「シュフティの収入は確定申告が必要なの?」
「夫の扶養に入っているけど外れたらどうしよう」
そこで今回は、シュフティでの確定申告、主婦の方が気なる夫の扶養など、徹底解説いたしましたのでぜひ参考にしてみて下さい。
シュフティでの確定申告が必要になる場合とは?
自分が確定申告は必要なのか?今から理解しておくことは大事なことです。
なぜかというと、年明けになって「どうしよう」では気持ちが焦りすぎますし、何より税務署が忙しくなるので、ゆっくり話を聞いてもらいたくても対応に時間がかかってしまうからです。
気になってこの記事を読んでくれているあなたは、
来年の確定申告になっても焦ることはないですよ!!
できることは今から準備しておきましょうね。
確定申告の話に入る前に、シュフティでの仕事は、どのような取引になっているかご存知ですか?
シュフティでの契約は「業務委託契約」です!
業務委託契約?なにそれ?って感じですよね。
私がその一人でした。
「業務委託契約」
シュフティ上のお仕事は、クライアントさまとワーカーさま二者間による
業務委託契約の取引となっております。給料明細や源泉徴収票、支払調書など、確定申告の際に必要な書類につきましては、
直接クライアントさまへご相談いただきますようお願いいたします。
こちらにつきましても、事務局による作成や発行は行っておりませんのでご了承ください。
シュフティ事務局では、上記のように「業務委託契約」と示しています。
「業務委託契約」
この言葉知らないと、税務署にっても聞きたい適切な回答を得ることはできません。
税務署に行った場合に、
私は業務委託契約で働いてるのですが、、、と話すことで相手もすぐ理解してくれて、それ前提で話を進めてくれるからです。
ちなみに、私の場合は無知なまま質問をしたら、国税庁の方に、
「〜〜〜〜ですか?」
「〜〜〜〜とは・・・です。あなたはどちらですか?」
「〜〜〜は知ってますか?」
、、、、と質問攻めのような状態になり、私は、結局「あ、いいです!またかけ直します!」と言って電話を切ったことがありました。
それはきつかったですね。
ちなみに、業務委託契約とは?
一般的に会社員は雇用契約を結んでいるので、確定申告や保険料の支払いなどは会社でやってくれます。
しかし、業務委託の場合、それらの管理・支払いは自分で行う必要があります。
ちなみに、業務委託契約は、失業保険や労災保険も給付されません。
確定申告などの税金や社会保険などの保険料とかは、
自分でやって下さい!ってことだね。
次に、確定申告が必要な場合について解説します。
給与所得者でシュフティでの年間所得が20万円以上ある場合
確定申告は、給与所得があるかないかです。
給与所得とは、勤務先から受ける給料、賞与などの所得をいいます。
給与所得者で、さらにシュフティでの1年間の所得が20万以上場合は確定申告が必要です。
業務委託で得た収入から経費を引いた所得が20万円以下なら確定申告の必要はありません。
経費?所得?
収入と所得は一緒じゃないの?
言葉の理解大事です。
こちらはあとでまとめて解説しますね。
収入源がシュフティだけで年間所得が48万円以上ある場合(令和2年より)
こちらは収入源がシュフティのみの方です。
在宅ワークのみですね。
シュフティだけで年間所得が48万円以上ある場合は確定申告が必要です。
収入から経費を引いた年間所得が48万円を越えなければ確定申告の必要はありません。
自分の場合は、在宅のシュフティのみだけだから、
年間所得が48万未満なら確定申告はなしってことか。
そうですね!
年間所得がの場合です。
注意:シュフティでは源泉徴収をやってくれない!
会社員であれば職場から時期になると「源泉徴収表」をもらいますよね。
しかし、シュフティはどうなのか?というと、源泉徴収はやってくれません。
源泉徴収を行う機能等は、サイト上でのご用意がございません。
(事務局での書類発行といった対応も行っておりません)確定申告にて必要と判断された場合には、クライアントさまにて手配を進めていただきますようお願いいたします。
なお、お仕事が源泉徴収の対象に該当するかどうかは、
お住まいの自治体によって判断が異なりますので、まずは担当税務管の方へご確認ください。※事務局では判断ができませんので、ご了承のほどお願いいたします。
なので、源泉徴収票に関しては、
・クライアントにお願いする
・担当の税務署に問い合わせる
このような状況です。
源泉徴収が気になる方は、契約を結ぶ前にクライアントに確認をして下さい。
万が一、対応してくれない場合はお近くの税務署に相談に行くのが安心です。
確定申告の際の収入・経費・所得とは?
