「ココナラで何をしたら通報されるの?」
「通報されないために、禁止行為や規約違反を知りたい」
「ココナラで通報されたらどうなるの?」
上記のことをお考えではありませんか。
当記事では、ココナラで何をしたら通報されてしまうのかを徹底解説します。
ココナラで何をしたら通報されるの?
ココナラでは、ココナラのルールに逸脱した行為やサービスを出品すると、違反報告として通報されてしまいます。
2018年ココナラのルールが改定されて、ますます厳しくなりました。
次節では、改定されたルールを以下項目ごとに解説していきます。
- 出品・購入してはいけないサービス
- サービス内容に制限が入るサービス
- ココナラでの禁止行為
ココナラの全てのルールや禁止行為を確認したい場合は、以下から公式サイトをご覧ください。
出品・購入してはいけないサービス
まずは、2018年の改定で追加された出品・購入してはいけない以下サービスを解説します。
- サービス効果がはっきりしないもの
霊力・霊視能力などの伝授を目的としたサービス
病気、体の不調、妊娠などの名言または変化が起こることを期待させるサービス
サービスタイトル、内容に提供内容を具体的に記載していないサービス
- 倫理に反するもの
第三者に呪いをかけることを目的としたサービス
不倫の成就、縁切りを目的とした施術、もしくはカウンセリングを行うサービス - 詐欺につながる可能性があるもの
仮想通貨・ICOに関するサービス
マルチ・ねずみ講・MLMなどへの勧誘が疑われるサービス
では次項から一つずつ説明していきますね。
霊力・霊視能力などの伝授を目的としたサービス
霊力や霊視能力を購入者へ伝授するというサービスは禁止です。
本当に伝授されるのかどうかを客観的に判断が難しいサービスは禁止されているようですね。
病気、体の不調、妊娠などの名言または変化が起こることを期待させるサービス
身体の変化(病気・体の不調・妊娠など)を明言したり、変化が起こることを期待させる可能性があるサービスは禁止です。
人の生死につながる身体の変化に対して、購入者の不安を煽る行為につながったり、過度に期待をもたせてしまうのが良くないのかと。
予言師や占い師、施術師が「近々大きな病気にかかるかもしれない」「妊娠の可能性が高まる」などの予言をするのはNGですね。
サービスタイトル、内容に提供内容を具体的に記載していないサービス
出品サービス内容が不明確なものは禁止です。
サービスの実態が把握できず、ココナラのルールに反する可能性があるので禁止されたのではと考えられます。
第三者に呪いをかけることを目的としたサービス
第三者に呪いをかけるようなサービスは禁止です。
倫理的に良くないですよね。
不倫の成就、縁切りを目的とした施術、もしくはカウンセリングを行うサービス
不倫の成就・縁切りを目的とした施術やカウンセリングのサービスは禁止です。
上記も倫理に反する内容なので、禁止されました。
仮想通貨・ICOに関するサービス
仮想通貨・ICOに関するサービスは禁止です。
真っ当なサービスももちろんありますが、金銭関連は詐欺につながるサービスが多くなりやすい傾向があります。
上記によって、全般的に禁止されたと考えられます。
マルチ・ねずみ講・MLMなどへの勧誘が疑われるサービス
マルチ・ねずみ講・MLMへの勧誘が疑われるサービスは禁止です。
勧誘に関しては、法律で厳しく規制されています。
購入者は、何かに勧誘されることを目的として、ココナラのサービスを購入しませんよね。
本来購入者が、望んでいた内容と関係ない勧誘になりますので禁止されたと考えられます。
そもそも、ねずみ講は違法ですし、マルチ商法やMLMも中には違法のサービスが含まれていたり詐欺につながるものもあるので気をつけた方が良いでしょう。
サービス内容に制限が入るサービス
以下に該当する場合は、サービス内容に制限が入ります。
- 施術行為(コミュニケーション行為なし)のサービス
- 景品表示法で禁止されている不当表示のあるサービス
施術行為のみ(コミュニケーション行為なし)のサービス
サービス内容が施術行為のみでカウンセリングや鑑定が無いサービスは禁止です。
しかし、定価内でカウンセリングや鑑定が含まれていれば問題ありません。
サービス内容にコミュニケーション行為が含まれている旨を記載すれば出品は可能です。
景品表示法で禁止されている不当表示のあるサービス
ココナラでは景品表示法に則り、以下のサービスは禁止されています。
- 購入者に「優良誤認」を及ぼす恐れがあるサービス
- 購入者に「有利誤認」を及ぼす恐れがあるサービス
