「クラウドワークスの非公開オプションって何?」
「クラウドワークスの非公開オプションはどんな時に利用するの?」
「クラウドワークスの非公開オプションのメリット・デメリットと使用例が詳しく知りたい」
この記事をご覧になっているということは、上記のような疑問を抱えているのではないでしょうか?
クラウドワークスの利用者でも、非公開オプションの使い方を知らない人は少なくありません。
そこで今回は、知っていると便利なクラウドワークスの非公開オプションについて解説していきたいと思います。
当記事で紹介する内容は下記の通りです。
クラウドワークスの発注を利用する初心者はもちろん、クラウドワークスを長年使っている方で非公開オプションを使ったことのない方はぜひ最後までお読みください。
スムーズに発注作業をするための、参考にしていただけると幸いです。
クラウドワークスの非公開オプションとは?
クラウドワークスの非公開オプションと聞いてもパッと思い浮かばない方が多いと思いますが、案件の募集方法のことです。
当項目では非公開オプションについて以下の2つについて、より詳しく解説していきます。
案件の募集時に公開か非公開か設定が可能!
発注者が案件を発注する際の画面で、案件を公開で募集するか非公開で募集するかの設定をすることが可能です。
公開設定の場合はクラウドワークスに登録しているクラウドワーカーはもちろん、登録していない一般ユーザーも閲覧できます。
公開オプションは、下記の発行者におすすめです。
反対に、非公開設定の場合は、発注者がスカウトをした特定のクラウドワーカーしか案件の内容を閲覧することができません。
非公開オプションにするとできなくなることとは?
上記でも紹介した通り、非公開オプションにすると発注者がスカウトを特定したクラウドワーカーのみ案件を閲覧できます。
非公開オプションは、下記の発行者におすすめです。
発注者によっては案件内容をできるだけ一般公開したくないことや、特定の依頼者だけに伝えたいこともありますよね。
非公開オプションは、上記の目的で使用するのに便利です。
クラウドワークスの非公開オプションについて、まとめました。
クラウドワークスの非公開オプションは3種類存在する!
非公開設定は有料のオプションが2つと無料のオプションが1つの、合計3種類存在します。
それぞれ用途や利点が異なるので上手く使い分けをしていきましょう。
各オプションの説明をする前に、クラウドワークスの3つの案件形態について軽く解説します。
オプションの説明の中で下記の言葉が出てくるので、覚えておいてください。
【タスク形式】
- 交渉なしで誰でも仕事が受注できる
- 簡単作業などの初心者向け案件が多い
- 報酬単価は安いので稼ぐのには向いていない
【プロジェクト形式】
- 一番主流な形式
- ライティングやIT系の継続案件が多い
- 安定した高収入を稼ぐのに向いている
【コンペ形式】
- 最終的に1人だけが採用される大会式の形式
- イラスト系やWebデザインなどの案件に多い
- 報酬はダントツで高いが、競争率も高いため収入は安定しづらい
当項目で紹介するクラウドワークスの3つの案件形態とは、下記の通りです。
クラウドワークスの発注形式については、下記の記事を参考にされてください。
非公開募集
非公開募集とは、いわゆるスカウト機能のことです。
発注者が案件を募集する時に、特定のワーカーに業務を依頼できるシステムになっています。
非公開募集オプションの場合、コンペ形式は利用不可で、プロジェクト形式とタスク形式の場合のみ有効です。
しかし、タスク形式は有料(2,000円)になっているので、使用する際は注意してください。
会員限定公開オプション(有料)
会員限定公開オプションは、検索エンジンや未ログインユーザーから閲覧できないようにする機能のことです。
例えば、案件の詳細に企業の機密事項などを記載している場合、不特定多数のネットユーザーが閲覧できてしまうのは危ないですよね。
上記のようなケースで会員限定公開オプションを利用すれば、会員以外は閲覧できなくなるので情報漏洩のリスクが下がります。
タスク、プロジェクト、コンペ形式共に利用できますが、全て有料(6,000円)です。
会員限定公開+提案非公開オプション(有料)
上記の会員限定公開オプションを、さらにコンペ形式に特化させてグレードアップしたものです。
検索エンジンや未ログインユーザーから閲覧できないようにする機能に加えて、コンペ終了後も案件が閲覧できないようになっています。
コンペ終了後の採用された成果物などをネット上に開示したくない場合や、終始特定のユーザー以外に見られたくない場合におすすめです。
セキュリティ面がかなり強化されている故に、料金は8,000円と高めですが、安全面が不安な方は是非利用していきましょう。
クラウドワークスの非公開オプションのメリット&デメリットとは?
