「クラウドソーシングを退会するにはどうしたら良いの?」
「退会しようと思ったけど、具体的なやり方がわからない」
「退会手続きをしようとしたけど、エラーになった」
この記事を読んでいただいている方は、上記のような疑問をお持ちかと思います。
今回はクラウドソーシングサービスを退会する場合の具体的な方法を説明していきます。
また、退会以外のよくある疑問にも記事内で解説していきます。
ぜひ最後までご覧にください。
クラウドソーシングの退会方法はサイトごとに異なる
クラウドソーシングの退会方法はそのサービスごとに退会画面までの変遷が異なります。
人によっては、退会画面までたどりつけないという方もいらっしゃるかもしれません。
今回は利用者も多い代表的なクラウドソーシングサービスである、「クラウドワークス」と「ランサーズ」の退会方法を解説していきます。
クラウドワークスの場合
クラウドワークスにおける退会手順です。
クラウドワークスの場合には、プロフィール編集の画面内から退会フォームまで移動することができます。
下記に具体的な操作手順を記載します。
2)共通情報の中にある「基本情報編集」をクリックします。
3)ページ内下部にある「退会をご希望する方はこちら」をクリックします。
4)画面の案内に沿って、操作を進めると退会が可能です。
ランサーズの場合
次にランサーズにおける退会方法です。
クラウドワークスと同様に退会までの手順を下記に記載します。
2)サブメニューから「会員情報管理」をクリックします。
3)画面を下にスクロールしていき、「退会を希望される方はこちらをご覧下さい」をクリックします。
4)退会理由を入力し、「退会する」を押します。
クラウドソーシングで退会できない場合の原因
クラウドソーシングでの退会手続きを手順どおりに進めても退会できない場合があります。
原因はいくつか考えられますが、一定の条件下においては退会手続きを取ることができません。
クラウドソーシングサイトによって規定が多少異なることがありますが、退会できない場合の代表的な条件を下記に挙げておきます。
また、退会不可となる条件はクラウドソーシングをメンバーとして活用しているか、クライアントとして活用しているかによっても異なります。
そのため、それぞれ自分の状況と照らし合わせて確認しておきましょう。
メンバーの場合
まずは、メンバーの場合のケースから確認していきます。
クラウドソーシング上におけるメンバーとは、仕事を受ける側の立場でサービスに登録している人のことを指します。
メンバーが退会できない時の条件を下記に記載します。
契約している業務が進行中かつ終了していない
自分が契約している案件が残っている場合には退会手続きを取ることができません。
契約後は業務が進行してしまっているため、クライアント側のサービス内容を保障するためにも、契約中の状態では退会ができない仕様になっています。
契約したこと自体を忘れてしまっている案件がないかも確認しておきましょう。
契約している案件が残っている状態で、退会を行う場合には、進行中の案件の契約を途中解消する必要があります。
クラウドソーシングサービスごとの契約解除手順を確認して、契約中の案件を全て消化したのちに退会手続きを行ってください。
承認を待っているタスクがある
自分から案件に応募し、採用の可否を待っている状態でも退会手続きを行うことができません。
応募期限から一定期間経過すると承認待ちの状態は解消され、その後は退会手続きへと進むことが可能です。
報酬の振込を依頼している
利用しているクラウドソーシングサービスによって異なる可能性はありますが、報酬の振込依頼中の状態は退会手続きを行うことができません。
手続き通りの報酬が振り込まれたことを確認後、退会手続きへと進むようにしましょう。
1、契約中で進行中の案件が残っていないか?
2、応募して承認待ちのタスクがないか?
3、報酬の振込手続きを行っている状態になっていないか?
クライアントの場合
次にクラウドソーシングをクライアント(仕事を発注する側)で利用している人が退会できない場合の条件についてみていきましょう。
クライアントの立場で退会ができない時の条件は下記2つが挙げられます。
募集中の仕事が残っている
自身がユーザーに対して募集している案件が残っている場合には退会することができません。
案件が進行中の場合には、完了するまで対応する必要があります。
また、案件の対応者が決まっていない状態でも、案件の募集を終了させる必要があります。
契約した案件の報酬支払い手続きが完了していない場合
契約済みの案件があり、報酬をまだ支払っていない場合においても退会することができません。
未払いの報酬がある場合には、全て支払いを完了させたのちに退会手続きを行うようにしてください。
1、自分が作業者を募集している案件が残っていないか?
2、契約済みのタスクで報酬をまだ支払っていない案件はないか?
