「クラウドワークスの検収って何?」
「クラウドワークスの検収がいつまで経っても終わらないけどどうすれば良い?」
「クラウドワークスの検収を一発で通過する方法は?」
といったお悩みを抱えていませんか?
クラウドワークスで仕事をしていると、必ず「検収」という言葉が出てきます。
普段あまり使わない言葉なので、意味が分からず困っている方も多いのではないでしょうか?
当記事では
- クラウドワークスの検収とは一体何のこと?
- クラウドワークスの検収がいつまで経ってもされないのはなぜ?
- クラウドワークスの検収を一発で通過する方法
といった内容を徹底解説していきます。
クラウドワークスでの『検収』について、お悩みの方はぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただければ、クラウドワークスの検収にまつわるトラブル解決方法がきっと分かるはずです。
クラウドワークスの検収とは何のこと?
クラウドワークスの『検収』とは、プロジェクト形式の業務を契約後、仕事をしたのちの成果物を提出した際に必要な作業のこと。
受注者が納品した業務の成果物が、発注通りかをチェックしてから受け取ることを指します。
クラウドワークスでは合格・不合格があり、不合格の場合は修正してから再度納品しなければなりません。
以下の内容で詳しく説明していきます。
- 業務の流れ
- 【受注者向け】検収依頼=納品処理
- 【発注者向け】検収の方法
それぞれの内容を具体的に見ていきましょう。
業務の流れ
基本的に、プロジェクト形式の案件を受注した後は、以下のような流れで契約が進んでいきます。
まず契約の条件が提示され、お互いが了承後、仮払い(エスクロー)という作業が必要です。
これは発注者が報酬逃れをしないために、業務前に報酬額を一度払っておかなければならない、という制度のこと。
仮払い完了後、受注者の方は業務を開始します。
納期がある場合はそれに間に合うようにすすめていきましょう。
いざ業務が無事完了後、クラウドワークスの画面で納品処理をします。
納品と同時に、発注者側に検収をするように指示がいくので、検収が終わるまで待ちます。
発注者によって即日対応してくださる方や、翌営業日になる方、数日かかる方などさまざまです。
【受注者向け】検収依頼=納品処理
(画像引用:クラウドワークス 納品画面)
上記で説明したように、受注者の方が納品ボタンを押すと自動的に発注者側に検収が依頼されるシステムです。
特に検収依頼の作業があるわけではないので、安心してください。
しかし、業務が完了したのに納品ボタンを押していない場合は気づいてもらえないので、忘れずに押すようにしましょう。
納品ボタンを押す際に
など一言添えておくと印象も良くなるはずです。
【発注者向け】検収の方法
(画像引用:クラウドワークス 検収待ち画面)
受注者が業務終了後納品ボタンを押すと同時に、発注者にも検収の通知が届きます。
検収の通知がきたらなるべく早く成果物を確認し、返答するようにしましょう。
また、もし成果物を修正して欲しい場合や、成果物が基準に満たない場合は「修正依頼「検収不合格)」にすることが可能です。
特に問題がない場合はそのまま検収合格にしましょう。
仮払いで支払っていた報酬が自動的に受注者に支払われます。
クラウドワークスの検収がいつまで経ってもされないのはなぜ?
納品手続きをしたにもかかわらず、クライアント側に検収されないと不安になることでしょう。
納品から数日経っても検収されず、連絡がない場合はいくつかの理由が考えられます。
- 発注者が忙しく、メッセージを確認できていない
- 納品ボタンを押し忘れている
- 今現在検収中
- 発注者がわざと放置している
単純に発注者が多忙で、確認する時間がない場合もあるでしょう。
しかし、クラウドワークスの利用規約には以下のように記されています。
第9条 固定報酬制による取引
(3) 本取引の内容として、メンバーがクライアントに対し成果物を納品することを合意内容とした場合、メンバーは当該成果物を定められた期限までにクライアントに納品するものとし、クライアントは納品された成果物を検収し、メンバーに対して検収結果(合格・不合格)を通知する義務を負うものとします。成果物の納品後、1週間以内に、クライアントが検収結果を合理的な理由なく報告しない場合、当該成果物の検収の結果は、クライアントによって合格とされたものとみなします。
つまり受注者が成果物を納品した後、発注者はそれを1週間以内に検収する義務がある、ということです。
また、自分自身が納品ボタンを押し忘れていないかも確認してください。
ボタンを押したと思っていたら忘れていた、ということはたまに起こり得ます。
その場合の対処法についても以下で解説していくので、是非参考にしてみてください。
1週間放置されたら自動で検収される?
上記の利用規約内には「1週間以内に検収することが義務である」と書かれていましたが、その1週間が経過した場合はどうなるのでしょうか?
結論から申し上げると、何も起こりません。
検収がされない場合は自動的に検収がされる、などの情報が流れていますが、それはデマなので注意しましょう。
ただし、以下の方法で運営に対処を依頼することは可能です。
- 納品から3日後、連絡を催促
- 納品から1週間経っても連絡がなければクラウドワークス運営に相談(問い合わせフォームから)
- 運営から発注者に検収をするよう連絡が入る
- 発注者がそれに気づいた場合は発注者自身が検収する、それでも連絡がない場合は運営が検収する
また②の運営に問い合わせる段階で、メッセージのスクショを添付することを忘れないようにしてください。
受注者が催促しているのにも関わらず連絡が取れていないと判明した場合、運営が発注者に直接連絡をしてくれます。
それでも連絡がない場合や、検収をすると言ったのにしない場合は運営が検収をしてくれるので、報酬が支払われない心配はありません。
発注者が音信不通になってしまった時の対処法は?
