕事の依頼の金額が妥当なものなのかどうか、すぐには判断できない、ということがあります。
引用元:はてなニュース
ランサーズの社長自身も、単価の相場を把握することの難しさに悩んでいるということが分かりました。
AIによる新たな判別システムを導入
また、社長は次のようにも述べています。
低単価の案件は圧倒的に減っています。
それは我々がチェックをしているということもありますし、2019年5月にはAIによる仕事の適正価格判別をスタートして、案件を3つのランクで判定しています。引用元:はてなブログ
低単価な案件を減らしていくために、2019年の5月からAIを使用した新たな判別サービスを導入したそうです。
この制度で、単価の相場が上がっていくことを期待したいですね!
ランサーズに飛び交う悪い評判について
ランサーズの単価が安いということは、悪い評判の一つだと言えますよね?
ランサーズには、単価が悪安いという評判だけでなく、様々な噂が飛び交っています。
そこで、よく取り上げられる悪い評判を全部で3つ紹介していきたいと思います。
ランサーズはピンハネするから儲からない
ランサーズはピンハネをするから、結局は儲からないという評判があります。
現実問題、ランサーズはランサーが支払うシステム手数料によって利益を出しています。
金額によって異なりますが、報酬の最大20%をシステム手数料としてランサーズに搾取されてしまうのです。
そのため、ランサーズはピンハネをする会社であり、ランサーズを使っても中々儲からないという評判が流れてしまっています。
ランサーズは提案無視や評価をしないクライアントが多い
ランサーズは、提案無視や評価をしないクライアントが多いという評判があります。
評価に関しては、一定期間評価がされないと、自動的に最高評価がつくというシステムがあるため、そこまで問題ではありません。
しかし、提案を無視するクライアントは、非常に厄介だと言えます。
提案をしてから、どれだけの期間待てばいいかわからず、時間を無駄にしかねません。
ランサーズには地雷案件が多い
ランサーズには地雷案件が多いという噂があります。
実際問題、ランサーズの地雷案件は増え続けていて、対策することが難しいという状況です。
低単価な案件は、報酬内容で見分けることが出来ますが、悪質なクライアントかどうかは、契約してみるまで分かりません。
悪質なクライアントは、ランサーの個人情報を抜き取り、不正に利用しようとしてきます。
トラブルに合わないためにも、十分に気を付けましょう。
補足:ランサーズには頭がおかしいクライアントもいる
補足として、ランサーズには頭がおかしいクライアントが一定数います。
頭がおかしいというと少し抽象的なので、より具体的に申し上げると、以下のような対応を指します。
・契約にはない作業を強要してくる
・契約したのに、全く連絡をしてこない
・エスクロー(仮入金)が全くされない
このような行為は、非常に悪質です。
もしも悪質なクライアントと契約してしまった場合は、正しい方法でキャンセル処理をすることをおすすめします。
補足:ランサーズのツイッターや2chでの評判
ランサーズに対しては、ツイッターや2chでも、様々な評判が上がっています。
特に悪い評判をまとめると、以下のようなものが多いです。
ランサーズに関する悪い評判
・ランサーズはブラックなサービス
・中々稼げない
・手数料が高すぎる
・特別なスキルが必要な仕事が多い
・トラブルがあった時の対応が悪い
ツイッターや2chでの評判について、別の記事でまとめておりますので、そちらをぜひチェックしてみてください!
