「クラウドソーシングにはどんな仕事があるの?」
「クラウドソーシングで人気の仕事はなんだろう?」
「クラウドソーシングでの仕事選びで失敗したくない」
クラウドソーシングで仕事を選ぶとき上記のように悩んだ経験はありませんか。
そこで今回は、クラウドソーシングで受注可能な仕事カテゴリや仕事内容など、解説しましたのでぜひ参考にしてみてください。
クラウドソーシングにはどんな仕事があるのか解説
クラウドソーシングの仕事には以下の特徴があります。
- パソコン1つでできる
- 時間に好きな場所で働ける
- 未経験者向けの簡単な仕事がある
- 専門性を求められる仕事がある
クラウドソーシングはインターネットを介して仕事を受けられるので、働く場所を選ぶ必要はありません。カフェや、自宅でいつでも仕事を始められます。
未経験者向けの簡単な仕事から専門性の高い経験者向けの案件まで、様々な仕事の種類があるので、誰でも自由な働き方を実現できるでしょう。
クラウドソーシングにはどんな仕事の種類があるのか
クラウドソーシングで受注できる代表的な仕事の種類は下記です。
プログラミング | ライティング | 音楽 |
システム開発
スマホアプリ開発 コーディング ホームページ作成 |
ネーミング
WEB記事 キャッチコピー ブログ記事 |
楽曲制作
譜面起こし 音楽指導 効果音制作 |
デザイン | 写真・動画作成 | アンケート・データ入力 |
デザイン(ロゴなど)
Webデザイン イラスト制作 パンフレット・名刺 |
画像撮影・編集
動画撮影・動画編集 CG作成 ユーチューブ動画編集 |
アンケート入力
データ入力 感想記事 タスク業務 |
ハードウエア設計 | 事務 | その他 |
機構設計
CAD 回路設計 |
テープ起こし
翻訳・通訳 リスト作成 エクセル資料作成 |
商品販売代行
モニター
|
紹介した仕事の種類はほんの一例で、大手クラウドソーシングサイトのクラウドワークスでは他にも60〜70種類以上の仕事が掲載されています。
クラウドワークスの詳細については以下の記事で紹介しています。
クラウドソーシングで受注できる仕事内容について
クラウドソーシングで受注できる仕事内容は様々で、スキルがあまりなくても受注できる案件から、専門性の高い案件までたくさんあります。
特に案件数の多い仕事カテゴリを以下にまとめてみました。
未経験でもできる仕事 | アンケート・モニター ライター データ入力 |
専門性が高い仕事 | デザイン 音楽制作 プログラミング |
未経験者でもできる仕事には単純作業が多い傾向です。専門性の高い案件になるほど1案件の作業コストがかかる傾向がありますが、高収入を狙いやすいと思います。
はじめは、高単価をいきなり目指すのではなく、未経験者のうちに簡単な案件をこなし、スキルや経験がついてきたら専門性の高い高単価案件に挑戦しましょう。
仕事の具体的な仕事内容について紹介していきます。
アンケートモニター・データ入力の仕事内容
アンケートモニター・データ入力の仕事内容をそれぞれ紹介します。
アンケートモニター
クライアントが提示したアンケートに答える仕事です。仕事の受け方は、基本的にクライアントと直接連絡することはなく、クラウドソーシングサイト内で入力していきます。
5分で終了する案件が多いので、仕事というよりもお小遣い稼ぎという感覚です。
データ入力
企業が持っているデータや情報を、エクセルやワードに入力していく仕事です。
一般的にはマニュアルに沿って、データを入力していきます。
スキルや、専門知識は要求されませんが、正確性と効率性が求められるので集中力が必要です。
案件の数をこなしていけばタイピング力が向上していきますので、短い時間で作業できるようになります。
データ入力に関しては以下記事で詳しく解説しましたので、あわせて読んでおきましょう。
ライティングの仕事内容
ライティングの仕事は、企画・取材・調査などから調べた情報をもとにして2000文字〜5000文字の文章を作成する仕事です。
ライティングの仕事の中でも、WEB記事や、ブログ記事の案件が多い傾向があります。
文章を書くことが苦手な人は、修正や、校正などから受注してみるのも良いでしょう。
デザインの仕事内容
デザインのお仕事は、クライアントから提示された目的に沿ってデザインを作成するお仕事です。
特にクラウドソーシングではウェブデザインのお仕事が多くあります。
ウェブデザインの工程を大まかに分けると以下の4種類です。
- 企画
- ワイヤーフレーム作成
- デザインカンプ作成
- コーディング
全ての工程を一人で進めていく事はあまりありませんので、上記の内一つでも覚えれば仕事ができるようになります。
音楽制作の仕事内容
音楽制作とは、音楽を作曲または編集をしての音源を制作するお仕事です。
