「18歳未満で利用できるクラウドソーシングはある?」
「18歳未満でネットビジネスを始めることは可能?」
最近ではネットで様々な副業が可能になったことから、18歳未満や高校生の内からクラウドソーシングやネットビジネスに興味を持つ人が増えてきました。
しかし、中には年齢制限を設定している副業サイトも少なくありません。
そこで今回は、クラウドソーシングや副業サイトの年齢制限をお伝えしていきます。
18歳未満や高校生がお金を稼ぐ方法は複数あるため、ぜひ今回の記事を参考にしてください。
18歳未満でも可能?クラウドソーシングサイトの年齢制限
クラウドソーシングは、運営サイトによって利用者の年齢制限が異なります。
中には18歳未満でも利用できるクラウドソーシングサイトがあるため、高校生の内からフリーランスの体験をしたい方におすすめです。
今回は、代表的な以下6つのクラウドソーシングサイトの年齢制限を紹介します。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- シュフティ
- ジョブハブ
- ココナラ
- shinobiライティング
- サグーワークス
利用するクラウドソーシングサイトによって年齢制限は異なります。
中には18歳以上の未成年でも登録できるクラウドソーシングもありますが、親権者の同意が必要なケースも多いので注意してください。
クラウドワークスの年齢制限
クラウドワークスは、数あるクラウドソーシングサイトの中でも最大手を誇ります。
簡単な作業や初心者向けの案件が多く登録されており、フリーランス活動に不慣れな方に向いています。
クラウドワークスの年齢制限は、満18歳以上の方に限定されています。
4.会員として登録できる者の資格・条件は以下の通りです。但し、法人の場合には第1号及び第2号は適用されません。
(1)満18歳以上であること
(2)未成年である場合には法定代理人の包括的な同意を得ていること
引用:クラウドワークス利用規約
クラウドワークスでは、会員登録を行うのは本人以外認められていません。
会員登録時に入力する情報は満18歳以上であることが求められ、満20歳未満の場合は親権者などの同意が必要です。
ランサーズの年齢制限
ランサーズは、クラウドワークスと並ぶ大手クラウドソーシングサイトです。
ライティングや簡単な案件よりも、Webデザインやシステムエンジニアの専門的な仕事が多いため、より高額な報酬を狙いたい方に向いています。
ランサーズの年齢制限もクラウドワークスと同じく、満18歳未満は登録できないようになっています。
本サイトへの会員登録の条件は以下のとおりとします。
①満18歳以上であること
②日本語を理解し、読み書き出来ること
③本規約に同意すること
④満18歳以上であって未成年である場合は、会員となること及び本規約に従って本サイトを利用することを、会員登録する前に親権者の包括的な同意を得ていること
引用:ランサーズ利用規約
ランサーズも会員登録には18歳以上であることに加え、未成年の場合は親権者の同意が必要です。
シュフティの年齢制限
シュフティは、主に主婦の方向けの案件が多いクラウドソーシングサイトです。
美容やファッション、健康といった女性向けのライティング案件が非常に多くなっています。
シュフティの年齢制限は、16歳以上と決められています。
第4条 利用資格
①シュフティの利用資格は、法人又は満16歳以上の個人で、第5条に定める本サービスのユーザー登録を行った者に限られるものとします。
引用:シュフティ利用規約
数あるクラウドソーシングサイトの中では、16歳以上で登録できる規約があるのは異例です。
高校1年生から利用できることもあり、クラウドソーシングでは使いやすい部類に入るでしょう。
ジョブハブの年齢制限
ジョブハブは、人材派遣大手のパソナグループが運営するクラウドソーシングサイトです。
クラウドワークスやランサーズなどとは異なり手数料(システム利用料)がクライアント負担となっているため、ワーカーにとっては最も低コストで利用できるサイトと言えるでしょう。
ジョブハブでは、会員登録は18歳以上という年齢制限があります。
質問:誰でも利用することはできますか?