購入者に優良誤認を与える表現は、以下が該当します。
- 「勝率・利率〇〇%」「必ずもうかる」などの断定的な表現
- 「◯◯円儲かった」などの具体的な金額を記載した表現
- 「実績No.1」のような裏付けのない順位を記載した表現
上記表現をよく見かけるかもしれませんが、景品表示法で規制されていますので、表現には注意してくださいね。
購入者に有利誤認を与える表現は以下の通りです。
- 「期間限定」や「人数限定」を記載しておきながら、実際には限定していない
- 値下げ中と記載しておきながら、実際には値下げを行っていない
当たり前ですが、上記のような嘘の内容を書かないようにしましょう。
ココナラでの禁止行為
また、以下の行為はココナラで禁止されています。
- ココナラ外での直接取引は禁止
- 一方的なフォローをする行為(一方的なフォローを推奨する行為)
- 高評価の見返りで特典をつける行為
次項から一つずつ解説していきますね。
ココナラ外での直接取引は禁止
ココナラ外での直接取引に関しては2018年ルール改定前から禁止されています。
具体的には、以下のような外部誘導する行為は禁止です。
- ココナラ外で連絡をとろうとする行為(または応じる行為)
- ココナラ外で取引・決済を誘導する行為(または応じる行為)
- 対面で会うことを誘導する行為
ココナラのプロフィールやサービス内容にURLやSNS(TwitterやFacebookなど)について記載するのもNGなので注意してくださいね。
一方的なフォローをする行為(一方的なフォローを推奨する行為)
ココナラでは、お気に入りの出品者をいつでも確認できるよう「フォロー機能」を設けています。
しかし最近、販促を目的とした不特定多数のユーザーをフォローする行為が多いようです。
多くの購入者から「知らないユーザーから、いきなりフォローされて怖い」という通報・相談がココナラ運営スタッフへ届いています。
販促目的とした使い方は本来の使い方とは異なり、またフォローされた方を不安にさせる行為でもあります。
従って、以下について行わないようにしてください。
- 出品者ではないユーザーのフォロー
- 不特定多数のユーザーをフォローするよう、推奨するようなサービスの出品
高評価の見返りで特典をつける行為
現在、購入者に高評価をつけてもらう見返りとして、特典を提供する旨をページに記載・案内する行為を多く見受けられます。
ココナラにおける評価システムは、購入者がサービスを選ぶ際の重要な指標となります。
従って、ココナラではインセンティブを用意して高評価を集める行為は禁止です。
出品者は、自身のサービスで該当する記載や案内を行っていないか確認して、該当する記載や案内については修正するようにしましょう。
ココナラで通報する場合は、お問い合わせフォームから連絡しよう
先程まで解説してきた禁止行為や禁止サービスを見かけたら、ココナラのお問い合わせフォームから通報してください。
お問い合わせフォームで以下を入力して「送信」をクリックすれば通報完了です。
- お問い合わせ種類:「違反報告」
- 名前
- メールアドレス
ココナラで通報されないためにルールだけでなくマナーも守ろう
上述でココナラのルールを解説してきました。
通報されないためにルールだけではなくマナーも守ってココナラを利用しましょう。
本章では、以下の観点からマナーについてご紹介します。
- 基本的なマナー
- 購入に関するマナー
- 出品に関するマナー
基本的なマナー
まず基本的なマナーは以下4つです。
- あいさつをする
- 丁寧な言葉遣いを使う
- 感情的にはならない
- メッセージ返信は迅速に対応
あいさつをする
オンラインでもまず相手にあいさつをしましょう。
誠実な態度を心がけると、相手に良い印象を持ってもらえます。
スムーズなやりとりを進めるにあたって、まずはあいさつからですね。
丁寧な言葉遣いを使う
ココナラは多くの方が利用されており、幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。
年齢の上の方は、若者言葉に不快を感じる人もいるでしょう。
相手とのやりとりには、敬語を使うなど丁寧な言葉遣いを使うようにしてください。
感情的にはならない
ココナラでは基本的にメッセージのやりとりが中心です。
メッセージのやりとりは、対面コミュニケーションより誤解を与えやすくなります。
気に食わないことがあったとしても、感情に流されてメッセージを送ってはいけません。
時間をあけてからメッセージを送るなど、冷静な対応を取るようにしましょう。