音楽制作のお仕事は大まかに以下5つに分けられます
- 音楽・音響・BGM
- 声優・ナレーション制作
- 作曲・音源・効果音
- 音声制作
- BGM制作など
音楽制作は専門性が高いため、報酬が高い案件がたくさんあります。最近ではスマホアプリの音楽制作の案件が増えてきているので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
プログラミングの仕事内容
プログラミングのお仕事で、特に案件数が多いのは以下の5つです。
- ホームページ制作
- アプリケーション制作
- webサイト制作
- ツール制作
- コードの修正
- プログラミング講師など
プログラミングはプログラミング言語をつかって開発や修正、コーディングをしていく仕事です。
バナー制作や、ワードプレスの立ち上げといった案件は、少し勉強すれば受注できるようになるので、実績を作りたい人は試してみましょう。
クラウドソーシングで最低限必要なスキルを仕事ジャンル別に紹介
クラウドソーシングで最低限必要なスキルは仕事ジャンルによって様々です。
国内で案件数が一番多いクラウドワークスの仕事ジャンルは全部で60〜70種類と発表されています。
本記事では特に案件数の多い仕事ジャンルを5つ紹介します。
最低限必要なスキルを5つの仕事ジャンルから紹介
- ライター
- デザイナー
- アンケートモニター・データ入力
- 音楽制作
- プログラマー
上記5つ仕事ジャンルの最低限必要なスキルについて、それぞれ説明します。
ライター
ライターでは、文章力、情報収集力のスキルが必要です。
文章力は、日記や小説とは違い、情報が伝わりやすい文章を執筆できるかがポイントです。
伝わりやすい文章は、新聞や雑誌、ニュースなどでよく目にします。
情報収集力も同じく、自分の好きなことや、記事にしたいことを探すのではなく、ウェブで検索する人が探している情報を見つけられるかが重要です。
最低でも上記で説明したスキルがあれば、ライターとして受注できるようになるでしょう。
デザイナー
デザイナーでは、イラストレータとフォトショップを使用するスキルが必要です。
イラストを制作するソフトは他にもありますが、イラストレータやフォトショップが使えないと受注できない案件ばかりなので、他社のソフトしか使用できない場合は、受注できる案件が少なくなると考えておきましょう。
全く美術的センスがなくても、制作の手順や方法をたくさん記憶していれば、それだけ受注できる案件の幅を広げられます。イラストレータ、フォトショップの解説書を2〜3冊読めば簡単な案件を受注できるようになっていきます。
さらに、イラストレータとフォトショップのスキルを認定する資格も存在しますので、多くの案件を受注するために取っておくと良いかもしれません。
アンケートモニター・データ入力
アンケートモニター・データ入力は、ほとんどスキルがなくても仕事ができます。
データ入力の場合は、パソコンの基本操作や、エクセルやワードの基本操作がわかれば受注可能です。
エクセルやワードの基本操作といっても、文字を入力する方法や、画像を挿入する方法、データの保存方法などが最低限できれば問題ありません。
音楽制作
音楽制作の最低限必要なスキルは以下3つです。
- ギターやピアノで演奏できる能力
- DTMのソフトを使用するスキル
- 譜面にコードやメロディを書き起こす能力
音楽制作の仕事は難しいイメージがありますが、デザインやライティングの仕事と同じで、クライアントの要望に合わせて制作していくイメージです。
特別な才能やセンスを発揮する必要はほとんどありません。
制作できる音楽の幅が多いほど、受注できる案件の数も増えていくので、勉強やスキルを積んでいけば誰でも受注できるようになるでしょう。
プログラマー
プログラマーでは、プログラミング言語を使用するスキルが必要です。
特に必要とされる言語は以下分類の言語です。
CSS、JavaScript | WEBサイトをデザインしたり、デザインに動きを付けたりする言語です |
Java、Swift、Go | スマートフォンアプリを作成するために使われる言語です。 |
クラウドソーシングではWEBサイト関連やアプリ開発の案件が多いため、上記2つのうち一つでも使用するスキルがあれば、たくさんの案件を受注できるようになります。
ランサーズとクラウドワークスにはどんな仕事があるのか
ランサーズとクラウドワークスを紹介する理由は、国内クラウドソーシングサービスの中で、第二巨塔と呼ばれるほど最大手であるからです。
クラウドワークスとランサーズのサイトを見れば、どんな仕事があるかの把握に役立つでしょう。
上記2つは「総合型」に分類されるクラウドソーシングサービスなので、案件数が多く仕事のカテゴリもたくさんあります。
