「クラウドワークスで面談は違反なの?」
「クラウドワークスで面談してもいいケースはある?」
「クラウドワークスで面談を打診された時はどうしたらいい?」
上記のようにお困りではありませんか?
クラウドワークスで仕事を探していると
- 仕事を開始する前の打ち合わせで面談したいのですが……
- オンラインチャットで面接したいのですが……
などと言われることがあります。
SkypeやLINEでの通話面談などをお願いされるケースもあるようです。
当記事では
- クラウドワークスで契約前の面談について
- 実際にあるクラウドワークスでの面談事例とは?
- クライアントの注意点:クラウドワークスでの契約前の電話について
といった内容を徹底解説していきます。
クラウドワークスで面談を打診されて、お困りの方はぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、クラウドワークスで面談を打診されて困った時の判断材料になるはずです。
クラウドワークスでの契約前の面談について
結論から言うと、クラウドワークスで契約前の面談は原則「規約違反」に当たります。
しかしクラウドワークスで契約前の面談は実際は行われており、多くの方が「大丈夫なの?」と不安を抱えていることでしょう。
契約前の面談について、実際クラウドワークスではどういう考えなのかについて下記調べてみました。
- クラウドワークスでの契約前の面談については原則「規約違反」
- クラウドワークスでの面談は原則禁止!しかし例外もあり?
クラウドワークスでの契約前の面談については原則「規約違反」
先述したようにクラウドワークスでの契約前の面談については原則「規約違反」に当たります。
クラウドワークス仕事依頼ガイドラインは下記の通りです。
クラウドワークスを介さない仕事や支払い、および直接取引を想起させる仕事
仮払い前に直接連絡先を提示する、面談するなど、当サービス外での契約、支払いを想起させる内容の仕事の依頼を禁止しております。(弊社が事前に承諾した場合はこれに限らないものとします。)
<具体例>
- メールアドレスや住所・電話番号、SkypeIDなど直接の連絡先を記載している投稿。
- 契約前に、メンバー(受注者)にメールアドレスや住所・電話番号、SkypeIDなど直接の連絡先を確認する内容が含まれている投稿。
- 本サービスを介さない直接取引及びその勧誘・提案する投稿。
- 成果報酬制など、弊社の指定する「固定報酬制」「時間単価制」以外の報酬支払いを示唆する内容が含まれている投稿。
- セミナーや仕事説明会、契約前に面接への参加が必要と記載されている投稿。
- 契約前(仮払い前)や、契約をおこなわずに業務をおこなわせる行為。
- 「報酬は、月末締め、翌10日払いとなります。」等、独自の支払いサイトの記載がある投稿。
- 「ご指定の口座に直接お振込みをします。」等、ユーザー間で直接の報酬の支払いを示唆する投稿。
- Eメールアドレスを登録する箇所があるアンケートを依頼する投稿。
ガイドラインの冒頭に、
との記載がありますね。
基本的には「禁止」ということですね!
はい、ただその後に「承諾」した場合は当てはまらないという文言も……
こちらは後で解説しますね。
基本的にクラウドワークスで禁止とされている「面談」に着目すると、以下のような投稿は注意が必要と言えるでしょう。
仕事を請け負う側として、事前に上記を理解しておく必要がありますね。
クラウドワークスでの面談は原則禁止!しかし例外もあり?
先ほども少し触れましたが、クラウドワークスでの面談は一部認められている場合も。
基本的にはダメなのに、例外なんてあるの?
はい!
契約前に直接面談を行いたい場合は、
事前に事務局までご連絡すれば認められる可能性があるのです。
クラウドワークスのよくある質問では以下のように回答されています。
クラウドワークス上でお知り合いになった方と直接契約することは認めておりませんが、
どうしても面談することが必要な場合に限り、サービス外での面談については認めております。契約前に直接面談を行う場合には、必ず事前に事務局までご連絡をお願いしております。
あくまでもサイト外でのコミュニケーションは人柄などを確認するための面談、
開発内容の詳細情報のやりとりなどに限定していただければと思います。
面談を打診された際にはクライアント側に確認をしてみましょう。
事務局に連絡を入れればOKということはわかったけど、
ワーカー側として面談はやっぱり不安だよね……
例外で認められるとはいえ、上記のように感じるワーカーさんも多いですよね。
続いては実際に面談を求められた方の事例を紹介するので、対応の参考にしてください。
実際にあるクラウドワークスでの面談事例
この章では、実際にあったクラウドワークスでの面談事例を見ていきます。
いきなり面談と言われると、不安に感じるワーカーが大半でしょう。
実際、クラウドワークス内で面談をお願いされた事例を解説します。
- 事例1:仕事開始前の打ち合わせ
- 事例2:オンラインチャットでの面談の打診
- 事例3:クラウドワークスでスカイプやLINEでの通話面談
それぞれの事例を順番に見ていきましょう。
事例1:仕事開始前の打ち合わせ
仕事を開始する前に打ち合わせを打診されることは、クラウドワークス上でも少なくありません。
僕も仕事を請け負った後に面談を打診された1人です!