メッセージ返信は迅速に対応
相手はメッセージの返事がないと不安になってしまいます。
メッセージを受信したら、速やかに返信するように努めましょう。
またすぐに回答できない内容の場合は、「ご連絡ありがとうございます。内容を確認後またご連絡します。」といった返信をすると、相手は安心できるかと思います。
可能であれば、いつごろ回答できるのかも伝えられると尚よいかと。
購入に関するマナー
次に、購入に関するマナーは以下3つです。
- サービスページの内容は事前に全て読む
- 要望は無理のない範囲で依頼する
- サービスの感想や評価を入力する
では一つずつ解説していきますね。
サービスページの内容は事前に全て読む
まず「サービス内容」と「購入にあたってのお願い」を必ず読みましょう。
不明点があれば、購入前にダイレクトメッセージで出品者に確認してください。
出品者から提示されている内容に問題なければ、購入して内容にそったお願いをしましょう。
要望は無理のない範囲で依頼する
追加の作業、質問や修正などの要望がある場合は、いきなり依頼するのではなく、要望を伝えて対応が可能かどうかを確認してください。
併せて追加料金がかかるのか要確認です。
要望は出品者の無理のない範囲で、まずは相談することをおすすめします。
サービスの感想や評価を入力する
コメント・評価は出品者のモチベーションやサービス改善につながる大切なものなので、入力するようにしましょう。
コメントと総合評価は公開されて、他のユーザーも見ることができます。
これからサービス購入を検討される方のためにも、適切な評価をつけてくださいね。
出品に関するマナー
最後に、出品に関するマナーは以下4つです。
- サービス内容を明確にする
- 納品日を守る
- キャンセルするときは相手に理由を伝える
- 購入者への評価を伝える
サービス内容を明確にする
購入者が期待する内容とサービス内容にずれが生じないように、あらかじめ以下情報を明記しておきましょう。
- 対応可能なこと/対応できないこと
- 購入者からの必要な情報
- やり取りの流れ
- 納期・期間
- 修正などの対応回数
納品日を守る
購入者はお届け日までに完了するものだと思っています。
もしお届け日を過ぎてしまったら、購入者は不安になるでしょう。
お届け日を過ぎることで、あなたへの印象が悪くなるかもしれません。
万が一、想定より時間がかりそうな場合は、早めに購入者へ連絡して日程を相談してください。
キャンセルするときは相手に理由を伝える
止むを得ずキャンセルをしたい場合は、相手にキャンセル理由を丁寧に伝えてからキャンセルを実行しましょう。
理由なくキャンセルを実行すると、相手が不快な思いをしてしまいますので、注意してください。
購入者への評価を入力する
購入者の評価を入力することで、今後の購入者との関係を良くする働きがあるかもしれません。
良かった点は公開され、全ユーザーが見ることができます。
なお、評価は非公開でココナラ運営の参考情報として活用されます。
ココナラで規約違反したらどうなる?
ココナラで規約違反したら、ココナラ運営より以下処置をうけることになります。
- 出品サービスが規約違反していたら、サービスが取り下げされてしまう
- 送信メッセージ内容が規約違反していたら、メッセージ送信が取り消しされてしまう
では、次節からそれぞれを解説しますね。
サービスを取り下げされてしまう
ココナラでサービスを出品しても、規約違反した内容が記載されていたら、ココナラ運営よりサービスを取り下げ(下書きに移動)されてしまいます。
取り下げされたとしても心配しないでください。
取り下げされた場合、ココナラ運営よりメールにて不適切な表現箇所と取り下げ理由を教えてくれます。
上記の不適切な箇所を修正して、再度出品することが可能です。
不適切な内容が含まれているとメッセージ送信に失敗する
ココナラの仕様により、利用規約で禁止されている行為に関連するキーワードは、ダイレクトメッセージで使用できません。
例えば、以下のキーワードが禁止されています。
- 外部誘導に関するキーワード(LINE、Skype、チャットワークなど)
- 他サイトの利用規約違反に関わるキーワード(無断転載・無在庫・レビュー代行など)
- 性的表現
- 暴力的表現
禁止キーワードが含まれたメッセージを送ろうとすると、「不適切な内容が含まれています」と表示されて送信エラーとなります。
送信エラーとなった場合、禁止キーワードを削除して再度メッセージを送信するようにしてください。
ココナラでのクレーマーの対応方法
