「クラウドワークスでなくチャットワークでの連絡は違反になる?」
「クラウドワークスで契約したのにチャットワークで連絡したいと言われた!」
「クラウドワークスではなくチャットワークで連絡を取り合うのは危険?」
などとお考えではありませんか?
クラウドワークスで契約したのに、チャットワークでのやり取りに切り替えたいと言われれば、不安に思いますよね。
規約違反になるのではないかと思う方もいることでしょう。
当記事では
- クラウドワークスからチャットワークへの移行は規約違反になる?
- クラウドワークスのクライアントがチャットワークに誘導する理由
- チャットワークの安全性について解説
といった内容を徹底解説していきます。
クラウドワークスで契約したクライアントと、チャットワークでやり取りをしようとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、クラウドワークスではなくチャットワークで連絡を取り合う危険性がきっと分かるはずです。
クラウドワークスからチャットワークへの移行は規約違反になる?
クラウドワークスの案件詳細を見ると、チャットワークでやり取りをしたいと書かれているものを多く目にします。
規約違反なのではないかと思う人もいることでしょう。
クラウドワークスからチャットワークへやり取りを移行するのは規約違反なのかについて、下記の流れで見ていきましょう。
- クラウドワークスでは契約前の直接連絡は禁止されている
- 契約後のチャットワークのやり取りは自己責任
クラウドワークスでは契約前の直接連絡は禁止されている
クラウドワークスでは、契約・仮払いが完了するまで直接のやり取りが禁止されています。
契約前・仮払い完了前にクラウドワークス外で連絡を取るのは違反です。
仮払い前に直接連絡先を提示する、面談するなど、当サービス外での契約、支払いを想起させる内容の仕事の依頼を禁止しております。(弊社が事前に承諾した場合はこれに限らないものとします。)
- メールアドレスや住所・電話番号、SkypeIDなど直接の連絡先を記載している投稿。
- 契約前に、メンバー(受注者)にメールアドレスや住所・電話番号、SkypeIDなど直接の連絡先を確認する内容が含まれている投稿
ルールを守らずに仮払い前にも関わらず連絡先を聞いてきた場合、怪しいクライアントである可能性が高いでしょう。
仮払い前にチャットワークの連絡先を聞かれた時には、仮払い後でないと教えられないとキッパリと断ってください。
クライアントの中には
- 事業説明をしてから仮払いを行いたいから
- アンケートやマニュアルを先に送りたいから
と言ってくる人もいます。
とはいえ、上記のような場合でも規約違反になりますので、チャットワークを含む連絡先は教えないようにしましょう。
契約後のチャットワークのやり取りは自己責任
契約と仮払いが終了した後に、チャットワークへのやり取りをしたいというクライアントもいます。
契約後のやり取り関しては、規約違反ではありません。
お互いに同意があれば直接の連絡を取れますが、連絡を取るのはあくまで自己責任です。
直接連絡をしている時に何か問題が起きたとしてもクラウドワークスは動いてくれません。
チャットワークに移行した後は、自分で自分の身を守る必要があります。
クラウドワークス上で知り合った人と、直接契約をするのは規約違反です。
クラウドワークスのクライアントがチャットワークに誘導する理由
クラウドワークスには、クライアントと受注者がやり取りできるメッセージ機能があります。
連絡ツールがあるにも関わらず、なぜチャットワークに誘導するのかわからないという人もいるでしょう。
クライアントがチャットワークに誘導する理由について、下記の流れでご紹介します。
- ワーカーの管理がしやすい
- 概要とタスク欄が便利
- LINEと同じように利用できる
ワーカーの管理がしやすい
チャットワークに誘導する最大の理由は、ワーカーの管理がしやすいことです。
多くのワーカーと契約をしている場合、一人一人を管理するのが大変になってしまいます。
クラウドワークスのようなメッセージ機能でやり取りをしていると、誰からのメッセージなのかが分からなくなることもあるのです。
また、クラウドワークス以外のクラウドソーシングサービスでも契約をしている場合、更に複雑になってしまいます。
しかしチャットワークを利用すれば、一括管理が簡単です。
また、グループを作成しておくことで共通の連絡事項の伝達も容易にできます。
概要とタスク欄が便利
次に「概要とタスク欄が便利」というメリットも挙げられるでしょう。
チャットワークには、メッセージ画面の右側に概要とタスクという欄が設けられています。
「概要とタスク」部分を活用することで必要な情報を共有するのが簡単です。
概要欄にマニュアルや報酬一覧などを貼っておけば、いつでも確認ができます。
新しく契約した人にも
と伝えるだけで済むので一つずつ送信する必要がありません。
また、タスク機能で受注者への依頼を入力しておけば、誰に何をお願いしているかなどの情報を簡単に探し出すことが可能です。