回答:18歳以上の方であれば、どなたでも利用することができます。利用規約、サービス内容をご確認のうえご利用くださいませ。
年齢制限の決まりについては、「よくある質問」のページに記載されています。
ココナラの年齢制限
ココナラは、得意分野やスキルの出品型クラウドソーシングサイトです。
あらかじめライティングやイラスト作成、Webデザインなどの作業可能要件を提示しておけば、興味を持ったクライアントからスカウトがあります。
ココナラには年齢制限が特に設けられていません。
クラウドソーシングの中でも年齢を気にせずに働き場所を見つけられるため、得意分野を持つ人におすすめです。
shinobiライティングの年齢制限
shinobiライティングは、ライティング案件に特化したクラウドソーシングサイトです。
他のクラウドソーシングに比べて記事制作を目的としたクライアントがたくさん集まるため、より効率的に仕事を探すことができます。
shinobiライティングでは、年齢制限に関するルールはありません。
ただし、未成年者が会員登録をする場合だけ親権者の同意が必要です。
サグーワークスの年齢制限
サグーワークスもshinobiライティングと同様、ライティング案件に特化したクラウドソーシングサイトです。
サイト内では会員グレード制度を採用しており、ゴールド会員やプラチナ会員にグレードアップしていくことによって文字単価も上昇する仕組みが特徴的です。
サグーワークスでは、年齢制限に関するルールはありません。
クラウドソーシング以外の18歳未満や高校生でも可能なネットを使ったお金の稼ぎ方
ほとんどのクラウドソーシングは会員登録に年齢制限を設定しているか、未成年者の利用に親権者の同意を必要とするため、18歳未満や高校生には使いにくい面があると言えます。
しかし、ネットでお金を稼ぐ方法はクラウドソーシングばかりではありません。
ここでは、18歳未満や高校生がネットでお金を稼ぐ方法について、4つに分けてお伝えしていきます。
ポイントサイト
ポイントサイトとは、サイト登録やクレジットカード入会などによってポイントを獲得し、現金や懸賞と交換するお金の稼ぎ方です。
サラリーマンや主婦の方も、ポイントサイトを経由してお小遣いを稼いでいるケースも珍しくありません。
ポイントサイトは数多くの種類が存在し、ほとんどのサイトが年齢制限を設けています。
しかし、満12歳以上であれば利用できるポイントサイトが多いため、18歳未満や高校生にもおすすめです。
クレジットカード入会やセミナー参加などの案件は獲得ポイントこそ多いものの、18歳未満や高校生にとってはハードルが高いはずです。ポイントサイトには簡単なレビュー作成やサイト登録などの案件も多いため、小さいポイントをコツコツと貯めていくことで月に3~4万円の収入も期待できます。
アンケート調査・モニター
アンケート調査とは、企業などが依頼するアンケートに回答することによってポイントや現金を獲得するお金の稼ぎ方です。
また、企業の中にはアンケートの回答に加えて実際の商品やサービスを利用し、レビューをすることで報酬を受け取れる案件もあります。
アンケート調査専用のサイトに登録しておくと、気に入った案件を通知してくれます。
アンケート調査のサイトもポイントサイトと同様、年齢制限が低めに設定されているケースがほとんどです。
18歳未満や高校生でも利用できるものがあり、お小遣い程度のお金を得ることができます。
せどり・転売・個人商取引
商品を安く買って別の人に高く売って利益を得ることを、個人商取引と言います(せどりや転売とも呼ばれる)。
現在はネットオークションやフリマの市場が活発で、同じサイト内で仕入れから販売までを行う人も珍しくありません。
ネットオークションの年齢制限は利用サイトによって異なります。
Yahoo!オークションでは、満15歳以上であれば利用することができます。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、自分のブログやホームページに広告を貼り、訪問したユーザーが広告をクリックしたり、広告主の商品を買うことによって報酬を受け取れる仕組みです。
広告を取得するにはASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)に登録するか、Googleアドセンスを利用する方法が一般的です。
ASPの年齢制限は利用サイトによって異なります。
たとえば、ASPの最大手サイトである「A8」は、満18歳以上だとサービスを利用できます。
18歳未満がクラウドソーシングや副業サイトを利用する際の注意点
