「SKIMAのリクエストってどんな時に使ったらいいの?」
「SKIMAのリクエストを使うメリットを知りたい」
「SKIMAのリクエストを使うならプロジェクト形式?それともコンペ形式?」
と考えていらっしゃいませんか?
この記事では、SKIMAでリクエストを利用して仕事を受注することのメリットや方法について徹底解説します。
SKIMAのリクエストとは?
SKIMAはイラストに特化してサービスを展開しているクラウドソーシングシステムで、多くのクリエーターや利用者がSKIMAに登録し、自作のイラストを売り買いしています。
SKIMAではクリエーターが出品している作品を見て、クライアントが気になったクリエーターへ連絡し、イラストの売り買いを行うのが一般的です。
この場合、クリエーターはクライアントが連絡してくれるまでずっと待ち続ける必要があります!
と感じたことはありませんか?
結論から言うと…クリエーター側からクライアントへアピールする方法があります。
これこそが、「リクエスト」というシステムです。
リクエストのページの見方とは?
リクエストはクライアント側が、自分が描いてもらいたいイラスト案件をクリエーター側に提示するシステムです。
公式サイトの右上に「リクエスト」と書かれているボタンがあり、ボタンをクリックするとリクエストページが開かれ、リクエスト案件をチェックしてみましょう。
リクエスト中の案件から自分の能力にあった仕事や、挑戦してみたい仕事を選びクライアントへ連絡&契約することができます。
SKIMAのリクエストについて徹底解説!
リクエストを効果的に使うためには次の2つの点を知っておくと便利です。
項目では、リクエストの具体的な案件内容や注意点、評判などについて徹底解説します。
案件例は?
リクエスト欄をチェックすると、本当にいろいろな案件があることにお気づきでなないでしょうか?
例えば次のような案件があります。
案件内容は似顔絵やイラストの作成だけでなく、ロゴデザインや漫画作成まで、幅広いジャンルがあることがわかります。
予算も1000円という比較的挑戦しやすい案件から20万円の大きな案件まで載せらているのです。
リクエストは、SKIMAを始めたばかりの初心者から、多くの注文を発注してきたベテランまでが利用できる場所だと言えるでしょう。
プロジェクト式、コンペ式については後ほどまた詳しく説明します(プロジェクト形式、コンペ形式の説明項目へジャンプ)。
リクエストに提案する時の注意点とは?
リクエストに提案する時に一番注意したい点は次の通りです。
リクエストの評判は?
SKIMAの新着リクエストに気になる出品物があるなぁ……と思って応募読んだけど……私のタッチでは採用されないなとわかりやめましたわ。
自身の絵柄と相性のある案件があったら参加してみたいなぁ。
— ……@SKIMAにて出品中 (@dcjb2RF1KbVrP4R) November 30, 2020
SKIMAのリクエストは、自分のタイミングで気になった時に参加できるので人気です。
SKIMAで活躍しているクリエーターも、自分で出品するだけでなくリクエストとのバランスを上手に保ちならがイラストの報酬を得ていることも珍しくありません。
リクエストされているイラストと自分のイラストタッチやスキルが合う場合、挑戦することをおすすめします。
SKIMAのリクエストを使うメリットは?
積極的にリクエストを利用してSKIMAで作業をすることは、いくつかのメリットがあります。
その中でも特に大きなメリットは次の3つです。
この項目ではSKIMAでリクエストを利用することのメリットについて、徹底解説します。
自分の存在を多くの人に知ってもらえる
SKIMAはクリエーターが自分からクライアントにアプローチできる場所なので、積極的に利用することはメリットとなります。
SKIMAに登録したばかりの初心者は、どんなにイラストの実力を持っていたとしてもSKIMA内では無名なので、イラストを受注するためにもまずは1人でも多くの人に自分の存在を知ってもらう必要があります。
リクエストに積極的に応募することにより、SKIMA内でできるだけ多くの人に「〇〇というクリエーターが活躍している」とアピールしましょう。
採用されなかったとしても「フォロー」してもらえる可能性もあります。
気にるクリエーターとしてクライアントの記憶に残り「フォロー」してもらった場合、次のリクエストの際に考慮に入れてもらえる可能性もあるのです。
仕事の実績&評価がつく
リクエストに応募して採用されイラストを受注した場合、仕事の実績&評価がつくことは大きなメリットです。
誰か別の人がプロフィールを見た時に仕事の実績がある人は、候補に上がりやすくなります。
自分のプロフィール欄には次の点も表示されます。
リクエストにより仕事をしたことで、仕事の実績数が増やせ、クライアントからの評価ももらえます。
誰しもフォロワー数が多い人、実績の多い人、評価の高い人にイラストを発注したいと思うのではないでしょうか?
