「ランサーズで稼ぎたいなら認定ランナーになろう」という言葉を、耳にした人もいるかもしれません。
そもそも認定ランナーとは何なのでしょうか?
認定ランナーになることのメリットはあるのでしょうか?
ランサーズで本気の仕事をしたいなら、この記事で解説する認定ランサーのことを知って損はありません!
ランサーズの認定ランサーとは?
認定ランサーを簡単に言うと、ランサーズが「プロ中のプロ」と、太鼓判を押している人のことです。
大勢のランサーズ登録者の中で、トップクラスのランクにいる人たちです。
例えば私たちが所有する運転免許でもゴールデン免許を持っている人は、
「この人はルールを守って運転できる人だ」と言う保証となります。
同じように、ランサーズの中で認定ランサーに任命されている人は
「この人はちゃんと仕事をしてくれる人だ」と言う信用につながるのです。
認定ランサーになったら6つのメリットがある!
認定ランサーになることで
- 認定ランサーのマークがつく
- 認定ランサー検索
- 高単価案件の依頼が来る
- チャットサポートを受けられる
- 提案が通りやすい
- 競争相手に勝ちやすい
などのメリットがあります。
①認定ランサーのマークがつく
認定ランサーのマークがつくのことは、認定ランサーになる1番のメリットです。認定ランサーのマークは、自分のプロフィール欄名前の右横につきますが、クライアントがプロフィールを確認する時に認定ランサーであることをアピールできます。
「ゴールデン免許」は金色のカラーによって他のドライバーとの違いを分けています。同じように、プロフィールに認定ランサーのマークがつくことで、クライアントに他の人との違いをアピールしやすくなるのです。
②認定ランサー検索
認定ランサー検索で自分の名前がヒットするのも、認定ランサーであることのメリットです。クライアントがランサーズでフリーランスを探す時に使う「フリーランスをさがす」のページには、認定ランサーのみ検索できるボタンがあります。
認定ランサーとなっていることで、認定ランサー検索でヒットしやすくなり、仕事をゲットできるチャンスも広がります。
③高単価案件の依頼が来る
認定ランサーになると、クライアントから高単価の依頼が来る確率が増えます。高単価の仕事は内容も難しいものであることが多く、クライアント側としてもきちんと仕事をしてくれる信用できる人に頼みたいものです。
認定ランサーは「信頼できる人」である大きなサインですので、クライアント側は仕事を安心して依頼しやすくなります。
時にはクライアントからの直接指名の仕事を受けることもあります。このように認定ランサーになることで、仕事の幅が広がりやすいです。
④チャットサポートを受けられる
認定ランサーは、優先的にランサーズのサポートを受けられます。
最もランサーズのサポートは全員が受けられ、クライアント側とトラブルが発生した場合、ランサーズに連絡できますが、認定ランサーであるならサポートを優先してもらえるのです。
例えばチャットサービスが利用できますが、チャットサービスを利用することでより早い対応を期待できます。もちろんトラブルがない事に越したことはないのですが、もしもの時の力強い助けとなるでしょう。
⑤提案が通りやすい
認定ランサーであるならこちらの要望が通りやすくなることも、嬉しいメリットです。時にはクライアントと単価、納期、仕事内容などを交渉する必要があります。
認定ランサーであるなら、こちらが提示した条件を通してもらえる可能性が高くなります。それだけクライアントからの信用度が上がる、ということです。
⑥競争相手に勝ちやすい
競争相手に勝ち、人気の案件を獲得しやすくなるのも、認定ランサーであることのメリットです。人気の案件、条件の良い案件であるならあるほど、多くの人が希望し、競争率が高くなります。
たくさんの競争相手がいる中で「認定ランサーである自分が選ばれた」というケースは多いです。応募した仕事をできるだけ確実にゲットしたいなら、認定ランサーを目指しましょう。
認定ランサーになには6つの基準が必要!