クライアントからすると、上記の2つを活用することで無駄な時間を減らせるという利点があります。
LINEと同じように利用できる
チャットワークのメッセージの画面は、LINEと同じように直感的にやり取りができるツールです。
スマホアプリもあるのでLINEのようにどこでも簡単に利用できます。
LINEとの違いは、チャットワークの方が容量が大きいファイルの共有が可能な点でしょう。
動画などのファイルを共有したい時に便利なのです。
- LINEのように直感的にメッセージのやり取りができる
- 大容量のファイルを共有できる
上記の二点もクライアントがチャットワークに移行したがる要因でしょう。
チャットワークの安全性について解説
便利とはいえ、初めての方からするとチャットワークを使うのが怖いという人もいるはずです。
知らないツールを使用するというのは、どんな人にとっても不安が付きまといます。
チャットワークの安全性について、下記の点を見ていきましょう。
- 35万社以上の企業が導入している
- 銀行レベルのセキュリティ
- 国産のツールでサポートが手厚い
35万社以上の企業が導入している
チャットワークは35万社以上(2022年6月現在)もの企業が導入しているメッセージツールです。
導入企業の中には、大和証券やSMBCベンチャーキャピタル、川崎フロンターレといった有名企業もあります。
もし、安全性に不安のあるツールであるのならば、大手企業は導入することを検討すらしないはずです。
銀行レベルのセキュリティ
「銀行レベルのセキュリティ」も、チャットワークの特徴のひとつです。
チャットワークは、KDDI株式会社と業務提携をして共同開発されました。
セキュリティの強化を行い、大規模企業でも利用できる管理機能を開発しています。
アップロードされたファイルについては、最高レベルの暗号化方式で暗号化しています。
そのため、第三者に情報を盗まれるということはありません。
また、利用者のデータはチャットワーク社内の限られた人でしかアクセスできないルールです。
開示するのは
- 法令で要求された場合
- 利用者の同意があった時
のみなので、情報が流出することもまずありません。
上記のように、銀行レベルのセキュリティ対策を徹底しているので安心して利用できます。
国産のツールでサポートが手厚い
チャットワークは、日本国内で生まれたツールです。
日本の企業が開発したツールなので、ヘルプページや問い合わせの対応なども日本語でできます。
海外産のツールの中には、英語でのみ対応していないものもあるのです。
チャットワークを安全に使用する方法
仮払いをした後ならば、メッセージをクラウドワークスからチャットワークに移行するのは規約違反ではありません。
しかし、使ったことがない人にとっては怖いですし、安全に使用したいと思いますよね。
チャットワークを安全に使用する方法について、下記のポイントを解説します。
- 仮払いが終了してからチャットワークに移行する
- 不安な場合は履歴を取っておく
- チャットワークだけでの納品をしない
仮払いが終了してからチャットワークに移行する
繰り返しになってしまいますが、仮払い完了前にチャットワークに移行する行為は規約違反です。
必ず仮払いが終わってからチャットワークの連絡先を教えるようにしてください。
しかし、クライアントの中には仮払いをせずに先にチャットワークの連絡先を聞いてくることもあります。
これは明らかな規約違反なのでキッパリと断るようにしましょう。
と交渉をしてくるクライアントもいます。
このようなクライアントは、そもそもお金を払う気がない可能性もあるので注意しましょう。
不安な場合は履歴を取っておく
仮払い後にやり取りを開始してもまだ不安な場合は、常にメッセージの履歴をとっておくのがおすすめです。
チャットワークは、どちらかのIDが消去されるとメッセージルーム自体が完全に消えてしまいます。
クライアントに怪しい動きがあったとしても相手がIDを消してしまうと証拠が抹消されてしまうのです。
どこまで効力があるかはわかりませんが、証拠がないよりはマシになります。
クラウドワークス事務局にも報告ができるようにしておきましょう。
チャットワークだけでの納品をしない
安全に使用するために一番大切なことが、チャットワークだけで納品をしないことです。
チャットワークだけで納品をしてしまうと成果物を提出した証拠が残りません。
クラウドワークスからチャットワークへ移行しているのならば、仮払いがされているはずなのでクラウドワークスでも納品可能です。
チャットワークで納品をして欲しいと依頼があった時には、クライアントにクラウドワークスとチャットワークの両方で納品することを伝えましょう。
クラウドワークスでの納品を嫌がった場合は、契約をお断りすることがおすすめです。
チャットワークの登録〜友達登録の方法
チャットワークについてご紹介をしてきましたが、登録をしないことには利用できません。
初めて使用する人のために、チャットワークの登録〜友達登録までを画像付きでご紹介していきます。