と、お考えではありませんか?
当項目では、上記の項目で紹介した3つの非公開オプションを利用するメリットを紹介します。
使用を検討されている方は、特に要チェックです。
メリット
非公開オプションを活用するメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
非公開オプションを利用することで、セキュリティ面が強化され安全にクラウドワークスを利用できるという点が評価できます。
案件の募集要項に様々な情報が追加できるので、案件を閲覧するワーカーにとっても嬉しいポイントです。
加えて、必要最低限のワーカーのみとコミュニケーションが取れるので利便性も高いと言えます。
希望とそぐわないワーカーにお断りのメッセージを送る手間が省けるので、精神的にも楽だと感じるでしょう。
デメリット
非公開オプションを利用するデメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
無料オプションのみの使用であれば問題ありませんが、有料オプションを利用するとなると外注の予算が2,000〜8,000円ほど高くなってしまいます。
外注費を削減したくてクラウドワークスを利用している方にとって、予算の大幅な変更は死活問題です。
また、スカウトをするワーカーを探してから案件の文面を作成し、直接依頼しなければならないので、外注に費やす時間も増えてしまいます。
せっかくスカウトしてもそれが受注に繋がるかは保証されていないので、無駄手間になってしまう可能性さえもあるのです。
クラウドワークスの非公開募集の設定方法は?
と、悩むことはありませんか?
当項目では上記の3種類のうちの1つの、非公開募集の設定方法について解説していきます。
残りの2つの会員限定公開オプションと会員限定公開+提案非公開オプションは、購入後案件作成の画面で選択可能です。
詳しくは、クラウドワークスのよくある質問から確認してみてください。
タスク形式の場合:有料オプションを購入
上記でも解説したように、非公開オプションの場合、タスク形式のみ2,000円と有料です。
タスク形式の案件を特定のワーカーに依頼したい場合(継続案件など)に活用していきましょう。
肝心な設定方法は非常に簡単で、案件の新規作成の画面でボックスをチェックするだけで終わります。
新しい仕事を依頼する画面のSTEP5で
「スカウトオプション(非公開)」(有料)をつけていただくことで、
タスク形式のお仕事の非公開を行うことが可能となります。
オプションは、購入時の支払いが完了次第すぐに利用可能になるので、待つ必要がなく便利ですね。
プロジェクト形式の場合:無料で可能!
非公開募集(スカウト機能)の場合、タスク形式は有料ですがプロジェクト形式は完全無料で利用することができます。
案件の継続発注はもちろん、新規案件の相談などの際にも活用していきましょう。
設定方法はタスク形式の案件と同じく、「スカウト」にチェックを入れるだけで完了します。
新しい仕事を依頼する画面のSTEP5で
「スカウト(非公開)」のチェックボックスにチェックをいたしますと、
お仕事のスカウト(非公開)設定が可能となります。その後、契約したいメンバーの公開ページから
「ショートメッセージ」 (以下画像参照) にてスカウトで登録したお仕事を
お送りいたしますと、特定のメンバーのみと条件交渉をしていただけます。
非公開設定で案件を公開した後、スカウトをしたいワーカーのプロフィールからメッセージに飛び、条件交渉に進んでください。
似た機能で「この人に仕事を相談する」という機能も存在します。
まだ案件を作成していない時点でワーカーに仕事を相談をし、交渉後に業務内容や報酬を決定できるので便利です。
非公開募集(スカウト)と使い分けて、楽に発注を進めていきましょう。
【受注者向け】非公開募集でスカウトが来た際はどうすれば良い?
クラウドワーカーとして作業していると、次のように戸惑うことはありませんか?
