「クラウドワークスは手数料がかかるの?」
「クラウドワークスの手数料にはどんな種類があるの?」
「クラウドワークスで手数料を減らす方法はある?」
などとお考えではありませんか?
2chや掲示板などで
といった声をみて、不安になる方も多いようです。
せっかく稼いでも手数料が取られるのはもったいないと感じてしまうでしょう。
当記事では
- クラウドワークスで必要な手数料
- 【クライアント向け】クラウドワークスで募集を出すのに手数料はかかる?
- クラウドワークスの手数料を節約する方法3選
といった内容を徹底解説していきます。
クラウドワークスの手数料について、疑問のある方はぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、クラウドワークスの手数料を減らす方法がきっと分かるはずです。
クラウドワークスで必要な手数料
クラウドワークスで仕事をする以上、できるだけ報酬を多く受け取りたいと考えるのは自然なことでしょう。
しかし、クラウドワークスを利用するのには手数料が必要です。
主な手数料としては、下記が挙げられます。
- システム利用料
- 振込手数料
- クイック出金利用料
それぞれの手数料を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
システム利用料
クラウドワークスでは、稼いだ報酬に応じてシステム手数料が引かれます。
システム利用料金の一覧は下記の通りです。
報酬額が10万円の案件を受注した場合を例にみてみましょう。
利用料が引かれ、受け取る額は78,000円ということになります。
22,000円もの額が引かれることに驚かれる方も多いでしょう。
システム利用料は契約案件1件ごとに引かれることになります。
10万円の案件を2件受注した場合は、どちらからも手数料が引かれることを覚えてきましょう。
振込手数料
お仕事をして稼いだお金を受け取るには、銀行口座に振込をしてもらわなければなりません。
報酬金を銀行口座に振込まれる時に振込手数料が発生します。
振込手数料は、楽天銀行かどうかで金額が異なるので注意しましょう。
- 楽天銀行:100円
- 楽天銀行以外:500円
報酬受け取り口座を楽天にしておくだけで400円もの金額をお得に受け取れます。
振込手数料は、報酬を受け取る度に必要になので積み重なると大きな損害です。
楽天銀行の口座を持っていない人は、事前に開設しておきましょう。
クイック出金利用料
出金方式を変更していない場合は「15日締め・月末振込」と「月末締め・翌月15日振込」で手続きされるのが通常です。
しかしすぐに報酬を受け取りたい人のために、クイック出金というシステムがあります。
クイック出金は、報酬振込日が確定していない報酬を3営業日以内に出金できる制度のことです。
便利な制度ですが、クイック出金を利用する時には出金額の5.0%がクイック出金利用料としてかかります。
50,000円をクイック出金する場合を例に計算をしてみましょう。
50,000円×5.0%=2,500円(クイック出金利用料)
50,000円-2,500円=47,500円(振込額)
さらにクイック出金を使用した場合でも、振込手数料が発生します。
クイック出金を利用すると報酬がくが減ってしまうのでできる限り利用しないようにしましょう。
【補足】登録料と利用だけの手数料は不要
クラウドワークスは多くのクライアントとワーカーを繋ぐサービスです。
登録料や利用だけで、手数料や年会費がかかるのか心配な人もいるでしょう。
クラウドワークスでは、登録料や登録しているだけで発生する利用料などはありません。
基本的にクラウドワークスでかかる利用料は
- システム利用料
- 振込手数料
- クイック出金利用料
の3種類のみです。
登録だけしておいてもお金が取られることはないので安心してください。
【クライアント向け】クラウドワークスで募集を出すのに手数料はかかる?