退会のタイミングが違約金の規定に影響するケースがある
クラウドソーシング上ではユーザーとクライアントの直接取引が原則禁止されているケースがあります。
規定に反して直接契約が行われた場合には、違約金が発生してしまいます。
クラウドソーシング業界の中で最大規模を誇るクラウドワークスにおいても下記のように規定されています。
16. 会員又は過去5年以内に会員であった者は、会員又は過去5年以内に会員であった者と、本サービスを利用せずに、直接に本サービスを通じて委託可能な内容に関する業務委託契約を締結すること及びその勧誘をすることを行ってはならないものとします。
引用元:クラウドワークス利用規約
クラウドワークスの規定によると、直接契約が認められない条件は過去5年以内に会員であった者同士だった場合です。
退会のタイミングが違約金の発生の有無に関わるケースもあるため、自分が利用するクラウドソーシングの規約を確認した上で退会手続きを行うことをおすすめします。
クラウドソーシングの退会理由
クラウドソーシングを退会する方に多くみられる退会理由についても解説していきます。
退会を希望する理由は人それぞれです。
ミスマッチによる退会という理由も多くみられるため、自分の退会理由を今一度考えて今後の活動に活かしていきましょう。
主な退会理由
クラウドソーシングを退会する理由はいくつかの事例がありますが、代表的なものを挙げると下記のような内容となります。
クラウドソーシングサービスが自分に合っていない場合
クラウドソーシングを「稼げない」や「案件単価が上がらない」などのマイナス面の理由で退会してしまう人は利用しているサービスが自分に合っていない可能性が考えられます。
現代において、クラウドソーシングは複数の会社にて運営されているため、まだ1社のサービスしか利用していない場合には、別の会社のサービスも利用してみることをおすすめします。
クラウドソーシングのログアウト方法
クラウドソーシングは登録制のサービスになるため、ログインとログアウトが会員ページから行うことができます。
ログアウトは登録しているクラウドソーシングサイトから一時的に離れるだけですので、退会とは全くの別物です。
退会ではなくログアウトのやり方を知りたいという方向けに、参考までに方法を下記に載せておきます。
■クラウドワークスとランサーズのログアウト方法
1)画面上部にあるマイページの画面をクリックします。
2)「ログアウト」ボタンがあるので、そちらをクリックします。
3)クリック後はログアウト状態となります。再度サービスを利用するにはログインが必要です。
クラウドソーシングで名前を変更する方法
利用しているクラウドソーシングで名前を変更したくなった場合には、状況次第で一度退会手続きが必要となります。
変更する名前が「ユーザー名」なのか「表示名」かによって対応が異なります。
ユーザー名と表示名の違い
ユーザー名は自分が登録しているクラウドソーシングにおいて、クラウドソーシング運営側が登録者を管理するために設定されるものです。
表示名はその名の通り、ユーザーがサービスを利用する際にクラウドソーシング内で表示される名前のことです。
登録者同士がクラウドソーシング内で確認できる名前が表示名となります。
ユーザー名を変更するには一度退会が必要になる
ユーザー名を変更する場合においては、一度退会が必要となる場合があります。
退会をすることでこれまでの仕事で積み上げた実績などがリセットされてしまうため、本当に変更の必要があるかを含めてよく考えてから実施するようにしましょう。
下記にユーザー名の変更に関する詳細記事のリンクを載せておきます。
こちらも参考にしてください。
タイプ別にクラウドソーシングサービスを紹介
現在利用しているクラウドソーシングサービスを一度退会して、別のサービスを探しているという方向けに下記タイプ別にクラウドソーシングサイトをご紹介します。
自分に合ったクラウドソーシングを見つける参考にご覧ください。
初心者におすすめ
初心者におすすめするクラウドソーシングは下記2つのサービスです。
それぞれ取り扱いの案件数もとても多く、クラウドソーシングにまだ慣れていないという方でもスムーズに利用できるサイトです。
クラウドワークス
日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
案件売上合計が120億円以上という実績があり、さまざまな仕事内容が掲載されています。
掲載されている仕事内容が複数あるため、外注者を探す際にも便利に利用できます。
クラウドソーシングサービスの中では利用者がトップクラスなので、初心者の利用でも使いやすい仕様になっています。
ランサーズ
次にクラウドワークスと並んで有名なのが、「ランサーズ」です。
案件数も豊富に出ていて、幅広い年齢層の方が利用しているクラウドソーシングサービスです。
ランサーズ内には認定ランサーと呼ばれる作業者の仕事実績に基づく格付け制度も存在するため、しっかりと仕事に取り組む意欲の高い作業者を生み出すつくりとなっています。
主婦におすすめ
次に主婦の方でクラウドソーシング上で仕事をしたいという方向けにおすすめのサービスです。
主婦の方で活躍する人が多数いるクラウドソーシングですので、安心して利用できます。
シュフティ
サイト名のとおり、主婦が在宅でクラウドソーシングを利用することをコンセプトにしています。
人によりますが、主婦として平日でも自宅で作業を行える環境の人が多いため、まとまった時間を確保して依頼した仕事に対応してくれる傾向があります。
信頼のできる作業者を見つけられれば、長期的に仕事を依頼することも可能です。
専門的なスキルに自信のある方におすすめ
最後にご紹介するのが、専門性を他人よりも高めてスキル力で仕事を獲得していきたいという方向けにおすすめのサービスです。
これまで紹介してきたクラウドソーシングと異なる点は、仕事を自ら応募するのではなく、相手からの発注を待つスタイルという部分です。
ココナラ
「ココナラ」は自分のスキルやできる仕事内容を登録しておいて、発注者サイドからの受注を待つ形式が基本です。
仕事を受けるタイミングのコントロールは難しいですが、オファーがあった場合には仕事に直結するので、そういった活用方法を前提に登録しておくことをおすすめするサービスです。
まとめ:正しい退会方法と自分に合ったクラウドソーシングサービスを活用しましょう
今回はクラウドソーシングの退会方法を中心にお伝えしてきました。
記事の内容を下記に整理します。
2、退会とログアウトは別扱い。ユーザー名の変更には退会が必要。ただしデータがリセットされる!
3、退会の理由によっては自分に合った別のクラウドソーシングを探す形がおすすめ!
クラウドソーシングはたくさんのサービスが展開されています。
自分の納得のいく環境で仕事が進められるよう、ぜひさまざまなサービスのことを知っておきましょう。
本記事が少しでも参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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