上記の方を、仮にAさんとしましょう。
ペットグッズ縫製の内職に応募した際、業務開始前に「製品ののチェックや注意するポイント」などを顔合わせの上で打ち合わせをしたいと言われました。
Aさんはその会社のホームページも見ているのですが、
本人確認、会社概要が登録されていないので、信頼性が低いので困っているようです。
面接ともなれば、信頼できる材料がたくさんほしいところですよね!
以下はクラウドワークスの利用規約です。
4. 会員が本サービスを利用して契約を締結する場合、契約の形式は業務委託契約とし、メンバーが受託業務を行う際に、クライアントが業務内容及び遂行方法について具体的な指揮命令を行うことや、メンバーの業務の遂行場所及び時間を指定する等、クライアントの指揮命令及び監督権限を行使することができません。
また、契約内容に含まれるか否かにかかわらず、そのような形でメンバーを扱うことはできないものとします。
5. 本サービスにおいて弊社は、本取引を行うメンバー若しくはクライアントの選定及び本取引に基づく業務の遂行やその成果物について 、それらの内容・品質・信憑性・適法性・正確性・有用性等の確認及び保証を行わないとともに、その瑕疵に関して一切の責任を負いません。
利用規約4、5からクラウドワークスでは「自己責任」ではないかと、多くの方は理解しているようです。
確かに読んでみると、最終的には自己責任という感じに受け取れるね。
どうしてもその仕事をしたいというなら、ガイドラインにあるようにクラウドワークスに連絡を入れてからの対応となります。
クラウドワークスでの仕事は探せばたくさんあるので、少しでも疑問に感じた仕事は受けないようにした方が安全と言えるでしょう。
事例2:オンラインチャットでの面談の打診
続いての事例は、テストライティングの検収が終了したあとに
と打診されたというBさんの事例です。
- テストライティングが終わってるのに、面談?
- 承認されているのなら、わざわざ面談する必要ないんじゃないかな?
と思いますよね。
Bさんはテストライティングが「承認」されているのに面談を打診されたことに疑問に感じたようです。
契約が承認された後にクライアントから面談の打診があると、
上記のような可能性も捨てきれません。
返答の一例として
などと、断ることもできます。
後で「言った、言わない」のトラブルを避けるためにも、文面でのやり取りが残るメッセージでもやり取りを打診する方法が良いのは間違いありません。
先ほどのAさんの事例にもあるように「不安だな」「おかしいな?」とか感じるのであれば、無理に依頼を引き受ける必要はないのです。
とも感じますよね。
Bさんが言うように、嫌な気持ちのまま仕事を引き受けることに疑問を感じるワーカーの方は少なくないでしょう。
やっぱり「面談」と言われると、気持ち的に不安になりますよね!
どうしよう?と一瞬焦ってしまいますし……
クライアント側にも対応を考えてもらいたいです。
余計な不安を感じたくないですし……
クラウドワークスの仕事を途中で断ることに不安を感じる方は、下記の記事も参考にしてみてください。
事例3:クラウドワークスでスカイプやLINEでの通話面談
最後は下記のような面談のお悩みを抱えているCさんの事例です。
SkypeやLINEでの面談となると、アカウントIDを教えなければなりません。
個人情報ですので、知らない人にIDを教えることに抵抗を感じるのも無理はないでしょう。
個人情報を教える必要があるので、抵抗はありますよね。
クラウドワークスでも下記のような対応をしています。
当サービスでは、原則として直接連絡は禁止しています。
そのため、契約前・仮払い完了前に、スカイプやLINE、チャットワーク、メールアドレス、電話番号など、クラウドワークス上のメッセージ機能以外でやりとりを促すことや、クラウドワークス以外の連絡先を教えることはご遠慮ください。
※事業説明会であっても、サービス外でのやり取りが必要になる行為は規約違反となります。ただし、依頼内容により、どうしても事前の面談などが必要な場合は、サービス上で契約を行うことを前提として、直接の連絡を許可する場合があります。
(契約前に電話やスカイプをされる場合には、必ず事前に事務局までご連絡をお願いしております。)
直接連絡は「禁止」となっています。
上記件に関しては利用規約をしっかり理解して仕事を請け負えば、問題ありません。
しかし初めて利用する方は、
といった場合も多々あるでしょう。
まずは最初に解説したガイドラインや利用規約の該当箇所だけでも読んでみて下さい!