認定ランサーになるためにはランサーズ がもうけた7つの基準を全てクリアしている必要があります。
- 獲得報酬額が20%以上であること
- クライアントからの評価が4,8以上であること
- 仕事の完了率が90%であること
- 24時間以内のメッセージの返信率が80%以上であること
- ランサーズ へ最終ログインが1カ月以内であること
- 各種認証、プロフィールの登録済みであること
です。
それぞれ7つの基準についてわかりやすく説明します。
①獲得報酬額がカテゴリの上位20%以上
認定ランサーになるためには、各カテゴリー例えば「ライターのカテゴリーの中での収入額が上位20%に入る」必要があります。上位20%以上と言うと、とてもハードルが高いイメージですが、上位20位ではなく、20%である事に注目してください。
ランサーズでライターとして働いている大勢の中の20%です。しかもランサーズでライターとして登録している人の中で、毎月、コンスタントに仕事を行っている人の割合はそれほど多くありません。
毎月3万円の収入で認定ランサーになれた人もいます。大切なのは、まずは、収入額を気にしすぎず、毎月コンスタントに仕事をこなすことです。
②クライアントからの評価が4,8以上
仕事を納品し、クライアントとの契約が終わると、クライアントから評価をされます。実は良い評価を取るために具体的な対策を取るのは、難しいです。評価はクライアント側の感情も入ってきますし、評価の基準が明確に決められているわけではないからです。
最低限のこととして、クオリティーの高い仕事を心がけましょう。納期を必ず守る、返信をきちんとしこまめに連絡を取る、丁寧な言葉付いで連絡を取るなどの応対をするのも大切です。インターネット上で相手と直接会わないため、うっかり忘れがちですが、インターネット上であっても社会人としてのルールは守りましょう。
③仕事の完了率が90%であること
仕事の完了率が90%であることは、契約した仕事をキャンセルせずに納品する率が90%以上であると言う意味です。責任を持って仕事をすることを証明するための、分かりやすい基準ですが、実は難しい条件でもあります。
契約した時点で聞いていた内容と、契約後に実際にクライアントが要求してきた内容が異なっている事もあり、止むを得ずこちらからキャンセルにすることがあるからです。クライアント側の都合で、勝手にキャンセルにされるケースもあります。
クライアント側からキャンセルされた場合、ランサーズに相談するなどして、プロジェクトの完了率が下がらない対策を取ることもできるでしょう。自分にできることは、勝手な都合で簡単に仕事をキャンセルせず、契約した仕事の納期を守ることです。
仕事完了率をできだけ100%に近づけたいなら、タスク形式の仕事を避け、プロジェクト形式の仕事のみを受けるのもいいでしょう。
④24時間以内のメッセージの返信率が80%以上であること
仕事をする上でクライアントとの連絡を頻繁に取ることが大切ですが、返事が早い事も評価の対象になります。これは、5回以上のメッセージのやり取りを交わした相手に対するメッセージの返信率、という意味です。
ランサーズへのメッセージは頻繁にきますが、その中には、見知らぬクライアントからの仕事の誘いのメッセージなども入っています。それらのメッセージを全て、返信しなければいけないと言う意味ではありません。
社会人なら、仕事の問い合わせメッセージを放棄したりしません。
社会人として「必要な連絡をきちんと取る」というイメージで仕事をするなら、難しい条件ではないはずです。
⑤ランサーズ へ最終ログインが1ヶ月以内であること
ランサーズの最終ログインが1カ月以内であることは、ランサーズで継続して活躍していることの証拠となります。ランサーズ 側が「この人はランサーズ利用者である」と認めるための大切な基準です。
⑥各種認証、プロフィールの登録済みであること
できるだけ丁寧にプロフィールを記入することも、認定ランサーになるための基準です。プロフィール欄をきちんとしておくことは、認定ランサーになるだけでなく、クライアントからの信用されやすいメリットにもなります。その結果仕事の依頼が来やすくなったり、採用されやすくなったりするので、きちんと記入して損はないはずです。
認定ランサーになったらどのくらい稼げるの?
ランサーズの認定ランサーの平均収入は3〜5万円です。10万円以上、20万円以上と稼いでいる人がいるのも事実ですが、全体的に見ると、3~5万円の稼ぎが平均のようです。
収入額が多い職種は?
