「クラウドソーシングって何のこと?」
「クラウドソーシングは副業におすすめできる?稼げるの?」
「クラウドソーシングのおすすめ業種やサイトが知りたい」
当記事をご覧になっているということは、上記のような疑問を抱えているのではないでしょうか?
そこで今回は、クラウドソーシングとは何なのかや、稼ぐ際におすすめの業種・利用サービスなどを解説していきます。
是非参考にしていただけると幸いです。
そもそも、クラウドソーシングとは?わかりやすく解説
クラウドソーシングという言葉を聞いてもパッと意味が思い浮かばないことも多いと思われます。
下記で詳しく解説していくので、この機会に意味をしっかりと理解しておきましょう。
発注者と受注者をネット上で繋げるサービスのこと
クラウドソーシングとは、crowd(群衆)とsourcing(業務委託)を合わせた造語で、不特定多数の人に仕事を外注することを指します。
主にネット上での取引を指すことが多いですが、必ずしもクラウドソーシングサービスを利用するものとは限りません。
また、似た言葉でアウトソーシングという単語が存在しますが、意味が異なるので注意しましょう。
クラウドソーシングが不特定多数への外注をすることに対し、アウトソーシングは特定の業者や人物に依頼することを指します。
様々な業種や案件がある
クラウドソーシングサイトには、多種多様な業種や案件が揃っています。
- エンジニア系(Webデザイン、プログラミング)
- ライター系(記事執筆、翻訳)
- デザイン系(イラスト、ロゴ作成)
- 編集系(動画制作、音楽)
- 簡単作業系(アンケート、データ入力)
- その他(占い、相談、代行)
自分の得意なことや好きなことを仕事にできるのは嬉しいポイントですね。
加えて、業種経験者や資格保持者は案件を受注する際に有利なので、プロフィールの経歴欄にに書くことを忘れないようにしましょう。
クラウドソーシングは副業におすすめ!
クラウドソーシングが副業に適している理由は3つ存在します。
- 時間や場所を問わずに働ける
- 自分の得意なことを活かせる
- 本業とは別で収入UPが目指せる
事項で詳しく解説していくので、クラウドソーシングでの副業を検討している方は必見です。
メリット①時間や場所を問わずに働ける
クラウドソーシングは基本的にネット上での取引と業務になるため、出社する必要がありません。
普段外で働いている会社員の方や学生さんは、通勤通学中の電車の中はもちろん、休みの日にまとめて働くことも可能です。
家事や育児で忙しい主婦の方やママさんも、隙間時間を有効活用してお小遣い稼ぎができるので、非常に効率的だと言えます。
メリット②自分の得意なことを活かせる
クラウドソーシングには多種多様の業種が揃っているため、自分のスキルを活かして稼ぐことが可能です。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、自分の得意なことはスキルUPも図りやすいと言えます。
仕事へのモチベーションもキープできるので、ストレスの少ない働き方だと言えるでしょう。
メリット③本業とは別で収入UPが目指せる
アルバイト・パートの方だけでなく、正社員や契約・派遣社員でも本業だけでは収入が足りない…という方は多いはずです。
掛け持ちをするにしても時間や体力的に厳しく、生活水準を下げざるを得ないという事例はよく聞きます。
しかし、クラウドソーシングであれば隙間時間を有効活用して月に3~5万円程度稼げるので、心身共に負担なく収入UPが可能です。
補足:正社員・公務員の副業は注意!
クラウドソーシングで副業をするメリットはたくさん存在しますが、副業をする前に勤めている企業が副業を許可しているか確認しましょう。
副業が禁止されている職場に勤めている方は、バレた際に自己責任になってしまうためあまりおすすめできません。
しかし、どうしても副業したい!という方のために、下記の記事で副業がバレない方法を解説しているので是非チェックしてみてください。
クラウドソーシングが稼げないって本当?
ネットでクラウドソーシングと調べると、「稼げない」や「やめた方がいい」という情報が出てくることがあります。
確かにクラウドソーシングでは稼げる人と稼げない人の差が激しく、稼げる人の割合がかなり少ないのは事実です。
では、何故そのような差が出てしまうのでしょうか?
