- ランサーズなどのクラウドソーシングを活用する時に年齢制限はあるのだろうか?
- ランサーズ って何歳くらいの人が働いてるの
- 学生や退職者でも働いていいの?
と考えたことがあるかもしれません。この記事では主に以下の3つについて詳しく解説していきます。
②年齢に関係なく働けるとはどういうことなのか
③学生が働く時に注意する点とは
ランサーズの年齢制限は18歳以上
ランサーズの年齢制限は18歳以上です。ランサーズ規約にはこのような文章が書かれています。
1.満18才以上であること
4.18歳以上であって未成年である場合は、会員となること及び本規約に従って本サイトを利用することを、会員登録する前に親権者の包括的な同意を得ていること
ランサーズ利用規約、第4条 会員資格より…。
会員登録手続は、会員となる本人が行うものとします。弊社が認めた場合を除き、会員となる本人以外が行う登録は一切認められません。
ランサーズ利用規約、第3条 会員登録より…。
要するに、18歳未満の人はランサーズに登録できない(親の名前を使うのも不可)のです!
18歳以下の未成年は、親の保護者の許可があれば登録が可能になります。
バイトの求人票に「高校生不可」「18歳未満はお断り」と書かれているのと同じ条件だと思うと、イメージしやすいかもしれません。
学生は18歳以上ならランサーズで働ける!
先ほども少し触れましたが、18歳未満の人は保護者の許可があれば働くことが可能になります。
つまり、大学生や専門学生がバイト代わりに空いている時間を使ってランサーズで稼ぐことができるのです。
- 大学の授業やサークル活動が忙しく、毎週決まったシフトでバイトをするのは難しい場合
- 女子の一人暮らしだから、夜遅くにバイトからの帰り道で犯罪に巻き込まれたくない
などの理由がありバイトをしたいけどできない人もいるのではないでしょうか?そんな人も安心して家で自分の空いている時間で仕事をすることが可能になります。
- 学校でWebデザインの勉強をしているから、ランサーズでデザイン系のスキルを磨きたい
- 将来アフェリエイトを始めたいから、ライティングのスキルを身に付けておきたい
などと空いている時間を利用してランサーズで仕事をすることによって、自分のスキルを磨く時間にすることもできます。
年齢に上限はない!
ランサーズ は年齢を18歳以上としていますが、何歳以下と上限を設けていません。
要するに70代であっても80代であってもやる気さえあれば、ランサーズで仕事をすることが可能になるのです。退職後「やっぱり何か仕事をして、社会とつながっていたい」と感じている人はランサーズを使用して自分のペースで仕事をすることで、生活のメリハリがつくかもしれません。
- 新聞記者として働いていたから、自分のペースでライティングの仕事を続けたい
- 絵を書くのが得意だから、デザイン系の仕事にチャレンジしてみよう
などの理由でランサーズで仕事をすることも可能なのです。
学生でも退職者でもランサーズで働ける
規約で「18歳以下」という規約を文面で見ると、何か年齢制限が厳しいかのようにイメージしがちになるかもしれません。
でも実はランサーズ は、学生(未成年は保護者の許可があれば)でも退職者でもやる気やスキルがあり、丁寧な仕事を納品するなら誰でも仕事ができるのです。
むしろほとんどの人に、ウエルカムな環境だと言えるのではないでしょうか?
他のクラウドソーシングの年齢制限について
ランサーズの年齢制限は18歳以上ですが、ランサーズ以外の他のクラウドワークスは年齢制限があるのでしょうか?ここクラウドソーシング利用者の多い他の会社についても紹介します
・ココナラ(年齢制限なし)
・Shinobiライティング(年齢制限なし)
・ジョブハグ(18歳以上)
・サグーワークス(18歳以上)
・シュフティ(16歳以上)
クラウドワークス
クラウドワークスは、ランサーズと並んで大手のクラウドソーシングサイトです。クラウドソーシングをしている人なら、一度は登録を考えたことがあるのではないでしょうか。
年齢制限はランサーズと同じで18歳以上です。
ランサーズと同じで、デザイン系の仕事や、プログラミング、ライティングなど案件の職種もの幅が広いです。案件自体も、初心者でもできる簡単な仕事から、プロが手掛ける仕事まであり、いろいろなタイプの人が働いています。
ココナラ
ココナラは、自分のスキルを売り買いするフリーマーケットサイトです。
クライアントの募集を一方的に受けるだけの、ランサーズやクラウドワークスと違い、フリーランス側も自分のスキルをアピールする機会があります。
ココナラのサイトに行くと
- SEOライティングを30本で〇〇円
- 韓国事情を紹介する記事を書きます!