18歳未満や高校生がクラウドソーシングや副業サイトを利用する場合、比較的年齢制限の緩い副業サイトであっても、サラリーマンや主婦に比べて制限が多いのが事実です。
たとえば、個人商取引やアフィリエイトは18歳未満でも始めやすいですが、大人でもお小遣いを稼ぐのに四苦八苦しています。
仕入れルートの確保やSEO対策など独学をしないと稼ぐのは難しく、最悪の場合は学業をおろそかにしてしまう恐れもあります。
ポイントサイトやアンケート調査の副業は年齢制限が極めて低く設定されています。
ネットビジネスの中では始めやすいものの、親としっかりと話し合ったうえで始める必要があります。
お金を受け取る銀行口座を開設するには、やはり親権者の同意が要るからです。
よって、18歳未満の人がクラウドソーシングやネットビジネスを始めるには、親としっかりと話し合い、明確な時間管理の下で行うことが大切と言えるでしょう。
18歳未満でもクラウドソーシングで稼ぐ方法
18歳未満がクラウドソーシングを利用することは、年齢制限の観点からハードルが高くなりがちです。
しかし、18歳未満でもクラウドソーシングで稼ぐ、あるいは成功する方法は存在します。
18歳未満でも利用できるクラウドソーシングに登録する
大前提として、18歳未満でも利用できるクラウドソーシングに登録しましょう。
shinobiライティングやサグーワークスは年齢制限がなく会員登録も容易です。
ただし、親権者の同意が必要となるため、親としっかりと話し合っておくことは欠かせません。
18歳を超えるとクラウドワークスやランサーズにも登録することをおすすめします。
なぜなら、フリーランスの仕事の多くは大手のクラウドソーシングサイトに集約されているからです。
shinobiライティングやサグーワークスは18歳未満でも登録できますが、大手クラウドソーシングサイトに比べて仕事数が少ない傾向にあります。
よって、簡単に登録できるサイトはフリーランスの仕事方法や受注方法に慣れるために利用し、ゆくゆくは大手クラウドソーシングサイトに登録することを視野に入れておくと良いでしょう。
最初の内はクライアントとの信頼関係や実績を築く
クラウドソーシングサイトに登録したものの、最初の内は思ったようにお金を稼げないことも珍しくありません。
クラウドソーシングにはライターやWebデザイナー、イラストレーターなど多種多様な働き方がありますが、実績がないと高額な案件には採用されないからです。
スタートしたばかりの頃は大金を稼ぐことを目的とするより、クライアントとの信頼関係や自分の実績を築いていく方が大切です。
クラウドソーシングに登録しておけばその後何年もフリーランスとして活動していけるので、長期的な視野で稼げる土台を作り上げていきましょう。
書籍やセミナーを使って独学する
フリーランスはアルバイトとは異なり、先輩が手取り足取り業務を教えてくれるわけではありません。
一方でクライアントには高い品質の作品を提出しなければならないため、独学は必須です。
本業の勉学に差し支えが出ないよう、専門書籍を読んだりセミナーに参加して学ぶことがプロのフリーランスになる第一歩となります。
幸いにも、フリーランス向けにWebライティングやSEO、コーディングなどが学べる書籍は増えています。
実績を積みつつ日々学ぶことを忘れなければ、近いうちにクラウドソーシングで高額な報酬を得ることも夢ではありません。
18歳未満でも確定申告は忘れずに!
18歳未満であってもクラウドソーシングやネットビジネスで得た収入には税金が発生し、必ず確定申告を行わなければなりません。
クラウドソーシングやネットビジネスで得た収入は雑所得に該当し、アルバイトで得る給与所得とは異なります。
会社や親が代わりに納税してくれるわけでもないため、毎年2月16日~3月15日になると税務署へ確定申告に行く必要があります。
クラウドソーシングで得た税金や確定申告については、以下の記事で詳しくお伝えしています。
納税を怠るとペナルティ(課徴金や延滞税など)が課されるため、クラウドソーシングを始める前に必ず確認しておきましょう。
まとめ
クラウドソーシングサイトの多くは年齢制限を設けており、18歳未満では会員登録すらできないケースも少なくありません。
しかし、shinobiライティングやサグーワークスなど、一部には18歳未満でも利用可能なクラウドソーシングがあります。
まずは18歳未満でも利用できるクラウドソーシングを使い、初心者フリーランスとして実績や経験を積み重ねていきましょう。
また、ポイントサイトやアンケート調査など18歳未満でも利用できるネットビジネスを併用することで、さらに効率的にお金を稼ぐことができます。
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