実績や評価は…
などの判断材料になります。
判断材料が多ければ多いほど、クライアントがイラストを受注してくれる可能性が高くなるので、実績と評価を増やすためにもリクエストは大切な場所となるでしょう。
活動の場が広がる
リクエストに積極的に参加することで、自分の活動の場が広がるのもメリットです。
リクエストを見ていると自分には思いつかなかったジャンルやカテゴリーの案件が見つかることがあります。
その中には
と言う内容のものもあるでしょう。
リクエストに参加することで、自分から自発的な行動が取れます。
この自発的な行動が、商品を出品し、連絡が来るのを待つという受け身の方法だけでは考えららなかったアイデアが浮かんだり、自分がスキルアップしたりする可能性につながるのです。
プロジェクト形式とコンペ形式どっちがおすすめ?
先ほど案件内容の項目で紹介した通りリクエストの参加方法は2つあり、次の通りです。
リクエスト案件をプロジェクト形式にするかコンペ形式にするのかは、クライアントがリクエストを出す際に決定します。
プロジェクト形式にもコンペ形式にもそれぞれメリット&デメリットがあるので、それぞれの方法の違いを知っておくのは良いことです。
この項目では、プロジェクト形式とコンペ形式について解説します。
プロジェクト形式とは?
プロジェクト形式について、スキマの公式ページには次のような説明がありました。
プロジェクトに対応できるクリエイターからの提案を集める方式にになります。
こちらは、採用する段階では、提案になるので、
提案の採用を行った後に成果物の作成を開始する方式となります。コンペ式に比べると時間はかかりますが、作成前なので細かなリテイク等に対応している方式になります。
制作物の具体的なイメージが決まっている場合は、プロジェクト方式をご利用ください。
プロジェクト形式についての上記の説明はクライアント側に対しても説明ですが、要するにクライアント側のリクエストに対しクリエーターがアイデアを提案し仕事の依頼をするシステムです。
この時クリエーター側としては次のことを行う必要があります。
企画を提案し、クライアントから連絡があった場合、見積もりや細部の打ち合わせなどのやり取りを行います。
規格が採用された時点で契約が結ばれ、仕事を始めることができるのです。
プロジェクト形式のメリット&デメリットはこちらです。
プロジェクト形式に必要なスキルは次の通りです。
- コミュニケーション能力
- 提案力
プロジェクト形式で案件を依頼するクライアントは「自分が描いてもらいたいイラストのイメージや方向性が具体的に決まっている」傾向にあります。
採用してもらうためには、クライアントの希望を細かく正確に理解するコミュニケーション能力や、自分の企画を相手に売り込む力が必要となるでしょう。
細かいやりとりが発生するので、初心者の中にはハードルが高いと感じやすいのがデメリットです。
クライアントから採用された後に作業を開始するので、「確実に報酬につながる作業」ができることがメリットと言えるでしょう。
コンペ形式とは?
コンペ形式について、SKIMAのホームページにはこのような記載がありました。
コンペ式とは、依頼者が企画内容を先に提示して、クリエイターが企画内容に沿った成果物を作成し提出する方式です。
採用された場合に報酬が支払われます。
提案報酬がついている案件の場合は、採用されたクリエイターを除いた成果物を提出した参加者の中から提案報酬を送られるクリエイターが選ばれます。プロジェクト式に比べて成果物を先に提出している為、短期間で成果物を受け取ることが出来ます。
すぐに成果物が必要な場合や、ロゴ等の具体的なアイデアが固まっていない場合は、こちらのコンペ式がおすすめです。コンペの採用期間に関しては募集終了後より14日間となります。
要するにクライアントがリクエストしたものに対し、クリエーター側が企画内容を提示し、提示された作品の中からクライアントがお気に入りを選別するというシステムです。
コンペ形式だと、プロジェクト形式の時に必要だったクライアントとのやり取りがなく、作品を提出するだけでいいので初心者には挑戦しやすいのがメリットだといえます。
しかし、提出した作品が選ばれるとは限らず、一生懸命に描いた作品が採用されないことも珍しくありません。
採用されるか、されないのかがわからないのに作品を作らなければならないのはデメリットです。
プロジェクト形式&コンペ形式どっちがおすすめ?