発注者が音信不通になってしまった場合も、上記の手順通りに対処してください。
問合せフォームに掲載する内容としては、以下のような文面がおすすめです。
お世話になっております。
○○様との「○○」という契約の成果物納品から1週間が経過しましたが、発注者と一切連絡が取れず困っております。
運営の方から発注者の方に直接ご連絡いただくなどの対処をとっていただけると幸いです。
+納品ボタンを押してあることを証明するスクショ
+検収を依頼する文面(1週間前)から下のメッセージ(何度も返信を催促していることがわかる)のスクショ
ただ単に忙しい場合や、長期連休に入っている場合も考えられますが、やはり1週間近く音沙汰がないと不安になってしまいますよね。
上記のような文面とスクショを送付すれば、運営がしかるべき対処をとってくれるので安心してください。
クラウドワークスの検収を一発で通過する方法
納品後、何らかの理由で検収不合格になってしまうこともあります。
ライティングの案件であれば「執筆ルールに沿っていない」や「誤字脱字がある」などが理由でしょう。
その際は、発注者に修正すべき点を聞いてすぐに修正しましょう。
また、次から同じミスをしないようにメモしておくことも大切です。
検収時のトラブルについて
- 何度も不合格にされる場合は?
- 検収不合格のため契約途中終了リクエストをされた場合は?
といった内容を解説していきます。
何度も不合格にされる場合は?
何度も繰り返し不合格にされる場合は、下記のの二択が考えられます。
- 修正が足りていない
- 悪質な発注者である
前者の場合は、修正がきちんとできていないことを謝罪後、修正点をもっと詳しく教えてもらうようお願いしましょう。
自分の理解を深めるために「○○ということで間違い無いですか?」と逐一確認することも重要です。
どれだけ真剣に修正を重ねても何度も不合格にされる場合は、悪質な発注者に特に理由もなく不合格にされている可能性があります。
ライティングの案件などであれば、自分が執筆したその記事が投稿されているかを確認しましょう。
検収不合格のため契約途中終了リクエストをされた場合は?
仮払い後に業務をしてもらい「検収の際に不合格だったから」という理由で契約を途中で破棄することは認められていません。
報酬が発生しないテストライティングなどは規約違反になっているので、成果物を納品してもらった以上、報酬を支払う義務があります。
その為、契約途中終了リクエストには合意せず「修正はきちんとするから報酬はしっかりと支払ってほしい」という旨を伝えてください。
それでも支払いを拒否された場合は運営に相談しましょう。
しかし、募集文面に「テストライティングに不合格になった場合は報酬をお支払いしません」などと書いてある場合はその限りではありません。
受注者は募集文面を熟読し、同意した上で契約をしているとみなされているので、無報酬で契約を終了されたとしても文句は言えないのです。
クラウドワークスの検収トラブルに遭わないようにする方法はある?
上記で説明したような検収トラブルに見舞われないようにするためには、以下の2点を意識することが大切です。
- 契約時に納品から検収、支払いまでのフローを聞く
- 発注者の見極め方を知る
それぞれ詳しく解説していきます。
契約時に納品から検収、支払いまでのフローを聞く
先述したように、何か疑問点や不明点があれば「契約前」に聞くことが鉄則です。
もし「不合格の際は契約途中終了になる」と言われた場合は契約するのはやめておく方が賢明です。
また、その際に「不合格でも報酬は発生するのでご安心ください」と言われた場合はスクショをとっておきましょう。
発注者の見極め方を知る
そしてトラブルを回避する為に一番大切なのは「発注者の見極め方を知っておく」ということです。
悪質なクライアントは納品後わざと連絡をせず放置したり、何度も不合格にして報酬未払いのまま辞退させようとします。
案件に応募・受注する時は、以下のポイントを確認してください。
受注実績が0ということは「まだクラウドワークスで業務を依頼したことがない」という証拠です。
もちろん登録したばかりであれば仕方ないことですが、詐欺目的で登録している可能性も考えられます。
プロフィールがしっかりと書かれており、本人確認書類も提出されている場合は信用して良いでしょう。
また、評価が4.5以下だったり、受注者からの口コミが悪い場合は注意が必要です。
「無報酬でテストライティングをさせられた」や「連絡が遅い」などと書かれている場合はやめておきましょう。
クラウドワークスで検収されない!悪質な発注者に当たった場合の対処法!
残念ながら、発注者の音信不通や何度も検収不合格にされているが故に、自ら契約を辞退する受注者が多いのが現状です。
確かに、こちらがどれだけ連絡を取ろうと試みても返信がなかったり、真剣に修正しているのに理不尽に不合格にされ続けたら嫌になってしまいますよね。
しかし、そこで諦めてしまっては発注者の思い通りです。
まず、頻繁に連絡を催促することはとても重要です。
単純に忙しい発注者の場合は少し申し訳ない気持ちもしますが、故意で無視している場合は鬱陶しいほどに連絡をしてしまっても構いません。
また、運営に報告しても取り合ってもらえない場合は、消費者センターや、全国中小企業振興機関協会などに相談するのも一つの手です。
他にも都道府県庁の労働相談や、紛争解決のための仲介サービスなども存在するので、是非活用してトラブル解決を目指してください。
まとめ
クラウドワークスの検収は、業務の成果物納品後に必要な作業のことです。
検収後、発注者と連絡が取れない場合や、何度も不合格にされてしまう場合は上記で紹介した手順をもとに対処してください。
検収時にトラブルに遭遇しない為には、発注者の見極め方法を知っておくことが何よりも大切です。
クラウドワークスで楽しくお仕事を進めていく為にも、必ず覚えておきましょう。
お互いに信頼関係を築き、気持ちよく仕事をしたいですよね。
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