クラウドワークスで案件を掲載するのに手数料が必要なのか気になる人もいるのではないでしょうか。
ワーカーへの報酬以外に掲載料が必要になると出費が多くなり、負担がかかりますよね。
クライアント向けに手数料が必要なのか、下記の内容を徹底解説しているので参考にしてください。
- クライアントは原則手数料はかからない
- タスク形式では最低支払額が決まっている
- 仮払いで返金をすると振込手数料が必要
クライアントは原則手数料はかからない
クライアント側に手数料は必要なく、ワーカーへの報酬のみの支払いです。
案件を募集する際にお金を先に払う必要がないので、最適な人が発見できなかった場合はキャンセルできます。
注意点として、テストを行う場合にも報酬はしっかりと払うようにしましょう。
テストに報酬を払わないと、クレームの元になってしまいますので要注意です。
タスク形式では最低支払額が決まっている
アンケートの回答やデータ入力などの簡単な仕事の依頼時に、タスク形式の案件を募集することもあるでしょう。
タスク形式の案件は、作業が完了後に承認することで支払いが行われます。
承認した作業単価の合計が300円に満たなかった場合は、承認した作業単価の合計と300円の差額を支払う必要があります。
単価10円の作業を50件依頼した場合
10件承認で支払額が100円
最低保証金額300円-支払い100円=200円を補填して300円のお支払い
単価20円の作業を50件依頼した場合
10件承認で支払い額が200円
最低保証金額300円-支払い200円=100円を補填して300円の支払い
最低でも300円は支払う必要があるということを覚えておきましょう。
仮払いで返金をすると振込手数料が必要
仮払い完了してからワーカーからの返事がないなどで、返金を行いたい場合についても解説していきます。
クラウドワークスの仮払い返金は、基本的にはサービス上で行われるのが一般的です。
しかし、仮払いの支払い方法によっては返金すらない場合もあるので注意しましょう。
○クレジットカードの場合
仮払いで与信枠を確保する仕組みなので仮払いのタイミングでは決済はありません。
そのため、サービス上でも返金がありません。
○銀行振込・Paypal決済の場合
依頼したお仕事のキャンセルなどは、一度サービス上に返金されます。
サービス上に返金された仮払いは、次回の仮払いに充当するか銀行口座振込の2つから選択できます。
銀行口座に振込を選択した場合には、振込手数料がかかることを覚えておいてください。
クラウドワークスの手数料を節約する方法3選
せっかく仕事をしたのですから、できるだけ多くの報酬をもらいたいですよね。
システム手数料は減らせませんが、その他の手数料は減らすことが可能です。
クラウドワークスの手数料を減らす方法について、下記のポイントを解説するので参考にしてください。
- 出金方式を変更する
- クイック出金を利用しない
- 振込口座を楽天銀行にする
出金方式を変更する
クラウドワークスには3種類の出金方式があります。
出金方式を変更して振込回数を減らすことで振込手数料を節約することが可能です。
出金方式には下記の3種類あります。
- 随時出金方式:締日時点の未出金報酬額が「1,000円以上」であれば半月後に振込
- 50,000円以上出金方式:締日時点の未出金報酬額が「50,000円以上」であれば半月後に振込
- キャリーオーバー方式:未出金の報酬額に関わらず、自動的に次回以降に出金を繰り越す方式
毎月の振込が必要でないのならば、出金方式を50,000円以上出金方式に変更するのがおすすめです。
もし50,000円まで待てない場合には、キャリーオーバー方式を活用して振込回数を減らしましょう。
振込回数を減らすことで振込手数料が節約可能です。
随時出金方式で10,000円出金を3回連続で受け取る場合
10,000円-500円(振込手数料)=9,500円(1回の入金額)
9,500円×3回=28,500円
キャリーオーバー方式を活用して30,000円の出金を1回で受け取る場合
30,000円-500円=29,500円
報酬額が同じ30,000円でも方式を変更して出金回数を減らすだけで1,000円多く受け取れます。
せっかく稼いだ報酬を無駄にしないためにも振込回数を減らしてみてください。
クイック出金を利用しない
先ほどもご紹介した通り、クイック出金を利用した場合には金額に関係なく5.0%のクイック出金利用料がかかります。
急にお金が必要になる場合以外は、クイック出金を行わないようにしましょう。
10,000円をクイック出金した場合
10,000円×5.0%=500円(クイック出金利用料)
10,000円-500円=9,500円
9,500円-500円(振込手数料)=9,000円
たった5.0%でも積み重なると引かれる金額が莫大になってしまいます。
節約したいのであれb、あできるだけクイック出金は活用しないようにしてください。
