「クラウドワークスにおける個人と法人の違いって何?」
「クラウドワークスでの個人と法人を見分ける方法は?」
「クラウドワークスでは個人と法人、どっちと仕事をした方がいい?」
といったお悩みを抱えていませんか?
個人でも法人でも、クラウドワークスを利用することは可能です。
仕事をするなら、どちらがいいのだろうかと考えるのも無理はありません。
当記事では
- クラウドワークスは個人と法人どちらでも利用可能
- クラウドワークスの個人と法人の違いは?
- クラウドワークスに法人として登録する方法を解説
といった内容を徹底解説していきます。
クラウドワークスの『個人」と「法人」の違いにお悩みの方には、ぜひおすすめです。
メンバー向けの内容は「目次9」からの内容を参考にしてください。
クラウドワークスは個人と法人どちらでも利用可能
クラウドワークスでは個人でも法人でも利用ができます。
個人的に仕事を発注する事もできますし、企業が仕事を発注する事が可能なのです。
まず個人と法人のアカウントについて、それぞれに分けて詳しく解説します。
- クラウドワークスにおける法人アカウントとは
- クラウドワークスにおける個人アカウントとは
クラウドワークスにおける法人アカウントとは
クラウドワークスにおける法人アカウントとは、企業がクライアントとして登録すること。
2019年10月までは法人登録をすると、複数のアカウントで発注している案件の管理や使用金額などを共有できるようになっていました。
現在では新たにそのサービスを利用する事はできませんが、法人アカウントとして登録をする事ができます。
法人として登録する場合には会員登録の画面で、個人か法人かを選ぶ箇所で法人を選ぶだけです。
内容と情報が充実していれば法人アカウントの方が、受注者に対して好印象を与える可能性があります。
クラウドワークスにおける個人アカウントとは
反対に「個人アカウント」は企業に所属せず、個人で登録しているアカウントのこと。
クラウドワークスでは個人アカウントとして登録しているクライアントも少なくありません。
個人で依頼している場合や、中小企業などは個人アカウントとして登録している人が多いようです。
個人アカウントとの契約はトラブルが起きやすいイメージを持つワーカーも。
クラウドワークスの個人と法人の違いは?
上記で見たように、クラウドワークスの「個人」と「法人」の違いは、登録しているのが個人か企業かという点です。
法人として登録する為に必要な書類などは特にありません。
そのため、誰でも法人としてクラウドワークスで登録ができます。
たとえば1人社長だけの企業であっても、法人として登録ができるのです。
クラウドワークスに法人として登録する方法を解説
実際にクラウドワークスで登録する時に、法人アカウントとして登録する方法を解説します。
個人でも法人でもクラウドワークスのアカウントでは、信用値を上げる為に本人確認の手続きがあります。
必須の手続きではありませんが、法人の場合は特に本人確認をしていると信用につながるので参考にしてください。
本人確認をする事で法人登録をしたメリットを生かせます。
提出する書類には「登記簿謄本」が必要です。
「登記簿謄本」は事業所として申請すると取得ができる書類で、個人事業主でも申請していれば取得できます。
また、レンタルオフィスを借りて運営している場合でも、免許証などで手続きを進める事が可能です。
クラウドワークスに個人として登録する方法を解説
クラウドワークスに個人として登録する方法も見ていきましょう。
個人でアカウント登録をする時にも、本人確認をしておくとクライアントとしての信頼感が増します。
法人と同じで必須の手続きではありませんが、クラウドワークスでクライアントとして活動する時は本人確認の手続きをしておきましょう。
本人確認をしておくと、仕事を発注した時の受注数に違いが出ます。
本人確認をするための手順などは、法人の場合と同じです。
個人の場合は登記簿謄本はないので、以下の書類で手続きを行います。
- パスポート ※2020年2月4日以降に発行されたものは対象外
- 運転免許証
- 健康保険証+住民票
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
手続きの操作自体も難しくはないので、受注数を増やす為にもあらかじめ本人確認の手続きはしておきましょう。
また、下記の書類では本人確認の手続きはできないので注意が必要です。
- 在留カード
- 2020年2月4日以降発行のパスポート(住所の確認ができないため)
- 仮免許証
- マイナンバーカード または マイナンバー記載の書類
- 海外発行の本人確認書類
本人確認を行う場合には、スキャンした画像を添付して申請する必要があります。
本人確認の手続き完了日数は、申請内容に不備がなければ5営業日程度です。
内容に不備があった場合は、申請が却下された事が通知されるので内容を見直して再度申請しましょう。
法人でクラウドワークスに登録した場合の源泉徴収について
クラウドワークスでは報酬を得た分を、確定申告の際に申告しなければなりません。
法人アカウントを登録して、仕事を発注して報酬を支払う場合は「源泉徴収」を忘れずに行いましょう。
源泉徴収とは確定申告をすべき金額を、源泉徴収分として報酬から天引きするものです。
