「クラウドワークスのコンシェルジュサービスとは何のこと?」
「クラウドワークスのコンシェルジュがしてくれることは?」
「クラウドワークスで業務を発注する際はコンシェルジュサービスを利用した方がいい?」
といったお悩みを抱えていませんか?
発注者向けに用意されている「コンシェルジュ」というサービス。
とはいえ、何のことかよく分からず、困惑している方も少なくありません。
当記事では
- クラウドワークスのコンシェルジュサービスとは?
- 実際にクラウドワークスコンシェルジュを利用した人の声
- クラウドワークスのコンシェルジュはこんな人におすすめ!
といった内容を徹底解説していきます。
クラウドワークスの「コンシェルジュ」について、疑問のある方はぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、クラウドワークスでの「コンシェルジュ」が何を意味するのか、具体的に分かるはずです。
クラウドワークスのコンシェルジュサービスとは?
「コンシェルジュ」はもともとフランス語で「アパートの管理人」を指す言葉です。
現在ではアパートに限らず、ホテルや病院などでも用いられています。
フランス語本来の意味では、アパート(集合住宅)のメンテナンスや清掃業務を行う人を指しますが、現在ではアパートに限らず顧客の要望を聞いたり、相談に乗ったりする「総合世話係」という意味合いで使われるようになっています。そのため、ホテルや百貨店、空港、マンション、病院など様々な場所でコンシェルジュは活躍しています。
コンシェルジュと聞くと「お金持ちが利用するサービス」というイメージを持つ人も。
実際に、ハイステータスクレジットカードの特典などにコンシェルジュサービスが付与されていることがあります。
では、クラウドワークスのコンシェルジュとは何のことなのか、下記の項目に分けて見ていきましょう。
- コンシェルジュサービスの具体的な内容
- コンシェルジュサービスを利用する流れ
- コンシェルジュサービスについてよくある質問
コンシェルジュサービスの具体的な内容
クラウドワークスのコンシェルジュサービスは、発注内容をもとに依頼文面を代行作成してくれるというものです。
それだけでなく相場やカテゴリー(タスク、プロジェクト、コンペのうちどれか)分類、発注方法についてもアドバイスしてくれます。
個人のクライアントはコンシェルジュサービスを利用できないので注意してください。
クラウドワークス公式サイトによると、コンシェルジュサービスを使うと応募率が平均3倍になるそうです。
常に忙しい発注者にとっては嬉しいサービスといえるでしょう。
コンシェルジュサービスを利用する流れ
コンシェルジュサービスを利用する流れは以下の通りです。
多忙で電話できる時間帯が限られている人でも、電話の時間指定ができるので問題ありません。
電話では発注に関しての様々な不明点や悩みを聞いてもらうことも可能なので、是非活用していきましょう。
コンシェルジュサービスについてよくある質問
以下では、コンシェルジュサービスについてよくある質問(FAQ)を紹介していきます。
Q:相談料はかかりますか?
A:コンシェルジュは完全無料で対応いたします。※ワーカーへの報酬やオプション(必要に応じて)は別途発生します。Q:いつまでに発注できますか?
A:最短当日での発注が可能です。混み合っている場合は、お待たせすることがあります。お電話での発注内容についてのヒアリング後にお送りする案件文面の下書きをご確認後にすぐ発注をすることができます。
- Q:申し込んだ後は、必ず依頼をしないといけない?
A:いいえ、ご相談だけでもかまいません。発注を考えている場合はお気軽にご相談ください。
とても画期的で便利なサービスですが、なんと無料で利用可能。
初めて発注する際に利用するだけでなく「発注文面作成の時間を省く」という目的で毎回利用することも可能です。
相談したからと言って絶対に発注しなければいけないわけではありません。
という方もぜひ利用してみてください。
実際にクラウドワークスコンシェルジュを利用した人の声
クラウドワークスのコンシェルジュサービスの評判は、全体的に良いものばかりでした。
実際に利用した人の声をご紹介します。
ちなみに今回はこちらのクラウドワークスコンシェルジュさんにたいそうお世話になりました。
やっぱり初めてだから、どうやって募集すればいいのか、全然分かんなかったよ…自分の身銭切るわけじゃないから余計慎重になる…https://t.co/mLyzQhiKeH— ケロ (@kerobrand) September 5, 2019
上記以外にも
- 発注作業が初めてで困っていたから助かった
- ヒアリングが丁寧だった(細部まで気にしてくれる)
- 電話で対応してもらえるのでわかりやすい
などの声が多く見受けられました。
登録直後はクラウドワークスの使い方や発注の方法などがよく分からなかったのですが、お電話で、クラウドワークスの発注形式から発注文面の作り方について説明をしてもらいました。
コンシェルジュの方にコンペをネーミングとデザインに分けて募集することなどアドバイスをいただき発注をし、結果として56提案もの多数のデザインが集まり、社員一同大変満足のいくデザインを選定することができました。
やはり、初回発注時に利用する人が多いようですね。
これからクラウドワークスに登録して発注しようと考えている方はぜひ利用してみてください!