など、自分のスキルを売り出している画面があり、クライアントが要件に合うものを見つけて受注します。
反対にクライアント側からも、仕事の募集を提示できるページもあり、フリーランサーがクライアントと交渉して仕事を契約できるシステムもあります。
まさにフリーマーケットです!
スキルを売り買いするという新しいクラウドソーシングの形と言えるのではないでしょうか?
クラウドソーシングでがっつり稼ぎたいというよりむしろ、自分の趣味やスキルでお小遣い稼ぎをしたいという人に向いています。
ココナラの年齢制限は特にありません!未成年でも親の許可を得て登録できます。
未成年も自分の趣味やスキルを広げる場として活用することができるでしょう。
Shinobiライティング
Shinobiライティングという名前の通り、ライティング専門のサイトです。
「ライティング1本」でやって行きたい人は気になるサイトではないでしょうか?
Shinobiライティングは、タスク形式の仕事から始め、事務局の条件をクリアできれば、CROCO認定ライターへと上がっていくシステムです。
タスク形式の仕事は、認定体験談、コラム形式、商品説明などの簡単なライティングですが、コツコツとこなすことにより、認定ライターへ昇格すれば、事務局から仕事の依頼を受けられます(ポートトリオに登録している人も含む)。
認定ランサーには、さらにレベルがあり、スキルアップするなら良い条件の仕事を紹介してもらえますが、ならなければ、タスク形式のみの仕事を行うことにことになるので、収入も高いとは言えないでしょう。
報酬はポイントで支払われ、換金、Amazonのギフトカードなどいくつかの方法で交換してもらえます。
登録規約の中に年齢制限については触れられていません。
ジョブハブ
ジョブハブも、幅広い職種の仕事を紹介しているサイトです。
ジョブハブの特徴の一つは、フリーランサーの手数料が取られないことなんです。大抵クラウドソーシングを介して仕事をする場合、20%の手数料が発生します。
10000円の報酬のうち20%というと8000の手取りになるわけですから、かなりの高額です。その手数料がないのですから、フリーランサーにとってかなりのメリットと言えるのではないでしょうか?
ジョブハブも18歳以上という年齢制限があります。
サグーワークス
サグーワークスもライティングに特化したクラウドソーシングサイトです。ライターとして稼ぎたい人を対象にしています。
ランサーズやクラウドワークスとの違いは、サグーワークスは事務局がクライアントとの間に入ってくれることです。クライアントとの仕事に時間を通やしすぎず、仕事に集中できるメリットがあります。
年齢制限は18歳以上です。
シュフティ
シュフティは名前の通り「子育てしながら働きたいママ」を応援するサイトです。
ランサーズやクラウドワークスはプロも活躍しているサイトであるのに対し、シュフティは完全に副業目的で働く人を対象にしています。
登録者も主婦が多く
- 子供が寝ている間に少しでも仕事がしたい
- 今は家にいないといけないけど少しでも社会とつながっていたい
- 少額だとしても自分のお小遣いが欲しい
などさまざまな目的を持った主婦が活躍しています。
データ入力、高いスキルの必要ないライティングなど、難しくない内容の仕事が多いのも特徴です。主婦はもともと真面目で、丁寧な仕事をきちんと納品くると言われているのですが、シェフティのフリーランサーを信用して依頼するクライアントも多いようです。
シュフティの年齢制限は16歳以上です。16歳以上というと、日本政府が働いて良いとしている年齢制限なので、実際はとてもゆるい年齢制限ということになります。
18歳以下で働けるクラウドソーシングもある!
このようにクラウドソーシングの中には18歳以下でも働けるところや、文字通り年齢制限がないところがあります。
年齢制限がないところは、「副業中心」「趣味を広げる」という意味合いが強いようです。逆に年齢制限があるところは初心者はもちろん、プロもしっかり働けるサイトを目指している傾向にあります。
それぞれサイトを運営している方向性が違いますので、自分の目的や年齢にあった場所を探すのもいいですね。
ランサーズは幅広い年齢層の人が働くことができる!