報酬収入額がトップの人のほとんどは、ロゴデザイナーなどの一つの仕事の収入が高額である職種です。ロゴデザイナーは技術があるこことや、コンペで採用されるなどのハードルをクリアして仕事をするケースが多いので、一つの仕事の報酬額が高くなります。
反対にライター、データ入力などの仕事をしている人は、一つの仕事に対する報酬額は低いですが安定した収入額を得やすいというメリットもあります。
仕事をコツコツこなしながら3~5万円代を稼いでいる認定ランサーが多いようです。
副収入として活躍する認定ランサーが多い
逆に言うと、コンスタントに毎月3〜5万円ほど稼げるようになるなら、認定ランサーになりやすいという一つの目標額にもなります。
収入額だけを考えると、認定ランサーになったら「劇的に稼げるようになる」とイメージしていた人はがっかりするかもしれませんが家にいながら
「安定した副収入を得られる」と見ると良いでしょう。
初心者が認定ランサーになるにはどうしたらいいの?
①単価の低い仕事を選ぶ
ランサーズ初心者がまず目標にしたいのは、評価や仕事完了率を上げる事です。
そのために、単価は低くても、簡単な仕事を地道に行うことをおすすめします。
簡単な案件はクライアントの評価も優しいことが多く、高評価をもらいやすいメリットもあります。
反対に、いきなり高単価案件にチャレンジすることは、おすすめしません。高単価案件は人気で競争率が高いので、ゲットしにくいからです。
しかも高単価案件の場合評価が厳しい事も多く、平均4.8以上の評価を目指している初心者にとってハードルが高くなります。
②毎月コツコツ作業する
安い単価の仕事ばかりやっていると
「こんなので本当に稼げるようになるのだろうか」と焦るかもしれませんが、地道にコツコツ作業を続けましょう。
毎月ランサーズで仕事をしていることも認定ランサーの条件です。
コツコツ誠実に仕事をすることによって、クライアントの評価も上がりやすくなりますし、仕事完了率も上がります。
③良いクライアントと巡り合うことも必要
ランサーズのクライアントの中には、ランサーを大切に扱ってくれる人もいますが、ただの使い物と見ているクライアントもいるのは事実です。
悪いクライアントに当たると、契約以外の仕事をさせられたり、納品を受け付けてもらえなかったり、しっかり仕事しているのに評価をしてもらえなかったりとトラブルが続くことがあります。
反対に良いクライアントだと、仕事内容だけでなく、仕事向上の仕方のコツを教えてくれるなど、他のクライアントと働いても通じるノウハウを教えてくれることさえあります。良いクライアントと出会うなら、長期で働けると安定して仕事もできますので、収入も安定します。
普通の職場でも働く環境は大切ですが、ランサーズでも良いクライアントと巡り合い、仕事をしやすい環境を作ることも大切です。
④良いクライアントと巡り合うコツ
できるだけ良いクライアントを探すコツは、クライアントの評価を見ることです。クライアントにつけられている評価の点数を見るのが一番わかりやすいです。評価が高いクライアントは信用しやすいでしょう。
ランサーが書いているコメントに目を通すことも大切です。その人がどうしてその評価をしたのか理由を知ることでどのようなクライアントなのか想像しやすくなります。
良いクライアントを探す2つ目のコツは、仕事内容を見ることです。あまり詳しく書かれていなかったり、仕事内容には触れず、簡単に稼げるということばかりが書かれている場合、簡単に契約しないほうがいいでしょう。
認定ランサーになっても安心してはいけない!
認定ランサーは一度承認されると、半永久的に獲得できるものではありません。条件に達しなくなると認定ランサーの承認はなくなります。その場合、ランサーズから「目標金額に達していません」などの通知がきます。
認定ランサーとして承認されたからと言って安心せず、むしろ地道に仕事を続け、認定ランサーを維持することで、クライアントの信用を勝ち得ましょう。
認定ランサーを目指すべき?
ランサーズに登録し仕事をしたいと思っている以上、できるだけ良い条件の仕事をゲットしたいと思うのは当たり前です。そのために、認定ランサーを目指すことは、たくさんのメリットがあります。
クライアントから、「良い仕事をしてくれるフリーランス」だと信用してもらいやすくなりますし、やりたい仕事をゲットしやすくなります。
初めから認定ランサーになろうと焦るのではなく、誠実にクオリティの高い仕事を心がけるなら、いつか認定ランサーになれるでしょう。すぐになれなくても諦めないで!地道にコツコツ頑張りましょう!
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