クラウドワークスのコンシェルジュはこんな人におすすめ!
クラウドワークスのコンシェルジュサービスは、以下のような人におすすめです。
- 発注の仕方が分からない
- 募集内容は決まっているけど、文面作成が大変
- 相場などの相談にも乗って欲しい
- 今募集している案件が全く応募されないから何かアドバイスが欲しい
クラウドワークスで初めて業務を依頼・発注する際に、やり方がわからないという発注者の方も少なくありません。
また募集文章や予算などが分からず、なかなか募集に踏み切れない方も多くいらっしゃいます。
加えて、現在すでに募集にかけている案件への応募が全くない場合などにも活用可能です。
募集文面だけでなく、単価や納期の変更を行うことで応募数も伸びてくるでしょう。
クラウドワークスで業務を発注するときの手順解説
以下では、発注者の方向けにクラウドワークスでの業務発注方法について解説していきます。
- 募集したい内容を大まかに考える
- 同様の案件がどれくらいの報酬で募集されているか調査
- 納期、必要条件、注意事項などを細かく指定していく
- 実際に掲載する案件の文面を書く
- 募集開始!もし反響が少なければ改善
毎回コンシェルジュサービスに頼っていてはいつまで経っても自分で募集できるようにならない、と心配されている方はぜひ参考にしてみてください。
①募集したい内容を大まかに考える
まずは募集したい業務の内容を大まかにまとめましょう。
たとえばライティングの仕事であれば、以下のような項目が考えられます。
【ライティング記事テーマ】
- 記事テーマ
- 読者層
- どのような記事を求めているのか(専門家が話しているような雰囲気か、あくまでもブログ風なのか)
- 文体(ですます調、だである調)
【ライターに依頼する範囲】
- キーワードから選定してもらう
- キーワードは発注者が考え、構成から練ってもらう
- キーワードと構成は発注者が考え、文面だけを書いてもらう
- 画像選定は誰がするか(発注者・ライター・画像選定専門の人を雇う)
- 記事添削は誰がするか(発注者・添削者を雇う)
【文字単価・記事単価】
- 初心者・経験者・プロ向けか
- 数記事まとめての発注か、1記事だけか
- 文字単価の場合の相場は初心者=0.1〜0.3円、経験者=0.5〜1円、プロ=1円〜
【納期】
- 単発案件か継続案件かによる
- すぐに完成させて欲しいか、ある程度猶予はあるのか
【納品方法】
- WordPress直接入稿
- wordや.txtファイルで納品
他にも何か特筆すべきことがあれば随時追加しておきましょう。
ライティングの案件の相場については以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
②同様の案件がどれくらいの報酬で募集されているか調査
次に、案件の相場を確認していきます。
同じ条件(上記の例の場合、記事数や求めるレベルなど)の案件を、クラウドワークス上で探してください。
相場以上の金額で依頼するのは自分にとって損ですし、相場以下だとなかなか受注者が集まりません。
順調に仕事を進める上で相場に近い報酬を設定することはとても大切なので、しっかりと調査しましょう。
③納期、必要条件、注意事項などを細かく指定していく
次は納期、必要条件、注意事項などを細かく指定してください。
①の段階で大まかにまとめたものを修正しつつ、より細かく指定していくイメージで書いていくと簡単に終わるでしょう。
①で書いた例をより発展させていき、細部を追加していくと、以下のようになっていきます。
【ライティング記事テーマ】
- 10代〜20代の女性向けに、コスメ・サプリ情報を紹介していくサイト
- 筆者は同じ年齢層を想定して、友達に教えてもらっている感覚で読めるサイト
- ですます調で、語りかけるような表現(ですよね)を混ぜる
【ライターに依頼する範囲】
- キーワードはこちらで選定、構成から練ってもらう
- 画像選定なし
- 添削は自分でする
【文字単価・記事単価】
- ライティング経験者向け
- 過去執筆記事数30記事以上
- 実績を3記事程度提出
- 文字単価0.5円×1記事4,000文字前後
【納期】
- 最初に1記事執筆してもらい、よければ継続
- テストライティングは1週間以内に提出
- 納期特になし
- 1週間に1記事以上
【納品方法】
- WordPress直接入稿
- Googleドキュメントを使用
