「自分のイラストを市場に出す場所を探しているんだけどSKIMAってどう?」
「SKIMAって趣味でイラストを書いている人でも利用できるの?」
「SKIMAってハードル高くない?」
と考えておられませんか?
この記事ではイラストに特化したクラウドソーシングであるSKIMA(スキマ)の特徴や、イラストを副業にする方法やコツを徹底解説します。
SKIMAはイラストに特化したクラウドソーシング
SKIMAはイラストに特化したクラウドソーシングでコミッションサービスとも言われています。
イラストを描くクリエーターとイラストを買いたい利用者がSKIMAに登録することで繋がり、イラストを売り買いできるのです。
イラストというとアニメやゲームのキャラクターというイメージが強いと感じていませんか?
実はSNSの普及に伴いイラストの活躍の場が一気に広がり、需要が大きくなっているのです。
SKIMAのイラスト案件とは?
SKIMAで主に売り買いされているイラストは次の通りです。
この項目では、SKIMAで出品されているイラストの具体例について解説します。
SNSのアイコン
SKIMAの中で最も需要が高く人気のジャンルは、TwitterやLINE、Instagramなどのイラストアイコンを描く仕事だと言えるでしょう。
自分の似顔絵、ペットの絵などを描いてもらいたい人は多く、相場もそれほど高くないので利用者としても気軽に利用できるからです。
イラストを描く側としてもハードルが高くないので、挑戦しやすいメリットもあります。
中にはアイコンしか描かないと決めて作業しているクリエーターもいるのです。
ヘッダーアイコン
ヘッダーアイコン制作もSNSアイコンと同じく人気のジャンルです。
SNSアイコンと比べると、サイズが大きめの対策となりますが、その人の個性がでやすい場所でもあるので、アイコンを注文したい人も多く需要があります。
SNSのアイコンが自分の似顔絵、キャラクターの絵、ペットの絵とジャンルが決まりがちになるのに対し、ヘッダーアイコンはジャンルの幅が広いのでクリエーターとしても腕の見せ所です。
ウエルカムボードの制作
結婚式やパーティー、謝恩会などイベントの入り口に置いておくウエルカムボード制作も人気のジャンルです。
その人の特徴を捉えて似顔絵を描く必要があります。
ウエルカムボードは同じような絵になりやすく、他のクリエーターと区別がつきにくいので他のクリエーターと違う個性的な絵を買いたり、描く絵の特徴をわかりやすく伝えたりすることが大切です。
一件の案件の相場も比較的大きいですし、誰かの幸せのお手伝いができる仕事なので、やりがいがあるジャンルと言えるでしょう。
自作のキャラクター
自作のキャラクターの制作の仕事も人気のジャンルです。
特に、誰かがお気に入りになってくれた場合リピーターになる可能性もあります。
キャラクター制作が好きな人には、挑戦しやすく高報酬も得られやすいジャンルと言えるでしょう。
LINEのスタンプ
ペットの写真をもとにペットのイラストのラインスタンプを制作する案件もあります。
LINEは今や日本人の生活に必要不可欠なSNSです。
スタンプを集めていて、状況に合わせて使い分けている人も多いのではないでしょうか?
その中でスタンプに、自分の愛犬や、愛猫、ハムスターなどのペットをスタンプを制作したい人もいます。
ペットの特徴を捉え、使う側も送られる側も嬉しくなるようなスタンプを制作する必要があります。
またイラストだけでなくスタンプにする知識も必要となることを覚えておきましょう。
SNSが普及したことでイラストの需要も多様化してきている!
SNSのアイコン、ヘッダーのアイコン、LINEのスタンプと言った具合にSNSに関係したジャンルでイラストを受注する人も多いことがお分かり頂けるでしょうか?
というイメージは取り去ってしまいましょう。
今や、日常生活に浸透しているSNSをもっと楽しく使うためにイラストを注文したい人も多いのです。
という人も、SKIMAでイラスト制作を副業にできる可能性があります!
SKIMAのサービス概要
と感じてきたでしょうか?
上記の項目ではSKIMAで具体的にどのようなイラストがやりとりされているのかを紹介しましたが、この項目では、SKIMAのサービス内容について具体的に解説します。
手数料は最大20%!
SKIMAに登録し作品を出品するは無料です。
メールアドレスや個人情報を登録すると簡単に登録は終了し、その後自分の作品を出品できます。
出品した作品が売れた場合に、売り上げ料金の中から手数料としてSKIMA支払うシステムとなっています!