クラウドソーシングでの収入の差の理由
クラウドソーシングで稼ぐ人の収入に大きな幅があるのは、次のような事柄が関係しています。
- 受注している業種(スキルを要するものの方が高単価)
- 経験年数
- 経歴、保有資格など
- 利用サイト
- 稼働時間
例えば、同じライティングの業種でも「SEOのスキルを持っていて、2年以上継続して受注している人」と「最近完全未経験の状態で受注し始めたばかりの人」では歴然の差です。
実際、ライティングで月収20万円以上稼ぐ人もいれば、月数千円の収入にさえならない人もいます。
平均月収はわずか2〜3万円だが、中には20万円以上稼ぐ人も
クラウドソーシングでの平均月収は約2〜3万円程度だと言われています。
また、大手サイト「クラウドワークス」が2016年に実施した調査によると、登録者数80万人のうち月収20万円を突破していたのはわずか111人だったそうです。
現在のクラウドワークスの登録者数は200万人を突破していますし、クラウドソーシングという働き方も普及しつつあるので割合は幾分か高くなっていると予想されます。
しかし、いずれにせよクラウドソーシングだけで生活できるレベルで稼げている人はかなり少ないことは確かです。
クラウドソーシングで稼ぐならこれ!おすすめの業種3選
上記で解説しましたが、クラウドソーシングではスキルを要する業種ほど高単価で受注できる傾向があります。
高収入が稼ぎやすい業種の中でも、案件数が多く収入が安定しやすいものを3つ紹介していくので、是非参考にどうぞ。
プログラミング・Webデザイン
プログラミングやWebデザインといったIT系の業種は、かなり高度なスキルや知識が必要なため稼ぎやすいと言えます。
下記は外勤のエンジニアの平均年収を表すグラフですが、全職種の平均年収と比べて100万円以上高いことがわかります。
(画像引用:CREATE VILLAGE SEの年収データ)
クラウドソーシングの場合は同じ年収ほどは難しくても、月収10〜20万円を稼ぐことは十分可能です。
イラスト・ロゴ作成
イラスト・ロゴ作成案件も1件あたりの報酬が高く、稼ぎやすいことで有名です。
詳しい依頼内容にもよりますが、1枚5千〜5万円程度で受注しているイラストレーターさんが多いと言えます。
イラストレーターさんにおすすめの案件サイトは後述していくので、気になる方は要チェックです。
ライティング
上記2つほど高単価ではありませんが、かなり安定した収入を狙える人気案件だと言えます。
そこまで高度なスキルは必要なく、コツさえ掴めば誰でも安定して受注できるので初心者さんにもおすすめです。
また、ライティング案件の報酬は文字単価と記事単価の2つ存在します。
初心者の文字単価相場は0.1〜0.3円、中級者で0.5〜1円、上級者で1円〜です。
もし文字単価1円に到達してから1記事5,000文字の記事を月に20記事執筆した場合、月収は10万円にもなります。
補足:稼ぐならデータ入力などの簡単作業はおすすめできない
クラウドソーシングのデータ入力は非常に人気な案件ですが、ガッツリ稼ぎたい方にはおすすめ出来ません。
何件受注しても月3万円前後が限度といったところでしょう。
何もスキルがなくて簡単作業以外に受注できる業種がない!という方は、1度ライティング案件に挑戦してみてください。
文字単価は0.1円以下とかなり低めですが、ライティングのコツを教えてもらいながら稼げる初心者向け案件があります。
安全で口コミの高いクラウドソーシングサイト3選
クラウドソーシングサイトには、総合型と特化型の2つのタイプが存在します。
総合型:様々な業種を取り扱っているサイト
特化型:ある一つの業種に限定して募集しているサイト(ライティング特化型、イラスト特化型など)
いろいろな業種を受注してみて自分にあっている業種を見つけたい方は総合型、既に自分のスキルが分かっていて受注業種が決まっている方は特化型がおすすめです。
人気不動の大手!クラウドワークス
(画像引用:クラウドワークス 公式サイト)
クラウドワークスは、登録者数200万人超えを誇る超大手総合型サイトです。
発注企業数・業種数・案件数共に業界トップクラスなので、仕事探しには全く困りません。