もしこの段階で悩んでしまう項目があれば、④に移る前に再度②に戻り、他の案件を調査してください。
④実際に掲載する案件の文面を書く
条件が細かく設定できたら、募集文面を書いていきましょう。
③で書いた細かい条件を、実際の募集文面に載せるように書き直すと以下のようになります。
【記事テーマ】
10代〜20代の女性向けに、コスメ・サプリ情報を紹介していくサイトです。
友達に教えてもらっている感覚で読めるサイトにして頂きたいので「ですます調」と語りかけるような表現(ですよね)などを混ぜて執筆お願いいたします。
構成案の作成後、WordPressに直接入稿していただきます。
WordPressの編集権やパスワードは契約後にお渡しいたしますのでご安心ください。
【おすすめポイント】
- マニュアルあり
- 継続依頼あり
- 画像選定なし(ライティングのみに集中していただけます)
【条件】
- ライティング経験者(過去執筆記事数30記事以上)
- 参考に実績を3件ほど提示していただきます。
- 納期を守っていただける方
- 契約後○○にてこまめに連絡が取れる方
【報酬】
文字単価0.5円×1記事4,000文字前後=1記事約2,000円
※手数料込み、税別
※テストライティングのみ文字数に関わらず1記事1,000円
テストライティング通過後、数記事まとめて発注することも可能です。
【納期】
- 一番最初のテストライティングのみ1週間以内に提出
- テストライティング通過後は1週間に1記事以上
テストライティングの詳細や作業手順は応募後にメッセージでお伝えいたします。
何かご不明な点ございましたらお気軽にお尋ねください。
上記は一例です。
最初から完全に自分のアイデアだけで募集文面を書くのは難しいので、上記の例文や、既存のクラウドワークスの案件を参考にしてみてください。
また、その際に丸コピーするのはよくありませんが、複数の案件から少しずつ抜粋する程度であれば問題ありません。
⑤募集開始!もし反響が少なければ改善
募集文面が完成したら、募集を開始しましょう。
もし数日経ってもあまり反響がない場合は、以下のような要因が考えられます。
- 単価が低すぎる
- 発注者の評価や発注実績が少ない・ないから不安
- 本人確認がされていない
- プロフィールが記入されていない
単価が低すぎるか確かめる方法として、1日だけ報酬をあげてみましょう。
払えない報酬に設定してしまっては元も子もないので、もともと文字単価が0.5円であれば0.7円に上げてみる程度で大丈夫です。
次に確認するべきは自分の評価や実績、プロフィールなどです。
まず、プロフィールに何も入力していない場合はすぐに追加してください。
本人確認書類も可能であれば提出した方が、受注者からの信頼度も上がります。
発注者の情報を見たときに
と思わせるようなプロフィールを作成してくださいね。
プロクラウドワーカーとは?
業務を直接依頼しようとしている際に「プロクラウドワーカー」という表示をみかけたことはありませんか?
プロクラウドワーカーとは、クラウドワークスの中でも厳しい審査を通過した限られた人にしか与えられない称号です。
審査は3ヶ月に1度、以下の審査基準に沿って行われます。
- 納品完了率90%以上
- 総合評価4.8以上
- 月間獲得報酬額200位以内
- スカウト数5回以上
- コミュニケーション評価4.8以上
- プロフィール&自己PR入力済み
また、プロクラウドワーカーに依頼すると下記のようなメリットも。
- 高品質な仕事が納品される
- 長期的なパートナーと出会える
- 外注費の最適化
- 取引がシンプル
通常のワーカーより技術レベルも高く、たくさんの案件を受注してきたプロクラウドワーカーだからこその仕事の出来栄えが期待できます。
加えて、プロクラウドワーカーの指名料は0円なので、費用をかけることなく高品質な仕事を納品してもらえるのです。
気になる方は是非プロクラウドワーカー一覧から業務を依頼してみてください。
まとめ
クラウドワークスのコンシェルジュサービスは、発注内容をもとに依頼文面を代行作成してくれるというものです。
コンシェルジュを利用することで、見栄えが良く応募数が多い案件を作成できるでしょう。
同時にプロクラウドワーカーへの無料依頼を活用するのもおすすめです。
クラウドワークスを賢く使うために、ぜひコンシェルジュサービスを利用してみましょう。
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