本来は法人の場合必ず必要なものですが、源泉徴収を行なっていない法人アカウントもあります。
法人向けサービスのクラウドワークスエンタープライズについて
クラウドワークスが法人向けに行なっているサービスに「クラウドワークスエンタープライズ」というものがあります。
データ収集やテストライティング、全国のフィールドワークなどを請け負ってくれるサービスです。
工程が複雑で手間のかかる案件などを依頼する事が可能で、法人アカウントの手助けをしてくれます。
法人がクラウドワークスを利用するメリット
法人がクラウドワークスを利用するメリットは以下の3点です。
- 人件費の削減ができる
- 必要な時に必要なだけ利用できる
- 自社にないスキルを取り入れられる
上記の内容について詳しく解説します。
人件費の削減ができる
まずは「人件費の削減ができる」という点です。
社内で一定のスキルをもつ人物を採用したり、育成する場合コストがかかります。
それによって結果的にはクラウドワークスを利用することで、人件費の削減ができるでしょう。
必要な時に必要なだけ利用できる
次に「必要な時に必要なだけ利用できる」というメリットも。
新しい業務やシステムを構築する場合、一定期間だけスキルのある人物が必要になることがあります。
会社の運営上限られている資金を、本当に必要な箇所にピンポイントで使えるので無駄を減らすことができます。
自社にないスキルを取り入れられる
最後のメリットは「自社にないスキルを取り入れられる」という点です。
クラウドワークスには多くの専門的な知識や技術を持ったメンバーがいるので、自社にない事を簡単に取り入れることができます。
そんな時にクラウドワークスで必要なスキルを一時的に取り入れることで、効率的に運営することができます。
法人がクラウドワークスを利用する時の注意点
法人がクラウドワークスを利用する際は、下記のポイントに気を付けましょう。
- 社内ノウハウの積み上げもしていく
- 依頼案件の管理をきちんと行う
社内ノウハウの積み上げもしていく
まずは「社内ノウハウの積み上げもしていく」ことが大切です。
クラウドワークスに限ったことではありませんが、外部委託で業務を進めていくとそのノウハウや内容は外部に依存することに。
社内にノウハウを積み上げる事にはならないので、会社自体の成長には繋がりません。
専門的な知識や技術を自社で管理できるようになるにはコストと時間がかかりますが、ノウハウを手に入れると会社の強みにもなります。
依頼案件の管理をきちんと行う
「依頼案件の管理をきちんと行う」ことも忘れないようにしましょう。
依頼した案件の概要を正確にわかりやすく伝えることも大切です。
また、受注者とのやり取りをする人員を確保できるように、事前の準備も行いましょう。
社内システムの構築などの長期的な案件については、進捗の管理やある程度の専門知識も必要なので人員と資金が必要になります。
【メンバー向け】クライアントが法人か個人かを見分ける方法
クラウドワークスのメンバー向けに、クライアントが個人と法人のどちらか見分ける方法をご紹介します。
見分けるためにまずはプロフィール欄を確認しましょう。
法人の場合は名前の欄が会社名になっていることがほとんどです。
また、個人と法人という明記されている箇所はないので、メッセージで連絡をして確認するのが一番確実でしょう。
企業名で活動している場合でも、社長だけの会社という可能性もあります。
もしどうしても法人のクライアントと契約したい場合は、会社名を聞いてどのような会社かを調べましょう。
信頼したクライアントと契約したい場合は、本人確認が済んでいるアカウントと契約するのがおすすめです。
【メンバー向け】クライアントが本人確認済みかを確認する
クライアントが本人確認済みかどうかは、プロフィール欄で確認ができます。
アカウントのプロフィール画面の左部に上記のような欄があるので、そこで確認しましょう。
この本人確認が「済」となっていれば、本人確認は完了しています。
完了していない場合は「未」という表示が。
「済」になっているクライアントを選んだ方が、安心して仕事ができるでしょう。
クラウドワークスの評判は悪い?
クラウドワークスの評判を調べると、ネット上では悪い評判が多いです。
主に下記のような悪評が目立ちます。
案件を選ぶ際に、明らかに単価が安い案件は避けましょう。
クラウドワークスでは多くの案件を取り扱っていますが、実際に条件の悪い案件も多数あります。
また、報酬を確実に支払ってもらうためにも仮払い処理が完了するまで、業務は開始せずに待ちましょう。
仮払いが済んでいない状態で業務を進めると、報酬の未払いトラブルに繋がります。
まとめ
クラウドワークスでは「個人」「法人」どちらでもアカウント登録ができます。
細かな指定はないので、偽って登録することも可能。
たとえ「法人」となっていても、実際に企業がクライアントかどうかは分かりません。
なかには悪い評判もあるクラウドワークス。
しかし、実際には良いクライアントも大勢います。
自分に合ったクライアントを見つけることで、お互いに信頼し合ってよい関係が築けるでしょう。
失敗しないためにも、よく調べてから契約することをおすすめします。
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