ココナラのルールやマナーを守っているにも関わらず、残念ながらクレーマーに遭遇することもあります。
本章では、クレーマーに遭遇した場合の対応方法について解説していきます。
- クレーマーを「サービスお願い人数」にカウントする
- 取引キャンセルリクエストに応じない
- クレーマー放置は最長120日まで
クレーマーを「サービスお願い人数」にカウントする
ココナラでは、現在のサービスお願い人数が「現在〇人がお願い中」という形式で、サービス詳細ページに表示されます。
「現在〇〇人がお願い中」という表示は、サービスの売上増加を促進する効果があります。
他の人も購入しているから良いサービスだろうという心理が働き購入につながるのです。
クレーマーも上記の人数に加えてしまうと捉えれば、クレーマーに対する心理的負担も軽減されませんか。
取引キャンセルリクエストには応じない
もしクレーマーの言い分が異常な内容であれば、クレーマーからのメッセージを相手にしなくても問題ありません。
たとえ、クレーマーが「ココナラ運営に報告してやる」と脅してきても、不安に思う必要はないのです。
ココナラ運営スタッフに問い合わせしても、基本的には「双方で話し合いしてください」と返信してくるだけですから。
あなたが客観的にトークルームのやり取りを見て、クレーマーに非があると感じるなら、安心してください。
ココナラ運営スタッフも、あなたと同様にとらえてクレーマーの言い分に耳を傾けません。
購入者が取引キャンセルリクエストを行うと、出品者にキャンセルリクエスト通知が届きます。
トークルームにキャンセルリクエストした案内が表示されるので、トークルームでメッセージを返信してください。
メッセージ内容は「リクエストを却下します」など何でも構いません。
一言返信するだけで、キャンセルリクエストは無効となります。
メッセージを返信して5日が経過するまで、クレーマーはキャンセルリクエストが出来なくなります。
クレーマー放置まで最長120日
ココナラでは、取引後のトークルームが開いてから120日が経過すると、自動的に取引がクローズされる仕様です。
たとえ正常な取引で、メッセージが交わされていても、120日経過後は自動的にクローズされます。
最後にトークルームを片付けましょう。
選択肢は以下2つです。
- 手動で取引キャンセルする
- 取引をクローズする
手動で取引キャンセルする
手動で取引キャンセルを選択すると、取引キャンセル数は増えます。
納品完了率が下がり、出品者ランクも下がる可能性がありますが、計算して現状のランクを維持できるのであれば、キャンセルしましょう。
取引をクローズする
取引をクローズすると、ココナラのサービス購入代金を確保できます。
ただし、クレーマーが悪い評価のコメントを書くリスクがありますね。
しかし、クレーマー側に非があることが明らかで、評価コメントが事実に反した内容なら、のちほど評価コメントを削除できるかもしれません。
事実と反したコメントをされてしまったら、ココナラ運営スタッフへ相談してみてください。
まとめ
以上、ココナラで何をしたら通報されるのかを解説してきました。
ココナラでは以下サービスを出品・購入することが禁じられています。
- サービス効果がはっきりしないもの
霊力・霊視能力などの伝授を目的としたサービス
病気、体の不調、妊娠などの名言または変化が起こることを期待させるサービス
サービスタイトル、内容に提供内容を具体的に記載していないサービス
- 倫理に反するもの
第三者に呪いをかけることを目的としたサービス
不倫の成就、縁切りを目的とした施術、もしくはカウンセリングを行うサービス - 詐欺につながる可能性があるもの
仮想通貨・ICOに関するサービス
マルチ・ねずみ講・MLMなどへの勧誘が疑われるサービス
また施術行為のみのサービスや外部誘導する表現も禁止です。
上記内容を見かけたら、ココナラのお問い合わせフォームから連絡してください。
ルールやマナーを守っていてもクレーマーに遭遇することもあるかもしれません。
しかし、ココナラ運営スタッフはどちらに非があるのか把握していますし、以下クレーマーの対応方法もありました。
- クレーマーを「サービスお願い人数」にカウントする
- 取引キャンセルリクエストに応じない
- クレーマー放置は最長120日まで
クレーマーに遭遇してもそれほど恐れる必要はありませんね。
ココナラのルールやマナーを守って相手と気持ちよく取引を行えるように心がけましょう。
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