「クラウドワークスのコンシェルジュサービスって何?」
「クラウドワークスのコンシェルジュがしてくれることは?」
「クラウドワークスで業務を発注する際に知っておきたいことは?」
この記事をご覧になっているということは、上記のような疑問を抱えているのではないでしょうか?
そこで今回は、発注者の方向けにコンシェルジュサービスについてや、発注方法などについて解説していきます。
是非参考にしていただけると幸いです。
クラウドワークスのコンシェルジュサービスとは?
コンシェルジュと聞くと、お金持ちが利用するサービス、というイメージがあるのではないでしょうか?
実際に、ハイステータスクレジットカードの特典などにコンシェルジュサービスが付与されていることがあります。
では、クラウドワークスのコンシェルジュとは一体何のことなのでしょうか?
サービスの具体的な内容
クラウドワークスのコンシェルジュサービスは、発注内容をもとに依頼文面を代行作成してくれるというものです。
加えて、相場やカテゴリー(タスク、プロジェクト、コンペのうちどれか)分類、発注方法についてもアドバイスをしてくれます。
また、このサービスを利用できるのは法人、会社名を持っている個人事業主のみとなっています。
個人のクライアントはコンシェルジュサービスを利用できないので注意してください。
クラウドワークス公式サイトによると、コンシェルジュサービスを使うと応募率が平均3倍になるそうです。
常に忙しい発注者にとっては嬉しいサービスだと言えますね。
サービスの流れ
サービスの流れは以下のような形です。
- 電話で発注したい内容を伝えるか、申し込みフォームから相談
- オペレーターと相談後、その場で文面を作成
- サイト上で内容を確認
- 問題なければそのまま発注
多忙で電話できる時間帯が限られている人でも、電話の時間指定ができるので問題ありません。
また、電話の最中に発注に関しての様々な不明点や悩みを聞いてもらうことも可能なので、是非活用していきましょう。
コンシェルジュサービスについてよくある質問
以下では、コンシェルジュサービスについてよくある質問(FAQ)を紹介していきたいと思います。
相談料はかかりますか? コンシェルジュは完全無料で対応いたします。※ワーカーへの報酬やオプション(必要に応じて)は別途発生します。
いつまでに発注できますか? 最短当日での発注が可能です。混み合っている場合は、お待たせすることがあります。お電話での発注内容についてのヒアリング後にお送りする案件文面の下書きをご確認後にすぐ発注をすることができます。
- 申し込んだ後は、必ず依頼をしないといけない?
いいえ、ご相談だけでもかまいません。発注を考えている場合はお気軽にご相談ください。
とても画期的なサービスですが、なんと無料で利用することができます。
初めて発注する際に利用するだけでなく、発注文面作成の時間を省く、という目的で毎回利用することも可能です。
最短で当日の発注も可能なので、急ぎの発注にも対応できます。
また、相談したからと言って絶対に発注しなければいけないわけではないので、ただ相談に乗って欲しいだけ、という方も是非利用してください。
実際にクラウドワークスコンシェルジュを利用した人の声
クラウドワークスのコンシェルジュサービスの評判は、全体的に良いものばかりでした。
実際に利用した人の声を見ていきたいと思います。
ちなみに今回はこちらのクラウドワークスコンシェルジュさんにたいそうお世話になりました。
やっぱり初めてだから、どうやって募集すればいいのか、全然分かんなかったよ…自分の身銭切るわけじゃないから余計慎重になる…https://t.co/mLyzQhiKeH— ケロ (@kerobrand) September 5, 2019
- 発注作業が初めてで困っていたから助かった
- ヒアリングが丁寧だった(細部まで気にしてくれる)
- 電話で対応してもらえるのでわかりやすい
などの声が多く見受けられました。
登録直後はクラウドワークスの使い方や発注の方法などがよく分からなかったのですが、お電話で、クラウドワークスの発注形式から発注文面の作り方について説明をしてもらいました。
コンシェルジュの方にコンペをネーミングとデザインに分けて募集することなどアドバイスをいただき発注をし、結果として56提案もの多数のデザインが集まり、社員一同大変満足のいくデザインを選定することができました。
やはり、初回発注時に利用する人が多いようですね。
これからクラウドワークスに登録して発注しようと考えている方は是非利用してみてください!
クラウドワークスのコンシェルジュはこんな人におすすめ!