以下では受注者の方向けに、スカウトがきた際の対処法について解説していきます。
初めてスカウトされたけどどうすれば良いのかわからない、という方は是非参考にしてみてください。
非公開募集(スカウト)には、「相談」と「見てみて!」の2種類が存在します。
相談はスカウトされている状態ですが、見てみてはスカウトの一歩手前の状態で、軽い提案に近いと言えるでしょう。
相談の場合は返信をするのがマナー
見てみて!の場合でも同様ですが、スカウトは発注者が自ら時間を割いてワーカーを探し、業務を依頼してくれています。
相談の場合は見てみて!よりも本気度が高いと言えるので、極力返信するようにしましょう。
もし自分の興味がある案件であれば、是非受注したいという旨を伝え、契約に進んでください。
「もう少し報酬が高ければ……」などと考えている場合は、忘れずに交渉しましょう。
わざわざスカウトしてくれているほどなので、若干の値上げであれば検討してくれるかもしれません。
見てみて!の場合はスルーでもOK
相談の場合は返信した方が良い印象に繋がりますが、「見てみて!」の場合はスルーしても大丈夫です。
もちろん返信できるのであればするに越したことはありませんが、発注者も軽めの気持ちで依頼しているので返信がなくてもそこまで困りません。
相談の場合同様、興味がある案件であれば欠かさず返信をして、契約へと繋げていくことが大切です。
補足:公開案件より非公開案件の方が多い!
実は、クラウドワークスに登録されている案件のうち、非公開と公開案件の割合は非公開の方が多いのが特徴です。
継続案件や、特定のワーカーを対象とした案件が圧倒的に多いことになります。
また、非公開案件(スカウト)の方が報酬単価も高いのが現状です。
どれだけスカウトを獲得できるかが安定した稼ぎにつながるので、多くのスカウトが獲得できるように実力を上げていきましょう。
スカウトされやすいアカウントの特徴としては、以下のようなポイントが挙げられます。
- プロフィールが充実している
- 5段階評価が高い
- 受注実績が多い
- 本人確認がされている
上記のポイントを意識して、発注者に信頼されるアカウント作りを進めていくことが大切です。
補足:プロクラウドワーカーとは?
もし業務を依頼する人が決まっておらず、どのワーカーをスカウトしようか迷っている方は、プロクラウドワーカーを利用するのも一つの手です。
審査の基準6つを、下記にまとめました。
- 納品完了率90%以上
- 総合評価4.8以上
- 月間獲得報酬額200位以内
- スカウト数5回以上
- コミュニケーション評価4.8以上
- プロフィール&自己PR入力済み
仕事を途中で辞退することなく完遂させる実行力や、顧客満足度、発注者との対話力などが審査されます。
数点であれば通過できるワーカーは多いですが、6つ全てを満たすのはかなり至難の技です。
プロクラウドワーカーに依頼するメリット
発注者がプロクラウドワーカーに業務を依頼するメリットとしては、以下の4点が挙げられます。
上記6点の厳しい基準を満たせるプロフェッショナルだからこその品質で仕事を納品してもらえます。
何よりもポイントなのが、プロクラウドワーカーの指名は一切無料であることです。
非公開オプションに2,000〜8,000円かけるくらいであれば、プロクラウドワーカーに0円で発注した方がお得ですよね。
まとめ
クラウドワークスの非公開オプションは、自身の企業の情報を守るためや、応募を断る手間を省くためにあります。
非公開オプションは3種類存在し、下記の通りです。
- 非公開募集
- 会員限定公開オプション(有料)
- 会員限定公開+提案非公開オプション(有料)
3つのオプションにはそれぞれの違いやメリット・デメリットをしっかりと理解した上で、使い分けていきましょう。
設定方法も簡単ですし、一度購入したオプションはアカウントが消えない限り永久的に利用可能なので、気になる方は是非試してみてください。
また、受注者の方もスカウトが来た際の対処法を知っておくことが大切です。
発注者の方も受注者の方も非公開募集を活用して、楽しくクラウドワークスを進めていきましょう。
クラウドワークス発注者向けの、下記の記事も参考にされてください。
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