手数料は売り上げ金額によって変動するシステムでSKIMAの公式ページには以下のような記載がありました。
・オプションを含む個別販売総額が1,000~20,000円までのお取引:手数料20%
・オプションを含む個別販売総額が20,001~50,000円までのお取引:手数料15%
・オプションを含む個別販売総額が50,001円以上のお取引:手数料10%
※個別販売総額に関しましては、出品金額+オプション料金となります。
※チップに関しましても同様の手数料率となります。
上記の引用から分かる通り、SKIMAの最大手数料は20%です!
これは他のクラウドソーシングサービスと比較しても比較的安く、妥当な額だと言えます。
日本の中でも特に大手である、3つのクラウドソーシングの手数料は次の通りです。
特にスキルを売り買いするココナラはイラスト案件が多くSKIMAの類似サービスですが、手数料は25%です。
このように他社と比べるとSKIMAの手数料が最大20%という数字は、高いとは言えないことがわかります。
必要なスキルは?
SKIMAで副業を始めるために必要なスキルはこちらの3つです。
SKIMAを始めて続けるのに必要な能力を、ひとつずつ見ていきましょう!
コミュニケーション能力
イラストの受注をする時にクライアントと連絡をとり、イラストの内容や相手の希望、こちらの要望などを打ち合わせする必要があります。
クライアントの打ち合わせの時にコミュニケーション能力は非常に大切です!
相手がどのようなイラストを求めているのかを理解する必要もありますし、納品日数や自分の要望、フィードバックできる回数を相手が誤解することなく伝える必要があります。
SKIMAではクライアントとのやりとりは全て自己責任で行う必要があるため、理解する能力や、伝える能力は大切なのです。
ビジネススキル
ビジネススキルとは社会人として必要なマナーのことです。
具体的には上記のように相手との連絡をきちんと行うことや、言葉遣いに気をつけること、納期や契約を守ることと言った社会人として最低のマナーを守りましょう。
インターネット上でのやり取りで相手と接するので、つい忘れがちになることがありますが、仕事は仕事です。
相手が見えないからこそ、丁寧な対応を心がけ信用ができるクリエーターであることが分かると仕事も増えてくる可能性があります。
イラストを描くスキル
イラストを副業にするのであれば、もちろんイラストを描くスキルも大切です。
絵を描く実力だけでなく、相手が希望しているものを読み取り描くことも必要となってきます。
SKIMAでは「上手な人が売れる、下手な人は売れない」ということはなく、「需要のある絵を描ける人が売れる」のです。
自分のポリシーを持つことは大切ですが、周りの必要を見分け適応した絵を描くことも大切でしょう。
他社との違い
日本に存在するクラウドソーシングはたくさんありますが、SKIMAと他社との大きな違いは、SKIMAがイラストに特化していることです。
クライアント側としても、イラストを購入したいという目的で登録している人が多いのです。
など、イラストに絞ってクラウドソーシングを活用したい人は、SKIMAを利用するのがおすすめです。
相場は?
結論から言うと相場には大きな幅があります。
作品はクリエーターが自分で値段をつけることができますが、クリエーターによって値段のつけ方が異なるためです。
例えば人気のクリエーターの絵は高めに設定しても売れますが、初心者が人気クリエーターと全く同じ値段設定では売れない可能性もあります。
参考までにこのような相場となっています。
実際に値段設定をする時に、他のクリエーターの値段設定をチェックするといいでしょう。
実際に稼げるのか?評判はいい?
SKIMAに出してたアイコン売れてた うれし~
— 20 (@hatsu_2_0) December 5, 2020
イラストを趣味としている人や得意な人が登録し、副業をしています。
キャラクター制作をしている人気のクリエータの中には一件で3〜5万円の仕事をしている人もいるのです。
いきなり高額報酬を得るのは現実的ではありませんが、少しずつファンを増やし実績を上げていくと良いでしょう。
何よりSKIMAに出品した自分の作品が売れた時の気持ちはひとしおです。
SKIMAで実際に稼ぐための具体的な方法については次の記事を参考にされてください。
SKIMAのメリット&デメリット
SKIMAを利用することにはメリットもあればデメリットもあります。
利用するメリットは次の通りです。
デメリットは次の通りです。
この項目ではメリットとデメリットについて具体的に紹介します。
メリットとは?
先ほども触れましたが、SKIMAのメリットは次の通りです。
- SKIMAを仲介しているので安心
- 集客をしなくても済む
- チップがもらえることもある
SKIMAを仲介してお金のやり取りなどを行うため、クリエーターとクライアントの間でお金のやり取りはありません。
そのためお金のトラブルなどクライアントとの間で起こりがちな問題を避けることが可能となります。
またSKIMAに作品を出品すると興味を持った人が見てくれるので、無理して集客を行う必要はありません。
フリーランサーとして個人で全てを行う場合TwitterやFacebookをはじめとするSNSなどに自分の宣伝を行う必要があり軌道に乗るまでの間、集客はとても大変な作業となります。
SKIMAに登録していることで面倒な集客作業は入りませんので、初心者には嬉しいメリットと言えるでしょう。
SKIMAにはチップをくれるシステムもあり、モチベーションを上げる助けにもなります。
自分が描いた絵を気に入ってくれチップをもらえたら嬉しいですよね。
デメリットとは?