ランサーズで単価が安い仕事をするメリット
ランサーズには、単価が安い仕事が数多く掲載されているということを紹介しました。
しかし、単価が安い仕事をすることは、必ずしもデメリットばかりではありません。
単価が安い仕事でも、こなすことによって得られるメリットを解説していきたいと思います。
競争率が低く案件を受注しやすい
ランサーズには、様々な仕事方式があります。
その中でもプロジェクト方式の仕事は、単価が高い案件も多く、非常に人気が高いです。
特に高単価な案件に対しては、たくさんのランサーが応募をするため、案件を獲得するためには、高倍率の中を勝ち抜かなければなりません。
一方で、低単価な仕事には比較的応募が集まりにくいため、競争率が低く案件を受注しやすいというメリットがあります。
着実にスキルアップをすることが出来る
低単価な案件は、倍率が低いことから契約まで結びつきやすいということを説明しました。
それと関連して、低単価なプロジェクト案件と契約することで、着実にスキルアップすることが出来るというメリットもあります。
低単価な案件だと、中々スキルアップが出来ないと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、低単価の案件の方が、しっかりとしたマニュアルが用意されていることが多いです。
なぜなら、単価が安い案件に応募する人の中には初心者が多いということを、クライアントも把握しているからです。
そのため、案件に契約することにより、着実にスキルアップを見込めますよ!
ランサーズでの実績を積むことが出来る
低単価な案件をこなしていくことで、ランサーズでの実績を積むことが出来るというメリットもあります。
ランサーズでは、実績数が非常に重要となってきます。
なぜなら、提案の通過率やクライアントからの直接スカウトに大きく影響するからです。
もちろん、実績数が多ければ多いほど、上記の確率が大きくアップします。
実績を積むために、タスク方式の仕事をこなす人も多いですが、タスク方式は低単価な案件ばかりという特徴があります。
タスク方式の仕事をこなすより、低単価なプロジェクト方式の仕事をする方が、高い収入を得ながら実績を積むことが出来ますよ!
ランサーズの安い単価の案件で疲弊しないためには
これだけ単価が安い案件が多いと聞くと、なるべく高単価な案件をこなしたいと考えてしまいますよね。
そこで、ランサーズで単価が安い案件で疲弊しないために必要なことを、解説していきたいと思います。
実績を積んで高単価な案件にチャレンジする
ランサーズでは、いきなり高単価な案件を獲得することは非常に難しくなっています。
高単価な案件と契約するためには、ある程度実績を積んでから高単価な案件に挑戦するという方法が最も効率的です。
そのため、初心者のうちから実績を作りながら、高単価な案件にも積極的に挑戦していきましょう。
実績を積むためには、タスク方式の仕事や単価が安い案件をこなしていく必要があります。
しかし、それは高単価な報酬を得るために避けては通れない道のりです。
そのため、なるべく早い段階で報酬アップを狙うためにも、実績を作ることを心掛けましょう。
クライアントに単価交渉してみる
クライアントに対して単価交渉をすることも一つの方法です。
単価交渉をすることで、単価を確実にアップすることが可能となります。
ただし、単価交渉をするためには、以下の基準を満たしている必要があります。
②価格交渉をするだけのスキルを身に付けている
③クライアントからの信頼を獲得している
これらの条件を満たしていないまま単価交渉をしてしまうと、クライアントからの信頼を失ってしまうことに繋がりかねません。
単価交渉をする場合は、慎重に行ってください。
フリーランス同士でチームを作る(上級者向け)
こちらは上級者向けの方法となりますが、フリーランス同士でチームを作ることで、単価アップを見込むことが出来ます。
チームを作ることによって、以下のようなメリットが得られます。
・わからないことがあった時にサポートしてもらえる
・優良な求人情報をいち早くキャッチできる
フリーランスのチームは、日本だけでなく海外にもコミュニティがあるそうなので、もし興味がある方はチェックしてみてください!
まとめ
今回は、ランサーズの単価が安いということをテーマにして、記事をまとめてきました。
・ランサーズには悪い評判が多い
・単価が安くても、こなすことによってメリットが生まれる
・単価をアップする方法は、努力次第でたくさんある
確かに、ランサーズに掲載されている案件は、単価が低いものも多いです。
しかし、ランサーズだけを使って、月に数十万円を稼いでいる人がいるということも事実としてあります。
現在は働き方が多様になっていて、どの方法で収入を得ればいいかわからないですよね。
そんなあなたにとってランサーズが、最適なサービスである可能性ももちろんあります。
その一方で、ランサーズを含むクラウドソーシング以外の方が、収入をアップできるという可能性もあります。
自身に最適なサービスを見出して、単価の高い報酬を獲得できることを願っています!
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