こんにちは、クラウドワークス利用歴3年のKです。
実はクラウドワークスでお金を稼ぐと税務調査が来るということは知っていましたか?
また、クラウドワークスで税務調査されるのはどんな時か知っていますか?
クラウドワークスの仕事が本業でも副業でも、確定申告の義務があるのに申告していないと、残念ながら税務調査が来てバレてしまう可能性があります。
そしてこの記事では、クラウドワークスで税務調査に引っかかる場合と、それを回避する確定申告のやり方を徹底解説します!
【この記事でわかること】
- クラウドワークスで税務調査に引っかかる2つのパターン
- 税務調査で引っかからないための確定申告のやり方
- クラウドワークスの確定申告で税金を安くする方法
クラウドワークスで税務調査に引っかかる2つのパターン
クラウドワークスの仕事で税務調査に引っかかるのは以下の2つのパターンです。
- 副業収入が20万円以上で確定申告をしていない場合
- クラウドワークスの収入が38万円を超えて確定申告をしていない場合
どちらも確定申告をする義務があります。
それにもかかわらず確定申告をしていないと、数年に一度ある税務調査で税金未納がバレてしまいます。
その場合、多額の税金を納めるように追徴課税されてしまうのでご注意ください。
それでは以下でもう少し詳しく解説していきますね。
副業収入20万円以上で確定申告をしていない場合の問題点
本業が会社員、または主婦の場合は本業がパートなど、
副業がクラウドワークスで、年間20万円以上の副業収入がある場合は確定申告の義務があります。
クラウドワークスの収入が20万円を超えた場合です。
本業の会社で年末調整を行っていても、確定申告をする義務があるので注意してください。
副業収入が20万円以上あるのに確定申告をしていないと、住民税の納付額でバレてしまいます。
最悪の場合、副業禁止の会社だと重い処罰が待っていますので十分にご注意ください。
また税務署からも、副業収入があることを会社に通知されてしまいます。
会社の事業とクラウドワークスで行った仕事の事業が競合関係にあった場合は、損害賠償を受ける可能性もあるので必ず申告しましょう。
収入が38万円を超えて確定申告をしていない場合の問題点
専業主婦の方など、クラウドワークスの収入が主の場合は、収入が38万円を超えたら確定申告しなくてはなりません。
もし確定申告をしないと、税務調査のときに税金未納がバレてしまいます。
白色申告、青色申告、経費精算で収入が38万円未満になる場合でも、確定申告をする必要があるので、必ず申告しましょう。
税務調査で引っかからない確定申告4つの手順
税務調査で引っかからないために、クラウドワークスの確定申告でやるべき手順が4つあります。
- 確定申告の義務があるかチェックする
- クラウドワークスの売上金額を正確に把握する
- クラウドワークスで源泉徴収された金額を把握する
- 確定申告の必要書類を用意する
これらを順番に解説していきます。
確定申告の義務があるかチェックする
まずはあなたのクラウドワークスの収入が、確定申告の義務があるかチェックしましょう。
【クラウドワークスが副業の場合】
- 会社員、アルバイトなど給与所得がある
- 副業収入が20万円以上ある
会社員、主婦や学生など、多くの方がここに当てはまるかと思います。
【クラウドワークスが本業の場合】
- 収入が38万円以上ある
ここでいう本業というのは、バイトやパートなどを含め、一切給与所得が他にない方を指します。
専業主婦などはここに入りますね!
これらに当てはまる人は、確定申告の義務があります。
20万円以上をクラウドワークスで稼いでいなければ何の問題もありません。
クラウドワークスの売上金額を正確に把握する
売上金額とは、実際に口座に振り込まれた金額ではありません。
確定申告のときにクラウドワークスの売上金額を間違えて計算してしまう事例がよくあります。
クラウドワークス手数料、口座振り込み手数料、源泉徴収料を含めて、クライアントが支払った金額が売上金額になります。
間違って口座の振り込み金額を売上金額として計算すると、正しい収入よりも低く申告することになってしまいます。
正確に申告しないと税務調査のときに引っかかってしまうので注意してください。
正確な売上金額は、クラウドワークスで発行できる納品書で確認できます。
クラウドワークスで源泉徴収された金額を把握する
クラウドワークスの仕事では、報酬が支払われるときに、源泉徴収をされることがあります。
源泉徴収とは、ワーカーが納める所得税を事前にクライアントが徴収して前納することです。
ワーカーの確定申告のときに、源泉徴収料をいくら前納しているかが重要になるので、正確に把握しておきましょう。
源泉徴収額は、クラウドワークスで発行できる支払調書で確認できます。
確定申告の必要書類を用意する
クラウドワークスで発行できる納品書と支払調書は、税務調査をされたときに証明できる書類として残しておかなくてはなりません。
納品書と支払調書は、クラウドワークスのマイページから以下の手順で発行してください。
- 「契約一覧」から発行したい契約を選ぶ
- 「帳票メニューを表示する」をクリック
- 「納品書」もしくは「支払調書」をクリックして印刷
クラウドワークスの確定申告で税金を安くする2つの方法
クラウドワークスで確定申告をするのは、税務調査に引っかからないためだけではありません。
上手に申告すれば、税金を安くできます。
確定申告で税金を安くする方法はこちらの2つです。
- 経費を申告して節税する
- 多めに支払った源泉徴収金額を取り戻す
経費を申告して節税する
クラウドワークスの収入は事業所得になるので、経費を申告して損益通算ができます。
経費として代表的なものはこちらの3つです。
- パソコン代
- 電気代
- 資料、取材費用
ただし電気代はプライベートの電気代と勘案して申告しなければなりません。
例えば、毎日8時間仕事をしている場合は、電気代の1/3を経費として申告するなど、自分で割合を決めることになります。
多めに支払った源泉徴収金額を取り戻す
確定申告をすれば、多めに支払った源泉徴収金額を取り戻すことができます。
所得が195万円以下の場合は、所得税率が5%ですが、源泉徴収額は売上金額の10.21%です。
この場合、確定申告をすれば、多めに支払った5.21%分の所得税が戻ってきます。
例えば、年間所得が190万円で、そのすべてで源泉徴収されていた場合は、多めに支払った98,990円が戻ってくる計算です。
まとめ
クラウドワークスで仕事をしている人で、以下の2パターンに当てはまる場合は、確定申告をしないと税務調査に引っかかってしまいます。
- 副業収入が20万円以上で確定申告をしていない場合
- クラウドワークスでの収入が38万円を超えて確定申告をしていない場合
また確定申告には税務調査での問題を避けるためだけでなく、所得税を安くするメリットもあります。
確定申告の義務がある人は、クラウドワークスで得た収入を正確に申告しましょう。
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