また、「みんなのお仕事相談所」や「コンシェルジュサービス」など独自のサービスが充実しているため、初心者さんにもおすすめです。
主婦の見方!ママワークス
(画像引用:ママワークス 公式サイト)
名前にママとついている通り、育児や家事で忙しいママさん・主婦さんにおすすめの総合サイトです。
クラウドソーシングサイトでは珍しい出社案件や正社員案件も取り扱っているため、いずれ高収入を目指したい方にも適していると言えます。
しかし、案件の数や種類ではどうしてもクラウドワークスには劣ってしまうため、案件の豊富さを求める方は大手サイトを利用しましょう。
満足度NO.1!ライターステーション
(画像引用:ライターステーション 公式サイト)
利用者からの評価が非常に高いことで有名なライティング特化型サイトです。
Webライターの平均月収は21,639円ですが、ライターステーションでの平均月収はなんとその3倍以上もの72,706円にもなります。
(参照:クラウドワーカー意識調査)
ライティングでガッツリ稼ぎたい方にはうってつけのサイトなので、是非利用してみてください。
スキルマーケット方式!ココナラ
(画像引用:ココナラ 公式サイト)
スキルマーケット方式という特殊な方式で運営されているサイトです。
案件を探したり、クライアントに応募のメッセージを送る手間が省けるので人気です。
また、イラスト・音楽・動画制作などのクリエイティブ系の業種に最適なプラットフォームなので、上記に当てはまる業種の受注を検討している方は是非1度利用してみてください。
クラウドソーシングに関するQ&A
下記では、クラウドソーシングに関するよくある質問とその答えを掲載していきます。
クラウドソーシングで得た収入は確定申告が必要?
クラウドソーシングで得た収入の確定申告は、年間所得の金額に応じて必要な場合があります。
専業(本業)の場合:年間所得48万円以上
兼業(副業)の場合:年間所得20万円以上
上記の金額以上の年間所得(収入-経費)を得ている場合は確定申告が必要になるため、毎年2月の手続きを忘れないようにしましょう。
確定申告と聞くと面倒なイメージがありますが、申告漏れがバレてしまった場合は厳しい罰則が課せられてしまいます。
確定申告の方法や必要書類などは以下の記事を確認してみてください。
未成年でもクラウドソーシングサイトに登録できるの?
未成年でもクラウドソーシングサイトに登録することは可能です。
しかし、各サイトに年齢制限が設けられているため注意しましょう。
- クラウドワークス 18歳以上
- ランサーズ 18歳以上
- シュフティ 16歳以上
- ココナラ 14歳以上
- サグーワークス 年齢制限なし
- shinobiライティング 年齢制限なし
また、未成年者のサイト利用は親の同意が必要です。
なにかトラブルに遭った際はもちろん、報酬の振込などでもバレてしまうため、始める前に必ず伝えておきましょう。
クラウドソーシングはスマホでも受注できる?
クラウドソーシングは案件によってはスマホで受注することも可能です。
【スマホで受注できる主な業種】
- アンケート回答、データ入力、文字起こしなどの簡単作業
- ライティング
しかし、パソコンの方が作業効率が圧倒的に良いため、パソコンを持っている方は極力パソコンを利用しましょう。
外出時のクライアントとのメッセージの確認などのために、スマホにアプリを入れておくのはおすすめです。
まとめ
クラウドソーシングとは、ネット上で不特定多数の人に業務を外注することを指します。
また、クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したい人と受注したい人を繋げるサービスのことです。
クラウドソーシングには大きな収入の差がありますが、稼ぐコツさえ押さえてしまえば安定して稼ぐことができます。
スキルを要する業種の方が報酬が高い傾向があるため、なにか特殊なスキルを持っている方は積極的に受注していきましょう。
気になる方はこの機会に是非、今回紹介したサイトに登録してみてくださいね。
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