プロジェクト形式かコンペ形式かは本人の好みによります。
どちらもメリットとデメリットがありますので、考慮しながら自分にあったものを決めると良いでしょう。
プロジェクト形式のメリット&デメリットはこちらです。
メリット:採用された後で作業できる
デメリット:企画力やコミニュケーション力が必要
コンペ形式のメリット&デメリットはこちらです。
メリット:クライアントとほとんどやりとりしないでいいので初心者でも挑戦しやすい
デメリット:採用されない可能性もある
ちなみにリクエスト案件の割合としては、プロジェクト形式が多い傾向にあります。
リクエストするクライアントは「自分の注文したい方向性やイメージがはっきりしていることが多い」と伺えます。
リクエストにできるだけ多く参加し、採用されたいのであれば「プロジェクト形式」に積極的に参加することをおすすめします。
SKIMAのリクエストで採用されるためには?
せっかくリクエストに参加するのだったらできるだけ採用してもらいたいですよね。
特に初心者が採用してもらうためにできることは次の3つです。
この項目では、初心者がリクエストに採用されるためにできることを具体的に紹介します。
応募人数が少ないところからチャレンジ
まずは、応募人数が少ないところからチャレンジしてみましょう。
当たり前のことですが、応募人数が多いところだとライバルが多く採用される確率が低くなるからです。
人気のクリエーターもリクエストに参加していることが多くクライアントが人気のクリエーターを選ぶ可能性があります。
反対に応募人数が少ないと、ライバルが少ないので採用される可能性が高くなるでしょう。
ライバルに勝てそうな案件からチャレンジする
どんな人たちが参加しているのか少しチェックしてみましょう。
リクエスト案件を見ると、既にプロジェクトに参加しているライバルたちをチェックできますので、確認するなら状況を把握できます。
例えば自分より遥かに高いレベルの人たちが大勢参加している場合、採用されない可能性が高くなりますが、自分と同じレベルの人や低いレベルの人の割合が多い場合、自分にもチャンスがあります。
初めは人気のない案件から挑戦するのもあり
初心者は実績を増やす目的で、人気のない案件から挑戦するのもおすすめです。
人気のない案件とは例えば次のものがあります。
単価が低すぎる案件や、面倒な案件は作業効率が下がるので人気ではありません。
特にもう既にSKIMAで人気になっているクリエーターはそのようなリクエストに応募しない可能性が高いと言えます。
初心者はとりあえず実績をつけるために、単価が低い案件でもチャレンジするのがよいでしょう。
もちろん安価の低い仕事ばかりをずっとこなしていては報酬が一向に増えませんので、軌道にのってきたら、効率の良い仕事を選ぶなどして報酬が上がる方法を考えるのも大切なことです。
ちなみに評判の悪いクリエーターと無理に契約をすると後でトラブルになる可能性もあるので、特に初心者にはおすすめできません。
まとめ
SKIMAのリクエストとは、クライアントがリクエストした案件に対し、クリエーターがアピールするシステムです。
SKIMAのリクエストに参加するメリットは次の通りです。
- 自分の存在を多くの人に知ってもらえる
- 仕事の実績がつく
- 活動の場が広がる
特にSKIMAに登録したばかりで、実績がないクリエーターはリクエストに積極的に参加することで自主的な行動を取ることが可能となります。
初心者がリクエストに採用されるためにできる具体的な方法は次の点です。
- 応募人数が少ないところからチャレンジする
- ライバルに勝てそうな案件からチャレンジする
- 初めは安い案件のものから挑戦するのもあり
リクエストを利用し積極的に自分をアピールし、自分の作品を知ってもらう機会を作りましょう。
それとともにクライアントの意図を理解するコミュニケーション能力を磨き、自分の企画をきちんと伝える努力をすることも大切です。
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