このように考えてみるとランサーズ一般企業に比べて年齢制限がゆるいと言えます!
例えば、
- 派遣会社に登録している場合、40歳を過ぎると紹介される仕事の職種がグンと少なくなります。
- ハローワークなどで雇用条件を確認すると「35歳以下」と書かれていることは珍しくありません。
- 転職を考えるなら30歳まで(一部で言われていること)
と、一般社会の雇用条件は35歳を過ぎると厳しくなって来るのが現実です。
そのことを考えると、60代、70代の人が働けるのはもちろんですが、30~40代の人でもランサーズを始められること自体すごいことと言えるのではないでしょうか?
一般的な社会の雇用条件に比べて、ランサーズは年齢制限がない環境で仕事にチャレンジできるんです。
クラウドソーシングの年齢別使用者は?
では実際にランサーズを含めたクラウドソーシングの年齢別利用者数の割合はどうなのでしょうか?
- 1位:30代
- 2位:40代
- 3位;20代、50代
- 4位:10代、70代
です。30代、40代の利用者が多く、新しく就職するのは難しいと言われている年齢層の人が、ランサーズではしっかりと活躍していることがわかります。
特にランサーズでは、多くの60歳以上の人が登録し、活躍していることがランサーズのホームページからも読みとることができます。
60歳以上の会員が841人、海外の会員852人など、年齢、地域ともに幅広い層が利用している。
ランサーズのホームページ、「Lancers」利用者の動向調査結果公開より引用
デザイン系のコンペ方式の仕事でも、長年の技術を磨いた60代のランサーが当選しているのも珍しくありません。
社会人としての常識と技術を併せ持つ退職者はクライアントから信用されやすいランサーと言えるのかもしれません。
学生が働く時に気をつけた方がいい注意点とは?
学生は社会経験がなく、社会のマナーやルールを理解していないと言っても過言ではありません。特にバイト経験がない人が、ランサーズで働く場合は尚更です。
ランサーズ に限らず学生がクラウドソーシングで働く時は特に①仕事の種類②クライアントの選び方を注意する必要があります。
①仕事の種類
ランサーズには、時どき、ひどい仕事が紛れ込んでくることがあります。
例えばネットでとある商品を買い付け、それのレビューを書くなどの仕事の場合、仕事内容をよく読む必要があります。クラウドソーシングでは、大量の商品の支払いをさせたられたのに、後で振り込みをしてもらえなかったというトラブルが起こりがちです。
また法律で禁止されている仕事や、ギリギリグレーゾーンの仕事を発注するクライアントもいますが、ランサーが知らずにその仕事を請け負ってしまうケースもあります。
②クライアント
ランサーズの中には残念ながら悪質なクライアントもいます。
契約外のことをさせようとしたり、ランサーズ規定に反することをするように誘導するクライアントもその中に含まれるでしょう。
社会経験がある人なら「このクライアントはおかしい」と判断し、避けることもできるのですが、学生など社会経験がない人は、悪質なクライアントに気づきにくいのです。
ランサーズではまともな仕事やクライアントを選ぶ
グレーゾーン(もしくはブラックな)仕事内容とは知らずに働くのは避けたいですよね。ランサーズで仕事を探す時「まともな仕事とクライアント」を選びましょう。
まともな仕事を見つけるポイントは
②クライアントの評価やプロフィールをよく読むこと
①「楽して稼げる」のような甘いフレーズに騙されないこと
②クライアントの評価やプロフィールをよく読むこと
もちろんランサーズは悪質なクライアントばかりではないので、良いクライアントを見つけ、自分の活躍の場を増やすことができます。学生さんは、社会経験のある人の意見を聞くなどするならトラブルを防ぐことができるでしょう。
ランサーズは一般企業に比べて年齢制限がゆるい!
ランサーズは登録できる、年齢の上限がないため、一般に「再就職は難しい」と言われる年代になっても、仕事をすることが可能です。
スキルさえあれば、退職後60、70代になっても働けます。学生にとっては空き時間を活用して(18歳以上という条件付きですが)、スキルを磨くチャンスです。
ランサーズは一般企業に比べて年齢を気にせず働ける環境だと言えるでしょう。
「始めるには遅過ぎるかも…」と悩んでいる人は、あきらめないでチャレンジしてみましょう!
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