国税庁の方に「収入ですか?」「所得ですか?」と何度も聞かれた言葉でした。
ちなみに私は正確に答えられず頭の中がごちゃごちゃしてしまい、他に必要なことを聞けなかった苦い過去があります。
国税庁の方は担当の方にもよりますが、早口の人は最悪でした。
ここで「収入・所得・経費」について解説するので読み進めて下さい。
「収入」と「所得」の意味は違う
収入ですが、会社からもらった給与や、パートやアルバイトで得た給与は「収入」となります。
シュフティで得た報酬は「収入」に当たります。
収入も所得も似たような感じですが違うんですよね。
所得というのは、必要経費を引いて残った額が「所得」ということになります。
所得=収入ー必要経費
なるほど、正確には収入から経費を引いたものが
「所得」というんですね。わかりました!
ちなみに、経費とは?どういうものですか?
良い質問ですね。
次は「経費」について解説します。
シュフティのような在宅ワーカーの経費とは?
経費とは収入を得るためにかかった費用のことです。
シュフティのような在宅ワーカーは、パートの人のように給与所得控除は受けられません。
でもその代わりに経費を計上して課税額から差し引くことが認められています。
余分な税金を払うのはもったいないですよね。
経費として計上できるものはしっかり計上しちゃいましょう。
例えば、ライターとして働いているなら、必要に応じて「勉強」することも当然出てきます。
その際に、書籍を購入したりしますよね。
この「書籍」の購入は、収入を得るために必要ですよね。
なのでこの場合は遠慮せずに経費として収入から引いてしまうということです。
具体的な経費の種類
先ほどは「書籍」を例にあげましたが、他はどうなの?どんなのが当てはまるの?と考えちゃいますよね。
具体的には以下のような勘定項目に分かれます。
印紙代、事業税、固定資産税、自動車税、自動車取得税、自動車重量税などの事業用使用部分。
※ただし、所得税、住民税、罰金などは必要経費にはならない。
・荷造運賃
原稿の受渡しや納品時の成果物を発送する際に必要な、包装材料費や送料など。
・水道光熱費
水道、電気、ガス、石油代など事業用に使用した費用。
・地代家賃
事業用に使用した家賃、駐車場代など。
・旅費交通費
打ち合わせなどで使用した電車、バス代など。
・通信費
事業用に使用したハガキ代、切手代、電話代、FAX 代、パソコン通信費など。
たくさんありますが、自分に該当する部分をチェックしてみて下さい。
また、こんなの経費になるんだという感じで理解するだけでも違いますよ。
開業通知や事業広告の掲載料、版下料、印刷料、折り込み料金など。
・接待交際費
事業に必要な得意先への贈答品、菓子代、飲食接待代など。
・修繕費
事業に必要な建物、車両、OA 機器、設備などの修理費。
・消耗品費
事業用に使用した文房具、電池、フィルム、FD や MO、CD、DVD代、封筒、コピー用紙代など。
・図書費
事業に必要な新聞、雑誌、書籍などの購入費。
・外注費
外部の個人や業者に発注した仕事の対価。
・研修費
事業に必要な研修会、講習会などの受講料やテキスト代など。
・リース料
事業用にリースで借りているコピー機、FAX 機、OA 機器など。
・減価償却費
10万円以上で購入したパソコンなどの事業用資産の償却費。
・雑費
上記にあてはまらない事業に必要な必要経費。
※引用:HOME WORKS WEB「必要経費の種類にはどのようなものがありますか?」より抜粋
自宅で使う通信費や光熱費も、仕事での使用比率分を経費として計上できます。
詳細については、最寄りの税務署へお問合せくださいね。
必要経費を申告するためには、支出を記入した帳簿や領収書が必要です。
ノートに領収書を貼り付けると管理しやすいですよ。
税務署では帳簿の書き方など相談にのってくれるので、確定申告の時期になってバタバタするより、時間がある時に一度相談にいくのがいいと思います。
ちなみに私の場合は1ヶ月待ちでした。
また市販のソフトを使用すると簡単に作成できますよ。
もし市販のソフト購入する場合は、macを使っている方は、
macでも可能か確認して下さいね。
ウィンドウズ版が意外と多いので!
確定申告は「青色申告」がいい理由
確定申告にあたり基礎的なことを解説してきましたが、
青色がいいの?
白色がいいの?
という疑問が出てきます。
結論からいうと、確定申告は「青色申告」をして下さい。
なぜかというと「特別控除」が受けられるからです。
青色申告は、帳簿とか手間がかかると聞きますが。
どうせなら楽な方が、、、。
多少の手間を惜しんでも、
特別控除は大きいですよ。
税に関する質問は、国税庁に電話で質問するか、
さらに詳しくやり方を聞く場合はお近くの税務署に面談の予約を入れて相談に行くことをお勧めします。
何度も行くのは大変だと思うので、疑問が出たらメモしておくといいですよ。
ちなみに私は質問をメモしています。
それからそれを整理して順に聞きましたよ。
シュフティなどの副業の確定申告で夫の扶養控除外れないためには?
夫の扶養から外れたらどうしよう?
主婦の方にとっては一番気になるところですよね。
国税庁に問い合わせてみました。
収入から経費を引いた額は、所得のことですね!