ちなみに「総合型」とは、職種や業種の分類を限定しないクラウドソーシングサービスを指します
ランサーズの代表的な仕事の種類は以下のようになっています。
(画像:ランサーズ仕事の種類)
クラウドワークスの代表的な仕事の種類も見てみましょう
(画像:クラウドワークス仕事の種類)
ランサーズはライティングの案件が多いと言われる風潮がありますが、実際クラウドワークスとのカテゴリの違いはほとんどありません。
総合的な案件数はクラウドワークスの方が若干多いので、クラウドワークスで希望する案件がなければランサーズで探すといった使い方もできそうです。
クラウドソーシングの全ての仕事で使える、稼ぐコツを紹介
クラウドソーシングで稼ぐコツは以下の3つです。
- クライアントが依頼をする目的を把握すること
- 契約前はメッセージの返信を早くすること
- 報告・連絡・相談を徹底すること
これから紹介する稼ぐコツはクラウドソーシングのみならず、様々なビジネスシーンで有効なので、覚えておいて損はありません。
クライアントの立場で見たときに、一緒に仕事がしたい人とはどういう人だろうと意識しながら仕事をしていけば、自然に稼ぐコツは身について行きます。
筆者がクラウドソーシングで稼いでいく上で実際に使っている、稼ぎ方のコツを3つ紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
クライアントが依頼をする目的を把握する
作業を始める前に仕事の依頼内容についてしっかり理解しておくと、クライアントとのやり取りが最低限に抑えられます。
クライアントはフリーランスへ依頼する以外でも社内で仕事をしている場合が多く忙しいため、できれば連絡などを最小限にしたいと考えています。
作業内容も目的をしっかり把握する理由は、連絡の二度手間をなくしていくことで、クライアントにも良い印象を与えるためです。
良い印象を持たれれば、次の仕事につなげられる可能性が高まります。
さらに、クライアントの中には、具体的な作業内容にあまり詳しくない人もいるので、依頼内容以外の方法で目的達成できそうな方法が見つかれば提案をしてみましょう。
提案した方法や追加業務が採用されれば、最終的に契約よりも高い報酬が見込めるかもしれません。
しっかり依頼内容を把握することで、次の仕事に繋げられたり、報酬アップのチャンスもありますので、覚えておいて損はありませんね。
契約前はメッセージの返信を早くする
例えばクラウドソーシングでは、採用枠が限られているような案件がたくさん見つかります。
ゆっくりと返信していては、採用枠はすぐに埋まってしまいますので、受注できる可能性が減ってしまいます。
あなたも返信の遅い人より、返信が早い人と一緒に仕事がしたいと感じませんか。
メッセージの返信が早ければ、良い印象を与えられるだけでなく、採用される可能性がぐっと高まりますので、ぜひ試してみて下さい。
報告・連絡・相談を徹底する
報連相を徹底するためには連絡するタイミングを知りましょう
報告するタイミング
報告するタイミングは、作業の進捗や、作業工程の一部が完成した場合です。
作業が終わったタイミングだけしか報告をしない人もいますが、クライアントの目的や希望に合わないまま工程をすすめていくと、納品物がクライアントの意図しないものになり、あとあと修正が大変になります。
本来1時間で終わる予定が、2、3時間と時間を取られてしまうと、時給が割に合わないことになってしまうので、報告するタイミングはしっかり守るようにすると良いでしょう。
連絡するタイミング
連絡するタイミングは、作業をする中で、私たち受注者の判断で方針を決定する場合です。
基本的にはクライアントからの指示に従って作業を進めていけば連絡をする必要はありません。
指示通りに作業をしても、うまく行かない場合は必ず連絡を入れて、理由を説明しましょう。他の解決策や方法がわかっていれば、提案するのも良いと思います。
私たち受注者側の判断が必要な場合こそ、クライアントとの信頼関係を構築するチャンスなので、連絡は的確にできるようにしておきましょう。
相談するタイミング
相談するタイミングは、作業をする中で、私たち受注者側で方針を決定できない場合に、クライアントの指示を仰ぐ必要がある場合です。
マニュアルや、作業手順があらかじめ提示されている場合は、基本的に指示通り作業をしていけば問題ありませんが、提示されていても内容が理解できない場合があります。
マニュアルの内容が間違っていることもありますし、自分の解釈が間違っている場合もあります。どちらにせよクライアントに相談すれば間違いありません。
悩むことに時間を取られて非効率になるくらいなら、クライアント相談して、早く作業に戻れる方が効率的です。