クラウドワークスのコンシェルジュサービスは、以下のような人におすすめできます。
- 発注の仕方がわからない
- 募集内容は決まっているけど、文面作成が大変
- 相場などの相談にも乗って欲しい
- 今募集している案件が全く応募されないから何かアドバイスが欲しい
クラウドワークスで初めて業務を依頼・発注する際に、やり方がわからないという発注者の方は非常に多いです。
また、方法はわかるけどどのような文が良いか、どれくらいの予算が妥当なのか、などが分からずなかなか募集に踏み切れない方もよくいらっしゃいます。
その際に、このコンシェルジュサービスを活用することで、悩む時間や手間が省けるのでとても画期的なサービスだと言えます。
加えて、いますでに募集にかけている案件への応募が全くない場合などにも活用可能です。
募集文面だけでなく、単価や納期の変更を行うことで応募数も伸びてくるでしょう。
クラウドワークスで業務を発注するときの手順解説
以下では、発注者の方向けにクラウドワークスでの業務発注方法について解説していきます。
毎回コンシェルジュサービスに頼っていてはいつまで経っても自分で募集できるようにならない、と心配されている方は是非参考にしてみてください。
①募集したい内容を大まかに考える
まずは募集したい業務の内容を大まかでいいのでまとめましょう。
例えばライティングの仕事であれば、以下のような項目が考えられます。
【ライティング記事テーマ】
- 記事テーマ
- 読者層
- どのような記事を求めているのか(専門家が話しているような雰囲気か、あくまでもブログ風なのか)
- 文体(ですます調、だである調)
【ライターに依頼する範囲】
- キーワードから選定してもらう
- キーワードは発注者が考え、構成から練ってもらう
- キーワードと構成は発注者が考え、文面だけを書いてもらう
- 画像選定は誰がするか(発注者・ライター・画像選定専門の人を雇う)
- 記事添削は誰がするか(発注者・添削者を雇う)
【文字単価・記事単価】
- 初心者・経験者・プロ向けか
- 数記事まとめての発注か、1記事だけか
- 文字単価の場合の相場は初心者=0.1〜0.3円、経験者=0.5〜1円、プロ=1円〜
【納期】
- 単発案件か継続案件かによる
- すぐに完成させて欲しいか、ある程度猶予はあるのか
【納品方法】
- WordPress直接入稿
- wordや.txtファイルで納品
他にも何か特筆すべきことがあれば随時追加してくださいね!
また、ライティングの案件の相場については以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
②同様の案件がどれくらいの報酬で募集されているか調査
次に、案件の相場を確認するために、同じ条件(上記の例の場合、記事数や求めるレベルなど)の案件を探してください。
もしクラウドワークス上に同様の案件がなければ、ランサーズなどの他のクラウドソーシングサイトも参照しても大丈夫です。
相場以上の金額で依頼するのは自分にとって損ですし、相場以下だとなかなか受注者が集まりません。
順調に仕事を進める上で相場に近い報酬を設定することはとても大切なので、しっかりと調査しましょう。
③納期、必要条件、注意事項などを細かく指定していく
相場を確認していく上で、報酬以外にも少し調整した方が良い点が見つかると思います。
①の段階で大まかにまとめたものを修正しつつ、より細かく指定していくイメージで書いていくと簡単に終わるでしょう。
①で書いた例をより発展させていき、細部を追加していくと、以下のような形になると思われます。
【ライティング記事テーマ】
10代〜20代の女性向けに、コスメ・サプリ情報を紹介していくサイト
筆者は同じ年齢層を想定して、友達に教えてもらっている感覚で読めるサイト
ですます調で、語りかけるような表現(ですよね)を混ぜる
【ライターに依頼する範囲】
キーワードはこちらで選定、構成から練ってもらう
画像選定なし
添削は自分でする
【文字単価・記事単価】
ライティング経験者向け
過去執筆記事数30記事以上
実績を3記事程度提出
文字単価0.5円×1記事4,000文字前後
【納期】
最初に1記事執筆してもらい、よければ継続
テストライティングは1週間以内に提出
納期特になし
1週間に1記事以上
【納品方法】
WordPress直接入稿
もしこの段階で悩んでしまう項目があれば、④に移る前に再度②に戻り、他の案件を調査してください。
④実際に掲載する案件の文面を書く
条件が細かく設定できたら、募集文面を書いていきましょう。
③で書いた細かい条件を、実際の募集文面に載せるように書き直すと以下のような形になります。