簡単にできるので、契約が取れたらすぐに登録しましょう。
- 登録するのに必要なもの
- 【画像付き】登録する方法
- 【画像付き】友達登録をする方法
登録するのに必要なもの
チャットワークに登録するのに必要なものは以下の通りです。
- メールアドレス
- チャットワークのアプリ(スマホで利用する場合)
たったこれだけがあればチャットワークをすぐ登録することができます。
チャットワークを使用するメールアドレスは、普段から使用しているアドレス以外のものを登録すれば更に安心です。
Gmailなどのフリーアドレスは複数のアカウントを作成できるのですぐに取得しておきましょう。
そうすれば普段使用のメールアドレスとクラウドソーシング用のメールアドレスに分けて管理ができます。
そのため、新しいメールアドレスは取得するのがおすすめです。
【画像付き】登録する方法
チャットワークに登録する方法について画像付きで順番にご紹介します。
1.チャットワークの新規登録画面に登録するメールアドレスを入力して「次に進む」をクリック
2.登録したメールアドレスに『【Chatwork】アカウント登録のご案内』という件名のメールが届くので「アカウント登録」をクリックするとWEBページが開く
3.アカウントの必要事項を入力し、『私はロボットではありません』のチェックを入れて『同意して始める』をクリック
ここまで入力すればチャットワークの登録は完了です。
【画像付き】友達登録をする方法
チャットワークの登録ができたらクライアントを友達登録しましょう。
クライアントを正確に探すためにもチャットワークのIDを先に聞いておくのがおすすめです。
1.右上にある「コンタクト管理」をクリックした後、ID検索をすれば友達一覧が表示される
2.該当する人の『コンタクトに追加』をクリック
コンタクトに追加をしたらクラウドワークスのメッセージで
と伝えてください。
クライアントがコンタクト追加を承認をしたらメッセージのやり取りが開始できます。
登録から友達登録まで10分もかからないです。
契約を取れてからでも良いのでチャットワークの登録をしましょう。
チャットワークを使わずにクラウドワークスのみで契約をする方法
仮払い後なら、チャットワークでの直接やり取り規約違反にはなりません。
しかし、チャットワークに移行するのはどうしても怖いという人もいるでしょう。
チャットワークを使わずにクラウドワークスのみで契約をする方法についてご紹介します。
- クライアントにチャットワークを使用したくない旨を伝える
- 他の連絡手段がないかを相談する
クライアントにチャットワークを使用したくない旨を伝える
チャットワークをどうしても使用したくない場合、クラウドワークス上のメッセージでのやり取りをお願いしてみてください。
クライアントに対してトゲがないように丁寧にお願いをすれば臨機応変に対応してくれる人もいます。
しかし、中にはどうしてもチャットワークでなければいけないと言われることがあるでしょう。
そのような場合、無理してチャットワークに移行するのではなく新たに違う契約を探すのがおすすめです。
他の連絡手段がないかを相談する
チャットワーク以外のメッセージツールなら安心して使用できる場合も、クライアントに相談をしてみましょう。
クライアントの中には、Skypeとチャットワークの両方を使用している人もいるので人によっては対応をしてくれるはずです。
この場合も丁寧にマナーを守って相談をすることを意識してください。
誠意をもって相談をすればクライアントもできる限り柔軟に対応してくれる可能性があります。
【補足】クラウドワークス案件でLINEのやり取りをして大丈夫?
クラウドワークスの案件の中には、契約後にLINEを聞かれることがあります。
頑張って取った契約だ、とLINEを教えて報酬をもらいたくなることもあるでしょう。
しかし、LINEや電話番号などの変更が難しい情報を教えるのはおすすめしません。
LINEのような普段から使用している情報を教えたことによって、勧誘のLINEなどが鳴り止まないというトラブルが過去にあったようです。
連絡手段として情報を教える時は、アカウントを削除できるメールアドレスやチャットワークの情報にしましょう。
まとめ
クラウドワークスからチャットワークへクライアントが移行するのは
- ワーカーの管理がしやすい
- 概要とタスク欄が便利
- LINEのように使用できる
といった特徴があるからです。
クラウドワークスでは、仮払いが完了するまで直接連絡は禁止をされていることも覚えておきましょう。
仮払い前に連絡先を聞かれた場合には、絶対に教えないようにしてください。
仮払い後であれば、チャットワークを含め、クラウドワークス以外で連絡を取り合っても違反にはなりません。
必要に応じ、臨機応変に対応していきましょう。
クラウドワークスで違反案件に遭遇した場合の対処法については、下記の記事で解説しています。
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