自分を守るためには下記を徹底しておいてください。
- 面談の打診があった時点で利用規約やガイドラインを見直す
- ラインは個人情報が漏れる可能性があるので基本的に連絡手段としない
- 不安であれば引き受けない勇気を持つ
もし仮に通話をするのであれば、Skypeでクラウドワークス専用のアカウント(いわゆる捨て垢)を作る方法もありますが、おすすめはできません。
下記のような意見を持つ方も。
自分の身は自分で守るような意識が必要といえるでしょう。
クラウドワークスでの直接連絡に関しては、下記の記事も参考になると思うので良ければご覧ください。
クライアントの注意点:クラウドワークスでの契約前の電話について
上記章で解説したように、依頼を受けるワーカー側はいろいろな形での「面談」で悩んでいます。
仕事を依頼するクライアント側の方でも理解してほしいポイントですよね。
クラウドワークスのクライアント側に向けた対応は下記をご覧ください。
仕事依頼の職種によっては、どうしても必要となることがあるかもしれませんが、その際は「事務局を必ず通して下さい」との記載があります。
また以下のようにガイドライン・利用規約に記してあるので、クライアントは理解した上で、お互い気持ちの良いお仕事ができるようにしましょう。
当サービスでは、仕事依頼ガイドラインを設けており、
ガイドラインに違反する可能性のあるお仕事については、
依頼をご遠慮いただいております。また「利用規約」に違反する行為についてもご遠慮いただいております。
もし、違反する案件の掲載を確認した場合には、
掲載の中断などを行わせていただくこともあります。新しい仕事を依頼のページにも仕事依頼ガイドラインへのリンクがありますので、
お仕事を発注する際には、
必ず内容を確認の上、発注を行うようお願いいたします。また、サービス上で違反とみられる案件を確認した場合には、
「違反報告」のボタンより事務局へ報告をお願いいたします。
報告は順次確認の上、適切に対応いたします。
ワーカー側はもちろんクライアント側も上記に目を通して理解すると、お互い不安なく信頼関係が築けるような仕事ができるはずです。
補足:クラウドワークスのマッチング事業とは?
この章では、クラウドワークスのマッチング事業についてご紹介します。
クラウドワークスでの面談は利用規約により原則禁止とされていますが、クライアント側としては、
といった悩みもあるようです。
またワーカー側としても、下記のような悩みを持っている方も多いでしょう。
上記のようなワーカーとクライアントをつなぐ事業として、クラウドワークスでは2つのマッチングビジネスを開始しています。
- Crowd tech(クラウドテック)
- Crowd links(クラウドリンクス)
下記にて紹介しますので、ぜひご覧ください。
Crowd tech(クラウドテック)
Crowd tech(クラウドテック)では、フリーランスのエンジニアやクリエイターと企業を結ぶ、フリーランス向けのエージェントサービスです。
と案件数および登録者数は業界トップクラスといって間違いないでしょう。
Crowd tech(クラウドテック)は、主に下記のようなIT人材に特化したマッチングサービスです。
人材が不足しがちなIT分野において、フリーランスで活動しているワーカーの紹介を行っています。
また、採用の相談やワーカー採用後のフォローも行なってくれるため、専門知識を持ったフリーランスの採用を考えている企業としてはありがたいサービスです。
Crowd links(クラウドリンクス)
Crowd links(クラウドリンクス)は「副業を、複業に」を掲げて2020年に誕生した、ハイクラス人材に特化した副業・複業プラットフォーム。
とCrowd tech(クラウドテック)程ではないものの、ハイクラス人材に特化しているので十分な数と言えるでしょう。
扱っている仕事内容は、下記の通り多岐にわたります。
先程のCrowd tech(クラウドテック)と比べて案件は幅広いですが、やはりエンジニアなどの IT 関連の案件が多い傾向は共通しているようです。
Crowd links(クラウドリンクス)公式サイトはこちら
まとめ
クラウドワークスで契約前の面談について、下記解説しました。
- クラウドワークスでの契約前の面談については原則「規約違反」
- クラウドワークスでの面談は原則禁止!しかし例外もあり?
実際にあったクラウドワークスでの面談事例としては、下記のようなものがあります。
- 事例1:仕事開始前の打ち合わせ
- 事例2:オンラインチャットでの面談の打診
- 事例3:クラウドワークスでスカイプやLINEでの通話面談
クラウドワークスでの面談は、ガイドライン、原則利用規約より禁止です。
しかし、事前にクライアントからクラウドワークス側に連絡を入れてもらえれば、例外として認められることがあることを知っておきましょう。
という方も、いつトラブルが降りかかるかわかりません。
トラブルに巻き込まれないよう、今回解説した「クライアントから面談を打診された場合の事例と対処法」だけでも理解しておいてください。
当記事がクラウドワークスで面談を打診されて困っている方の参考になると幸いです。
案件を探す時の注意について下記記事でも解説しています。
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