【記事テーマ】
10代〜20代の女性向けに、コスメ・サプリ情報を紹介していくサイトです。
友達に教えてもらっている感覚で読めるサイトにして頂きたいので、ですます調と、語りかけるような表現(ですよね)などを混ぜて執筆お願いいたします。
構成案の作成後、WordPressに直接入稿していただきます。
WordPressの編集権やパスワードは契約後にお渡しいたしますのでご安心ください。
【おすすめポイント】
マニュアルあり
継続依頼あり
画像選定なし(ライティングのみに集中していただけます)
【条件】
ライティング経験者(過去執筆記事数30記事以上)
参考に実績を3件ほど提示していただきます。
納期を守っていただける方
契約後○○にてこまめに連絡が取れる方
【報酬】
文字単価0.5円×1記事4,000文字前後=1記事約2,000円
※手数料込み、税別
※テストライティングのみ文字数に関わらず1記事1,000円
テストライティング通過後、数記事まとめて発注することも可能です。
【納期】
一番最初のテストライティングのみ1週間以内に提出
テストライティング通過後は1週間に1記事以上
テストライティングの詳細や作業手順は応募後にメッセージでお伝えいたします。
何かご不明な点ございましたらお気軽にお尋ねください。
最初から完全に自分のアイデアだけで募集文面を書くのは難しいと思うので、上記の例文や、クラウドワークスの案件を参考にしてみてください。
また、その際に丸コピーするのはよくありませんが、複数の案件から少しずつ抜粋する程度であれば大丈夫です。
⑤募集開始!もし反響が少なければ改善
募集文面が完成したら、募集を開始しましょう。
もし数日経ってもあまり反響がない場合は、以下のような要因が考えられます。
- 単価が低すぎる
- 発注者の評価や発注実績が少ない・ないから不安
- 本人確認がされていない
- プロフィールが記入されていない
単価が低すぎるか確かめる方法は、1日だけ報酬をあげてみる、ということです。
払えない報酬に設定してしまっては元も子もないので、もともと文字単価が0.5円であれば0.7円に上げてみる、などで大丈夫です。
1日経っても変化がない場合は、募集が少ないのは単価の問題ではない、ということになるので0.5円に戻してください。
次に確認するべきは自分の評価や実績、プロフィールなどです。
まず、プロフィールに何も入力していない場合はすぐに追加してください。
本人確認書類も可能であれば提出した方が、受注者からの信頼度も上がります。
発注者の情報を見たときに、この人なら信頼できそう!と思わせるようなプロフィールを作成してくださいね。
プロクラウドワーカーとは?
業務を直接依頼しようとしている際に、「プロクラウドワーカー」という表示をみかけたことはありませんか?
プロクラウドワーカーとは、クラウドワークスの中でも厳しい審査を通過した限られた人にしか与えられない称号のことです。
審査は3ヶ月に1度、以下の審査基準に沿って行われます。
- 納品完了率90%以上
- 総合評価4.8以上
- 月間獲得報酬額200位以内
- スカウト数5回以上
- コミュニケーション評価4.8以上
- プロフィール&自己PR入力済み
また、プロクラウドワーカーに依頼するメリットは以下のようなものが挙げられます。
- 高品質な仕事が納品される
- 長期的なパートナーと出会える
- 外注費の最適化
- 取引がシンプル
(引用:クラウドワークス 公式サイト)
通常のワーカーより技術レベルも高く、たくさんの案件を受注してきたプロクラウドワーカーだからこその仕事の出来栄えが期待できます。
加えて、プロクラウドワーカーの指名料は0円なので、費用をかけることなく高品質な仕事を納品してもらえるのです。
気になる方は是非プロクラウドワーカー一覧から業務を依頼してみてください。
まとめ
クラウドワークスのコンシェルジュサービスは非常に画期的な受注者向けのサービスだと言えます。
初めて業務を発注する時のみに利用するだけでなく、毎回依頼して業務発注の時間を短縮することも可能です。
また、毎回コンシェルジュに頼るのは嫌だ、という方は今回紹介した発注方法を参考に作成してみてください。
上記の手順で行えば、とても見栄えが良く、応募数が多い案件が完成するはずです。
同時に、プロクラウドワーカーへの無料依頼も活用していきましょう。
気になる方はこの機会に是非コンシェルジュサービスを利用してみてはいかがでしょうか?
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