解説したことを理解していますね。
所得、収入の違いは覚えておいて下さい。
じゃないと私のように、所得のことですか?収入のことですか?と何度も聞かれることになりますよ。
所得が超えてしまった場合
配偶者特別控除というものがあります。
配偶者に38万円(令和2年分以降は48万円)を超える所得があるため配偶者控除の適用が受けられないときでも、配偶者の所得金額に応じて、一定の金額の所得控除が受けられる場合があります。
これを配偶者特別控除といいます。
なお、配偶者特別控除は夫婦の間で互いに受けることはできません。
しかし、控除額は、控除を受ける納税者本人のその年における合計所得金額及び配偶者の合計所得金額に応じて変わってきます。
シュフティなどの在宅ワークで確定申告しないとばれる?
確定申告について解説をしてきましたが、本当に理解するには大変ですよね。
国税庁のホームページを見ても、難しく感じます。
これは皆さんが感じていることです。
バレなきゃいんじゃない?
どうせ在宅ワークだしバレないよね!!
と考えてしまう人がいてもおかしくないですよね。
はい、バレなきゃって考えちゃいました。
そのような考えはダメですよ!
ペナルティを課される可能性があります。
税務署にバレたらヤバい!!
申告しないまま放っておいた場合はどうなると思いますか?
税務署には、あらゆる方面からいろいろな情報が集まってきます。
そこから確定申告をしていないということがバレると思って下さい。
無申告は常にリスクがつきまといます。
遅延税???
意味わからないど、後からお金を取られる感じが、、、
確定申告しないとペナルティーの発生
期限後に申告した場合には、無申告加算税及び延滞税がかかります。
無申告加算税は、期限内に確定申告しなかったためのペナルティで納税額に5%上乗せされます。
そして延滞税は申告期日から実際に確定申告書を提出した日までの日数に応じて決められるというものです。
ヤバいですね、、、
[平成31年4月1日現在法令等]
所得税法では毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得について、翌年2月16日から3月15日までの間に確定申告を行い、所得税を納付することになっています。
しかし、期限内に確定申告を忘れた場合でも、自分で気が付いたらできるだけ早く申告するようにしてください。この場合は、期限後申告として取り扱われます。
また、期限後申告をしたり、所得金額の決定を受けたりすると、申告等によって納める税金のほかに無申告加算税が課されます。
各年分の無申告加算税は、原則として、納付すべき税額に対して、50万円までは15%、50万円を超える部分は20%の割合を乗じて計算した金額となります。
なお、税務署の調査を受ける前に自主的に期限後申告をした場合には、この無申告加算税が5%の割合を乗じて計算した金額に軽減されます。(ただし、平成29年1月1日以後に法定申告期限が到来するもの(平成28年分以後)については、調査の事前通知の後にした場合は、50万円までは10%、50万円を超える部分は15%の割合を乗じた金額となります。)
確定申告が必要な人は、期限内に確定申告を済ませるのが安心です。
こちらの続きの注意事項も目を通しておいて下さいね。
(注) 期限後申告であっても、次の要件を全て満たす場合には無申告加算税は課されません。
- 1 その期限後申告が、法定申告期限から1月以内に自主的に行われていること。
- 2 期限内申告をする意思があったと認められる一定の場合に該当すること。
なお、一定の場合とは、次の(1)及び(2)のいずれにも該当する場合をいいます。
- (1) その期限後申告に係る納付すべき税額の全額を法定納期限(口座振替納付の手続をした場合は期限後申告書を提出した日)までに納付していること。
- (2) その期限後申告書を提出した日の前日から起算して5年前までの間に、無申告加算税又は重加算税を課されたことがなく、かつ、期限内申告をする意思があったと認められる場合の無申告加算税の不適用を受けていないこと。
期限後申告によって納める税金は、申告書を提出した日が納期限となりますので、その日に納めてください。
また、この場合は、納付の日までの延滞税を併せて納付する必要があります(延滞税の計算方法については、こちらを参照してください。)。
なお、確定申告書や税金の納付書は税務署に用意されています。
バレなきゃいい!ということは、もう考えません!!
そうですね!
確定申告は期限内に済ませて新しい年度を迎えましょう。
まとめ:シュフティからの収入は確定申告が必要なの?
確定申告は、以下に当てはまる人は必要です。
・給与所得者でシュフティでの年間所得が20万円以上ある場合
・収入源がシュフティだけで年間所得が38万円以上ある場合
バレなきゃいい!ということはないです。
無申告加算税及び延滞税と払わなくてもいいお金まで払うことにもなるので注意が必要です。
確定申告を期日内にしっかり収めるためにも、わからないことや疑問は国税庁に問い合わせたり、最寄りの税務署で面談を受けてアドバイスをもらうなど、早めの準備が必要です。
シュフティでの確定申告の話でした。
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