振込口座を楽天銀行にする
振込先口座が楽天銀行の場合100円、その他の銀行の場合500円と400円もの差があります。
報酬を受け取る度に振込手数料がかかるので、400円の差が積み重なれば自然と大きな額になってしまうのです。
10,000円を5回受け取る場合(楽天銀行以外)
10,000円-500円=9,500円
9,500円×5回=47,500円
10,000円を5回受け取る場合(楽天銀行)
10,000円-100円=9,900円
9,900円×5回=49,500円
上記を見ても分かるように、楽天銀行にしておくだけで2,000円もお得に受け取れます。
楽天銀行を持っていない人は、開設して設定しておきましょう。
クラウドワークスの出金申請切れに要注意
クラウドワークスでは報酬の出金申請期限が、報酬支払い確定日から180日までと定められています。
180日が過ぎてしまうと報酬が消えてしまうので要注意です。
しかし、キャリーオーバー方式を活用している人は申請切れを迎えてしまう可能性があります。
出金申請に関しては、未出金一覧にある「報酬支払い確定日」の項目にある日付の23:59までに申請をする必要があるので注意しましょう。
ページ上部にある『報酬』から確認が可能です。
せっかく仕事をしたのに申請切れを起こしてはもったいないので、随時確認するようにしましょう。
【手数料節約】クラウドワークスの口座登録を変更する方法を解説
クラウドワークスでは、振込先口座を楽天にするだけで振込手数料を節約できます。
楽天銀行の口座を後から開設した人は、すぐに口座を変更しましょう。
口座変更の手順を画像付きで開設します。
1.上部にある自身のIDをクリックして「プロフィール編集」をクリック
2.共通事項にある「振込先口座変更」をクリック
3.振込口座を開設した楽天銀行の情報を入力して「口座を更新する」をクリック
たった3ステップで振込先口座の変更が可能です。
口座の入力がスムーズにいけば5分もかからないので、楽天銀行の口座に変更しましょう。
締日以降に変更した場合は、変更前の口座に振込まれてしまいます。
クラウドワークスの手数料は経費計上をするのがおすすめ
クラウドワークスのシステム利用料や振込手数料は痛い出費ですよね。
しかし、この手数料は確定申告の際に経費として計上が可能です。
確定申告をする際には売上(報酬額)を全額計上し、そこから経費として各手数料をを計上しましょう。
手数料は経費として活用することで、節約ができますよ。
クラウドワークスの税金についてはこちらの記事で解説をしていますので、ぜひ参考にしてください。
【補足】他のクラウドソーシングサービスとの手数料の比較
クラウワークスの手数料についてご紹介しました。
しかしクラウドワークス以外のクラウドソーシングサービスの手数料も知りたいという人もいるのではないでしょうか。
クラウドワークスも含めた主要サイトの手数料の比較表は以下のようになります。
サイト名 | システム利用料 | 振込手数料 | クライアント側の手数料 |
クラウドワークス | 10万円以下:20% 10万円~20万円以下:10% 20万円超:5% |
楽天銀行:100円 それ以外:500円 |
無料 |
ランサーズ | 10万円以下:20% 10万円~20万円以下:10% 20万円超:5% |
楽天銀行:100円 それ以外:500円 |
無料 |
Bizseek | 10万円以下:10% 10万円超:5% |
楽天銀行:110円 それ以外:550円 |
無料 |
ココナラ | 1円~5万円以下:25% 5万円~10万円以下:20% 10万円~50万円以下:15% 50万円超:10% |
売上金3,000円以上:無料 売上金3,000円未満:160円 |
無料 |
シュフティ | 報酬額に関わらず10% | 銀行に関わらず550円 | 無料 |
サグーワークス | 現金への換金で110P | 無料 | プランにより異なる |
手数料や振込手数料を比べると、特に大きな違いはないことがお分かりいただけるでしょう。
しかし、各サイトによって特徴が若干違います。
どのクラウドソーシングサイトが自分に合うのか確認したい場合は、別の記事でサイトを比較しているので参考にしてください。
まとめ
クラウドワークスの手数料について
- クラウドワークスにある手数料は『システム利用料』と『振込手数料』の2種類
- クライアントは基本的に手数料がかからない
- システム利用料を減らす方法がある
- クラウドワークスの振込先口座を楽天銀行にするとお得
ということがわかりました。
手数料が引かれてしまうのがもったいないと感じる人もいるでしょう。
しかし、クラウドワークスを利用することで一から案件を探す手間が省けているのは事実です。
クラウドワークスの振込口座については、下記の記事も参考にしてください。
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