反対にSKIMAのデメリットは次の通りです。
- クオリティの高いライバルが多い!
- 売れないこともある
SKIMAはイラストに特化したクリエーターが多いため、クオリティの高いライバルが多いことも事実です。
自分は絵が得意だと意気込んで初めても「上には上がいる」ことの現実にショックを受けることも珍しくありません。
同じようなライバルがたくさんいるため、せっかく出品したイラストがなかなか売れないこともあることを明記しておく必要があります。
SKIMAで売れるためにできることを具体的に説明
せっかくSKIMAでイラストを出品するのですから、たくさん売れるに越したことはありません。
SKIMAで売れるために具体的にできることは次の通りです。
この項目では、具体的な方法について徹底解説します。
コミュニケーション能力を上げる
先ほども触れましたが、SKIMAで活躍するにあたりコミュニケーション能力は非常に大切です!
クライアントとのやり取りで「この人は信用できる人だ」と感じてもらえますし、相手の意図することを読み取ってイラストを描けます。
インターネット上でのやり取りだからと忘れがちになりますが、コミュニケーション能力を磨く努力をしましょう。
サンプル作品を丁寧に&統一感を出す
クライアントはクリエーターが出品するサンプル作品を代わる代わる見てイラストをオーダーします。
そのため、サンプル作品は丁寧にわかりやすく、統一感があるものにしましょう。
サンプル作品の説明や料金料、納品日の目安、ファイル形式なども表にまとめるなどしてわかりやすくしておき、クライアントがイメージしやすいようにしておくと親切です。
プロフィールを充実させる
クライアントは、出品しているイラストが気になったら多くの場合プロフィールを見てクリエーターについて確認します。
そのためプロフィールを充実させ、高感を持てるものにしておきましょう。
プロフィール充実のため次のことを意識してください!
アイコンやヘッダーは丁寧に!
自分のアイコンやヘッダーアイコンは作品を宣伝するためにぴったりな場所です。
自分の作品の良さが伝わるもの&丁寧に描いた自信作を載せましょう。
特にSNSのアイコンを受注したい人は、クリエーターのアイコンを見てイメージする可能性も高いので自分のアイコンを魅力的なものにしておくのは大切です。
文章は見やすく!&分かりやすく!
プロフィール説明では、自分の経歴をダラダラと長く書かないようにしてください。
長くて要点のわからない文章は誰も読みたいと思わないからです。
文章はほどよく改行してスペースを開けるなど、相手が読みやすい文章構成をにすることも大切です。
特にクライアントにとって、クリエーターはネット上のみで知っている相手で全く未知の存在です。
相手に自分のことをイメージしてもらいやすい文章を考えましょう。
例えば…
などをわかりやすく短くまとめるなら、自分の人柄を相手に伝えやすいでしょう。
リクエストから応募してみる
SKIMAに登録し作品を出品したばかりの頃はすぐに注文が入らないことも珍しくありません。
そんな時はリクエストから応募することとがおすすめです。
SKIMAでは、クリエーターがイラストを出品するだけでなくクライアントが描いて欲しいイラストをリクエストしていることもあります。
ホームページから「リクエスト」へいくと、
などのリクエストが出てきますので、自分からリクエストに応募してみましょう。
採用してもらえると仕事の実績になりますし、クライアントに気に入ってもらえるとリピーターになる可能性もあります!
まとめ
SKIMAはイラストに特化したクラウドソーシングなので、イラストを描いて副業をしたい人におすすめのサイトです。
SKIMAを利用するメリットは次の通りです。
- SKIMAを仲介しているので安心
- 集客をしなくても済む
- チップがもらえることもある
デメリットは次の通りです。
- クオリティの高いライバルが多い!
- 売れないこともある
SKIMAでは以下のイラストが売り買いされています。
- SNSのアイコン
- ヘッダーアイコン
- ウエルカムボードの制作
- 自作のキャラクター
- ラインのスタンプ
SNSの普及に伴い、イラストの需要性や使用方法が少しずつ変化してきています。
今まではイラストを受注したことがなかった人も、アイコンやスタンプの依頼の存在からイラストの受注に対するハードルが低くなっているのです。
その分クリエーターとしては工夫次第で活躍の場を広げるチャンスです!
相手の需要を読み取り、喜んでもらえる絵を描くようにしましょう!
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