時間の面で損をしないために相談は徹底するようにしましょう。
いくら稼げるのか?実体験から収入を紹介します
シングルマザー専業ライターの実体験
主婦ライターさんが実際に稼いだ月収を公開しています。
ライターとして働き始めてから、なんと4か月後に月収20万円、さらに8か月後に月収35万円を達成したようです。
8か月間の収入の推移をみてみましょう。
2012年9月:5,275円(4,220円)
2012年10月:43,005円(34,404円)
2012年11月:70,036円(61,629円)
2012年12月:140,750円(112,600円)
2013年1月:238,450円(190,760円)
2013年2月:281,100円(224,880円)
2013年3月:274,412円(219,530円)
2013年4月:262,650円(210,120円)
2013年5月:352,300円(281,840円)
※カッコ内は手取りです引用:ノマド的節約術
こちらの主婦ライターさんは、務めていた会社を辞めて、現在はフリーランスのみで生計を立てられているようです。
サラリーマン副業ライターの実体験
サラリーマン副業ライターさんが、クラウドソーシングで稼いだ最高月収を公開しています。
①最高で月にいくら稼いだか
最高で月に11万円ほどでした。11万円稼いだ時は、1記事2500文字以上で2000円を40記事
1文字1円、4000~6000文字を5記事
の量をこなしました。ここからクラウドワークスの手数料20%を差し引いて、さらに単発の記事をいくつか書いて11万円程度です。
上記の実体験から、10万円ほど稼ぐ為のおおよその仕事数が想像できるのではないかと思います。
20日間の中で、毎日2記事〜3記事ずつこなして行ければ、10万円を達成できる計算ですね。
本業の収入に加えて、副業で10万円の収入は割と大きい金額ですよね。
他の仕事でも、どれくらい稼げるのか気になった人は以下記事を参考にしてみて下さい。
人気の高い仕事ジャンル3つから平均収入を紹介
クラウドソーシングの中で人気の高い仕事ジャンルは以下3つです。
- ライター
- プログラマー
- デザイナー
上記の仕事ジャンルから平均収入を調べてみましたので紹介していきます。
クラウドソーシングの平均年収
ライターは約463万円
プログラマーは約553万円
デザイナーは約453万円
(調査期間2018年4月1日〜2019年3月31日)
上記3種のうち、最も平均年収が高いのがプログラマーという結果となっています。
ライターの中でも、コピライターに限定すると553万円となり、プログラマーと平均年収が同じくらいです。
デザイナーはWEBデザイナーだけで見ると、482万円でライターの平均年収を少しだけ上回っています。
それぞれの仕事ジャンルで比較すると、一見プログラマーの年収が高いように見えますが、ライターもデザイナーも専門性が高ければ年収が高くなる傾向にあります。
クラウドソーシングで副業をしている人の評判・口コミ
クラウドソーシングの評判や口コミを紹介します。
ツイッターの情報の方がよりリアルな感想が見つかるので、「クラウドソーシング 仕事内容」と検索して見つかったツイートを見ていきましょう。
〻2020.03.12〻今日の学び
☑︎Webライターの仕事内容
・初心者⇨個人ブログ・アフィリエイト記事の執筆
・仕事を受注⇨クラウドソーシング
タスク案件で少しずつ記事を書く→慣れてきたらプロジェクト案件に挑戦
+ブログで記事を書く練習を同時に進める
=自分の実績となり提案できるようになる— アルパカ@ゆるく楽しむブロガー (@aaruupk_) March 12, 2020
クラウドソーシングを使用してのホームページ作成の仕事内容は、ホームページを作ったり、企業のロゴマークを考えたり、フラッシュを作ったりするのが仕事になります。https://t.co/c0vbg6wjMY
— 長尾孝太郎 kotaro nagao (@kotaronagao) November 28, 2018
まとめ
クラウドソーシングの仕事ジャンルは、スキルがあまりなくても受注できる案件から、専門性の高い案件まで様々です
その中でも以下の仕事ジャンルは得に人気高く、案件数も豊富にあります。
未経験でもできる仕事 | アンケート・モニター ライター データ入力 |
専門性が高い仕事 | デザイン 音楽制作 プログラミング |
その他、クラウドワークスの仕事カテゴリをみると、60〜70種類以上の仕事ジャンルが見つかります。
具体的な仕事内容について気になった人は、実際にクラウドワークスを覗いてみましょう。
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